霧ヶ峰 〜最盛期のお花と歴史を巡る旅〜
- GPS
- 05:53
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 381m
- 下り
- 376m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
唐松岳に登るつもりでしたが、朝1時に出発しようと天気予報を見ると悪天候予報。
急遽、目的地を霧ヶ峰へ変更しました。
朝5時に霧ヶ峰に到着。しかし、その名の通り霧の中。
6時過ぎ、晴れそうもないので、花を目当てに出発します。
車山、蝶々深山は完全に霧の中のためパスし、まずは山彦尾根を大笹峰を目指します。
途中、強風と霧で滅入りそうになりましたが、イブキジャコウソウ、ミネウスユキソウ、コウリンカ、ネバリノギランなどが絶えず咲いていて励ましてくれます。
大笹峰へ行く登山者は殆どいません。ここは、ブランシュたかやまスキー場の最高地点です。スキーヤーとしては、冬の景色と夏の景色の違いを楽しむために訪れたいと思っていました。薄日が差してきたので少し期待していましたが、やはり遠望はききませんでした。でも、夏に登っておくと、そのスキー場に愛着が湧くものなんですよね。休憩所に安置されていたスキー地蔵様に挨拶し、冬の再訪を誓います。
八島ヶ原湿原は、まさに花の楽園。違う季節に3回ほど訪れていますが、今回が一番花が多かったです。10年前に設置したシカよけの防護柵のおかげでしょうか。花の名前がわかるように札も多く設置してあり、管理の方のご努力に感謝の気持ちでいっぱいになりました。シシウド、チダケサシ、アカバナシモツケソウ、ヨツバヒヨドリ、コウゾリナ等が最盛期で、その他にも多くの種類の花が咲いていました。
八島ヶ原湿原の後は、旧御射山(もとみさやま)神社へ。ここは鎌倉時代から江戸時代初期にかけて、夏に各地の武士が集って武芸を披露した場所だとか。確かに斜面一帯に桟敷跡の土塁があり、想像するだけで楽しくなる場所でした。
車山肩付近は、ヨツバヒヨドリの大草原になっており、予想通り大好きなアサギマダラにたくさん会うことができました。
このコースは距離はそこそこありますが標高差は少なく、手軽に花を満喫できるコースとして最高です。深田先生が「遊ぶ山」としてとりあげたのも頷けます。
霧であまり景色は望めませんでしたが、思いもよらず多くの花とアサギマダラに巡り合えた良い旅となりました。
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