記録ID: 2487736
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アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍
奥又白池(前穂北尾根敗退)
2020年08月08日(土) 〜
2020年08月09日(日)
yy0419
その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 34:41
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,084m
- 下り
- 1,078m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 5:07
天候 | 8日:曇り時々雨 9日:雨のち曇り(午前中はほぼ雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
往路タクシー相乗り(タクシー1台4600円÷4=1150円) ※タクシー待ちの人が集まらず、4時半から30分以上待っての出発に。 復路シャトルバス(片道1300円) ※復路でタクシー相乗り交渉しましたが、コロナ対策で上高地発は相乗りをやっていないとの回答でした。今シーズンの上高地はバス利用で計画していた方がいいかもしれません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
パノラマコース入口には屏風のコルから先、雪渓があるため通行不可の案内があります。 中畠新道分岐はそれなりに流れがあってちょっとした渡渉。岩がぬめって滑るので要注意です。(ローカットシューズのためやや濡らしてしまいました) 中畠新道の前半の岩場は濡れていてとても滑り易いです。一度スリップして3m程落下しましたが、重荷のせいもあって滑り出すと結構止まらないので少々焦りましたが、大事には至らず一安心。尾根筋に出ると雨でぬれた笹や灌木が茂り、上半身までびしょ濡れになります。もちろん靴も。尾根を抜け、松高ルンゼ側に出た辺りからのルンゼ状の岩場もスリップすると谷まで落ちてしまいそうなので慎重に。基本的に池までは準一般ルートなので危険個所というほどのところはありません。 奥又から5・6のコルへの道を奥又白谷のやや先まで偵察しました。中畠新道以上に道は悪く不明瞭で、茂みの中に薄く残る踏み跡を探るようなところもあります。渡渉点など要所にはテープやペンキのマーキングはありますが、わかりやすいとは言えないので、時間があれば偵察で確認しておく方がいいでしょう。岩も浮石が多く、脆い個所もあちらこちらに出てきます。むしろ5・6のコルに出るまでの方が、そこからの北尾根より難路かもしれません。(偵察はGPSログ無し) 今年の地震の影響は特に見られませんでしたが、沢の自然落石はいつも以上に多い気がします。(奥又池に停滞中に何度も落石の轟音がしていました。) |
写真
撮影機器:
感想
天気が予想以上に悪く、残念ながら奥又白池でテント泊しただけで敗退下山となりました。初日は時折北尾根の一部が見えたりもしましたが、前穂は常に雲に覆われ、時にはテントから池がよく見えないほどの霧でした。天候がいまいちだったため、奥又では寒いくらいでした。上高地エリアでちょうど快適な気温です。
3連休にも関わらず上高地エリアはかなり人が少なかったです。9日の徳沢はそれなりのテントが張られていましたが、小梨平はまばら。河童橋も記念撮影の人でごった返すことなく空いていました。
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