玄倉〜東沢乗越〜小川谷
kuroken
- GPS
- 07:19
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,125m
- 下り
- 1,128m
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| 天候 | 晴天 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
全体的に危険箇所は一切無し。ただし、道は荒廃気味で道標も乏しい。地形図とコンパスやGPSは有った方がいい。 アッチ沢出合（石崩隧道脇）〜東沢乗越：ところによって急登。裸山丸とモチコシノ頭を越えて下る辺りは尾根筋を間違えないように。 東沢乗越〜小川谷：最初の下りはザレた急坂なので足元注意。湧水口を過ぎてからは沢ポチャ注意。この時期、沢の石は氷が付いていた。下って二度目に右岸から沢が入り、本筋の沢が左へ折れて落込む所は進路を直進して切り通しを抜け巻ける。注意すれば目印アリ（ピンクテープ）。 小川谷〜丹沢県民の森：特に注意・危険箇所は無いが、路盤幅狭め（30〜40センチ程）で所々崩落している（ロープが渡して通行は問題無い）。 丹沢県民の森〜玄倉ゲート：クルマも通行出来る林道。 |
写真
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個人的にはここからの富士山は丹沢屈指の眺望だと思う。
この目印のところを下る。
「ドーカク尾根」と言う尾根筋らしい。
この尾根筋をそのまま真っ直ぐ進めば同角ノ頭に行けるんだろうな。
結構勢いが良い。ライオンの口からジャーって出るやつを彷彿させる。
感想
ここしばらく全く山歩きをしていなかったので足慣らしのつもりでハイキング。
風の強い一日だった。
向山ノ頭までの尾根筋を歩く時はとにかく寒かった。
石崩隧道を玄倉ダム側へ抜けてすぐの地点から入渓。ここはアッチ沢が流れ込む地点で岩が濡れている。登山靴だとソールが硬くて滑るので注意だ。
この辺りの玄倉川は普段は飛び越える程度の水量のだが、この日はダムの放水と重なってしまい、幅跳びで5メートルは飛べないと対岸へ行けそうに無かったので、仕方なく裸足になって渡渉。思ったよりは冷たくなかったが水飛沫でヒザまでまくったパンツの左足側がだいぶ濡れた。
対岸に渡り、ここから登坂。わりかしな急登だが、斜度よりも路面の土がもろくてグリップが効きずらくてチョイと疲れた。
向山ノ頭の手前からの富士山はホントにいい感じだと思う。この日は山頂に雲がかかっていたが、それでも晴天を背景に見栄えは良かった。
東沢乗越から小川谷への下りは始めこそガレていてヤバイ感じだが、下るにつれて沢筋がきちんとしてくる。それに連れて足元の不安は路面状態よりもポチャンッ！と足を滑らせて沢で足を濡らさないかに変化する。
水量が増してきて大丈夫かなあ・・・、の頃に小川谷と合流した。
今回、昨年見つける事の出来なかった「丹沢鉱山」の坑口をやっと見つけてうれしかった。
伝承では武田信玄の隠し金山だった、とも言われているらしい。
昭和20年代から30年代に鉱石を採掘していたらしいが、信玄時代には金が出ていた、と言う。
こんな場所にありながらも、きちんと案内板が取り付けてあるのがすげえなあ、と思った。年間何人が訪れるのだろうか？メジャーな地図には全く記載されていないと思うが・・・。
また、レールが穴の外にも続いていたようなのだが、まさかトロッコ軌道が沢伝いに走っていたのだろうか？
一応、付近を観察したが、それらしい路盤跡は見つける事が出来なかった。
こういうマイナーな産業遺跡が眠っている道筋は本当に魅力的だと思う。
丹沢にはまだまだこう言った産業遺跡が眠っているらしいので楽しみは尽きない。
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