徹底的に霧ヶ峰！ 姫木平〜大笹峰〜ゼブラ山〜北の耳・南の耳〜車山〜霧鐘塔〜八島ヶ原湿原〜鷲ヶ峰〜蝶々深山〜殿城山

2020年08月01日(土) [日帰り]

• GPS: 08:27
• 距離: 30.4km
• 登り: 1,235m
• 下り: 1,227m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:57
• 休憩: 0:30
• 合計: 8:27

5:41 姫木平
6:39 6:39 大笹峰
6:46 6:47 北の耳
7:04 7:11 男女倉山
7:30 7:30 北の耳
7:42 7:42 南の耳
8:08 8:08 車山乗越
8:20 8:20 車山高原リフト山頂駅
8:25 8:27 霧ヶ峰
8:49 8:50 車山肩分岐
9:25 9:26 霧ヶ峰インターチェンジバス停
9:31 9:34 蛙原
9:40 9:44 霧ヶ峰インターチェンジバス停
9:59 10:00 霧ヶ峰園地
10:07 10:07 八島ヶ原湿原-車山分岐(第五園地分岐)
10:20 10:23 沢渡
10:51 10:51 八島湿原
10:57 10:57 鷲ヶ峰-八島ヶ池分岐
11:24 11:28 鷲ヶ峰
11:48 11:48 鷲ヶ峰-八島ヶ池分岐
12:03 12:03 鎌ヶ池
12:07 12:07 鎌ヶ池キャンプ場跡
12:35 12:35 物見岩
12:52 12:52 蝶々深山
13:06 13:06 夫婦岩
13:29 13:32 殿城山
14:08 姫木平

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

姫木平の駐車場を利用しました。トイレはありません。

コース状況／危険箇所等

・姫木平から大笹峰
道跡明瞭で危険箇所などありません。朝は道に被った笹などでかなり濡れます。

・殿城山から姫木平
最初は比較的急な道ですが、じきにカラマツ林となり傾斜も穏やかになります。その後沢筋を歩くことになりますが、ここのところの大雨の影響か、かなり荒れていました。危険箇所はありませんが、靴は水没覚悟かもしれません。

写真

8/1 6:01

スタート時は曇天で、花の写真を撮りながら。
ヤマホタルブクロ

8/1 6:17

ツリガネニンジン

8/1 6:33

ヤマオダマキを発見。

8/1 6:57

大笹峰を過ぎたところで鹿の群れが逃げて行った。

8/1 6:57

急速にガスが取れてきました。正面はゼブラ山です。

8/1 7:00

ガスの中だった後ろをふりかえると、せめぎ合っている感じ。

8/1 7:00

どんどん晴れろ！

8/1 7:10

【ゼブラ山】朝ごはんを食べている5分程の間にガスがなくなりました。

8/1 7:10

【ゼブラ山】最初は見えなかった八島ヶ原湿原、数時間後に訪れる予定。

8/1 7:12

南の耳も姿を現した。

8/1 7:16

朝の時間限定で中央アルプスが見えていました。

8/1 7:31

【北の耳】ガスはまだ取れきれていませんが、もう大丈夫。

8/1 7:32

【北の耳】この稜線をこちら側から歩いてみたかった。（昨年は逆方向に歩いた）

8/1 7:33

イブキジャコウソウ

8/1 7:36

乗鞍岳です。

8/1 7:41

つい先程立ち寄ったゼブラ山とその後ろに鷲ヶ峰。

8/1 7:42

【南の耳】蓼科山も出てきました。

8/1 7:42

【南の耳】車山は既に晴れています。

8/1 7:45

やはり山彦尾根の歩きは最高です。

8/1 7:55

蓼科山へ向かって行くように。

8/1 7:58

花が少し大きめのハクサンフウロが咲いていた。日が差してよい色です。

8/1 8:04

ウスユキソウ

8/1 8:20

車山の山頂手前でふりかえる。霧ヶ峰からの眺めの主役は蓼科山です。白樺湖が見えてグレードアップです。

8/1 8:21

レーダードームが青空に映える。

8/1 8:23

【車山】大笹峰からゼブラ山、山彦尾根と歩いて来た道が一望です。

8/1 8:23

【車山】かなり遠くからでも視認出来る山頂のシンボルですね。

8/1 8:26

【車山】反対側から蓼科山と一緒に。八ヶ岳と南アはガスの中でした。

8/1 8:32

美ヶ原・鉢伏山方面の雲もなかなか取れず、ここにいると霧ヶ峰周辺が一番晴れているように感じます。

8/1 8:49

霧ヶ峰らしい眺めです。こんもりしたところは物見岩の近くにある1792ピーク。

8/1 8:51

ニッコウキスゲはたくさん咲いていましたが、電気柵の中なので、写真に撮るのが難しい。

8/1 8:52

電気のコードを避けて撮るとこんな感じに。。肉眼ではもっといい感じに見られます。

8/1 8:52

車山と飛行機雲

8/1 8:57

Fun to drive な道。（相方と二人の時はいつもガスの中でこんなビーナスラインを走っていない。。）

8/1 8:59

ノコギリソウ

8/1 9:00

終始こんな快適な道です。

8/1 9:01

青空とツリガネニンジン

8/1 9:02

9時を過ぎてヒョウモンチョウがたくさん見られるようになりました。

8/1 9:06

カポッチョかな。

8/1 9:09

コウゾリナ

8/1 9:24

カワラナデシコ
今回一番見られた花の一つです。

8/1 9:32

【蛙原】富士見100選とのことですが、今日は見えず。

8/1 9:32

【蛙原】正面に車山、優しい景色が広がっています。

8/1 9:33

【蛙原】霧鐘塔です。

8/1 9:35

グライダーの滑空場があります。

8/1 9:47

クサレダマ
このまま読むとなんとも酷い名前。。草連玉なのです。

8/1 9:49

ハナチダケサシ

8/1 9:57

オオバギボウシも青空があるといい感じ。

8/1 10:04

【第五園地】大きな岩がゴロゴロしています。

8/1 10:05

【第五園地】これから向かう八島ヶ原湿原、鷲ヶ峰方面の眺め。このあたり、以前はニッコウキスゲが咲いていたようですが。。

8/1 10:14

こんな苔むした道もある。

8/1 10:22

ヨツバヒヨドリは虫たちに人気です。

8/1 10:33

カワラナデシコ
濃い色だったので。

8/1 10:41

八島ヶ原湿原に到着。

8/1 10:42

メタカラコウ
ちょっと苦手な花です。

8/1 10:43

ここはいつ来てもよいところ。

8/1 10:43

キンバイソウ

8/1 10:45

オミナエシ

8/1 10:48

コバギボウシ

8/1 10:50

イブキトラノオ

8/1 10:53

鷲ヶ峰へ向かうルート近くでニッコウキスゲが見られます。

8/1 10:55

クガイソウにも蝶が集まっていました。

8/1 10:57

晴れているので鷲ヶ峰にも寄っていきます。

8/1 11:00

オトギリソウ

8/1 11:09

セセリチョウは吸蜜に夢中なのか、近くを通っても逃げない。

8/1 11:16

鷲ヶ峰へ至る稜線です。

8/1 11:17

山頂手前の三角点のあるピークからの眺め。

8/1 11:21

コウリンカもヒョウモンチョウに人気でした。

8/1 11:24

【鷲ヶ峰】好きなピークで5回目です。雲がなければ北アの眺めも得られます。

8/1 11:25

【鷲ヶ峰】諏訪湖が見える。

8/1 11:29

鷲ヶ峰へ至る稜線です。ここを歩きたいことと

8/1 11:43

八島ヶ原湿原を見下ろす、この眺めを見ることが鷲ヶ峰のメイン目的です。

8/1 11:52

何度も見かけたアサギマダラ、ようやっと撮れました。

8/1 11:56

よい色のアザミ。

8/1 11:56

ヤナギラン

8/1 11:59

シモツケソウ

8/1 11:59

きれいだったので、もう一枚。

8/1 12:01

これから鎌ヶ池の向こうのこんもり部分を登ります。

8/1 12:02

いい感じの鎌ヶ池

8/1 12:03

少し角度が変わって鎌ヶ池を前景に西側の眺め。

8/1 12:04

コオニユリ
日差しの中で目立っていました。

8/1 12:06

ノハナショウブ

8/1 12:23

少し登り返すと、八島ヶ原湿原と鷲ヶ峰です。

8/1 12:31

ゼブラ山とその後ろに美ヶ原と三峰山。

8/1 12:35

物見石に到着。

8/1 12:52

【蝶々深山】このピークは賑わっていました。

8/1 12:52

【蝶々深山】蓼科山はしっかり見えています。

8/1 12:53

もうすぐ朝歩いた道と合流です。

8/1 13:15

分岐から見た殿城山。

8/1 13:24

殿城山への道から見た山彦尾根です。

8/1 13:29

【殿城山】2度目ですが、このお山で人に会うことはありません。

8/1 13:30

【殿城山】蓼科山から八ヶ岳連峰の展望台です。しかし八ヶ岳は本日常に雲に阻まれ見られませんでした。

8/1 13:32

車山を正面に姫木平へ下ります。

8/1 13:41

最初は急な下りですが、じきにカラマツ林の穏やかな道になります。（しかし、沢筋を行くので所々注意）

8/1 13:49

林床は立派なシダに覆われています。

8/1 14:07

姫木平の駐車場に戻ってきました。

撮影機器：

OLYMPUS PEN E-PL8 ボディ オリンパス

装備

備考

・飲み物は2.0リットル持ち1.0リットル消費しました。
・ゼブラ山で菓子パンを一つ、第五園地で菓子パンを一つ。

感想

youtaro

昨年の8月下旬、午前中限定（夕方から用事があった）で霧ヶ峰を歩いた時にとても楽しかったため、次回はさらに網羅的に歩いてみようと考えていました。8月最初の土曜日、予報を見ると霧ヶ峰は晴れが期待出来そうです（八ヶ岳も考えたけど、霧ヶ峰の方がリスクが少ないと判断）。

姫木平からの歩き始めは曇天で登山道へ入るとすぐにガスに突入。。朝露で下半身はずぶ濡れ。。まさかガスが取れないパターンになってしまうのか？と少々心配になりながら大笹峰からゼブラ山へ向かって歩いていると急に薄日が差してきて、正面に山のシルエットが現れます。こういう場面は何度経験してもテンションが上がります。ここからは天候回復のスピードが早まり、30分後には霧ヶ峰にかかる雲はなくなりました。こうなると霧ヶ峰のハイキングはしめたもので、常に展望が得られますし、外界が30度以上でも比較的涼しい高原の空気はとても心地よい、さらにたくさんのお花も見られると良いこと尽くめ。ニッコウキスゲは鹿の食害で大幅に見られる範囲が狭まりましたが（見られる場所のほとんどは電気柵の中）、それでもあちこちで見られますし、他の花も目を楽しませてくれます。今回、網羅的との考えから蛙原の霧鐘塔にも足を運びましたが、こんな寄り道も楽しいものです。

某メーカーのエアコンで「霧ヶ峰」と名付けている製品がありますが、まさにそんな命名をするのに相応しいと思わせてくれる快適な夏の高原歩きでした。来年はレンゲツツジの時期にでも再訪しようかな？なんて今から考えてしまいます。

コメント

satfour

霧ヶ峰歩きつくし
youtaroさん、こんばんは。

物見山、蝶々深山、エコー、車山。
今年の冬に雪山歩き、スキーでいきましたが、
夏だとこんなかんじなのですね。

ニッコウキスゲは食害で大変なのですね....
大笹峠の鹿の群団がたべてしまったのでしょうか。
梅雨明けしたばかりなのに、もう、ヤナギランも咲き始めですか。

霧ヶ峰を歩きつくした感じ。トラックログいただきます。
姫木の駐車場、夏でも駐車できるのですね（冬期はスキー場のP）。

youtaro

Re: 霧ヶ峰歩きつくし
satfourさん、こんばんは。

一時期、八ヶ岳から蓼科山は冬の定番でしたが、雪の霧ヶ峰は
歩いたことがありません。いつかと思っているのですが。。

まず、深夜に姫木平の駐車場に到着すると鹿だらけでした。以前
夜にビーナスラインを走ったときは鹿を引きそうになりましたし
このあたりも鹿はかなり増えているのではないか？と思います。
ニッコウキスゲは人が食べても美味しいらしいので、鹿にはごちそう
なのかもしれませんね。アヤメもとても少ないので、これも鹿の
影響でしょうか。
もう次の連休からお盆の時期に入るので、秋が近いですね。。

負担の少ない霧ヶ峰ですから、天気が良い中での網羅的なあるきは
とても楽しめました。是非 霧がない時に歩いてみてください。
姫木平の駐車場はガラ〜ンと広く、到着したときには何処にとめる
のが正解か少し迷いました。

hirok

高原歩き
youtaroさん、こんばんは

爽やかそうな高原歩きを堪能されましたね
ここまでピークを繋いだレコはお目にかかれません。
車山と鎌が池を結ぶ稜線は人気がありますが、ちょっと離れると人が少なく、
しかも展望がよいので、穴場スポットだと思います。
蛙原などまだ知らないピークがありますね。

この季節に8時間以上歩いて水1Ⅼとは消費量が相変わらず少ないですね
食料も菓子パン2つだけ！？
この省エネぶりは学びたいところですが、なかなか体質改善とはいきません

シカの食害はあちらこちらで深刻です。
どの山も柵で囲まれてしまうのは、致し方ありませんが、悲しいものです。

youtaro

Re: 高原歩き
hirokさん、こんばんは。

いや〜、ほんとに気持ちの良い高原歩きでした
霧ヶ峰はコンパクトな山域なので、そろそろ
歩くパターンのネタはなくなりそうです。あとは
花目的でいい時期に再訪したいと思っています。
おっしゃるとおり、車山と鎌ヶ池を結ぶルートは人気が
ありますね。個人的には車山から山彦尾根とゼブラ山を
経由する結び方のほうが好みかもしれません。
蛙原は霧の駅から徒歩10分ほどです。ドライブついでに
寄るのにちょうどよいところですね

ほんとにこの日は快適で、さすがに登りでは汗をかきましたが
水の消費が増えるほどではなかったようです。
こんなコースで食料不足の危険はないため、食べ物は
意識的に少なくしています（体重が戻らない。。）。
鹿の食害は尾瀬も心配ですね。こんな風に守れるところは
なんとかなりますが、穴場の場所などあれ？咲いてない？
なんてことになりそうです。。