土沢四ノ沢

2020年08月22日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.9km
• 登り: 461m
• 下り: 442m

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

吉政周辺

コース状況／危険箇所等

■土沢四ノ沢

　三ノ沢、二ノ沢のようなナメはほとんどないほぼ平凡な渓相で、一ノ沢や下流の
　日向沢のような印象だ。
　ただ800mにある流木が複数架かった7m滝の対応は核心となろう。
　流芯左脇を直登できなくもないが、ややヌメリがあり、落ち口へは1mほどの
　ハイステップになりそうなので、水量比1：1の790m二俣まで少し戻り、右岸の
　尾根を15〜20mほど上がり、落ち口方向へ鹿道を使ってトラバースし高巻いた。
　詰めは倒木も複数あり、急なガレになりそうだったので、830m二俣を右に入り
　850m二俣の中間尾根を標高差50m以上上がれば林道支線ができている。
　950m辺りで一本すぐ上の三国林道支線に乗り換え右手に進んでいけば
　三国林道本線と合流し、視界の開けた火燃（ひもし）峠から切通峠へ向かう
　山腹をトラバースする登山道を使う。

　遡行グレード　1級

写真

8/22 7:27

吉政集落最奥の切通峠への登山口

8/22 7:27

8/22 7:28

8/22 7:29

緩やかで平穏な登山道

8/22 7:31

平和だ

8/22 7:31

8/22 7:36

8/22 7:39

切通峠

8/22 7:39

右が鉄砲木ノ頭方面の登山道で左が火燃峠または遠く浅瀬に続く東海自然歩道

8/22 7:40

8/22 7:43

山腹トラバース途中に浅瀬へと続く登山道分岐

8/22 7:43

8/22 7:49

8/22 7:49

三国林道支線に合わさるところにある案内板

8/22 7:50

火燃峠

8/22 7:51

視界はよい

8/22 7:55

8/22 7:57

8/22 8:05

8/22 8:12

8/22 8:15

林道支線は三ノ沢方面、南南東へ下りてしまう。
今回下りたい尾根は一本北側に分派していることに地形図から判断したので・・・

8/22 8:23

標高850mあたりで林道を離れ一本北側の尾根へトラバースして取り付く

8/22 8:42

8/22 8:49

四ノ沢橋への尾根末端は壁岩になっているので、最後は橋よりも少し四ノ沢へ入ったところに下る

8/22 8:51

四ノ沢橋と尾根末端の岩壁

8/22 8:51

8/22 8:52

橋名書いてあります

8/22 8:52

8/22 8:53

690m二俣の右沢は深いゴルジュの3段6m滝で本流に合わさっている

8/22 8:54

8/22 8:55

本流はすぐに堰堤
左から容易に巻き越せる

8/22 8:56

堰堤の上は倒木群

8/22 9:12

8/22 9:14

8/22 9:44

8/22 9:45

8/22 10:05

8/22 10:05

790m二俣の右沢に架かるCS2条6m滝

8/22 10:07

左沢には小滝が連続している

8/22 10:09

8/22 10:10

800m二俣
右沢は短いけれど10m以上の滝で合わさっている
本流の左沢は流木の架かった2条7m滝

8/22 10:11

同じく

8/22 10:14

8/22 10:27

右岸から巻いてみた

8/22 10:34

途中から落ち口に向かい山腹を鹿道使ってトラバース

8/22 10:34

7m滝上流部で沢へ降りる

8/22 10:36

8/22 10:38

8/22 10:38

8/22 10:40

8/22 10:41

8/22 10:44

8/22 10:45

8/22 10:47

8/22 10:48

830m二俣
右はすぐに終わりそうで本流は堰堤がある左沢
中間部に湧き水あり

8/22 10:51

湧き水
この上から堰堤は巻いた

8/22 10:54

8/22 10:55

8/22 10:55

8/22 10:56

8/22 10:57

830m二俣
右沢へ

8/22 10:59

8/22 11:01

8/22 11:05

3段4m

8/22 11:06

850m二俣

8/22 11:06

8/22 11:24

850で古い歩道を探るため中間尾根を登り詰める

8/22 11:25

8/22 11:34

8/22 11:42

そのまま登れば林道支線になった

8/22 11:44

一本上の三国林道支線に上がる。
そのまま左手に行きがちだが火燃峠に戻るのは右手だ。

8/22 11:58

火燃峠

8/22 12:12

8/22 12:21

切通峠

8/22 12:29

8/22 12:30

吉政に戻る

撮影機器：

FinePix XP140 富士フイルム

感想

kamog

この土日は釜ノ沢の予定でしたが、土曜午後から雷と日曜は南岸低気圧降雨予報のため無念のキャンセル。
たまに仕事が空いたので午前中日帰りで世附川奥の土沢四ノ沢を覗きに行ってきました。
山中湖側の吉政ベースに切通峠、三国林道支線をアプローチに使うと、ホント久しぶりに前方にいきなり唸り声をあげ、こともあろうに四ノ沢側に逃げていくクマちゃんがおりました。
たまには写真くらい撮らせろ〜😆
四ノ沢は三ノ沢や二ノ沢と比べあまりナメ床もなく冗長で、一本下流の日向沢に近い渓相。
事前に地形図でここが臭そうと予想していた標高800mに流木が大量に架かった7m滝くらいが核心か。流芯左を登ろうと思えば登れそうでしたが、若干ヌメリもあるし落ち口がハイステップになりそうだったので右岸からうまいこと巻きました。
スカ沢なんて言葉は僕は関係ありません。たとえ堰堤オンパレードで滝の一つもない沢でも、それがその沢の顔です。それが自分の中で解明されれば十二分に満足なんです。