熊野古道 小辺路＋高野参詣道 大峰道

2020年07月23日(木) 〜 2020年07月26日(日)

• GPS: 78:05
• 距離: 89.4km
• 登り: 5,636m
• 下り: 5,996m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:31
• 休憩: 0:02
• 合計: 5:33

10:06 小代下バス停
14:36 14:38 天狗木峠
15:39 高野山

2日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 1:24
• 合計: 9:14

5:37 高野山
5:53 5:55 千手院橋
6:12 6:16 大滝口女人堂跡
6:48 6:48 薄峠
7:42 8:03 大滝集落東屋
9:19 9:21 水ヶ峰分岐
9:58 10:18 東屋
11:47 12:07 大股登山口
12:54 13:08 萱小屋
14:09 14:10 桧峠
14:51 伯母子峠

3日目

• 山行: 10:16
• 休憩: 0:41
• 合計: 10:57

5:47 伯母子峠
6:03 6:06 伯母子岳
6:53 6:56 上西旅籠跡
9:01 9:06 三田谷バス停
9:22 9:30 三浦口バス停
11:47 12:01 三浦峠
14:23 14:24 西中バス停
14:27 14:27 西中の公衆電話
14:46 14:53 河合神社
16:13 16:13 十津川温泉 昴の郷
16:44 十津川温泉

4日目

• 山行: 6:59
• 休憩: 0:44
• 合計: 7:43

8:29 十津川温泉
8:59 9:05 果無登山口
9:30 9:40 果無集落
11:01 11:16 観音堂
11:47 11:53 果無峠
13:20 13:20 七色分岐
14:11 14:11 八木尾バス停
15:17 15:20 三軒茶屋跡
15:59 16:03 熊野本宮大社
16:12 熊野本宮大社鳥居前

1日目:奈良交通バス・小代下バス停⇒高野山
2日目:高野山⇒伯母子峠
3日目:伯母子峠⇒十津川温泉
4日目:十津川温泉⇒熊野本宮大社

天候

曇時々小雨・曇・曇時々雨・雨

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

熊野本宮大社前の駐車場に自家用車を駐車。
奈良交通バス八木新宮線・大和八木駅行き:本宮大社前バス停⇒小代下バス停...高野七口 大峰道⇒高野山

コース状況／危険箇所等

7月20日に「伯母子峠」と「上西家跡」北側の間で古道の崩落が発生したため、7月22日より尾根筋の迂回路を通ることになっています。(以前と同じ箇所の崩落か？)
迂回路は踏み跡がしっかりあり、目印の蛍光ピンクのテープがたくさんうたれているので迷う心配はありませんが、本道は今のところ復旧未定です。また伯母子峠の水場も利用できません。
https://www.vill.totsukawa.lg.jp/images/blog/1595303645/1595303645_1.pdf

その他周辺情報

宿泊施設
高野山:宿坊、ゲストハウス多数あり
大股　:民宿かわらび荘・ホテルのせ川
三浦口:農家民宿山本・農家民宿政所
十津川温泉:民宿やまとや・行者民宿太陽の湯・民宿松乃家・平谷荘・ホテル昴他多数

写真

7/23 10:11

一日目。和歌山県街道マップシリーズ"高野七口"は事前に手に入れておきました。

7/23 10:07

奈良交通バス・小代下バス停から大峰道スタート。白い鉄橋を渡って、

7/23 10:12

左手にある細い地道に入り、階段を上ります。

7/23 10:16

5分もしないうちに車道に出るので、中原方面へ直進します。

7/23 10:28

車道を離れ、正面の細い山道に入ります。(右の広い地道は林業作業道です)

7/23 10:42

15分程で中原の車道に出ます。

7/23 10:46

人がほとんどすんでいなさそうな集落です。廃屋の玄関先にSUBARU 360が。正面の赤い屋根は安楽寺。覗いても誰もいませんでした。

7/23 10:52

車道を下って、県道53号線に入ります。以降一部の地道区間を除いて、高野山の桜峠までこの県道を歩きました。

7/23 11:14

天狗木峠まで奈良県野迫川村内を行きます。

7/23 11:35

今井の集落全景。

7/23 11:39

集落内に入ってから"大峰道"の道標がありました。

7/23 11:40

道標横の木階段を進むようです。

7/23 11:42

古道の雰囲気のある家の間を抜けていき、

7/23 11:49

再び県道と合流。

7/23 12:11

県道沿いにある野迫川村案内板付近から右手の道に入り、野川弁財天に寄り道します。

7/23 12:15

野川弁財天。雰囲気バツグンのお社でした。ここからパラパラ雨か降りだしてきてしまった...。

7/23 12:21

雨が降っていてもスタンプ押印は忘れません。県道側にある高野豆腐伝承館(！)敷地内にスタンプ台がありました。

7/23 12:22

今回はコレ、高野七口押印帳です。この中には明日の小辺路分の押印ページもあります。

7/23 12:30

あら、昭和食堂が開いてるわ〜どないしましょ...ウロウロしてたら女将さんが出てこられて、小辺路のルート崩落があることを教えてくれました。

7/23 12:44

で、話してたらやっぱりお昼を食べようっ、ということで注文したのはワサビ丼定食。野迫川村産の生わさびをおろして、ご飯にのっけていただくという名物丼。生わさびと手作りお惣菜がとっても美味しい定食でした！

7/23 13:21

古民家をリノベーションしたカフェほうぼう。最近出来たばかりとのことで入ってみたかったのですが、残念ながらこの日はお休みでした。

7/23 13:26

廃屋の前に...ダイハツのミゼットかな？風景に溶け込んでます。

7/23 13:27

県道沿いの岩倉稲荷大明神に参拝。野迫川は家も神社も味がありすぎるわ〜

7/23 13:36

分岐。直進は高野山方面への車道。大峰道の山道は左手の野迫川村役場方面へ進路をとります。

7/23 13:46

途中の分岐。ここは右の車道へ。道なりに進み、

7/23 13:52

"高野大峯歴史街道"と刻まれた立派な石柱が目印の山道に入ります。

7/23 14:36

途中で10分程の休憩をはさみ、約35分で再び県道53号に合流。

7/23 14:38

すぐに天狗木峠到着。ここは高野山方向に進みます。

7/23 14:43

危なっかしいところに立っているお地蔵さん。

7/23 15:39

桜峠も過ぎ、高野山・奥の院中の橋入口に到着。

7/23 15:42

まずはこの日のお宿、"高野山ゲストハウスKOKUU"にチェックイン。オーナーがおっしゃっていましたが、満杯にするとどうなるか予測不可能との判断で、定員の半分のみ予約を受け付けたそう。泊まる側としては安心ですけどね...。

7/23 15:59

隠し部屋みたい〜な私の寝床。ここのドミトリーに一度泊まってみたかったんだよね〜♪

7/23 15:59

小さいゲストハウスだけど、必要なものがコンパクトに詰まっている間取り。内装も白で統一してあってお洒落〜(ストーブ出しっぱなしだけど高野山の夏は短いので仕舞わないのねw)

7/23 16:18

ゲストハウスは奥之院のすぐ近くなので、荷物を置いて早速参拝に行きました。

7/23 16:26

護摩堂。ここに"奥之院"のスタンプが置いてあります。

7/23 16:27

御廟橋を渡って弘法大師御廟へ。この橋以降は撮影禁止です。参拝を終え、今日の行程は終了。

7/24 5:37

二日目。ここから歩いて小辺路の入口まで行こうとしましたが、丁度中の橋バス停に高野山駅行きのバスが到着したので、ワープ。

7/24 5:53

ワープして千手院バス停に到着。この辺りは高野山で一番賑やかなところですが、まだ6時前なので静か...と思いきや朝のお勤めの前の梵鐘があちこちから聞こえてきました。

7/24 5:54

河内屋商店ととらや薬局の間の道に入ります。

7/24 5:56

河内屋商店の横に小辺路の入口碑があります。

7/24 5:58

左角にたばこ屋がある交差点に出ますが、直進します。

7/24 6:01

金剛三昧院の入口前を右折。キツい舗装路の坂道をのぼっていくと、

7/24 6:12

ろくろ峠に到着。このろくろ峠が小辺路の起点となります。昔はここに大滝口女人堂があったそうです。暫くは女人道と重複区間を歩きます。

7/24 6:14

で、スタンプ、スタンプ忘れずにぃ押してぇ。

7/24 6:22

途中の分岐。

7/24 6:22

道標があります。円通律寺方向に進みます。

7/24 6:26

女人道との分岐。女人道とはここでお別れです。

7/24 6:50

薄峠に到着。ここから大滝集落入口まで山道です。

7/24 6:53

こんな感じの植林の森の中を歩きます。

7/24 7:10

丁石地蔵さん。

7/24 7:20

ここから舗装路を歩きます。

7/24 7:25

赤い鉄橋を渡って、

7/24 7:34

急な坂道を上って、車道に出ます。車道に出たら右折。

7/24 7:43

大滝集落の車道から東屋・トイレのある広場に入ります。
ここにザックをデポして車道に戻り、水を汲みに行きました。

7/24 7:51

車道を50m直進すると、葵の井戸があります。冷たくて美味しい水。2.5リットル汲みました。

7/24 7:58

『にゃんだおまえ？』

7/24 8:08

休憩後広場を後にしました。

7/24 8:37

今日一番の危険箇所、高野龍神スカイラインに突入です。

7/24 8:43

歩道は無いので、バイクや車に注意しながら歩きます。特にバイクには要注意。すごい勢いで突っ込んでくるから危ないのです。

7/24 9:02

スカイラインを1.7km歩いたら水ヶ峰入口に到着します。鳥居は立里荒神社(高野山の奥社)の遥拝所です。

7/24 9:25

入口から15分程で水ヶ峰集落跡に到着しました。

7/24 9:29

集落跡の道標地蔵さん。左くまの　右かうや　の文字と思われます。　

7/24 9:41

林道タイノ原線に合流です。足元の黄色は?

7/24 9:41

デンジャー！野迫川村って熊が出るんですよね...。もちろんクマ鈴は装着済みです。

7/24 9:57

林道沿いの東屋でおやつ休憩。トイレは無いけれど、気持ちの良い場所です。

7/24 10:38

山道区間へ入ります。

7/24 10:45

すぐ林道と合流だった...。

7/24 10:51

今度はちょっと長そうな山道。

7/24 10:51

道分け地蔵さん。右　くまのみち　の文字

7/24 10:52

道分け地蔵さんは上段の道上にありましたが、下段の道に行くようです。

7/24 11:06

途中のこのお方も道標地蔵さんでした。

7/24 11:16

7/24 11:19

また林道に合流して、

7/24 11:23

再び左手の山道に入ります(中央の階段へは行かない)。

7/24 11:24

この道です。道標もあるので間違えないと思います。

7/24 11:27

大股のオートキャンプ場が見えてきました。

7/24 11:45

大股の車道に出ます。

7/24 11:47

大股のトイレ前、伯母子岳登山口に到着です。自販機があるのは有難いですね。ここでお昼休憩にしました。で、トイレの所にスタンプがあるので忘れず押印。

7/24 12:11

休憩後、集落を抜けて今日最後の登りに入ります。

7/24 13:08

あーしんど。萱小屋に到着しましたが、蒸し暑さと急登ですでにヘロヘロです。

7/24 12:57

萱小屋内部。お一人様専用かな。この小屋は個人所有のようですね。

7/24 13:04

小屋外の右手に水が出ているパイプがありましたが、飲めるかどうかは不明です。

7/24 13:29

勾配が緩くなった道を進み、

7/24 13:50

7/24 13:57

桧峠に到着。

7/24 14:07

どんどん空が暗くなってきましたが、広葉樹の森なので緑が明るいです。

7/24 14:33

伯母子岳と伯母子峠(避難小屋方面)とスカイラインの分岐です。山頂に寄っていては雨に降られそうだったので、伯母子峠へ急ぎました。

7/24 14:51

伯母子峠(避難小屋)到着。着いてすぐに雨が降り出して、濡れずに済んだのはラッキーでした。小屋は貸切だとおもいきや後から若いお兄さんがきました。8時45分頃、高野山を出たそうです。

7/24 15:04

ものすごく強力に通行止めされていた道。この先に水場(残っていれば...)がありますが、本道が崩落しているため記念撮影のみです。今日はここまで。

7/25 5:49

三日目。今日は三浦峠越え。強くはないですが雨が降っています。同宿のお兄さんはすでに出発。今日中に本宮まで頑張って行くそうです。若いっていいねぇ〜

7/25 6:05

伯母子岳の山頂へ寄り道したものの、やっぱり真っ白でした。

5/6 12:34

5年前の写真。晴れてたらこんな感じ。

7/25 6:07

迂回路の分岐に戻り直進します。

7/25 6:11

途中、立ち入り禁止の黄色テープがでてきますが、ピンクのテープを追っていけば問題ナシ。

7/25 6:33

白いヒモが巻かれた木の所が、本道との合流地点です。

7/25 6:43

まだ霧雨なので空が明るく、緑が綺麗でした。

7/25 6:47

別の崩落跡。今は通れますが、

7/25 6:49

"本道が通れない場合は迂回路をご利用下さい"って。迂回路はドコ？

7/25 6:53

旅籠　上西屋跡。この山中で経営が成り立っていたということは利用者がそれなりにいた、その事実に驚かされるわ〜。昭和の初めまでは住んでおられたらしい。

7/25 6:53

旅籠で使われていたであろう割れた陶器の数々。

7/25 6:55

説明板。

7/25 7:07

大峯と同じく小辺路もこの石柱道標なのは、奈良県熊野古道の統一デザインってことでOK？

7/25 7:34

水ヶ元茶屋跡。この付近の木の根元から水が出ているそうですが、土砂降りになってきたので確認せず。

7/25 7:34

祠の中には弘法大師座像。

7/25 7:34

説明板。

7/25 8:18

恐怖の濡れた石畳の下り区間がやってまいりました...。スリップしまくるのでホント勘弁してっ。

7/25 8:24

待平。その昔、一件の家があったそうな。

7/25 8:24

説明板。

7/25 8:31

道標お地蔵さん。

7/25 8:52

三田谷近くにも道標地蔵さん。左　せの原？　右　かうや　の文字。

7/25 8:55

赤い鉄橋。無事に三田谷の集落に出れましたが、全身ずぶ濡れです。

7/25 8:59

三田谷のバス停。

7/25 9:02

公衆電話が設置された建物の横に、

7/25 9:07

三田谷の公衆トイレがあります。管理されていてとても綺麗なトイレでした。

7/25 9:21

三浦口。ここから4.5kmで三浦峠です。

7/25 9:23

舟戸橋付近にある三浦の湧水。小辺路の伯母子岳以南は本当に水に困ることはありません。大量に持ち歩かなくてもそこそこの距離で水場があります。

7/25 9:31

舟戸橋を渡ります。

7/25 9:35

橋を渡って左折して、三浦峠に向かいます。

7/25 9:42

ポツンと一軒家。

7/25 9:45

ツルツル滑る石畳でした。登りで助かりましたが。

7/25 9:49

今は無人の民家の脇を通ります。

7/25 10:15

吉村家跡の防風林。樹齢約500年の杉が何本もあって壮観です。

7/25 10:16

防風林の説明。

7/25 10:47

右手に二十五丁石

7/25 11:01

三十丁の水場。

7/25 11:02

タバダバ出ています。

7/25 11:12

さっきの水場から少し進んで三十丁道標があります。

7/25 11:39

以前崩れた所は足元要注意です。

7/25 11:49

三浦峠付近からの眺め。

7/25 12:00

三浦峠到着。湿度が高くてしんどかったわ〜。

7/25 11:54

三浦峠のトイレ。天水利用なのでここの水は飲めません。

7/25 12:00

峠からは道標方向へ南下していきます。

7/25 12:09

7/25 12:17

古矢倉跡。

7/25 12:18

古矢倉跡の傍らの石仏。桧の葉のせいで髪の毛があるようにみえました。

7/25 12:34

出店跡。茶屋、旅籠が昔はあって、周囲に田畑もあったそうです。石垣が続いてました。

7/25 12:40

7/25 13:29

矢倉観音堂。ここまでくればもうひと息で西中に出られます。

7/25 13:45

無人の民家横を通って、

7/25 13:48

車道に合流。

7/25 13:50

7/25 13:55

道標どおりまた地道を歩きます。

7/25 13:57

7/25 14:01

車道に合流して左手に進んだ先の山道を行くようですが、崩落のため迂回路である車道を歩き、

7/25 14:11

国道425号に合流。ここから2時程国道を歩いて、今日の宿泊地十津川温泉を目指します。

7/25 14:23

途中にあった三浦峠への登り口。先程の崩落地があるため立ち入り禁止になってました。

7/25 14:28

西中バス停。十津川温泉行きは14時頃発のバス便が最後のようです。

7/25 14:28

7/25 14:30

国道沿いにあった湧水。水場が多いので、自販機で飲料を購入する必要はありませんでした。

7/25 14:51

神社前の綺麗なトイレに立ち寄りました。

7/25 16:17

ホテル昴を通り越して、旧道のトンネルを進み、

7/25 16:19

7/25 16:27

赤い鉄橋が見えてきたら十津川の温泉街はすぐそこ。

7/25 16:39

ようやく今日のお宿 民宿やまとやに到着。暑さと雨にやられて疲れました...。

今日の本館は男性の宿泊客ばかりとのことで、別館に案内していただきました。おしゃれな内装だったので、失礼ながらちょっとびっくり。

7/26 7:32

食事は30m程離れた系列営業のドライブインでいただきます。

7/25 18:29

夕食。釜めし美味しすぎぃ〜

7/26 7:07

朝食。普通の和食なのに、なんでこんなに美味しいんだろ？

7/26 7:40

同宿の行者さん方。昨日は大峯から下山されたようでした。

7/26 8:29

四日目。果無越えに向かいます。この時点ではまだ雨が降っていませんでした。

7/26 8:49

せっかくなので昨日のトンネル前まで戻り、吊り橋の柳本橋を渡ります。

7/26 8:51

結構揺れるんですよね...。

7/26 8:53

渡ったら右折して直進。

7/26 8:55

一端車道に出てコンクリートの階段を上り、

7/26 8:59

再び車道に出て、

7/26 9:00

果無峠越えの入口へ。

7/26 9:15

恐怖の滑る石畳道が続きますが、登りなのでさほど神経を使わずに済みました。

7/26 9:20

途中のベンチが設置されているビュースポットからの眺め。

7/26 9:30

果無集落に到着です。

7/26 9:34

小辺路といえばこの民家前の石畳風景ですね。

7/26 9:35

お水もしっかり出ています。このまま飲めるので少し汲んでいきました。

7/26 9:43

小辺路を歩いてこのショットを撮らない人はいるのだろうか？というくらいのお約束の写真です。

7/26 9:45

果無峠越えの名物西国三十三観音の

7/26 9:45

三十番観音様です。一つ一つ撮影しているとちっとも進まないので他の観音様は割愛します。

7/26 9:47

7/26 9:52

道標どおりに進み、最奥の民家の前を通ります。この辺りから雨が降ってきました。

7/26 9:55

古い石柱道標横の道を上って

7/26 9:57

車道に一端出て、

7/26 9:59

小辺路の案内板の正面の取り付きが果無峠越えの登山口。ここから八木尾まではずっと山道です。

7/26 10:04

相変わらずツルツルとよく滑る石畳を歩いていきます。雷がゴロゴロ鳴っていてイヤな感じ...。

7/26 10:23

天水田に到着。

7/26 10:25

雨水だけを頼りに稲作を行っていたそうな。開けたところなのでよい休憩スポットですが、土砂降りになってきてしまい、そうそうに歩きだします。

7/26 10:30

水平移動の道には石畳が無いのでホッとしました。

7/26 10:34

天水田から10分程で山口茶屋跡の平地にでます。

7/26 11:03

更に30分程で、果無の観音堂に到着です。全身ずぶ濡れになっていたので、屋根のあるお堂の軒下で休ませてもらいました。

7/26 11:05

涸れる事のない観音堂の水場。雨が続いたせいか、勢いよく出ています。

7/26 11:52

観音堂から30分以上かかって果無峠到着です。とにかくものすごい降り方だったので、

7/26 11:52

峠の写真だけ撮ったらさっさと移動しました。因みに果無峠は開けたところではないので、晴れていても山の景色は撮れません。

7/26 12:11

道が川...。

7/26 12:41

二十丁石の案内版の下に

7/26 12:41

二十丁石がありますが、一見ただの石に見えます。

7/26 12:55

ここからは本宮町方面が見えるのですが、当然真っ白。

1/28 15:53

寂しいので3年前の冬に撮った写真を置いておきます。

7/26 12:59

三十丁石。二十丁石から三十丁石までちょっと近すぎるんじゃないかしらん。十丁＝1,090mもなかったような...。

7/26 13:14

眼下に七色の集落が見えてきたら

7/26 13:19

ほどなくして七色への分岐。八木尾・本宮へは直進します。

7/26 13:21

水平移動はいいんですが、

7/26 13:28

坂があるところは全て川、というより"滝"になっていました。

7/26 14:01

正面民家の庭先を通って、

7/26 14:08

今日一番の難所、"滝になった"石段を下れば、

7/26 14:10

和歌山県側の小辺路入口に到着です。

7/26 14:10

八木尾橋を渡ったその先に、ロックシェードがあったので、そこの道端で休憩をとりました。

7/26 14:50

道の駅　奥熊野古道ほんぐう。ひどい土砂降りのため、観光客の車すらほとんど停まっていませんでした。

7/26 15:06

国道168号の旧道を歩き小辺路の標識が出てきたら、右手の車道に入ります。

7/26 15:18

三軒茶屋跡の休憩所で少し休んでから、九鬼ヶ口関所跡から本宮大社への最後の山道に向かいます。滝のような雨と川や滝になった古道と格闘しながら、

7/26 16:01

熊野本宮大社に到着。境内にいたのは私の他に古道歩きツアー客数名だけでした。

7/26 16:01

八咫烏のポストは健在。作ってから今年で20周年だそう。とんでもない年になっちゃったね...。

7/26 16:11

鳥居前の駐車場に戻り、小辺路歩き終了です。

7/26 16:41

びしょびしょだったので湯の峰温泉へ直行したのですが、

7/26 16:41

四村川がとんでもないことに...。もちろん湯筒のある河原へは立入禁止になっていました。あーびっくりした(汗)

撮影機器：

PT003 Pantech

arrows M03 SIMフリー FCNT

AQUOS sense3 SH-M12 SIMフリー シャープ

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図 笛 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 スマホ 充電器 時計 タオル ストック ナイフ テントマット シェラフ

感想

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まだ梅雨明けしていない4連休。どこか縦走しにいきたいけれど天気予報は4日間とも芳しくない...というわけで近場の小辺路に行ってきました。
この時期の小辺路は暑いので避けたかった(ベストシーズンは4月上旬か晩秋だと思っている)のですが、わかやまリフレッシュプラン(和歌山県民限定・旅行補助チケット)の利用で高野山の宿を、十津川温泉は多分利用できるGO TO トラベルキャンペーンの補助を利用すると低予算での縦走が可能では？と考え実行に移しました。
今回は中々行くことが叶わなかった高野七口の大峰道を歩くことが出来て、また泊まってみたかった宿にも泊まれ、天候の悪さを差し引いても楽しめた4日間でしが、最終日の大雨警報でも出てるんじゃないか、と思うくらいの豪雨には参りました...。

※小辺路について
和歌山県伊都郡高野町のろくろ峠を起点にして、同県田辺市本宮町の熊野本宮大社までを約70kmの最短距離で結ぶ熊野古道の一つです。途中1000m級の4つの峠を越していく、古道の中でも一番険しい道だとされ(大峯奥駈道は除く)、現代においても峠を越した先の集落は交通の便が悪く、宿泊施設もとても少ない地域です。山深さゆえに道が残されたのか、"紀伊山地の霊場と参詣道"の中でも世界文化遺産登録区間が多くある古道になっています。

※大峰道について
高野山と大峰を結ぶ道で、すずかけの道とも呼ばれていました。高野七口として歩く場合、小代下から高野山奥之院までの約17kmを歩きますが、行程のほとんど全てといっていいくらい舗装路を行くことになります。この道は弘法大師が最初に高野山に入った道とも言われています(尾根道の『弘法大師の道』を通った説もあり)。

※行程について
『江戸時代中期に摂津国の造酒屋、八尾八左衛門が三泊四日で高野山から熊野本宮に至った(三熊野道中日記)』の記録があるので、午前中の早い時間に高野山へ入り、高野山の見学後当日中に野迫川の大股まで行き宿泊する、3泊4日の行程にした方がより昔の旅人気分も味わえるのではないでしょうか。
例)1日目宿泊地・大股(ホテル野迫川・民宿かわらび荘など)
　 2日目宿泊地・三浦口(農家民宿政所・農家民宿山本・ますやなど)
　 3日目宿泊地・十津川温泉(やまとや・松乃家・太陽の湯・ホテル昴など多数)
　 4日目、熊野本宮大社へ到着。
帰路、日帰り入浴を希望する場合、湯の峰温泉、川湯温泉、渡瀬温泉へバスで行くことが出来ます。
http://www2.tb-kumano.jp/en/transport/pdf/Hongu-Kawayu-Yunomine-bus.pdf
また各温泉からJR紀伊田辺駅、JR新宮駅へ向かうバスがあります。
JR紀伊田辺駅へ
http://www2.tb-kumano.jp/en/transport/pdf/Hongu-to-Tanabe-Shirahama-bus.pdf
JR新宮駅へ
http://www2.tb-kumano.jp/en/transport/pdf/Gojo-Totsukawa-Hongu-to-Shingu-bus.pdf

※高野山について
空海が開山した標高約900mの平坦地にある総本山金剛峯寺を中心とした宗教都市です。奥之院の御廟にて空海上人がいまだ瞑想を続けているとされていて、奥之院は高野山内でも聖地の中の聖地です。ですので金剛峯寺は時間都合で端折っても奥之院へは行ってみることをお勧めします。御廟への参道には有名な歴史上の人物のお墓が数多くあり、またヤクルトやUCCの供養塔なんて面白いものが見れたりします。
因みに金剛峯寺から奥の院の中の橋入口まで2km以上あるのでバス利用が便利です。
http://www.rinkan.co.jp/koyasan/timetable/

☆大阪から高野山☆
南海高野線の南海難波駅⇒極楽橋...南海高野山ケーブル乗換⇒高野山駅
...南海りんかんバス⇒高野山内各バス停　で行くのが一般的なようです。
https://otent-nankai.jp/area/kouyasan/access

☆熊野本宮大社⇔高野山の移動☆
2つの聖地を結ぶ『聖地巡礼バス』があります。
バス料金が5,000円とちょっとお高いですが、乗換無しの4時間程で運んでくれるようです。(要予約)
https://www.seichijunrei-bus.jp/seichi.html#seichijikoku