記録ID: 246563
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ハイキング
奥秩父
入川渓谷・大峰・大黒山
2012年11月18日(日) [日帰り]
- GPS
- 06:14
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 1,010m
- 下り
- 1,123m
コースタイム
川又バス停 09:30
赤沢吊橋 10:55−11:05
川又バス停 12:10−12:20
栃本関所跡 12:40
栃本広場 13:05−13:10
大峰 13:30−13:40
大黒山 14:35−14:50
秩父湖バス停 15:45
赤沢吊橋 10:55−11:05
川又バス停 12:10−12:20
栃本関所跡 12:40
栃本広場 13:05−13:10
大峰 13:30−13:40
大黒山 14:35−14:50
秩父湖バス停 15:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
西武秩父駅 08:25−(西武観光バス)−09:25 川又バス停 (帰り) 秩父湖バス停 16:05−(西武観光バス)−17:00 西武秩父駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●入川渓谷 はじめしばらくは林道歩きが続き、林道と分かれてからは、森林軌道跡をレールを見ながら歩きます。 軌道跡だけに一貫してごく緩やかな傾斜が続いて、ほとんど坂道だということを意識させられません。 ●川又バス停 〜 栃本関所跡 舗装道路です。 ●栃本関所跡 〜 大峰 大峰ハイキングコースとして良く整備されていて、道は歩きやすく、道標もしっかりしています。 また多数のベンチが随所に置かれているほか、あずまやもあちこちにあって、散策気分で軽く歩くのにも向いているようです。 ●大峰 〜 大黒山 あまり歩く人もいないのか、かなり頼りない道に変わって、道標も最低限しか見かけなくなります。 登山地図では赤実線ルートですが、私の印象では赤破線が適当なように感じられました。 ただ、基本的に尾根筋を進むだけなので、道を外す心配はほとんどなさそうです。 ●大黒山 〜 秩父湖 2006年版の登山地図では、登山道が赤実線で描かれていたのですが、現在の同地図では登山道は消されています。 それでも強引に下るつもりでいましたが、大黒山の直下では道形が消えており、しかも急斜面で思うように進めません。 かなり危なっかしい上に時間もかかりそうなので、山道は諦めて頂上に戻り、大滝げんきプラザから車道を下っています。 車道が大きなジグザグを描いて下る間には、何度かその登山道が横切り、道標も残されていますが、上のほうは荒廃が酷くて引き続き歩けません。 どうにか山道が歩ける状況をとどめていたのは、3度目に登山道が車道を横切る地点から下の範囲だけでした。 |
写真
撮影機器:
感想
この日は、秩父の入川渓谷と大峰ハイキングコースを繋げて歩いてきました。
入川渓谷は、将来のグループ山行の下見目的で、紅葉の見頃が過ぎて混雑が解消した頃合いを見計らって出掛けたのですが、それにしても見事に落葉が進んで、予想以上に冬の装いでした。
渓谷それ自体が割と平凡で、滝などの見所にも乏しいため、新緑や紅葉の時期を狙うか、そうでなくとも森林浴が楽しめる時期に訪れるのがベターだと思います。落葉後の冬枯れの渓谷は、ただひたすら地味なだけでした。
一方の大峰ハイキングコースは、落ち葉溜まりのフカフカの道が楽しめて、大峰までは気持ち良く歩けています。
ところが大峰と大黒山の間になるとあまり歩かれていないのか、一般登山道とは思えない程に道が怪しくなります。
大黒山から秩父湖へ下る道に至っては、少なくとも上半分は荒廃と崩壊でほぼ消滅状態。最後は仕方なく車道を大回りさせられました。
詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2012_10_12/mt2012_10_12.html#20121118
写真主体のブログ版 (使用写真はヤマレコと同一です)
http://cellist.blog.ss-blog.jp/2012-11-18
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コメント
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正直なところ、この辺りの山域は歩く人はとても少ないと思います。
荒廃も仕方ないのかもしれません。
大滝から秩父湖までの雁坂越えの秩父往還道もほとんど荒廃して歩くことも困難な個所ばかりだそうです。
歴史的な街道道ですら消滅しそうですので、無理に造ったハイキングコースはもっと荒廃しやすいかもしれません。
秩父湖はいつもこんな水位ですね。満水位は見たことがありません。
ですが、秩父湖で検索すれば記事が見つかると思いますが、秩父湖の水位変化で周辺地域は地滑りや地盤変動の被害が続発するそうです。
大滝地区は地盤が不安定な地が多いのですけども、明らかに秩父湖の影響でしょうね。
あまり水位が多くなると問題が起きやすくなるようです。
今年の渇水の影響がまだ続いているのもあるでしょうけど。
入川の奥は見所がたくさんありそうですね 自分は毎年夏に入川の夕暮れキャンプ場に行っているので 今度はそっちにも散策してみようと思います 興味深く拝見させてもらいました
>> 正直なところ、この辺りの山域は歩く人はとても少ないと思います。
やはりそうでしたか。
実は大黒山〜秩父湖の山道の状況について、予めネット上の記事で確認しようとしても、参考にできる記事が少なくて、現況は実際に行ってみるまで分からなかったのです。
大峰までの道が良く整備されていただけに、その延長上のコースの荒廃は意外に感じました。
マイカー登山が主流の今、駐車場に戻れないような歩き方をする人はさらに少ないのでしょう。
栃本広場に車を停めて歩き始めたら、仮に大黒山までは行ったとしても、秩父湖などには向かわずに、普通は栃本広場に戻ってしまうのでしょうね。
秩父湖については、ご教示ありがとうございました。
今回、秩父湖はバスに乗るための場所でしかなく、事前の下調べはしていなかったのです。
コメントを頂戴したおかげで、ダム建設と地滑りの関係など、これまで知らなかった問題について考えることができました。
漠然と観光地だという印象を持って出掛けたら、想定外に寂れていた、というのが率直な印象だったのですが、周辺住民との間にこんな問題が生じていては、観光面に力を注げる状況でもないのかも。
近くのキャンプ場を良くお使いなのですね。 でしたらぜひ渓谷にも足をお運び下さい。
なにしろほぼ平坦で歩きやすい道が続きますから、キャンプのお仲間が普段山に登らないような方々でも、余裕で歩けると思います。
この日は冬枯れで少し寂しい景色でしたが、キャンプができるような時期でしたら、気持ちの良い森林浴になると思いますよ。
なかなか渋いコースを歩きますね
cellistさんは目ぼしい所はアチコチ歩かれてますので、コース選択に困りますね〜
私は気にいったら何度も行くタイプなので、年月が幾らあっても足りないくらいです
一途なんです
かと言ってcellistさんが浮気症と言ってる訳ではないですよ
秩父湖は今そんな状況になっているんですね
私が行った高校生の頃(今から40年ほど前)は、満々と水をたたえていた記憶が有りますが・・・
これから晩秋・初冬の時期は秩父方面の低山は良い季節かもしれませんね
今回のコースは、「渋い」を超えて、もう「地味」でしたね。
少なくとも入川渓谷は、木々が葉を茂らせているうちに歩くべきコースでした。
大峰周辺では、落ち葉を踏みしめて歩く、この季節らしい風情が味わえて良かったのですが。
基本的に歩いていない尾根道は全部歩きたいと思っているので、今後も未踏の山か、登頂済みの山でも歩いていないコースを選んで、出掛けるのがほとんどだと思います。
ただ、どうしても良く整備されたメジャー所とか、アクセスの楽な近場とかから片付いていくので、残っているのがどんどんマイナールートか、遠い所ばかりになっていくのが悩みどころです。
そんなわけで、このところ「最近の登山で会ったかも?」に何も表示されない山行が続いていて、その空欄を見るのはちょっと寂しいですけれど。。。
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