金剛山 新雪独り占め(紀見峠 - 山頂 - 文殊中尾根)
- GPS
- 07:53
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,341m
- 下り
- 909m
コースタイム
9:08 紀見峠
10:32 西の行者堂(軽アイゼン装着)
11:51 行者杉
12:27 千早峠
13:13 中葛城山(昼食) 13:39
14:11 伏見峠
14:44 葛木神社
14:56 国見城址
15:15 文殊中尾根
16:00 百ヶ辻
天候 | 雪 後 少し晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 南海バス 16:32発 河内長野駅行き |
コース状況/ 危険箇所等 |
ダイトレ、文殊中尾根とも危険箇所はありませんでした。 |
写真
感想
今回は、車が使えないことが事前にわかっていました。
朝早くに出発できるので、紀見峠からダイトレを使って金剛山に登ろう、と1ヶ月
位前から計画していました。
ちょうど娘が模擬試験のため河内長野に行くというので、二人連れだって出発。
河内長野で娘と別れて私は紀見峠駅に向かいます。
駅に着いた時点で雪がちらほら。プラットフォームにもうっすら積もっているの
で、駅の中でレインウェアを着込み、ついでにお手洗いもお借りして出発。
紀見峠に着くと旧371号線にもうっすらと雪が積もっています。
ダイトレ入り口について写真を撮っていると、なんと自転車の人がダイトレから
出てくるではありませんか。
「おおっ、この雪の中、自転車でダイトレ走ってきたんか。すげー」
とびっくりしていると、サーッと走り去って行きました。
この辺りでは積雪はそれほどでもなく、さくさくと進みます。
が、山の神を過ぎてしばらくすると、だんだん、道が真っ白に。
踏み跡のない雪がずっと続いています。
新雪を独り占めして、雪を踏みしめるように進んでいきます。
西の行者堂で軽アイゼンを装着します。
手前の下りで若干不安を感じたため、転ぶ前につけておこうかと。
人生初のアイゼン装着です。
手袋をした状態でアイゼンのつける練習をしておいた(^^;ためか、わりとスムーズ
に装着完了しました。
アイゼンをつけて歩き出しました。滑る心配はなくなりましたが、慣れていない
ためかなんか歩きにくい。それに、足の負担が増したような感じがする。
滑るのは嫌だしそのまま進みましたが、しばらくは何か違和感を感じていました。
ただ、この辺りから時間が気になり始め、少しオーバーペース気味に。
ダンボ山、杉尾峠、行者杉と過ぎていくものの、景色を楽しむ余裕もなく、時間
を気にしながらひたすら進む状態。
疲れてくるし、足の運びが乱雑になってきて、雪の下に隠れている何かにアイゼン
を引っかけて転びそうになるし、おなかは減るしで、この先どうしようか、と考え
はじめました。
とりあえず久留野峠まで行こう、と決めて進みます。
あまりの空腹に、中葛城山でラーメンを作って昼食にしました。
ただのチキンラーメンですが、とってもうまかったです。おなかがふくれると
現金なもので元気を取り戻し、何とか山頂までたどり着くことができました。
葛木神社でいつもの通りお参りしました。
無事たどり着けたことも感謝してお参りしました。
売店前に行くと、有名(?)な売店前のかまくらがあるではないですか!
国見城址からはきれいな景色が見えるし、金剛山遊歩道の霧氷はきれいだし、
いい気分で下山を開始。
この頃になるとアイゼンにも慣れてきて、あまり引っかけたりすることなく
無事文殊中尾根から下山することができました。
今回の登山ではいろいろ学びました。
・雪が降るとペースが落ちる(頭では何となくわかっているつもりでしたが)
・アイゼンをつけると足が疲れやすくなる
・余裕を持ったスケジュールを立てる
出発前から「ギリギリかなぁ」と思っていました。が、実際、雪の中を歩いて
いくと、ギリギリどころか予定時間を軽くオーバーしていました。なので、
途中から景色を楽しむ余裕もなくひたすら時間を気にしながら進んでいました。
楽しくなかったです。
雪の中道迷いなどすると大変なことになります。
これからは、無理なく楽しく登山するように計画しようと思います。
コメント
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utabutaさん こんばんは。
ここ数日で金剛山もすっかり雪景色
昨年の12月は雪がなかった気がします。
新雪を独り占めできる機会はなかなかありません。
誰も歩いていないところに足跡残せるのが嬉しいですね。
これからの金剛山は、もっと雪深くなり、氷瀑も期待できるので楽しみです。
装備としては、アイゼン以外にも、晴れた日にはサングラスやゴーグルがあれば便利です。
冬の金剛山を大いに楽しみましょう
この寒さと雪の中を、紀見峠から金剛登山とは
びっくりです!
私も前日に猛烈な寒さの中をノーアイゼンで
登りましたが、この日はさらに猛烈な雪が降り
さらに寒さが増したようですね。
前日はー2℃、この日はー5℃。
アイゼンをつけると確かに歩きにくいですね。
大変な悪条件の中お疲れ様でした!
無事たどりつけて良かったですね。
娘さんは高校受験でしょうか?
がんばって下さい!
staygoldさん、こんばんは。
そうですか。今年は雪が降るの早いのですか。
新雪も楽しめてなんかラッキーです。
氷瀑も楽しみです。
サングラス、晴れた日には確かに必要ですね。
今度から忘れずにもって行きます。
> 冬の金剛山を大いに楽しみましょう
はい。
ほんと、これから楽しみです。
akipapaさん、こんばんは。
> この寒さと雪の中を、紀見峠から金剛登山とは
びっくりです!
レポにも書きましたが、ちょっと無謀であったかと反省
しています。
> 大変な悪条件の中お疲れ様でした!
> 無事たどりつけて良かったですね。
雪の量そのものはそれほど多くなかったのですが、
時々強い風が吹いて雪がバチバチと顔に当たり、その
へんがしんどかったです。
無事下山することができてほんとに良かったです。
> 娘さんは高校受験でしょうか?
> がんばって下さい!
ありがとうございます。
高校受験です。が、最近煮詰まっているようです
試験場所への行き帰り、河内長野駅前でも雪が降った
らしく「寒かったー」と言ってました。
utabuta さん、こんばんは。
この日は、私も金剛山に登っていました。
午後2時半頃に晴れ間が広がって来ましたね。
千早園地あたりの写真から青空がでていますね。
やはり雪には青空が似合いますね。
それにしても紀見峠から長距離の登山お疲れさまです。
文珠中尾根付近の写真に霧氷が映っていますね。
風が強く当たる尾根なんですね。
私の歩いたコースでは霧氷が見られなかったです。
コメントありがとうございます。
annyonさんと入れ違いで私が国見城址に入ったみたい
ですね。ちょっとニアミスかな。
私がついた頃にはけっこう晴れ間が広がっていました。
が、風が強くてめちゃめちゃ寒かったので、写真撮るだ
け撮ってすぐに待避しました
> やはり雪には青空が似合いますね。
雪景色と青空がこんなに美しいと初めて知りました。
がんばって登って良かったと思いました。
霧氷は、ダイトレ登っているときにはほとんど見かけ
なかったような気がします。
# 時間気にしていたので気づいてなかった可能性もあ
# りますが...
寒ければ霧氷ができるのかなぁ、なんて思っていました
が、気温だけでなく風向きとかいろいろ条件が揃わない
とダメなんですね。
これからどんどん寒くなっていくと、もっとたくさんの
霧氷が見られるようになるのかな。
この日私も金剛山行ってました〜凄い吹雪く中
国見城址の上?のところでタープ張ってランチましたよぉ^^
髪は凍るし、きっと鼻水が出ていても気がつかない!
一応レディーなので気をつけていたけどw
凄い寒かったけどキレイで何度も立ち止まって景色を楽しみました^^
残念ながら晴れ間が出たのは下山中すこしでした
アイゼン無で一度思い切り雪にお尻の跡入れちゃいましたけど、たのしかったです
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