記録ID: 2486933
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
両神山(八丁尾根ピストン・全28鎖場写真あり)
2020年08月09日(日) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:00
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 843m
- 下り
- 838m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 6:58
距離 6.3km
登り 843m
下り 841m
埼玉県内でもっとも遭難者が多いと聞いた事のあるコース。標高差、距離はそれほどでもありませんが鎖場・岩場が多いため、その数値では推し量れないコースです。
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
途中、林道金山志賀坂線に入る頃から道が急に狭くなります。上落合橋より八丁トンネル方面は通行止めです。 ナビだと八丁トンネル経由のアクセスを案内される事があるので要注意です。滝沢ダム付近を経由するルートでのアクセスです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは上落合橋登山口にあります。 西岳手前から東岳の間は連続した鎖場の岩場があり、両神山頂直下に2つ鎖場があります(後で撮影した鎖場の写真を全て数えたところ片道28箇所ありました)。 |
その他周辺情報 | 小鹿野町の「赤谷温泉 小鹿荘」(600円)で汗を流しました。日帰り入浴は15時までだそうです。 http://www.ojikasou.co.jp |
写真
登山口から八丁峠までの取り付きの前半はピンクリボンも少なく、踏み跡をよく確認しながらルートを進む必要がありました。この段階で初心者を受け付けないコースだと感じてしまいます。
(帰路は上からルートを確認できるためそれほど難しくありません)
(帰路は上からルートを確認できるためそれほど難しくありません)
鎖場その27。
両神山山頂のすぐ側にある2箇所のうちの1つ。ここで登りも下りも1回ずつスリップしました。岩場の濡れが乾いておらず(苔も多いのでそういったスポットかも)、滑ります。西岳・東岳付近の鎖場だけでなく、ここでも気を抜けません。
両神山山頂のすぐ側にある2箇所のうちの1つ。ここで登りも下りも1回ずつスリップしました。岩場の濡れが乾いておらず(苔も多いのでそういったスポットかも)、滑ります。西岳・東岳付近の鎖場だけでなく、ここでも気を抜けません。
近くにいらした方に撮って頂きました。カメラにお詳しい方で、GRだとわかって「マニュアルモードで撮影して良いですか?」と。逆光だったので、うまく調整頂きました。ありがとうございました(私の方で少しトリミングしました)。
東岳ベンチで休憩。カップ麺も用意してましたが、暑くなる前に下山しようと考えパンのみ食べます。広口で飲みたかったので予備のペットボトル水を8分飲みましたが、まだハイドレーション側には残があります。
帰りに「道の駅大滝温泉」に寄ったところ、シャワーとサウナのみとの事だったので、急遽行き先を「赤谷温泉小鹿荘」に変更。先に電話したら15時までに上がってくれればOKとの事で快諾頂きました。秩父夜祭の屋台をモチーフにした建物が素敵です。
装備
個人装備 |
保険証
目薬
ゴミ袋
携帯トイレ
カメラ(GR3)
カメラ用防水ビニール袋
マスク
バックパック24L
バックパックレインカバー
ハーネスポーチ
ファーストエイドキット
ココヘリ
印字地図
地図ケース
コンパス
ライター
アーミーナイフ
ダクトテープ
熊鈴
調光サングラス
ライトアルパインシューズ
トレッキングポール
ヘッドランプ
ヘッドランプ用電池
指出し手袋
アマチュア無線機
無線機予備バッテリー
無線機アンテナ
ログ帳
鉛筆
キャップ
レインウェア上
レインウェア下
ベースレイヤー(長袖)
ベースレイヤー(半袖)
ドライレイヤー(半袖)
サポートタイツ
パンツ
靴下
スキンメッシュソックス
下着替え
ツエルト
エマージェンシーシート
ハイドレーションシステム(1.5L)
ペットボトル(水)
サーモボトル
マグポット
アルコールストーブ
行動食
昼食
カトラリー
箸
シエラカップ
モバイルバッテリー小
スマフォ用充電ケーブル短
スマートウォッチ
リーダーグラス
手拭い
速乾性タオル
腕時計
笛
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感想
今回は主に鎖場・岩場トレーニングで、出来るだけ鎖に頼らないよう取組みました。そんな事でアマチュア無線運用は行いませんでした。
先月予定していたこのコース、長雨のため日向大谷口経由に変更しましたので、今回はそのリベンジ。ガイドブックによっては29とか28箇所と記載のある連続した鎖場。1本の鎖でも途中アンカーで分岐しているのは2つと数えてあるのか?と途中思っていたのですが、撮影した全鎖場を帰宅後数えてみたら28箇所あり、往復で56箇所の鎖場を越えた事になります。
登りは極力鎖に頼らず3点確保で登るように取り組みましたが、やはり鎖場は登りより下りが大変で視界からの恐怖心も生まれます。腰が引ければその分足裏に荷重がうまくかからないため、出来るだけ腰を入れて肩越しに後ろを見ながら足場を確保する練習を繰り返しました。
唯一(二?)スリップした鎖場は両神山頂すぐ下の2つ目の鎖場で、登りも下りも左足がスリップしました。岩肌が湿っていて苔も多く生えているので、乾かないスポットなのかもしれません。西岳・東岳付近の岩場だけでなく、こちらも注意が必要と感じました。
そんなトレーニング中心の山行でしたが、天候に恵まれ東岳からの360°の大パノラマは素晴らしかったです。
両神山は同じ埼玉県内でアプローチに時間がかかるためなかなか足が向きませんが、一般道・バリエーションルートとも沢山のルートがあり、地元の山岳信仰でも崇められるようなとても趣の深い山だと再認識出来ました。
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