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記録ID: 2464373
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ハイキング
谷川・武尊

谷川岳(西黒尾根→天神平)【夏の18きっぷ第1弾】

2020年08月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:05
距離
10.2km
登り
1,521m
下り
878m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:02
休憩
0:39
合計
6:41
8:53
25
9:18
9:23
131
11:46
11:54
65
12:59
13:02
19
13:21
13:29
15
谷川岳(トマの耳)
13:44
13:46
13
13:59
14:07
5
谷川岳(トマの耳)
14:12
14:12
47
14:59
15:00
24
15:34
天候 ●午前中は曇りで、樹林帯は蒸す。
●森林限界にでた11時〜12時半くらいはレインウェアを着るレベルの雨。気温は涼しく快適。
●頂上では雨もやみ、天神平に戻った15時すぎは晴れて暑くなってくる。
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
▼行き
板橋5:02−(JR線:赤羽・高崎・水上のりかえ)ー8:37土合
▼帰り
谷川岳ロープウェイ(片道・割引運賃630円)
土合18:16−(JR線:水上・高崎・赤羽のりかえ)ー21:51板橋

JR線片道通常運賃:3080円×2=6160円
※18きっぷ使用:12050円/5回=実質2410円

土合まで2往復すれば、元が取れる!!
コース状況/
危険箇所等
●西黒尾根
下部は泥濘んでいるところ多い。風が通らず、陽が射せば蒸し風呂状態になります。
ラクダのコブから上の岩稜地帯は、マーキングが丁寧につけられていました。

●天神尾根
下山開始は14時くらいでしたが、人の出はそこそこで渋滞するほどではありませんでした。
ロープウェーも待ち時間ゼロ。

●その他
天神平から田尻沢の作業道入口はロープが張られ、かつてのように自由に下山に使うことはできなくなりました。
徒歩で下山する場合は田尻尾根を使うしかありません。
ようやく梅雨明けも、コロナ自粛ムードで上越線の混雑も大したことはなく(下りの長岡行きは4両編成)。それでも土合駅では多くの登山者が下車し、にぎわっていました。
2020年08月01日 08:54撮影 by  SH-M12, SHARP
8/1 8:54
ようやく梅雨明けも、コロナ自粛ムードで上越線の混雑も大したことはなく(下りの長岡行きは4両編成)。それでも土合駅では多くの登山者が下車し、にぎわっていました。
西黒尾根の登山口。実は家を出た段階では蓬峠に行く予定でしたが、曇り空をみて、これなら気温も上がらないので西黒登っても暑さで倒れないと判断しての予定変更です。
2020年08月01日 09:21撮影 by  SH-M12, SHARP
1
8/1 9:21
西黒尾根の登山口。実は家を出た段階では蓬峠に行く予定でしたが、曇り空をみて、これなら気温も上がらないので西黒登っても暑さで倒れないと判断しての予定変更です。
JRの送電線鉄塔。まだ30分も登ってないのに、キツイ登りに小休止。日差しはなくてもまとわりつく湿気が体力を奪います。
2020年08月01日 09:41撮影 by  SH-M12, SHARP
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8/1 9:41
JRの送電線鉄塔。まだ30分も登ってないのに、キツイ登りに小休止。日差しはなくてもまとわりつく湿気が体力を奪います。
直角に曲がったブナ。
下部はキレイなブナ林ですが、それを愛でる余裕もありません。
2020年08月01日 09:57撮影 by  SH-M12, SHARP
2
8/1 9:57
直角に曲がったブナ。
下部はキレイなブナ林ですが、それを愛でる余裕もありません。
ピンぼけ写真でわかりにくいですが、何かの卵らしき泡状の物体。
2020年08月01日 10:15撮影 by  SH-M12, SHARP
8/1 10:15
ピンぼけ写真でわかりにくいですが、何かの卵らしき泡状の物体。
標高が上がって、林床にササが目立つようになります。
2020年08月01日 10:19撮影 by  SH-M12, SHARP
8/1 10:19
標高が上がって、林床にササが目立つようになります。
鎖場の手前の展望が開ける場所。概ね過去の記録と同じくらいのペース。
2020年08月01日 11:06撮影 by  SH-M12, SHARP
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8/1 11:06
鎖場の手前の展望が開ける場所。概ね過去の記録と同じくらいのペース。
ヨツバヒヨドリ。森林限界に入って高山植物が一気に増えてきます。
2020年08月01日 11:06撮影 by  SH-M12, SHARP
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8/1 11:06
ヨツバヒヨドリ。森林限界に入って高山植物が一気に増えてきます。
鎖場にとりかかります。西黒尾根前半のハイライト、何度来てもワクワク感があります。
2020年08月01日 11:13撮影 by  SH-M12, SHARP
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8/1 11:13
鎖場にとりかかります。西黒尾根前半のハイライト、何度来てもワクワク感があります。
ヒメシャジンかなあ。高山植物もご無沙汰しすぎてすっかり疎くなりました
2020年08月01日 11:16撮影 by  SH-M12, SHARP
8/1 11:16
ヒメシャジンかなあ。高山植物もご無沙汰しすぎてすっかり疎くなりました
シモツケソウは至るところで鮮やかなピンクの花をつけ、今が盛りという感じでした。今日一番見た花かも。、
2020年08月01日 11:17撮影 by  SH-M12, SHARP
2
8/1 11:17
シモツケソウは至るところで鮮やかなピンクの花をつけ、今が盛りという感じでした。今日一番見た花かも。、
ギボウシもたくさん咲いてました。手前の白っぽい花も品があってステキです。
2020年08月01日 11:19撮影 by  SH-M12, SHARP
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8/1 11:19
ギボウシもたくさん咲いてました。手前の白っぽい花も品があってステキです。
重苦しい空模様ですが、カンカン照りよりは100倍マシです。
2020年08月01日 11:27撮影 by  SH-M12, SHARP
8/1 11:27
重苦しい空模様ですが、カンカン照りよりは100倍マシです。
キンコウカ。湿原の花というイメージだったので、西黒尾根で見るのは意外でした。
2020年08月01日 11:30撮影 by  SH-M12, SHARP
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8/1 11:30
キンコウカ。湿原の花というイメージだったので、西黒尾根で見るのは意外でした。
ラクダの背。少人数で小休止するにはよい場所です。
2020年08月01日 11:31撮影 by  SH-M12, SHARP
8/1 11:31
ラクダの背。少人数で小休止するにはよい場所です。
西黒尾根上部の登山道を正面に。近くて佳き山、谷川岳。背は低くても高山の風情にあふれます。
2020年08月01日 11:35撮影 by  SH-M12, SHARP
8/1 11:35
西黒尾根上部の登山道を正面に。近くて佳き山、谷川岳。背は低くても高山の風情にあふれます。
マチガ沢には残雪があります。今年の長梅雨でも溶けきらないんですね。
2020年08月01日 11:36撮影 by  SH-M12, SHARP
8/1 11:36
マチガ沢には残雪があります。今年の長梅雨でも溶けきらないんですね。
クルマユリも沢山咲いてました。
2020年08月01日 11:38撮影 by  SH-M12, SHARP
8/1 11:38
クルマユリも沢山咲いてました。
ラクダのコル。このあたりから雨が降りだります。
2020年08月01日 11:46撮影 by  SH-M12, SHARP
8/1 11:46
ラクダのコル。このあたりから雨が降りだります。
セリ科の何か。シラネニンジン? ミヤマウイキョウ? よくわかりません・・・。
2020年08月01日 11:49撮影 by  SH-M12, SHARP
8/1 11:49
セリ科の何か。シラネニンジン? ミヤマウイキョウ? よくわかりません・・・。
つぼみがほぐれて咲き始めのギボウシ。数年前高尾山で見たオオバギボウシの蕾はインパクトありましたが、この姿もなかなかです。
2020年08月01日 11:51撮影 by  SH-M12, SHARP
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8/1 11:51
つぼみがほぐれて咲き始めのギボウシ。数年前高尾山で見たオオバギボウシの蕾はインパクトありましたが、この姿もなかなかです。
ゴマノハグサ科の何か。ピンボケにつき判定不能。
2020年08月01日 12:18撮影 by  SH-M12, SHARP
8/1 12:18
ゴマノハグサ科の何か。ピンボケにつき判定不能。
このあたりはレインウェアのジャケットを着て登ってます。雨に濡れながら歩くと、久しぶりに夏山に来た実感がします。涼しくて気持ちいい!
2020年08月01日 12:39撮影 by  SH-M12, SHARP
8/1 12:39
このあたりはレインウェアのジャケットを着て登ってます。雨に濡れながら歩くと、久しぶりに夏山に来た実感がします。涼しくて気持ちいい!
濃い紫色で、ウツボグサの仲間のようです。
2020年08月01日 12:44撮影 by  SH-M12, SHARP
8/1 12:44
濃い紫色で、ウツボグサの仲間のようです。
ハクサンフウロ
2020年08月01日 12:46撮影 by  SH-M12, SHARP
8/1 12:46
ハクサンフウロ
クガイソウ
2020年08月01日 12:55撮影 by  SH-M12, SHARP
8/1 12:55
クガイソウ
ザンゲ岩の標識、初めて存在に気づきました。ここまでくればあと30分。まだ30分…
2020年08月01日 12:55撮影 by  SH-M12, SHARP
8/1 12:55
ザンゲ岩の標識、初めて存在に気づきました。ここまでくればあと30分。まだ30分…
イブキジャコウソウ。谷川岳に咲く花、季節が少しずれると顔ぶれもこんなに変わるものなんですね。8月頭に西黒尾根登るのは初めてなので新鮮です。
2020年08月01日 13:00撮影 by  SH-M12, SHARP
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8/1 13:00
イブキジャコウソウ。谷川岳に咲く花、季節が少しずれると顔ぶれもこんなに変わるものなんですね。8月頭に西黒尾根登るのは初めてなので新鮮です。
エゾシオガマ
2020年08月01日 13:12撮影 by  SH-M12, SHARP
8/1 13:12
エゾシオガマ
トマの耳到着。後半ガス欠気味に失速して、結局登山口からちょうど4時間。気温も低くて歩きやすかったのに…不甲斐なし!
2020年08月01日 13:21撮影 by  SH-M12, SHARP
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8/1 13:21
トマの耳到着。後半ガス欠気味に失速して、結局登山口からちょうど4時間。気温も低くて歩きやすかったのに…不甲斐なし!
それでも涼しさのおかげで体力に余裕があったので、珍しくオキの耳まで足を伸ばしました。
2020年08月01日 13:43撮影 by  SH-M12, SHARP
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8/1 13:43
それでも涼しさのおかげで体力に余裕があったので、珍しくオキの耳まで足を伸ばしました。
キオン。
2020年08月01日 13:45撮影 by  SH-M12, SHARP
8/1 13:45
キオン。
ニッコウキスゲはポツリポツリと。
2020年08月01日 14:11撮影 by  SH-M12, SHARP
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8/1 14:11
ニッコウキスゲはポツリポツリと。
下山して、熊穴沢避難小屋。
下りの天神尾根は「ほどよい賑わい」で歩きにくさは感じず。
2020年08月01日 14:59撮影 by  SH-M12, SHARP
8/1 14:59
下山して、熊穴沢避難小屋。
下りの天神尾根は「ほどよい賑わい」で歩きにくさは感じず。
天神平が目の前に広がってホッとする瞬間
2020年08月01日 15:29撮影 by  SH-M12, SHARP
8/1 15:29
天神平が目の前に広がってホッとする瞬間
青空がでてきて、白毛門方面もくっきり
2020年08月01日 15:33撮影 by  SH-M12, SHARP
8/1 15:33
青空がでてきて、白毛門方面もくっきり
谷川岳のトマ・オキもキレイに見えてました。
2020年08月01日 15:34撮影 by  SH-M12, SHARP
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8/1 15:34
谷川岳のトマ・オキもキレイに見えてました。
体力に余裕があったので、田尻沢から下山しようと思ったのですが、ロープがビシッと張られて、進入禁止状態…おとなしくロープウェイで下山しました。
2020年08月01日 15:51撮影 by  SH-M12, SHARP
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8/1 15:51
体力に余裕があったので、田尻沢から下山しようと思ったのですが、ロープがビシッと張られて、進入禁止状態…おとなしくロープウェイで下山しました。
土合駅に帰還。なにやら改装してカフェでもやるみたいです?
2020年08月01日 16:42撮影 by  SH-M12, SHARP
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8/1 16:42
土合駅に帰還。なにやら改装してカフェでもやるみたいです?

感想

長引く梅雨と、コロナウィルスの影響で、夏山シーズンをどう過ごすか悩んでいました。もう少し具体的に言うと、「青春18きっぷ」を買うかどうか悩んでいました。9月10日まで残り6週間で果たして5回分使いきれるかどうか・・・などと貧乏人らしい悩みです。
今週末、ようやく梅雨が明けそうだということで7/31の夜に18きっぷを購入。慌ただしく山の準備をします。

行き先は「土合〜蓬峠〜土樽」で決定・・・のはずでした。

気が変わったのは上越線が渋川駅を走るあたり。曇り空で、朝の気温も高くない。
これなら、西黒尾根を登っても暑さで苦しむこともないのでは?

かつて、夏に西黒尾根を登ろうとして、あまりの暑さに最初の鉄塔のところで引き返した残念な経験の持ち主としては、

「今日、この日こそが、この夏最高の西黒日和!」

と確信して、急遽予定を変更したのでした。

その予想は的中し、下部の樹林帯も蒸し風呂というほどでもなく、
森林限界に出てからは雨でむしろ涼しくて快適なくらい。

山頂で曇って景色が拝めないのはいつものことなので気にしない。

不安があるとすれば、コロナで泊り登山が難しいなか、谷川岳のような日帰りの山に人が殺到しないか? という点でしたが、それは杞憂でした。

登山を自粛すべきか否か、家を出るまで悩んでいましたが、
谷川岳に集った登山者のみなさんのイキイキとした表情をみると、この一時でもコロナ下で抑圧された精神が解放されるのを感じることができました。

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