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Yamareco

記録ID: 2497013
全員に公開
沢登り
磐梯・吾妻・安達太良

吾妻連峰。中津川〜西吾妻山

2020年08月10日(月) 〜 2020年08月12日(水)
 - 拍手
GPS
105:00
距離
30.8km
登り
1,795m
下り
1,811m

コースタイム

1日目
山行
6:51
休憩
0:14
合計
7:05
7:50
7
スタート地点、中津川レストハウス
7:57
7:57
28
中津川入渓
8:25
8:25
33
白滑八丁入口
8:58
8:58
57
白滑八丁出口
9:55
9:55
44
魚止ノ滝下
10:39
10:53
25
魚止ノ滝上
11:18
11:18
41
取水口
11:59
11:59
57
銚子口
12:56
12:56
27
観音滝下
13:23
13:23
92
観音滝上
14:55
1113m宿泊地
2日目
山行
8:40
休憩
0:35
合計
9:15
6:05
53
1113m宿泊地
6:58
6:58
14
権現沢出合
7:12
7:12
59
神楽滝下
8:11
8:11
8
神楽滝上
8:19
8:35
4
夫婦滝上休憩
8:39
8:39
19
静滝下
8:58
8:58
13
静滝上
9:11
9:11
113
熊落滝下
11:04
11:04
49
熊落滝上
11:53
11:53
43
二筋滝下
12:36
12:55
86
朱滝下
14:21
14:21
42
朱滝上
15:03
15:03
17
ヤケノママ入口
15:20
ヤケノママ出口付近
3日目
山行
11:07
休憩
1:23
合計
12:30
5:50
233
ヤケノママ出口付近
9:43
10:04
34
1869m登山道、遡行終了
10:38
10:38
23
梵天岩
11:01
11:01
9
西吾妻山
11:10
11:44
51
西吾妻山小屋
12:35
12:35
115
西大顛
14:30
14:30
15
ゴンドラ上駅
14:45
15:05
60
グランデコ
16:05
16:05
63
小野川湖
17:08
17:08
12
レークライン
17:20
17:28
52
三湖パラダイス
18:20
ゴール地点、中津川レストハウス
天候 一日目 晴れ 二日目 晴れ 三日目 雨後曇り
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車地点 中津川レストハウス
コース状況/
危険箇所等
コース状況 中津川  
 白滑八丁 入渓から20分程で滑の入口、延々と釜を持った小滝と白い滑が続く、すべて左右両岸をヘツリで進む 
 魚止ノ滝15m 滝手前の左岸の小沢を登ると踏み跡が有るこれを辿って河原に降りる45分 
 銚子口 取水口上より約20分で大きな釜を持った1mの滝、倒木利用して右岸より取り付きヘツって落ち口へ 
 観音滝20m 大きな釜を持った滝、滝手前左岸より取り付き踏み跡を辿って落ち口へ27分 
 神楽滝40m、真っ直ぐに落ちる豪快な滝、少し戻って左岸の尾根に取り付き踏み跡を辿って登り傾斜が緩んだらトラバース、落ち口へ降りる約1時間 
 夫婦滝10m 神楽滝の高巻き終了点が夫婦滝下、右岸の鎖場を利用して上の岩棚に容易に登れる 
 静滝15m すだれ状の美しい滝、右岸の小沢利用して高巻き20分 
 熊落滝20m 滝の上が両岸50m以上ある岩壁になっている、落ち口のすぐ上が右に直角に曲がっており下から確認することの出来ない落差不明の大滝が有る、高巻きは少し戻って左岸の小沢に取り付き10mの滝に突き当たったら左岸の尾根に取り付き踏み跡を登るが傾斜が緩くなって来た所で踏み跡を見失う、上部に岩壁が見えるのでその下をトラバース、地形図上で熊落の滝の上の滝の上が岩壁が途切れていそうなのでそちらに向かって斜降し意外とすんなり滝上に降りる1時間50分、直ぐ上に10mの滝、左岸を小さく高巻く、通常はこの滝も含めて更に大きく高巻くようだ。
 筋滝20m 二条の滝、対岸に100m程の筋状の滝が有る。左岸を踏み跡を辿って高巻く 
 朱滝60m 落差70mとの記述も有る中津川最大の滝、滝下から200m程戻り尾根に取り付くが高巻きルートはこれではなく一旦戻って更に下の尾根に小沢を利用して登り尾根に出ると踏みがある、上部に行くと傾斜の全くない樹林の平地に出る、この先踏み跡は不明瞭だが水平にトラバース、平地から傾斜は出てきた辺りで落ち口目射して藪を斜降、容易に流れに戻る1時間25分。
 この上は優しいの岩床の渓谷が続く、ヤケノママと呼ばれる硫黄臭のする河原を通過さらに両岸が大崩壊した地点へと進む、後は河原が延々と続き、三ヶ所ある二俣は左俣へと進む、最後は湿原となり大凹の水場付近の登山道き出て遡行終了。
 大きな滝は基本左岸高巻き、踏み跡も有るが登り切ってトラバース、下降になると不明瞭な所が多々ある、藪漕ぎはあるが然程苦とは感じなかった。
 
 宿泊地 一泊目は観音滝の高巻きを終えた地点から1時間30分程登った地点右岸の背後に樹林帯を持った大きな河原とした、対岸は崩壊した岩壁となっている。
 二泊目はヤケノママ終点付近に木を伐採などして整地してと思われる地点を左岸に見つけここにテントを張る。
 そのほかにも宿泊適地と思われる所は有ったが整地に苦労しそう。ヤケノママ上部には天場適地は見つけられなかった、沢を抜ける事を考えた方が良いと思う。
 
 下降路 ゴンドラ駅上まで登山道は良好、ゴンドラは片道1400円15分の空中散歩である。
 グランデコのレストハウスから徒歩で中津川レストハウスに戻る、小野川湖まで車道を歩き地形図にある林道を利用してレイクラインに上がろうとしたがこの林道は最初から草藪で一つ目のカーブ手前で道が崩壊そこから直上して上の林道に出るが藪が更にひどくなり二つ目のカーブの先でこのまま進むことを断念、この林道が絡む尾根を登る事にする、尾根上に出ると踏み跡が有った、これを辿り上部で林道をちょっと歩きレイクラインに出る1時間、末端から尾根を登った方がスッキリ登れ40分程で済むと思う。これを利用する事で車道を歩くより4キロ程短くなる。 
 
 文中にある所要時間は足の遅い私のものなので当てになりません、また滝の落差や名称は登山体系に従いました。 
一日目 中津川レストハウスを出発
2020年08月10日 07:48撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/10 7:48
一日目 中津川レストハウスを出発
10分で入渓
2020年08月10日 07:57撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/10 7:57
10分で入渓
穏やかな渓相
2020年08月10日 08:19撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/10 8:19
穏やかな渓相
白滑八丁が始まる
2020年08月10日 08:29撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/10 8:29
白滑八丁が始まる
白滑八丁
2020年08月10日 08:37撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/10 8:37
白滑八丁
白滑八丁
2020年08月10日 08:46撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
2
8/10 8:46
白滑八丁
穏やかな渓相に戻る
2020年08月10日 08:56撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/10 8:56
穏やかな渓相に戻る
ゆったりと流れる
2020年08月10日 08:58撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/10 8:58
ゆったりと流れる
支流から滝が落ちる
2020年08月10日 09:12撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/10 9:12
支流から滝が落ちる
魚止ノ滝15m
2020年08月10日 09:55撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/10 9:55
魚止ノ滝15m
小沢を利用して左岸を大きく高巻く
2020年08月10日 10:00撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/10 10:00
小沢を利用して左岸を大きく高巻く
小滝は釜は浅く左岸を登る
2020年08月10日 10:59撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/10 10:59
小滝は釜は浅く左岸を登る
取水口
2020年08月10日 11:15撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/10 11:15
取水口
深い釜を持った銚子口
2020年08月10日 11:50撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/10 11:50
深い釜を持った銚子口
右岸の倒木を利用して登る
2020年08月10日 11:59撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/10 11:59
右岸の倒木を利用して登る
ゴルジュ
2020年08月10日 12:03撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/10 12:03
ゴルジュ
ゴルジュ
2020年08月10日 12:19撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/10 12:19
ゴルジュ
左岸を高巻く
2020年08月10日 12:32撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/10 12:32
左岸を高巻く
観音滝20m
2020年08月10日 12:56撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/10 12:56
観音滝20m
左岸を大きく高巻く
2020年08月10日 13:13撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/10 13:13
左岸を大きく高巻く
二条の滑滝
2020年08月10日 13:25撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/10 13:25
二条の滑滝
廊下
2020年08月10日 13:50撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/10 13:50
廊下
釜を持った滝は胸まで浸かって登る
2020年08月10日 14:05撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/10 14:05
釜を持った滝は胸まで浸かって登る
一日目の天場
2020年08月10日 18:49撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
3
8/10 18:49
一日目の天場
天場の対岸は崖
2020年08月10日 18:49撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/10 18:49
天場の対岸は崖
夜は焚き火
2020年08月10日 19:21撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
3
8/10 19:21
夜は焚き火
二日目 天場となった河原を後にする
2020年08月11日 06:05撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/11 6:05
二日目 天場となった河原を後にする
権現沢に架かる滝30m
2020年08月11日 06:58撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/11 6:58
権現沢に架かる滝30m
ゴルジュを抜ける
2020年08月11日 07:04撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/11 7:04
ゴルジュを抜ける
神楽滝40m
2020年08月11日 07:12撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
2
8/11 7:12
神楽滝40m
左岸を大きく高巻く、古い標識を見つけた
2020年08月11日 07:44撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/11 7:44
左岸を大きく高巻く、古い標識を見つけた
高巻き終了点に夫婦滝10m、右岸の鎖を利用して登る
2020年08月11日 08:11撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/11 8:11
高巻き終了点に夫婦滝10m、右岸の鎖を利用して登る
夫婦滝上の岩棚で休憩
2020年08月11日 08:35撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/11 8:35
夫婦滝上の岩棚で休憩
静滝15m、右岸高巻き
2020年08月11日 08:39撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/11 8:39
静滝15m、右岸高巻き
熊落滝20m、この上を右折した所に見えない大滝が有る。二つまとめて左岸を大きく高巻く
2020年08月11日 09:11撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/11 9:11
熊落滝20m、この上を右折した所に見えない大滝が有る。二つまとめて左岸を大きく高巻く
熊落滝の上は50m以上の岩壁に囲まれている
2020年08月11日 09:19撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
3
8/11 9:19
熊落滝の上は50m以上の岩壁に囲まれている
高巻き中に出合う滝、左岸に登ると踏み跡が有った
2020年08月11日 09:36撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
3
8/11 9:36
高巻き中に出合う滝、左岸に登ると踏み跡が有った
高巻き終了点から滝下を見る
2020年08月11日 11:04撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/11 11:04
高巻き終了点から滝下を見る
滝上は穏やかな流れ
2020年08月11日 11:07撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/11 11:07
滝上は穏やかな流れ
直ぐ上に10mの滝、熊落滝からこの滝までまとめて高巻く記録もある
2020年08月11日 11:12撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/11 11:12
直ぐ上に10mの滝、熊落滝からこの滝までまとめて高巻く記録もある
支流の100mの滝
2020年08月11日 11:30撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
3
8/11 11:30
支流の100mの滝
その向かいに筋滝15m、左岸高巻き
2020年08月11日 11:33撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
2
8/11 11:33
その向かいに筋滝15m、左岸高巻き
支流の滝に斜光が射す
2020年08月11日 11:36撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
3
8/11 11:36
支流の滝に斜光が射す
穏やかな流れを進む
2020年08月11日 11:59撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/11 11:59
穏やかな流れを進む
ゴルジュもある
2020年08月11日 12:04撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/11 12:04
ゴルジュもある
最後の大滝、朱滝60mが見えた
2020年08月11日 12:31撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
3
8/11 12:31
最後の大滝、朱滝60mが見えた
朱滝60m下まで行く、少し戻って左岸高巻き
2020年08月11日 12:36撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/11 12:36
朱滝60m下まで行く、少し戻って左岸高巻き
高巻きはあの尾根の影の尾根を登る
2020年08月11日 12:55撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/11 12:55
高巻きはあの尾根の影の尾根を登る
高巻きが終わり癒しの渓相になる
2020年08月11日 14:21撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/11 14:21
高巻きが終わり癒しの渓相になる
滑滝に癒される
2020年08月11日 14:30撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/11 14:30
滑滝に癒される
天気が良い
2020年08月11日 14:37撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/11 14:37
天気が良い
ヤケノママと呼ばれる河原
2020年08月11日 15:03撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/11 15:03
ヤケノママと呼ばれる河原
河原上部の天場
2020年08月11日 16:58撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
3
8/11 16:58
河原上部の天場
三日目 朝から雨模様の中出発
2020年08月12日 05:47撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/12 5:47
三日目 朝から雨模様の中出発
両岸が崩壊した地点を通過
2020年08月12日 06:11撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/12 6:11
両岸が崩壊した地点を通過
青空が見えて来た、と思ったら暫くして又雨が降り出す
2020年08月12日 06:26撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/12 6:26
青空が見えて来た、と思ったら暫くして又雨が降り出す
二俣は左俣に進む、この先二つある二俣も左俣に進む
2020年08月12日 06:31撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/12 6:31
二俣は左俣に進む、この先二つある二俣も左俣に進む
けっこう強い雨が降る
2020年08月12日 07:49撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/12 7:49
けっこう強い雨が降る
延々と続く河原にウンザリしてくる
2020年08月12日 07:51撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/12 7:51
延々と続く河原にウンザリしてくる
湿原に出た
2020年08月12日 09:36撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/12 9:36
湿原に出た
池のほとりにモウセンゴケ
2020年08月12日 09:41撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
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8/12 9:41
池のほとりにモウセンゴケ
登山道に出て一息つく、遡行終了
2020年08月12日 09:43撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
2
8/12 9:43
登山道に出て一息つく、遡行終了
ヒゲのチングルマ
2020年08月12日 10:30撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/12 10:30
ヒゲのチングルマ
梵天岩、視界無
2020年08月12日 10:38撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/12 10:38
梵天岩、視界無
西吾妻山
2020年08月12日 11:01撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/12 11:01
西吾妻山
西吾妻山避難小屋で沢装備を解く
2020年08月12日 11:10撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/12 11:10
西吾妻山避難小屋で沢装備を解く
名前がわからない
2020年08月12日 12:31撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/12 12:31
名前がわからない
ハクサンイチゲ
2020年08月12日 12:32撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/12 12:32
ハクサンイチゲ
西大顛
2020年08月12日 12:35撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/12 12:35
西大顛
ゴンドラで空中散歩、雨は上がっている
2020年08月12日 14:33撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/12 14:33
ゴンドラで空中散歩、雨は上がっている
グランデコレストハウスから車道歩き
2020年08月12日 15:05撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/12 15:05
グランデコレストハウスから車道歩き
小野川湖まで歩き廃道となった林道に入るが途中で断念尾根に上がり踏み跡を辿る
2020年08月12日 16:05撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/12 16:05
小野川湖まで歩き廃道となった林道に入るが途中で断念尾根に上がり踏み跡を辿る
レイクラインに出て三湖パラダイスまで歩き荷物をデポ
2020年08月12日 17:20撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/12 17:20
レイクラインに出て三湖パラダイスまで歩き荷物をデポ
中津川橋、稜線は雲の中
2020年08月12日 18:14撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/12 18:14
中津川橋、稜線は雲の中
中津川レストハウスに到着、三日間よく頑張った
2020年08月12日 18:19撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
2
8/12 18:19
中津川レストハウスに到着、三日間よく頑張った
撮影機器:

感想

吾妻連峰、中津川を遡行する。
 一日目 ちょっとゆっくり目に出発、全行程三日にプラス予備日一日なので余裕である、天候は良い。遊歩道を10分で入渓、水量は普通で良い感じ、河原を歩いていると枝沢から釣り人が一人降りてくるのに出会う、やがで最初の見せ場白滑八丁、白い滑や釜、小滝を快適に登る、登り出してすぐ振り返ると二人の釣人が見えた。河原歩きをしばらくすると魚止ノ滝、踏み跡を辿ってすんなり左岸を高巻き、取水口の上で銚子口まで行って下って来たという男女二人のパーティーに出合う、以後登山道にでるまで人と会う事は無かった、ただ今日早朝に出発したと思われる登山者の足跡を砂地などで見かけたが山行中に追いつく事は無かった。
 銚子口、観音滝と無難に超えて河原の砂地にテントを張る。夜は焚き火を楽しみその横でうたた寝をした後テントに入って就寝。
 
 二日目 今日も天気が良い、神楽滝、熊落滝と大迫力の大滝を高巻きで越える、さらにこの沢最大の朱滝60mを大高巻きで越えるとここまで苦労したことへのご褒美のような岩床の美しい癒しの沢が待っていた。ヤケノママと呼ばれる河原に着き河原の終わりの方に整地された天場を見つけた、明日は天候が崩れるとの予想なのでできれば今日中に沢を抜け西吾妻山小屋まで行くとも考えていたが時間も遅く何よりも数回の大高巻きで疲れ果ててしまい先に進む気になれずここに泊まる事にする。テントを張る前にマットの上に座り込みラーメンを作って発泡酒を飲んでそのまま横になって一寝入り、起きてテントを張って軽い食事と日本酒を飲ん後は焚き火もする気になれず就寝した。

 三日目 朝4時過ぎに起きて食事の用意をしていると雨がぽつぽつと降りだす、雨脚が徐々に強くなる中で撤収、パッキングして出発。今日は難しい所は無いが駐車地点まで行程が長い、歩き出して少しすると雲間に青空が見えて来た、稜線は晴れかと期待したがすぐガスが出て雨足が更に強くなる、延々と続く河原歩きにウンザリしてきた頃湿原に出る、池塘の廻りのモウセンゴケの赤が印象的だ、登山道に出て遡行終了。ここからは登山道歩き、天元台から来たと人と出会い久しぶりに言葉を交わす、雨は上がって来たがガスで視界が悪い、それでも西吾妻山には登り西吾妻山小屋で沢装備を解く。
 西大顛経由で登山道を歩きグランデコゴンドラ山頂駅まで行く、全行程人力走破を考えていたがゴンドラを見た途端その考えは消え空中散歩を楽しんだ。グランデコレストハウスからは車道を歩く小野川湖まで歩きここから今回最後の藪漕ぎをする、レークラインに出て三湖パラダイス(展望地)に荷物をデポし身も心も軽くして歩き中津川レストハウスに戻り充実の沢旅を終えた。

 今回の食料は重いレトルト食品や缶詰は持たずアルファ米を使った食品やインスタントラーメ2袋、生野菜として玉ねぎ小1、ピーマン1、キュウリ1、アルコールは発泡酒350ml×2、日本酒2合を持った。

 中津川は難しい滝やゴルジュの登攀はなく懸垂下降などでザイルを使うところも無い(ザイルを持たなくても良いという事ではない)、体力が有り、効率よく高巻きをこなせれば二日で登る事も可能だと思うが今回は自分の体力を考慮して実働三日予備費一日の予定にして正解だったと思う。
 

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コメント

2日違いでした
いや〜すれ違いでした。私は2人パーティーで8日〜10日で中津川を遡行しました。増水と高巻きミス(ロープ何度も)と苦労の連続で我々には厳しい中津川となりましたが、10日に無事下山した次第です。そういえば駐車場に宮ナンバーがありました。こちらの記録を読ませていただいて2度楽しんだ気分です(笑)
さて私も遅ればせながらの記録を書こうかな…
2020/8/15 18:23
Re: 2日違いでした
torayama様 コメントありがとうございます。
中津川の遡行レコ読ませていただきました、ホントに入れ違いだったのですね、悪天候の中の遡行ご苦労様です。私はその悪天候を避け日にちをずらせて入渓しました、単独行だと特に天気には細心の注意を払います、自分はけっこういい歳なのでこれから先もゆるゆると山を続けていきたいと思います。
2020/8/16 8:21
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