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Yamareco

記録ID: 246065
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

南ア深南部絶景地 バラ谷の頭

2012年11月17日(土) 〜 2012年11月18日(日)
 - 拍手
とーと その他2人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:32
距離
19.0km
登り
1,655m
下り
1,652m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

麻布山登山口(6:20)→第2東屋(7:19-7:21)→麻布山分岐(7:51)→第3東屋(7:53-7:54)→前黒法師山(8:32-8:49)→バラ谷の頭(10:46-11:26)→前黒法師山(13:21-13:33)→第3東屋(14:12-14:15)→麻布山(14:22-14:24)→第2東屋(14:49-14:51)→麻布山登山口(15:45)

登り所要時間  4:26
登り歩行時間  4:06

下り所要時間  4:19
下り歩行時間  4:00

所要時間    9時間25分
歩行時間    8時間06分
歩行距離    20.6km
標高差     548m
累積標高    1,593m
天候 1日目 大雨
2日目 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
天竜スーパー林道の土砂崩れの復旧工事が終わり、スーパー林道沿いにある麻布山登山口まで車で行けるようになりました。
水窪湖からの道はまだ通行止めになっていますから、山住神社方面からアクセスしてください。
コース状況/
危険箇所等
登山口に東屋、トイレ、ポスト有り。
水は有りません。
麻布山の手前の急斜面が崩落しかけていますが、整備されていて問題なく歩けます。
麻布山の先にある東屋から先は案内標識無しとなっていますが、テープが各所に有りますから問題ないでしょう。
途中広い林の中を歩く時にテープを見逃しやすいので要注意。
地形図をしっかり見た方がいいでしょう。
バラ谷の頭まではできればGPSを持っていたほうが道迷いの心配が無いかな?
天竜スーパー林道沿いの麻布山登山口に到着。
崩落箇所の復旧工事が終わり、ここまで車で来られるようになりました。
それにしても何で今年もこんな大雨なの・・・?
天竜スーパー林道沿いの麻布山登山口に到着。
崩落箇所の復旧工事が終わり、ここまで車で来られるようになりました。
それにしても何で今年もこんな大雨なの・・・?
仕方なく山中でのテン泊を諦め、登山口の東屋で宴会です。
トイレもあるしね。
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仕方なく山中でのテン泊を諦め、登山口の東屋で宴会です。
トイレもあるしね。
かなり冷え込みましたが焚き火があればへっちゃら。
かなり冷え込みましたが焚き火があればへっちゃら。
テントも東屋の中に張ったので雨も気になりません。
でも風は強かったなあ。
テントも東屋の中に張ったので雨も気になりません。
でも風は強かったなあ。
今日のシュラフはナンガポーリッシュバッグ450+シュラフカバー。
シュラフの番手は問題なかったんだけど、下がレンガだったのでマットがZライトじゃちょっと寒かった。
今日のシュラフはナンガポーリッシュバッグ450+シュラフカバー。
シュラフの番手は問題なかったんだけど、下がレンガだったのでマットがZライトじゃちょっと寒かった。
朝食はカップヌードルごはんとコーンスープ。
朝食はカップヌードルごはんとコーンスープ。
テントを撤収しました。
テントを撤収しました。
出撃準備完了。
野鳥の森が登山口です。
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野鳥の森が登山口です。
ここが麻布山登山口。
ここが麻布山登山口。
最初は緩やかに登ったり下ったりの遊歩道です。
最初は緩やかに登ったり下ったりの遊歩道です。
階段がちょっと登りにくいですが。
階段がちょっと登りにくいですが。
空の明るさが増してきました。
空の明るさが増してきました。
落葉の絨毯の道を行く。
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落葉の絨毯の道を行く。
第2東屋が見えてきました。
第2東屋が見えてきました。
ここで1回目の休憩。
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ここで1回目の休憩。
この東屋を過ぎるとだんだん眺望がよくなってきます。
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この東屋を過ぎるとだんだん眺望がよくなってきます。
崩壊しかけてますが、しっかり手が入っているので危険は有りません。
崩壊しかけてますが、しっかり手が入っているので危険は有りません。
南西方向の眺望。
南西方向の眺望。
急な階段をさらに上がります。
急な階段をさらに上がります。
草紅葉も綺麗。
麻布山山頂手前の絶景地です。
麻布山山頂手前の絶景地です。
この階段を登り切ると急登は終わりです。
この階段を登り切ると急登は終わりです。
ヌタ場。
麻布神社跡です。
麻布神社跡です。
崩壊した小屋を通過。
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崩壊した小屋を通過。
このあたりは苔むしていて良い感じなんですよね。
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このあたりは苔むしていて良い感じなんですよね。
麻布山山頂分岐。
山頂は眺望も無く、三角点があるだけなのでスルー。
帰りに時間があったら寄りましょう。
麻布山山頂分岐。
山頂は眺望も無く、三角点があるだけなのでスルー。
帰りに時間があったら寄りましょう。
第3東屋。
昨日は天気が良ければここでテン泊したかったんですけどね。
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第3東屋。
昨日は天気が良ければここでテン泊したかったんですけどね。
おなじみの標識。
でも実施にはテープや一部案内標識があるんですけどね。
おなじみの標識。
でも実施にはテープや一部案内標識があるんですけどね。
一旦下ります。
階段を下って。
崖っぷちも歩きます。
崖っぷちも歩きます。
今日は冷えてますねぇ。
立派な霜柱です。
今日は冷えてますねぇ。
立派な霜柱です。
腕時計の温度計がマイナス0.4を示しています。
体温の影響でで高めに表示されるので実際にはマイナス3〜4度くらいだろうな。
腕時計の温度計がマイナス0.4を示しています。
体温の影響でで高めに表示されるので実際にはマイナス3〜4度くらいだろうな。
前黒法師山到着。
前黒法師山到着。
山頂の標識に掛けられた腕時計が不気味・・・。
遭難した人のじゃないよねぇ。(・_・;
山頂の標識に掛けられた腕時計が不気味・・・。
遭難した人のじゃないよねぇ。(・_・;
三角点タッチ。
ここから先はとーととnanaboopapaさんにとって未知の世界です。
ここから先はとーととnanaboopapaさんにとって未知の世界です。
激下り。
帰りはこれを登り返すんだよな・・・。(・_・;
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帰りはこれを登り返すんだよな・・・。(・_・;
踏み跡が結構付いてます。
踏み跡が結構付いてます。
南ア深南部の山々。
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南ア深南部の山々。
鞍部を過ぎて徐々に登りにかかります。
鞍部を過ぎて徐々に登りにかかります。
急な箇所もありますよ。
急な箇所もありますよ。
笹薮が出てきました。
笹薮が出てきました。
足元が見えなくて登りにくい〜。(-o-;
足元が見えなくて登りにくい〜。(-o-;
うわっ、ツララだ。
うわっ、ツララだ。
笹が腰の上くらいになってきましたよ。
笹が腰の上くらいになってきましたよ。
よく見ると雪が積もってます。
昨日は冷えたからなあ。
よく見ると雪が積もってます。
昨日は冷えたからなあ。
あと一息です。
空が見えてきました。
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空が見えてきました。
眺望が開けました。
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眺望が開けました。
バラ谷の頭到着。
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バラ谷の頭到着。
念願の地です。
この絶景を見てください。
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この絶景を見てください。
正面に見えるのが黒法師岳。
その手前の鞍部が黒バラ平ですね。
あそこでテン泊してみたいな。
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正面に見えるのが黒法師岳。
その手前の鞍部が黒バラ平ですね。
あそこでテン泊してみたいな。
うっとりするような景色です。
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うっとりするような景色です。
富士山もど〜んと見えました。
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富士山もど〜んと見えました。
遠くには南アルプスの3000m級の山々も見えてます。
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遠くには南アルプスの3000m級の山々も見えてます。
景色を堪能するくわさん。
景色を堪能するくわさん。
日が当って溶けかけてましたが霧氷です。
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日が当って溶けかけてましたが霧氷です。
山頂ラーメン。
風を避ける場所が無いので寒かった〜。
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山頂ラーメン。
風を避ける場所が無いので寒かった〜。
こんな景色を見ながら食べるラーメンは最高に美味しいです。
こんな景色を見ながら食べるラーメンは最高に美味しいです。
バラ谷の頭から50mほど南に行った所に本邦最南2000mの地があります。
ここも来てみたかった場所のひとつです。
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バラ谷の頭から50mほど南に行った所に本邦最南2000mの地があります。
ここも来てみたかった場所のひとつです。
さあ、下山しましょう。
さあ、下山しましょう。
足元が見えない笹薮の下りは要注意です。
何階滑って転んだか分かりません。
くわさんは頭から笹薮に突っ込んだそうです。
足元が見えない笹薮の下りは要注意です。
何階滑って転んだか分かりません。
くわさんは頭から笹薮に突っ込んだそうです。
このあたりでは時折見える絶景に疲れを忘れさせてくれます。
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このあたりでは時折見える絶景に疲れを忘れさせてくれます。
あれは丸盆?
ヌタ場が多いですね。
ヌタ場が多いですね。
変なキノコ。
前黒法師山まで戻ってきました。
前黒法師山まで戻ってきました。
この辺りから膝がヤバくなってきました。
この辺りから膝がヤバくなってきました。
あとちょっとで麻布山。
あとちょっとで麻布山。
階段を登り切ると。
階段を登り切ると。
第3東屋です。
ここでちょっと休憩して膝を復活させます。
第3東屋です。
ここでちょっと休憩して膝を復活させます。
往路ではスルーした麻布山山頂に寄ってみました。
往路ではスルーした麻布山山頂に寄ってみました。
三角点タッチ。
さああと少し頑張りましょう。
さああと少し頑張りましょう。
鹿の糞。
大量。
苔むした平坦な場所を過ぎると。
苔むした平坦な場所を過ぎると。
階段の激下りです。
膝にくるなあ・・・。(-o-;
階段の激下りです。
膝にくるなあ・・・。(-o-;
でもこの景色を見ながらの下山なので頑張れます。
でもこの景色を見ながらの下山なので頑張れます。
かなりガレた階段です。
かなりガレた階段です。
第2東屋。
ここでも膝を休めます。
第2東屋。
ここでも膝を休めます。
ここから先が結構長い。
ここから先が結構長い。
ちょっとした登り返しの階段もキツイです。
ちょっとした登り返しの階段もキツイです。
最後の登り返しの階段を登って下ると。
最後の登り返しの階段を登って下ると。
登山口です。
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。

感想

昨年同じメンバー(とーと、くわさん、nanaboopapaさん)で南アルプス深南部の山、麻布山・前黒法師山に登りました。
その時に前黒法師山からさらにおくに行った所にバラ谷の頭という絶景の地があると教えてもらいました。
その時は天竜スーパー林道が土砂崩れで一部区間が通行止めになっていたために林道歩きの時間が長く、前黒法師山ピストンだったんです。
今年はスーパー林道の通行止めも解除になり
バラ谷の頭まで行くぞ〜!
当初はテン泊装備で登り、途中の東屋辺りで一泊して翌日バラ谷の頭アタックという計画でしたが、なんと今年も土曜日は大雨でした。
奇しくも昨年と同じ第三土日です。
少しくらいの雨なら行っちゃおうと思っていたんですが、昨年の嵐見負けないくらいの大雨でしたよぉ。
仕方なく登山口の東屋で一泊することになりました。
まっ、焚き火をしながら宴会が出来たので、これもありかな。(^^ゞ

翌朝は明るくなるのを待って6時20分に出発。
昨年も歩いているので快調に前黒法師山までやってきました。
でも、今年は寒い〜。
冬用のグローブを車に置いてきてしまったので手がちぎれそうに冷たかったです。

前黒法師山から先はとーとにとって未知の世界です。
テープが随所に有るのですが、一部分かりにくい場所がありました。
でも、何度もバラ谷の頭まで歩いた事があるくわさんがいてくれるので安心して歩けましたよ。

バラ谷の頭手前の笹薮は足元がよく見えずに歩きにくいですねぇ。
何度滑って転んだか数え切れないです。
下山時にくわさんは頭から笹薮に突っ込んだらしいですから。
とーとは少し離れて歩いていたのでその現場を見られずに残念でしたが・・・。(^^;

苦労してたどり着いたバラ谷の頭は噂に違わない絶景が見られました。
冷え込んで空気が澄んでいたおかげです。

黒法師岳手前の鞍部に広がる黒バラ平も魅力的です。
あそこでテン泊したら気持ちいいだろうなあ。
でもテン泊装備を背負って来るのはかなり大変ですね。

バラ谷の頭から50mほど南に行った所に本邦最南2000mの地があります。
ここみ行ってみたかった場所のひとつです。
ちなみに本邦最南3000m級の山は聖岳らしいですね。
ググってみましたが本邦最南1000mは不明でした。(^^;

さて、バラ谷の頭で絶景を堪能した後、下山です。
このルートはいくつものピークを越えてくるので、登りも下りもコースタイムがあまり変らないんですよ。
かえって下山時の疲れた体での登り返しがきついです。

しかも最近トレーニングを怠っていたので、久しぶりに膝が痛くなっちゃいました。
サボっていたわけじゃないですが、いろんな行事が続いたんですよぉ。
おかげで最後は足を引きずって歩いてました。

それでも予定していた4時少し前には登山口に戻ってくる事ができました。

今年も雨に祟られ実質日帰りの山行となってしまいましたが、あこがれのバラ谷の頭からの絶景を見ることが出来ました。
くわ師匠!
また他の絶景の地に連れてってくださいね。(^_^)v

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