大雪山〜トムラウシ(3日間)

2020年08月08日(土) 〜 2020年08月10日(月)

• GPS: 56:47
• 距離: 61.3km
• 登り: 2,611m
• 下り: 3,775m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:50
• 休憩: 0:25
• 合計: 9:15

6:33 姿見駅
6:47 6:49 姿見の池
7:58 8:01 金庫岩
8:09 8:11 大雪山
8:31 8:31 裏旭キャンプ指定地
9:03 9:03 間宮岳分岐
9:07 9:07 荒井岳
9:31 9:31 松田岳
9:42 9:44 北海岳
10:50 10:51 白雲分岐
11:12 11:21 白雲岳避難小屋
12:06 12:06 高根ヶ原分岐
13:57 14:03 忠別沼
14:55 14:55 忠別岳
15:37 15:37 忠別岳避難小屋分岐
15:48 忠別岳避難小屋

2日目

• 山行: 7:14
• 休憩: 0:41
• 合計: 7:55

5:45 忠別岳避難小屋
5:58 5:58 忠別岳避難小屋分岐
6:31 6:34 五色岳
7:38 7:38 化雲岳
7:47 7:56 ヒサゴ沼分岐
8:14 8:19 ヒサゴのコル
8:52 8:53 天沼
8:58 8:58 日本庭園
9:26 9:32 ロックガーデン
10:12 10:12 北沼
10:53 11:09 トムラウシ山
11:38 11:38 北沼
12:05 12:05 ロックガーデン
12:37 12:37 日本庭園
12:43 12:44 天沼
13:10 13:10 ヒサゴのコル
13:40 ヒサゴ沼避難小屋

3日目

• 山行: 8:25
• 休憩: 0:37
• 合計: 9:02

6:18 ヒサゴ沼避難小屋
7:18 7:19 ヒサゴ沼分岐
7:30 7:55 化雲岳
10:30 10:30 第一公園
12:15 12:15 滝見台
12:49 12:56 天人峡登山口
13:01 13:05 天人閣
13:07 13:07 天人峡登山口
15:20 ゴール地点

天候

大荒れ予報が出たり消えたり。晴れたり曇ったり雨だったり。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

入山は旭川駅〜旭岳登山口までバス。そこからロープウェイで姿見まで。
下山は天人峡まで降りた後、そこから2時間歩いて国立公園入口バス停まで戻りました。

コース状況／危険箇所等

残雪ある個所ありますが、アイゼンなどは使いませんでした。

写真

8/7 14:46

入山日が荒天予報だったので、一日送らせて、ケイズホテル北海道に前泊しました。
9人ドミトリー部屋で、館内は新しくとても充実した設備で居心地最高でした。
コロナで人が少ないからってのもありますが、また泊まりたい
(下山してまた泊まりました)

8/8 5:59

旭岳ロープウェイ駅。冬来た時とは全く違う。

8/8 6:32

姿見駅到着。
ここから十勝岳まで5日間で踏破する計画(でした)

8/8 6:32

雨は降ってない。

8/8 6:34

ガスってる。路面はべちょべちょ。

8/8 6:45

避難小屋に到着。冬来たときはここまで1時間以上かかり、ここで敗退しました。

8/8 7:26

ガスが晴れかかってきた。
でも爆風で恐ろしく寒いです。北海道やべえ。

8/8 7:35

虹も出てきました。

8/8 7:56

これが金庫岩？

8/8 8:04

旭岳に到着！
風がめっちゃ強い。

8/8 8:16

ガスの中、新井岳方面に下ります。

8/8 8:24

下りの雪渓は怖いけど、下に地面見えているので、滑らせながら降ります。

8/8 8:51

ガスってるけど火星みたい

8/8 9:18

晴れてたら縦走路きれいなんだろうなぁ

8/8 9:34

謎の花

8/8 9:42

北海岳に到着。
初日の宿を黒岳か忠別岳かで迷ってましたが、思ったより早く着いたので、忠別に進みます。
(この時は白雲岳避難小屋が建て替え中)

8/8 9:43

有毒温泉方面。ガスがなかったら・・・

8/8 9:52

謎の花

8/8 10:04

ガスが晴れかかってきた

8/8 10:11

白雲岳が見えてきました。
ここで道を間違えて、右側の方に進んでしまいました。
(右側に道が続いているように見える)
その時、道端に居たカラスがガーガー騒ぎ、
写真を撮ろうと思い、ついでに地図を見て気づきました。

8/8 10:22

この方です。
そのあとも、白雲岳分岐の手前まで後をつけてきてくれました。
すっごい不思議な体験。
カラスって頭いいらしいので、本当に道を教えてくれたのかな。

8/8 10:21

8/8 10:24

雪渓は融けていて、危険個所は無し

8/8 10:57

白雲岳避難小屋が見えてきました

8/8 11:07

謎の花

8/8 11:09

白雲岳の水場。

8/8 11:09

事前情報通り、がっつり工事中です。
工事の方もたくさんいらっしゃいます。

8/8 11:11

ユンボまである

8/8 11:57

ガスってたら迷いそうなくらいまっ平

8/8 12:02

ガスが切れました

8/8 12:10

白雲岳から少し下ったストレート平の左手側の崖。
すっごい綺麗。

8/8 12:33

幻想的です。

8/8 13:49

忠別沼が見えてきました。

8/8 13:54

サンショウウオ？

8/8 14:48

忠別岳に到着

8/8 15:22

地面に矢印書いてありましたが、
こっちに進む先行者は居ないはずなんだよな・・・。

8/8 15:37

忠別小屋の分岐

8/8 15:42

思いっきりガサ藪を下っていきます

8/8 15:48

忠別岳避難小屋に到着。
ちなみにドコモでも電波入りません。

8/8 15:50

2階が雨漏りしてるらしく、中は水浸しでした。
テン場に一人でテント貼るの怖いので、避難小屋のお世話になることにしました。
この後続々と人が到着してます。

8/9 5:57

2日目は快晴

8/9 6:00

五色岳を目指します

8/9 6:53

トムラウシ山が見えてきました

8/9 7:33

化雲岳に到着。
ここで電波が拾えたので、ヤマテンをチェックすると、
明日から大荒れ警報が出てきました。
本当は十勝まで縦走予定でしたが、地獄の南沼〜美瑛を、
大荒れの天気で突っ込むのは無理。
撤退を視野に入れて、とりあえずトムラウシまで進むことにしました。

8/9 7:45

今日はこんなにいい天気なのになぁ

8/9 8:55

北沼

8/9 9:32

これが噂のロックガーデン。そしてガスってきた

8/9 10:09

トムラウシが見えてきました。

8/9 10:57

トムラウシに到着。ガスってます。
100名山50座目でキリも良いからと言い聞かせ、十勝は諦めました。
ヒサゴ沼まで戻って、明日下山しよう。

8/9 12:09

下りでも恐ろしいロックガーデン

8/9 13:23

ヒサゴ沼の方に下ります。
下が見えないので、ここは滑って降りられない。
慎重に下ります。

8/9 15:01

ヒサゴ沼避難小屋に到着。
今日はテン場に人がいるので、自分もテント泊にします。

8/9 15:00

テント設営

8/9 15:28

ガスに余裕があるので、プラティパスに煮沸したお湯を入れて、
プラティパスアイロンで衣類を乾かします。
まぁまぁ乾くけど、最終的には着て乾かす。

8/9 19:06

テントは少なめ。小屋は多かったのかな。
雨降ってます。

8/10 6:21

3日目。思ったよりいい天気。

8/10 7:11

今日から天気崩れるはずなのに。

8/10 7:29

何なら晴れ間も見えてきました。
え？普通にいい天気じゃないの？

8/10 7:56

化雲岳まで戻ってきました。これから天人峡に向かいます。
何気に絶景です。

8/10 8:37

縦走路もくっきり。

8/10 9:05

藪漕ぎ区間あり。
おそらくここで熊スプレーの安全弁を落としました。

8/10 9:38

姿見のロープウェイ駅が見えます。
ワープしたい。

8/10 9:50

天人峡のルートは雨降ると悲惨らしい。数日前にレスキュー呼んだ人の記録もありました。
確かに前夜小雨降っただけで水浸しです。

8/10 10:29

湿地の木道

8/10 12:06

羽衣の滝が見えます。
実際見るとすごい。

8/10 12:08

同じルート歩いていたガイドさんから教えてもらった、
キツツキの穴。
北海道のキツツキ、でかいな。

8/10 12:55

天人峡登山口に到着。
しかし、ここからまだ下る必要があるのです。

8/10 14:16

長いよ・・・。

8/10 16:13

歩いて2時間。ようやくバス停に到着です。
ここから旭川に戻ってもいいのですが、
日程に余裕があるので、また旭岳まで戻り、ケイズホテルにお世話になりました。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

yuin

旭岳からトムラウシを経て、十勝岳まで大縦走する計画でスタート。
ヒグマ出没地帯なので、熊スプレーは必須だなと思い、
機内に持ち込めないので、新千歳空港着で事前に送付しました。
OD缶は宅急便もNGなので、新千歳空港で買おうと思いましたが、
売ってる場所を見つけることができず断念。

本来の入山日が大荒れの予報で、1日遅らせたので時間に余裕ができたため、
旭川駅裏のホーマックで買いました。
イオンにもスポーツ用品コーナーありますが、ちっちゃいしキャンプ用品は置いてないです。

旭岳まで移動して、一番安かったケイズホテルにお世話になりました。
お安かったので寝れればいいくらいの所かなと思ってましたが、
館内めっちゃ綺麗で施設も充実しており、かなり良いところでした。

初日は風がとても強く、また風も冷たくて一気に体温が持っていかれます。
夏の北海道は、秋の北アルプス想定と言われますが、まさにその通りでいいと思います。
今年は白雲岳避難小屋がやっていないので、初日は頑張れれば忠別岳、無理なら黒岳まで行こうと思っていましたが、
思ったよりいいペースで進めて、15時半には忠別岳避難小屋に到着できました。
水場の水(雪渓の水)もジャンジャンでてます。

2日目は快晴。化雲岳まで登っていき、ヤマテンを受信すると、大荒れ警報が出ていました。
大荒れ予報の日は、このルート一番の核心の南沼〜美瑛の区間。
14時間くらいかかり、エスケープもでき無いストロングなとこです。
そんな所に大荒れ予報で突っ込むのは無理だと思い、泣く泣く天人峡方面に下山することにしました。

3日は快晴のち雨。午前中はいい天気で、天気予報外れかよ！と心の中で悪態をついていましたが、
11時過ぎくらいから雨が降ってきて、胸をなでおろしました。
が、どっちみち濡れネズミになりながら歩く事には変わりなく、
天人峡登山口から国立公園入口バス停まで2時間、トボトボ歩く事になりました。

ちゃんと登るのは初の北海道の山でしたが、
ガスの切れ目から見える山々はとても広大で、やっぱ本州とは違うなぁと思います。
そしてずっとヒグマに怯えていました。