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Yamareco

記録ID: 2525088
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

岡山県津山市 大ヶ山の七不思議 キャップロックの巨岩群&新道

2020年08月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
04:06
距離
6.6km
登り
295m
下り
294m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:36
休憩
0:28
合計
4:04
9:08
11
大ヶ山駐車場
9:19
9:19
20
大ヶ山南ルート登山口
9:39
9:39
2
大ヶ山南ルート&西ルート分岐
9:41
9:41
6
9:47
9:47
6
大ヶ山東ルート登山口
9:53
9:53
5
大ヶ山南ルート登山口(2回目)
9:58
10:02
7
アマチュア無線基地
10:09
10:15
16
大ヶ山南展望台
10:31
10:31
9
舗装道路終点東屋
10:40
10:40
8
舗装道路終点東屋(2回目)
10:48
10:48
1
標高930m鞍部南東舗装道路&三ツ岩分岐
10:49
10:49
11
三ツ岩
11:00
11:00
4
11:04
11:04
5
鬼の門近道分岐(鬼の門東側)
11:09
11:09
3
笠岩&鬼の門分岐
11:12
11:12
9
大ヶ山南斜面回遊登山道南端
11:21
11:27
2
笠岩てっぺん
11:29
11:29
7
笠岩&鬼の門分岐(2回目)
11:36
11:39
17
鬼の門
11:56
12:02
40
イワタケ岩⁉からハンギョドン岩⁉まで
12:42
12:45
7
三ツ岩(2回目)
12:52
12:52
13
舗装道路終点東屋(3回目)
13:05
13:05
1
大ヶ山南ルート&西ルート分岐(2回目)
13:06
13:06
6
13:12
13:12
0
大ヶ山東ルート登山口(2回目)
13:12
大ヶ山駐車場
巨岩・奇岩や展望、旬の動植物観察などを楽しむコース
歩行距離6.5km、歩行時間3時間30分、歩行数11,800歩、消費カロリー1,950Kcal
天候 曇り時々晴れ後雨
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 自動車でアプローチする場合、「大ヶ山口」バス停<写真01>から「大ヶ山スカイ愛ランド」に向かう道が現在唯一、大ヶ山にアプローチ可能です。道標に従えば迷うことはないでしょう。カーナビどおりに北上し、尾所(おそ)の山桜<写真03>経由で向かおうとしたところ、大ヶ山スキー場の北で通行止めとなっており、再び大ヶ山口バス停<写真01>まで戻り、大ヶ山に向かうことになりました。
 駐車場は頂上周辺の舗装道路沿いに何か所かあります。
コース状況/
危険箇所等
 多少ササなどが茂っている箇所がありますが、ほぼかき分けなくても歩けます。
 舗装道路の終点(西端)でもある東屋<写真35>からの「大ヶ山南斜面回遊登山道」は、全体的に濡れても乾いても崩れやすい土道です。西側のコースは細道や急な箇所があり、万が一、滑落すると這い上がるのは困難なため、小さい子供や初心者にはおすすめしません。周回する場合は、今回のように時計回りに歩いたほうがいいでしょう。なお、東西のコースを結ぶ道が鬼の門<写真45,46>の東にありますが、ヤブ気味で急斜面を下りることになるので、避けたほうがいいかもしれません。
 大ヶ山頂上<写真14>へは、東西に新道ができており、東、西、南の3ルートを歩きました。南ルートはぬかるみとササの間の細踏み跡があるので、雨天や雨後は避けたほうがいいでしょう。

 大ヶ山頂上<写真14>への南ルートはぬかるみとササの間の細踏み跡がありますが、ほぼかき分けなしで歩けます。
 ササが刈ってあったのは入口だけで、5年前に歩いた北東にある東屋方面はすぐにヤブ、その代わり、前回気づかなかった木の下の掘り返したような黒土の細道が北西に続いていました。どうやら、これが『新ルート・岡山の山百選』に載っているルートのようです。木の下で身をかがめながら足元のシカの足跡や糞に気を付けて歩きましたが、たまに迷うことがありました。
 ヒメアカネ♀<写真10>撮影地点からは湿地帯で、黒々とした土が露出した部分と草が茂った部分の境目を選んで歩きましたが、最近の日照り続きでも多少ぬかるんでいました。
 アケボノソウ<写真13>撮影地点からは茂みの中の細道、標高980m辺りから背丈ほどの高さのササが茂ってきましたが、足元は見え、ほぼかき分けなしで歩けました。
 植林帯に突入、右折して東に向かうと、そこからはどこでも歩ける感じで三角点に辿り着きました。周辺はササが刈ってあり、今回は探し回らずにすみました。

 大ヶ山頂上<写真14>への東ルートは、東の登山口<写真15>まで広くササが刈られ、迷いようがありません。
 大ヶ山頂上<写真14>から下山に利用しました。ササの切り株が微妙に残っており歩行の邪魔になることもあります。北に並行してある植林帯の中を歩くと最後はまばらにササが茂っていましたが、かき分けずに歩け、雨をしのげました。

 大ヶ山頂上<写真14>への西ルートは、舗装道路終点の東屋<写真35>からササ刈り道が続き、切り株で歩きにくいこともあります。北上する辺りから足元に草が茂ってきますが、ススキもギリギリかき分けずにすみました。南ルートとの合流点から植林帯に入ると、そこからはどこでも歩けます。

 舗装道路の終点(西端)でもある東屋<写真35>からの「大ヶ山南斜面回遊登山道」は、全体的に濡れても乾いても崩れやすい土道です。西側のコースは細道や急な箇所があり、万が一、滑落すると這い上がるのは困難なため、小さい子供や初心者にはおすすめしません。
 舗装道路の終点(西端)の東屋<写真35>が回遊登山道の入口となります。5年前は「鬼の門」と書かれた道標がありましたが、今回はヤブで入口がよくわからなかったので、いったんは大ヶ山西ルートに入り、引き返しました。東屋<写真35>近くで適当に入りやすい所からササヤブに入ると、すぐに植林帯で道もありました。
 尾根道から少し南に逸れて、細く崩れやすい踏み跡を辿ってしまい、途中気付いて軌道修正をしましたが、それ以外は迷いようがありませんでした。
 標高930mの鞍部にある、南東の舗装道路方面と西の三ツ岩方面との分岐を経て三ツ岩<写真39,71,72>から先は道が整備されており、往路で五條峰(978m峰)経由で笠岩<写真42,43>に至る東側のコース、復路では鬼の門<写真45,46>経由で戻る西側のコースを歩きました。
 東側のコースは濡れても乾いても崩れやすい土道ですが、標高950mを過ぎると丸太と土の階段が続き、西側に比べるとはるかに歩きやすいです。東西のコースを結ぶ道が鬼の門<写真45,46>の東にありますが、ヤブ気味で急斜面を下りることになるので、避けたほうがいいかもしれません。
 西側のコースは、テープもあり、迷うことはないでしょう。今回も岩を見にわざと道から逸れた所が何か所かあります。北上するにつれて崩れやすさが増し、滑落すると、這い上がるのは困難でしょう。石柱⁉<写真67>から少し北上すると、木製のてすりが左右に取り付けてあり、右側のてすりは宙ぶらりんでした。少し急な下りですが、1m程なので大丈夫です。他にも、多少足元が崩れている箇所がありますが、ササなども掴めるのでなんとかなります。

 「大ヶ山南斜面回遊登山道」は笠岩<写真42,43>が終点です。道は西南西に進み最後に南東に方向転換します。
 笠岩<写真42,43>の真南までは細く崩れやすい踏み跡がありましたが、そこから先は道がなく、てっぺんへは崩れやすい斜面に生えた木やササを掴んで東に登りました。最後はなんとなく踏み跡らしくなり、オレンジ色のプラスチック板を辿って無事に上まで行けました。
 帰路は北に延びる踏み跡とオレンジ色のプラスチック板を頼りに歩き、標高900m辺りで道に合流すると、木の枝にオレンジ色のテープが巻かれ、その下には切られた木の枝を重ねてありました。こちらのほうがはるかに安全で歩きやすかったです。
その他周辺情報 「大ヶ山口」バス停<写真01>から数百メートル北上すると、あば宿(もえぎの里あば交流館)があります。宿泊の他、日帰り温泉入浴も可能です。水曜日を除く11〜21時で温泉プール付きです。なお、大ヶ山キャンプ場は閉鎖で頂上周辺の水道はどこも水が出ません。
01「大ヶ山口」バス停
旧阿波(あば)村のバス停はこのようにログハウスのような待合所になっています。ここから「大ヶ山スカイ愛ランド」に向かう道が現在唯一、大ヶ山(だいがせん)にアプローチ可能です。道標に従えば迷うことはないでしょう。
01「大ヶ山口」バス停
旧阿波(あば)村のバス停はこのようにログハウスのような待合所になっています。ここから「大ヶ山スカイ愛ランド」に向かう道が現在唯一、大ヶ山(だいがせん)にアプローチ可能です。道標に従えば迷うことはないでしょう。
02「大ヶ山口」バス停
       &548m峰
バス停横の花壇にはマリーゴールドとイモカタバミが咲いていました。山の多い地域なので背後には必ず山が見えます。
02「大ヶ山口」バス停
       &548m峰
バス停横の花壇にはマリーゴールドとイモカタバミが咲いていました。山の多い地域なので背後には必ず山が見えます。
03岡山県指定天然記念物
  「尾所(おそ)の山桜」
カーナビに従って北上すると、推定樹齢570年の立派なヤマザクラがありました。樹高は14mしかありませんが、枝張りはなかなかです。宝徳2(1450)年頃、山伏が杖代わりの山桜の枝を地面に挿したまま忘れて立ち去ったところ、そのまま根付いたという言い伝えがあります。手前の花はルドベキアです。この先は大ヶ山スキー場の北で通行止めとなっており、再び大ヶ山口バス停<写真01>まで戻り、大ヶ山に向かうことになりました。
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03岡山県指定天然記念物
  「尾所(おそ)の山桜」
カーナビに従って北上すると、推定樹齢570年の立派なヤマザクラがありました。樹高は14mしかありませんが、枝張りはなかなかです。宝徳2(1450)年頃、山伏が杖代わりの山桜の枝を地面に挿したまま忘れて立ち去ったところ、そのまま根付いたという言い伝えがあります。手前の花はルドベキアです。この先は大ヶ山スキー場の北で通行止めとなっており、再び大ヶ山口バス停<写真01>まで戻り、大ヶ山に向かうことになりました。
04出発&オニやん道連れ⁉
今回はアブ防止対策として、先週の不溜山(たまらずがせん)ルート上で撮ったオニヤンマの等身大の写真を帽子の後ろと上着の前につけて歩きました。詳細は感想にて(^^♪
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04出発&オニやん道連れ⁉
今回はアブ防止対策として、先週の不溜山(たまらずがせん)ルート上で撮ったオニヤンマの等身大の写真を帽子の後ろと上着の前につけて歩きました。詳細は感想にて(^^♪
05ツリガネニンジン
サイヨウシャジンとよく似ています。花の長さは1.5〜2cm、萼に鋸歯があり、花の先は少し広がり気味、花も葉も輪生し、めしべが短いというのが特徴ですが、例外も多くややこしいです。めしべの花より突き出た部分の長さが、花の長さより短いというのが一番わかりやすいと思います。大ヶ山山頂付近の舗装道路沿いにたくさん咲いていました。
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05ツリガネニンジン
サイヨウシャジンとよく似ています。花の長さは1.5〜2cm、萼に鋸歯があり、花の先は少し広がり気味、花も葉も輪生し、めしべが短いというのが特徴ですが、例外も多くややこしいです。めしべの花より突き出た部分の長さが、花の長さより短いというのが一番わかりやすいと思います。大ヶ山山頂付近の舗装道路沿いにたくさん咲いていました。
06サンインヨロイグサ?
山陽地方に多数生育するシシウドに似ていますが、シシウドは葉の裏面脈上に短毛がやや密に生えるのに対し、全く無毛です。そこまで見ていなかったのですが、全体的な雰囲気や花期から判断しました。
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06サンインヨロイグサ?
山陽地方に多数生育するシシウドに似ていますが、シシウドは葉の裏面脈上に短毛がやや密に生えるのに対し、全く無毛です。そこまで見ていなかったのですが、全体的な雰囲気や花期から判断しました。
07陥没穴よりこんにちは
以前は駐車場だったのでしょうか。ここだけアスファルト部分が広くなっており、深さ30cm程の陥没穴がありました。なんと、穴の下に植物が生育していました。次に来た時は自分の背丈より大きくなっていたりして(*_*;行き止まりだったので引き返し、また舗装道路を進みました。
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07陥没穴よりこんにちは
以前は駐車場だったのでしょうか。ここだけアスファルト部分が広くなっており、深さ30cm程の陥没穴がありました。なんと、穴の下に植物が生育していました。次に来た時は自分の背丈より大きくなっていたりして(*_*;行き止まりだったので引き返し、また舗装道路を進みました。
08ヌルデ
葉の軸に翼があるのですぐにわかります。明るい場所を好むので、より大きい樹木が育って、日が当たらなくなると枯れてしまいます。雌雄異株で8〜9月に黄白色の小さな花が多数開花します。ヒラタアブの仲間などが集まっていました。
08ヌルデ
葉の軸に翼があるのですぐにわかります。明るい場所を好むので、より大きい樹木が育って、日が当たらなくなると枯れてしまいます。雌雄異株で8〜9月に黄白色の小さな花が多数開花します。ヒラタアブの仲間などが集まっていました。
09ヘクソカズラ
漢字で書くと屁糞葛で、枝や葉をもむと、独特のにおいがします(*_*;庭に生えていた蔓を切ったことがある連れによれば、トイレではなく、正露丸のようなにおいだそうです。
09ヘクソカズラ
漢字で書くと屁糞葛で、枝や葉をもむと、独特のにおいがします(*_*;庭に生えていた蔓を切ったことがある連れによれば、トイレではなく、正露丸のようなにおいだそうです。
10ヒメアカネ♀
国内の赤とんぼでは最小の種です。生息環境の変化に敏感で、周囲の樹林で多少の伐採を行っただけであっても姿を消してしまい、人間に対する警戒心も強いです。木の下の掘り返したような黒土の細道を身をかがめて歩いていると、ちょうど木がなくなって湿地帯に出た所にいました。
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10ヒメアカネ♀
国内の赤とんぼでは最小の種です。生息環境の変化に敏感で、周囲の樹林で多少の伐採を行っただけであっても姿を消してしまい、人間に対する警戒心も強いです。木の下の掘り返したような黒土の細道を身をかがめて歩いていると、ちょうど木がなくなって湿地帯に出た所にいました。
11湿地帯の水神の祠
湿地帯の黒土と草の境目を歩いていると、ぬかるみの中央にありました。山の頂上近くなので、水難というよりも雨乞いのために祀られているのでしょう。この周辺だけ湿地帯というのも不思議です。これも大ヶ山(だいがせん)の七不思議の一つなのでしょうか。
11湿地帯の水神の祠
湿地帯の黒土と草の境目を歩いていると、ぬかるみの中央にありました。山の頂上近くなので、水難というよりも雨乞いのために祀られているのでしょう。この周辺だけ湿地帯というのも不思議です。これも大ヶ山(だいがせん)の七不思議の一つなのでしょうか。
12ツマグロバッタ♂
ツマグロイナゴ、ツマグロイナゴモドキともいいます。ツマグロというネーミングはオスの翅の先端が黒いことに由来しているようです。メスは淡褐色をしていますが、オスは明るい黄褐色です。後脚を翅にこすって鳴いていました。
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12ツマグロバッタ♂
ツマグロイナゴ、ツマグロイナゴモドキともいいます。ツマグロというネーミングはオスの翅の先端が黒いことに由来しているようです。メスは淡褐色をしていますが、オスは明るい黄褐色です。後脚を翅にこすって鳴いていました。
13アケボノソウ
小さな黒い斑点のある花弁を夜明けの星空に見立てて曙草と呼ばれます。緑の2つの斑点は蜜腺で、ここに虫たちが集まります。この辺りから茂みに入りました。
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13アケボノソウ
小さな黒い斑点のある花弁を夜明けの星空に見立てて曙草と呼ばれます。緑の2つの斑点は蜜腺で、ここに虫たちが集まります。この辺りから茂みに入りました。
14大ヶ山頂上三角点「阿波」
標高989.7mの頂上三角点です。5年前は肩まであるササをかき分けてもう少し東からアプローチしましたが、今回はほぼかき分けなしで辿り着きました。植林帯の中なので、展望は効きません。
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14大ヶ山頂上三角点「阿波」
標高989.7mの頂上三角点です。5年前は肩まであるササをかき分けてもう少し東からアプローチしましたが、今回はほぼかき分けなしで辿り着きました。植林帯の中なので、展望は効きません。
15大ヶ山登山口
頂上の1mほど南に道があったので東に進むと、駐車場前に出てきました。いつの間にこんな道ができたのでしょうか?再出発ですが、ヤブコギがなくてよかったです。このときは、もう一度ここを通ることになろうとは思ってもみませんでした。
15大ヶ山登山口
頂上の1mほど南に道があったので東に進むと、駐車場前に出てきました。いつの間にこんな道ができたのでしょうか?再出発ですが、ヤブコギがなくてよかったです。このときは、もう一度ここを通ることになろうとは思ってもみませんでした。
16メマツヨイグサ?
花は夕方から咲き始め、朝になるとしぼむといわれていますが、この一輪だけ朝も咲いていました。花の直径は3cm少々、幅1cm程の葉には鋸歯がありませんでした。草丈は数十cmと、少し小さいのが気になりました。
16メマツヨイグサ?
花は夕方から咲き始め、朝になるとしぼむといわれていますが、この一輪だけ朝も咲いていました。花の直径は3cm少々、幅1cm程の葉には鋸歯がありませんでした。草丈は数十cmと、少し小さいのが気になりました。
17コミスジ
黒い地色の上に白い3本の筋が入ったような斑紋が、ミスジという名前の由来です。翅の表側はホシミスジやミスジチョウなどとよく似ています。数回羽ばたいては水平に翅を広げて一瞬停止し、また数回羽ばたいてから水平に広げて一瞬停止する、特徴的な飛び方をします。
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17コミスジ
黒い地色の上に白い3本の筋が入ったような斑紋が、ミスジという名前の由来です。翅の表側はホシミスジやミスジチョウなどとよく似ています。数回羽ばたいては水平に翅を広げて一瞬停止し、また数回羽ばたいてから水平に広げて一瞬停止する、特徴的な飛び方をします。
18アマチュア無線基地
    レピータJP4YDD
439.74MHz/1292.76MHzの局舎を部屋単位で貸し出しています。1泊1部屋2,000円程度です。予約は岡山県津山市阿波支所産業建設課へ電話します。このすぐ北で黄色いシロチョウ科のチョウが追いかけっこをしているのを動画に撮りました。
18アマチュア無線基地
    レピータJP4YDD
439.74MHz/1292.76MHzの局舎を部屋単位で貸し出しています。1泊1部屋2,000円程度です。予約は岡山県津山市阿波支所産業建設課へ電話します。このすぐ北で黄色いシロチョウ科のチョウが追いかけっこをしているのを動画に撮りました。
19カワラナデシコ
万葉集にも歌われている秋の七草の一つで、古くから親しまれている身近な草花です。
19カワラナデシコ
万葉集にも歌われている秋の七草の一つで、古くから親しまれている身近な草花です。
20シロバナカワラナデシコ
白花のカワラナデシコは初めて見ました。
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20シロバナカワラナデシコ
白花のカワラナデシコは初めて見ました。
21ゲンノショウコ
ドクダミなどと共に古くから日本で用いられてきた薬草です。乾燥したゲンノショウコ10〜20gを0.5リットルの水で濃い目に煎じて飲用すると、下痢止めや健胃に効くといわれています。赤花と白花があります。
21ゲンノショウコ
ドクダミなどと共に古くから日本で用いられてきた薬草です。乾燥したゲンノショウコ10〜20gを0.5リットルの水で濃い目に煎じて飲用すると、下痢止めや健胃に効くといわれています。赤花と白花があります。
22ヤマジノホトトギス
ヤマホトトギスやセトウチホトトギスなどに似ていますが、花の反り返りがなく、花柱は無紋、花の中心部は赤紫色です。
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22ヤマジノホトトギス
ヤマホトトギスやセトウチホトトギスなどに似ていますが、花の反り返りがなく、花柱は無紋、花の中心部は赤紫色です。
23オトギリソウ
春頼(はるより)という名の鷹匠が、秘密にしていた薬草を弟が密かに洩らしてしまったことに激怒し、弟を切り捨ててしまったという伝説が名前の由来です。花弁や萼に多数の黒斑があります。
23オトギリソウ
春頼(はるより)という名の鷹匠が、秘密にしていた薬草を弟が密かに洩らしてしまったことに激怒し、弟を切り捨ててしまったという伝説が名前の由来です。花弁や萼に多数の黒斑があります。
24ヤマハギ
秋の七草のひとつです。夏から秋にかけて山野を彩るハギの仲間で、全国的に自生するのは本種だけです。花序が長く突き出て、旗弁が翼弁や龍骨弁より長いのが特徴です。動画も撮りました。
24ヤマハギ
秋の七草のひとつです。夏から秋にかけて山野を彩るハギの仲間で、全国的に自生するのは本種だけです。花序が長く突き出て、旗弁が翼弁や龍骨弁より長いのが特徴です。動画も撮りました。
25ヤマホタルブクロ
ホタルブクロには萼片の湾入部に反り返った付属体がありますが、ヤマホタルブクロにはありません。
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25ヤマホタルブクロ
ホタルブクロには萼片の湾入部に反り返った付属体がありますが、ヤマホタルブクロにはありません。
26テンニンソウ
花はまだ下部に少しだけ咲いていました。名前は花が下から上へと咲いて行く様子を天人、天の花に例えたという説や、この花の集まりを天女の舞いに見立てたという説があります。この少し先でツリガネニンジン<写真05>を動画に撮りました。
26テンニンソウ
花はまだ下部に少しだけ咲いていました。名前は花が下から上へと咲いて行く様子を天人、天の花に例えたという説や、この花の集まりを天女の舞いに見立てたという説があります。この少し先でツリガネニンジン<写真05>を動画に撮りました。
27大ヶ山南展望台
この展望台より東方面から南方面にかけて鳥取県との境にある桜尾山、滝山、広戸仙などが見えました。動画も撮りました。
27大ヶ山南展望台
この展望台より東方面から南方面にかけて鳥取県との境にある桜尾山、滝山、広戸仙などが見えました。動画も撮りました。
28大ヶ山国調三角点
南展望台デッキに埋め込まれていました。何のためにどういう基準で設けられたのかは不明です。
28大ヶ山国調三角点
南展望台デッキに埋め込まれていました。何のためにどういう基準で設けられたのかは不明です。
29イタドリ&
  シロオビクロナミシャク
シジミチョウを思わせる小型のナミシャクで黒地に白い帯模様が特徴です。シラフシロオビナミシャクに似ていますが、翅の白い縁取りがよりまばらです。岡山県北部ではよく見られるようです。イタドリの実の上を歩き回る姿を動画に撮りました。
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29イタドリ&
  シロオビクロナミシャク
シジミチョウを思わせる小型のナミシャクで黒地に白い帯模様が特徴です。シラフシロオビナミシャクに似ていますが、翅の白い縁取りがよりまばらです。岡山県北部ではよく見られるようです。イタドリの実の上を歩き回る姿を動画に撮りました。
30シラヤマギク
白い菊は似たような種類が多いのですが、花弁のように見える舌状花はまばらにつき、下の方の葉はハート形なのでわかりやすいです。
30シラヤマギク
白い菊は似たような種類が多いのですが、花弁のように見える舌状花はまばらにつき、下の方の葉はハート形なのでわかりやすいです。
31イナカギク
花の直径は1.5〜2cmと小さく、茎には白い毛が生えているので白っぽく見えます。
31イナカギク
花の直径は1.5〜2cmと小さく、茎には白い毛が生えているので白っぽく見えます。
32コウゾリナ
茎や萼に多数の毛があります。岡山県では温暖な県南では少なく、中・北部に多く見られます。この日はキク科の植物が多数見られ、秋を感じさせてくれました。
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32コウゾリナ
茎や萼に多数の毛があります。岡山県では温暖な県南では少なく、中・北部に多く見られます。この日はキク科の植物が多数見られ、秋を感じさせてくれました。
33イタドリ&
   アサギマダラ♂
岡山県北部はアサギマダラの宝庫です(*^^*)イタドリは他の昆虫も含め大人気でした。動画を撮って少し動いたら、飛び立ってどんどん高く舞い上がり、しまいには見えなくなってしまいました。お食事の邪魔をしてごめんなさい。
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33イタドリ&
   アサギマダラ♂
岡山県北部はアサギマダラの宝庫です(*^^*)イタドリは他の昆虫も含め大人気でした。動画を撮って少し動いたら、飛び立ってどんどん高く舞い上がり、しまいには見えなくなってしまいました。お食事の邪魔をしてごめんなさい。
34ホソヒラタアブ♂
ホバリングがとても上手な小さなアブです。ほとんど複眼の大きな頭部をし、腹部は細長で平たく、その腹部の形から名が付けられました。成虫は花粉などをなめますが、幼虫は肉食で、我が家の庭ではアブラムシをせっせと食べています。
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34ホソヒラタアブ♂
ホバリングがとても上手な小さなアブです。ほとんど複眼の大きな頭部をし、腹部は細長で平たく、その腹部の形から名が付けられました。成虫は花粉などをなめますが、幼虫は肉食で、我が家の庭ではアブラムシをせっせと食べています。
35舗装道路終点東屋
大ヶ山頂上<写真14>&三ツ岩<写真39,71,72>分岐です。ここが舗装道路終点で、東屋とトイレがあります。ちなみに、周辺の水道はどこも水が出ません。5年前はここから左方向に進み、三ツ岩に向かったのですが、周辺はヤブでした。右に延びるきれいな道を進んでみることにしました。
35舗装道路終点東屋
大ヶ山頂上<写真14>&三ツ岩<写真39,71,72>分岐です。ここが舗装道路終点で、東屋とトイレがあります。ちなみに、周辺の水道はどこも水が出ません。5年前はここから左方向に進み、三ツ岩に向かったのですが、周辺はヤブでした。右に延びるきれいな道を進んでみることにしました。
36キンモンガ
昼間活動し、花の蜜を吸うので、チョウと間違えられることも多いようです。
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36キンモンガ
昼間活動し、花の蜜を吸うので、チョウと間違えられることも多いようです。
37キツネノカミソリ
よく似たオオキツネノカミソリとは違い、おしべが花から突き出ません。木の下に隠れるように咲いていました。もう少し進んだ辺りで明らかに方角が違うのに気づいて引き返しました。
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37キツネノカミソリ
よく似たオオキツネノカミソリとは違い、おしべが花から突き出ません。木の下に隠れるように咲いていました。もう少し進んだ辺りで明らかに方角が違うのに気づいて引き返しました。
38オニヤンマ♂
本物です(´・ω・`)メスとは違い、腹部の先端に長く突き出た産卵弁がありません。東屋<写真35>辺りまで戻り、ササヤブの中に入るとすぐに植林帯で道がありました。
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38オニヤンマ♂
本物です(´・ω・`)メスとは違い、腹部の先端に長く突き出た産卵弁がありません。東屋<写真35>辺りまで戻り、ササヤブの中に入るとすぐに植林帯で道がありました。
39三ツ岩東端の岩
標高930mの鞍部にある道標は、南東の舗装道路方面と、西の三ツ岩方面との分岐でした。直進するとすぐにこれが見えました。大ヶ山の七不思議の一つで、岩が3つ並んでいます。東端の岩はまるで子安貝のようです。なぜか、この岩の周りでミニキャンプ中の方々がおられたので、岩が3つ並んでいる様子は復路で撮影することにしました。鬼の門<写真45,46>のある西側の道との分岐は気づかずスルーしてしまったようです。
39三ツ岩東端の岩
標高930mの鞍部にある道標は、南東の舗装道路方面と、西の三ツ岩方面との分岐でした。直進するとすぐにこれが見えました。大ヶ山の七不思議の一つで、岩が3つ並んでいます。東端の岩はまるで子安貝のようです。なぜか、この岩の周りでミニキャンプ中の方々がおられたので、岩が3つ並んでいる様子は復路で撮影することにしました。鬼の門<写真45,46>のある西側の道との分岐は気づかずスルーしてしまったようです。
40シコクママコナ
花冠の下唇中央に2個並んだ米粒状のふくらみ周辺に黄色い部分があることでママコナと、苞葉の基部近くに鋸歯がまばらにあることでミヤマママコナと区別できます。ここからしばらくシコクママコナロードでした。
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40シコクママコナ
花冠の下唇中央に2個並んだ米粒状のふくらみ周辺に黄色い部分があることでママコナと、苞葉の基部近くに鋸歯がまばらにあることでミヤマママコナと区別できます。ここからしばらくシコクママコナロードでした。
41五條峰反射板
五條峰(標高978m峰)を少し南下した所に設置されています。無線連絡網に使われるマイクロ波は直進性が強いため、反射板にぶつけて進む方向を変え、邪魔になる山などを迂回したり越えたりして相手に届くようにします。
41五條峰反射板
五條峰(標高978m峰)を少し南下した所に設置されています。無線連絡網に使われるマイクロ波は直進性が強いため、反射板にぶつけて進む方向を変え、邪魔になる山などを迂回したり越えたりして相手に届くようにします。
42笠岩
ちょうど鬼の門<写真45,46>の東に鬼の門への近道の道標があり、5年前はそこから鬼の門に行きましたが、今回はヤブ気味でした。スルーしさらに南下すると、ほどなくこの光景が目に飛び込んできました。5年前はここまでの道がなく、今回初訪問です。大ヶ山の七不思議の一つの奇岩で、まるで要塞です。動画を撮り、この岩の正面右側を巻いて登ることにしました。なお、もう少し安全ルートがありました。詳細はコース状況にて。
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42笠岩
ちょうど鬼の門<写真45,46>の東に鬼の門への近道の道標があり、5年前はそこから鬼の門に行きましたが、今回はヤブ気味でした。スルーしさらに南下すると、ほどなくこの光景が目に飛び込んできました。5年前はここまでの道がなく、今回初訪問です。大ヶ山の七不思議の一つの奇岩で、まるで要塞です。動画を撮り、この岩の正面右側を巻いて登ることにしました。なお、もう少し安全ルートがありました。詳細はコース状況にて。
43笠岩てっぺん
笠岩の南までは細く崩れやすい踏み跡がありましたが、そこから先は崩れやすい斜面に生えた木やササを掴んで東に登りました。最後はなんとなく踏み跡らしくなり、無事に笠のてっぺんに辿り着きました。期待していた通りの展望岩でした\(^o^)/南から西方面を動画に撮りました。
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43笠岩てっぺん
笠岩の南までは細く崩れやすい踏み跡がありましたが、そこから先は崩れやすい斜面に生えた木やササを掴んで東に登りました。最後はなんとなく踏み跡らしくなり、無事に笠のてっぺんに辿り着きました。期待していた通りの展望岩でした\(^o^)/南から西方面を動画に撮りました。
44だまし絵岩⁉
復路は鬼の門への道標に従い、西側の道を北上しました。大きな岩を振り返ってみると、重なった岩の一番上に人の顔が左右2つあるように見えました。上の方の真ん中にある目は共通で、左向きの顔は目のすぐ左に四角い小さい鼻、その下に一文字に結んだ口があります。右向きの顔は、目の右下に四角い大きな鼻、口はありません。
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44だまし絵岩⁉
復路は鬼の門への道標に従い、西側の道を北上しました。大きな岩を振り返ってみると、重なった岩の一番上に人の顔が左右2つあるように見えました。上の方の真ん中にある目は共通で、左向きの顔は目のすぐ左に四角い小さい鼻、その下に一文字に結んだ口があります。右向きの顔は、目の右下に四角い大きな鼻、口はありません。
45鬼の門
気づくと、前方にありました。大ヶ山(だいがせん)の七不思議の筆頭に挙げられています。きれいな四角い穴の天井に挟まった岩は、鬼の顔のようにも見えます。鬼が造ったと言われるのも納得です。全体像を動画に撮っていると、雷鳴が聞こえましたが、録音はできませんでした。
45鬼の門
気づくと、前方にありました。大ヶ山(だいがせん)の七不思議の筆頭に挙げられています。きれいな四角い穴の天井に挟まった岩は、鬼の顔のようにも見えます。鬼が造ったと言われるのも納得です。全体像を動画に撮っていると、雷鳴が聞こえましたが、録音はできませんでした。
46鬼の門くぐり抜け
5年前はもっと急だったような気がしました。これは、動画を撮りながらくぐり抜けて振り返ったところです。ここから巨岩、奇岩のオンパレードです(^^♪
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46鬼の門くぐり抜け
5年前はもっと急だったような気がしました。これは、動画を撮りながらくぐり抜けて振り返ったところです。ここから巨岩、奇岩のオンパレードです(^^♪
47三つブロック岩⁉
同じような大きさの四角い岩が3つ並んでいました。
47三つブロック岩⁉
同じような大きさの四角い岩が3つ並んでいました。
48苔むす岩群越しに
    三つブロック岩⁉
ここだけ足元に苔むした岩がゴロゴロしており、そのうちの一つを見上げると、右奥に三つブロック岩⁉<写真47>の一つが見えました。動画も撮りました。
48苔むす岩群越しに
    三つブロック岩⁉
ここだけ足元に苔むした岩がゴロゴロしており、そのうちの一つを見上げると、右奥に三つブロック岩⁉<写真47>の一つが見えました。動画も撮りました。
49ナイフ岩⁉
鋭利な刃物状の岩が並んでいました。
49ナイフ岩⁉
鋭利な刃物状の岩が並んでいました。
50ミニ笠岩⁉
5年前は岩の上に生えた木に目が行き、盆栽岩⁉と名付けましたが、よく見ると、右上に小さい岩が載っていました。笠岩<写真42>のミニチュアに見えなくもありません。
50ミニ笠岩⁉
5年前は岩の上に生えた木に目が行き、盆栽岩⁉と名付けましたが、よく見ると、右上に小さい岩が載っていました。笠岩<写真42>のミニチュアに見えなくもありません。
51ぶった切り岩⁉
崩れやすい土道の右上に見えたので、少しだけ登って撮りました。石川五ェ門が斬鉄剣でぶった切ったように思えました。ルパン三世、若い世代は知らないかも(*_*;
51ぶった切り岩⁉
崩れやすい土道の右上に見えたので、少しだけ登って撮りました。石川五ェ門が斬鉄剣でぶった切ったように思えました。ルパン三世、若い世代は知らないかも(*_*;
52イワタケ岩⁉
巨大な岩が見えたので、大きさがわかるようにと連れに近くまで行ってもらうことにしました。周辺は崩れやすい緩やかな斜面で、連れはササを掴んで四苦八苦、少しズームして全体を動画に撮りました。5年前、なぜこれを見落としたのでしょうか。
52イワタケ岩⁉
巨大な岩が見えたので、大きさがわかるようにと連れに近くまで行ってもらうことにしました。周辺は崩れやすい緩やかな斜面で、連れはササを掴んで四苦八苦、少しズームして全体を動画に撮りました。5年前、なぜこれを見落としたのでしょうか。
53イワタケびっしり
岩の根元に辿り着くと、直径5cm前後のペラペラのキノコのようなものが表面にびっしり生えていました。地衣類(菌類が藻類と共生したもの)の一種で、深山の岸壁に生えることから、入手困難な高級食材とされています。見たことはありますが、これほどの数は初めてだったので、動画も撮りました。
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53イワタケびっしり
岩の根元に辿り着くと、直径5cm前後のペラペラのキノコのようなものが表面にびっしり生えていました。地衣類(菌類が藻類と共生したもの)の一種で、深山の岸壁に生えることから、入手困難な高級食材とされています。見たことはありますが、これほどの数は初めてだったので、動画も撮りました。
54握りこぶし岩⁉
鬼の太い腕の先端にある巨大な握りこぶしが今にも降ってきそうでした(*_*;
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54握りこぶし岩⁉
鬼の太い腕の先端にある巨大な握りこぶしが今にも降ってきそうでした(*_*;
55差し込み岩⁉
鬼だか天狗だか知りませんが、そこらへんの細長い岩を拾って適当に隙間に差し込むの、やめてもらっていいですか。おもしろくてなかなか進めないんですけど(^^♪
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55差し込み岩⁉
鬼だか天狗だか知りませんが、そこらへんの細長い岩を拾って適当に隙間に差し込むの、やめてもらっていいですか。おもしろくてなかなか進めないんですけど(^^♪
56ハンギョドン岩⁉
左手前の岩の中央にたらこ唇、右上に目があります。1985年に流行ったサンリオのキャラクター、ハンギョドンを思い出しました。動画も撮りました。
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56ハンギョドン岩⁉
左手前の岩の中央にたらこ唇、右上に目があります。1985年に流行ったサンリオのキャラクター、ハンギョドンを思い出しました。動画も撮りました。
57虫食いキノコ
巨岩ワールドを堪能し、ササを掴んで道に戻る途中、見つけてしまいました。カサの直径は10cm程、虫食い穴が開いているようです。
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57虫食いキノコ
巨岩ワールドを堪能し、ササを掴んで道に戻る途中、見つけてしまいました。カサの直径は10cm程、虫食い穴が開いているようです。
58パックマン岩⁉
大きな割れ目は口のように見えました。鉛筆のような形の岩が斜面に突き刺さったような感じです。横倒しになったのでしょうか。
58パックマン岩⁉
大きな割れ目は口のように見えました。鉛筆のような形の岩が斜面に突き刺さったような感じです。横倒しになったのでしょうか。
59ニョキニョキ岩⁉
少し右上に見えたので登って撮りました。細長い岩が林立していました。
59ニョキニョキ岩⁉
少し右上に見えたので登って撮りました。細長い岩が林立していました。
60コブだらけの木
気になるのは岩だけではありません。ここを直登すると、道がありました。
60コブだらけの木
気になるのは岩だけではありません。ここを直登すると、道がありました。
61スライス岩⁉
不思議なスライスが入った岩です。縦に亀裂の入った岩が横倒しになったのかもしれません。
61スライス岩⁉
不思議なスライスが入った岩です。縦に亀裂の入った岩が横倒しになったのかもしれません。
62千切り岩⁉
左奥の岩に均等に溝がついています。千切りというよりも、百切り、いや、十切り(*_*;
62千切り岩⁉
左奥の岩に均等に溝がついています。千切りというよりも、百切り、いや、十切り(*_*;
63ゲート岩⁉
道の真ん中に小さめの岩が並んでおり、どこでも間を通れます。左端の岩が天を指差しているようです。
63ゲート岩⁉
道の真ん中に小さめの岩が並んでおり、どこでも間を通れます。左端の岩が天を指差しているようです。
64ゲート岩⁉を振り返って
少し進んで振り返ってみました。ずいぶん印象が違います。
64ゲート岩⁉を振り返って
少し進んで振り返ってみました。ずいぶん印象が違います。
65笠岩もどき岩⁉
5年前は、もう少し右から撮ったようです。一つ一つの岩が隙間なく詰まっており、石垣のように見えたのですが、今回は右端の突き出た岩がまたしても気になりました。笠岩<写真42>に似た岩が多いです。次に見た奴は「笠岩だまし」にしようと思っていたら、もう出てきませんでした。
65笠岩もどき岩⁉
5年前は、もう少し右から撮ったようです。一つ一つの岩が隙間なく詰まっており、石垣のように見えたのですが、今回は右端の突き出た岩がまたしても気になりました。笠岩<写真42>に似た岩が多いです。次に見た奴は「笠岩だまし」にしようと思っていたら、もう出てきませんでした。
66彫りかけの胸像岩⁉
大きな顔のついた胸像を斜め右から見ているように思えました。鼻は少し突き出て、あごは大胆に削って造られ、首はまだありません。5年前はもう少し近くから見上げ、あごのように突き出た部分を帽子に見立てて帽子岩⁉と名付けました。津山市観光協会のホームページには、大ヶ山奇岩としてこの岩のあごから下の写真が載っています。大ヶ山の七不思議の一つなのかと思いきや、名前が掲載されていません。♪あんたのおなまえ何アンてエの♪動画も撮りました。
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66彫りかけの胸像岩⁉
大きな顔のついた胸像を斜め右から見ているように思えました。鼻は少し突き出て、あごは大胆に削って造られ、首はまだありません。5年前はもう少し近くから見上げ、あごのように突き出た部分を帽子に見立てて帽子岩⁉と名付けました。津山市観光協会のホームページには、大ヶ山奇岩としてこの岩のあごから下の写真が載っています。大ヶ山の七不思議の一つなのかと思いきや、名前が掲載されていません。♪あんたのおなまえ何アンてエの♪動画も撮りました。
67石柱⁉
いったん道に戻り、彫りかけの胸像岩⁉<写真66>を北側から見ると、こうなっていました。5年前は、同じ岩であることに気づかず、石柱⁉と名付けました。ここから少し北上すると、木製のてすりが左右に取り付けてあり、右側のてすりは宙ぶらりんでした。少し急な下りですが、1m程なので大丈夫です。
67石柱⁉
いったん道に戻り、彫りかけの胸像岩⁉<写真66>を北側から見ると、こうなっていました。5年前は、同じ岩であることに気づかず、石柱⁉と名付けました。ここから少し北上すると、木製のてすりが左右に取り付けてあり、右側のてすりは宙ぶらりんでした。少し急な下りですが、1m程なので大丈夫です。
68スギヒラタケ
杉の木ではないようでしたが、倒木に生え、カサの直径は5cm程、ひだは枝分かれし、付け根に毛が生えていました。有毒なので食べてはいけないキノコです。
68スギヒラタケ
杉の木ではないようでしたが、倒木に生え、カサの直径は5cm程、ひだは枝分かれし、付け根に毛が生えていました。有毒なので食べてはいけないキノコです。
69割れたおむすび岩⁉
道の左側です。元々大きなおむすび型の岩が割れたものかもしれません。上の斜面が滑らかで天然の滑り台状態でした。
69割れたおむすび岩⁉
道の左側です。元々大きなおむすび型の岩が割れたものかもしれません。上の斜面が滑らかで天然の滑り台状態でした。
70屏風岩
割れたおむすび岩⁉<写真69>の道を隔てた向かい(右側)にあります。地元の「あば村宣言」というホームページに、2014年9月20日に行われた「あばウォーキング」で屏風岩と紹介されていたとのレポートがあるので、これも大ヶ山の七不思議の一つなのでしょう。5年前は根元まで行き、岩の間の隙間を確認しました。ザックがなければ通れそうだったのを覚えています。連れがイケナイ一言「こんな感じの奴、いっぱいあったよ」はい、見なかったことにしましょう(^_-)-☆
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70屏風岩
割れたおむすび岩⁉<写真69>の道を隔てた向かい(右側)にあります。地元の「あば村宣言」というホームページに、2014年9月20日に行われた「あばウォーキング」で屏風岩と紹介されていたとのレポートがあるので、これも大ヶ山の七不思議の一つなのでしょう。5年前は根元まで行き、岩の間の隙間を確認しました。ザックがなければ通れそうだったのを覚えています。連れがイケナイ一言「こんな感じの奴、いっぱいあったよ」はい、見なかったことにしましょう(^_-)-☆
71三ツ岩北側
再びここまで戻ってきました。ミニキャンプ中の方々はまだおられたので、とりあえず真ん中の岩の写真を撮り、岩の間を登って南側の道に出ました。
71三ツ岩北側
再びここまで戻ってきました。ミニキャンプ中の方々はまだおられたので、とりあえず真ん中の岩の写真を撮り、岩の間を登って南側の道に出ました。
72三ツ岩天狗の爪痕⁉
真ん中の岩の北側に戻り、撮りました。天狗が力比べをするために持ち寄り、真ん中の岩に爪痕があると言われています。これがそうでしょうか。
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72三ツ岩天狗の爪痕⁉
真ん中の岩の北側に戻り、撮りました。天狗が力比べをするために持ち寄り、真ん中の岩に爪痕があると言われています。これがそうでしょうか。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 軍手 雨具 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 サブザック ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex22x(GPSナビゲーター) 虫よけスプレー

感想

 今回訪れた津山市阿波(旧阿波村)は地域の94%が山林です。しかし、地図上に山名が出ているのは大ヶ山(だいがせん)だけ、しかも、最高峰です。
 大ヶ山は標高990mの山ですが、頂上近くまで自動車でアプローチができます。ただし、現在「大ヶ山スカイ愛ランド」ルートのみ通行可能です。バス停「大ヶ山口」から大ヶ山方面に向かう道に沿って約6kmほど上れば、頂上近くにある駐車場に着きます。
 今回も5年前と同じ駐車場を利用しました。
2015年9月13日 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-715863.html

 大ヶ山(だいがせん)は平頂峰(キャップロック)といわれています。山や尾根の頂部が小起伏の平坦地形であるもの、また、それらを覆い浸食から保護している地層をいいます。
 国土地理院のホームページの「地質を反映した地形」の解説によれば、長野県の美ヶ原など日本では同じ地形が7箇所知られており、それぞれ3D画像で見られるようになっていました。高度差がほとんどないので、山登りをしている感覚はなく、気軽に散策するにはうってつけの山です。
 この大ヶ山の頂上三角点は植林帯の中にひっそりと隠れており、頂上を訪れる人はほとんどいませんが、今回、頂上を東西に横断する歩きやすい道を発見しました。5年前に訪れた時はこの道に気が付きませんでした。しかも、東の登山口<写真15>は駐車場の向かいにあり、西の登山口は「大ヶ山南斜面回遊登山道」の起点にもなる東屋<写真35>の奥にありました。

 最初は5年前と同様に大ヶ山の南からアプローチをしたのですが、ササが刈ってあったのは入口だけで、北東にある東屋方面はすぐにヤブになりました。その代わり、5年前は気づかなかった『新ルート・岡山の山百選』に載っているルートを見つけ、ほぼかき分けなしで頂上に辿り着けました。

 頂上から今回見つけた東西横断ルートを歩くと、東の登山口<写真15>までは読図の必要がないほど、わかりやすい道が続きました。駐車場まで戻ってしまい、まさかまさかの再出発となりましたが、歩きやすくてよかったです。
 実は帰路でも大ヶ山の頂上からこの道を利用したのですが、途中、雨が降り出したこともあり、すぐ北の植林帯の中を歩くと、最後はまばらにササが茂っていましたが、かき分けずに歩け、まったく雨がかからず、雨具をつけることなく、スムーズにゴールすることができました(*^^*)この道はこれからも利用できそうです。

 一方で、この大ヶ山の頂上を経ずに、南側の舗装道路を歩く楽ちんコースもあります。
 このコースでは写真や動画で紹介しているように、たくさんの花や虫が見られ、カワラナデシコやヤマハギなどの秋の七草は秋の気配を感じさせてくれました。さらに、途中に展望台<写真27>が設置されており、広戸仙や滝山など東から南方面を見渡すことができました。
 ピークハンターでもない限り、大ヶ山の頂上は巻いて、この舗装道路を歩いて、次に紹介する「大ヶ山南斜面回遊登山道」にて存分に楽しむのもよいかと思います。

 この舗装道路の終点(西端)でもある東屋<写真35>が「大ヶ山南斜面回遊登山道」の入口となります。
 5年前は「鬼の門」と書かれた道標がありましたが、今回はヤブで入口がよくわからなかったので、東屋<写真35>近くで適当に入りやすい所からササヤブに入ると、すぐに植林帯で道もありました。
 三ツ岩<写真39,71,72>から先は道が整備されており、往路で五條峰(978m峰)経由で笠岩<写真42,43>に至る東側のコース、復路では鬼の門<写真45,46>経由で戻る西側のコースを歩きました。
 5年前は西側のコースのほうは濡れると崩れやすい黒土でしたが、今回はどちらも濡れても乾いても崩れやすく同じような土質になっていました。5年前にはなかった足元の崩れもありましたが、代わりに木製のてすりや階段など、整備された箇所も増え、時の流れを感じました。
 特に西側のコースは写真や動画でも紹介していますように、大ヶ山の七不思議の一つでメインスポットの鬼の門<写真45,46>をはじめ、多くの巨岩や奇岩があり、わざと道から逸れて見に行ってみたりもしました。岩フェチの自分たちにとってはひと時も気が休まらないほど、アドベンチャーなコースでした\(^o^)/
 5年前には未整備で行けなかった笠岩<写真42,43>は今回初訪問でした。道の終点から崩れやすい斜面に生えた木やササを掴んでてっぺんまで登ると、予想通りの好展望でした(*^^*)
 途中、三ツ岩でミニキャンプのようにずっと滞在しながら楽しんでおられる方々にお会いしました。三ツ岩の南東の谷沿いの登山道から登ってこられたのかもしれません。今回は午後から雷雨の可能性があったため、頂上付近からスタートしましたが、機会があればもっと東からのロングコースを歩いてみたいと思います。

 ちなみに、今年は特に多い吸血性のアブですが、そろそろシーズン終盤なのか、駐車場で待ち構えていた数自体少なく、自動車に入りたがることもなく比較的おとなしめでした。
 先週の山行で撮ったオニヤンマの等身大写真<写真04>を胸と帽子に付けていると、出発前、車体に止まっていたアカウシアブのメスがじりじりと後退りを始めたので、調子に乗った連れが写真を小刻みに動かしながら挑発、すると、なんと、写真めがけて飛び掛かってきました(*_*;2次元ではバレるとがっかりしましたが、とりあえず写真を付けたまま出発しました。
 写真だと見破ったはずのアカウシアブのメスでしたが、なぜかその後は羽音が聞こえても写真がよく見えるようにすると逃げていき、刺されることはありませんでした。
 結局、連れがいわゆるメマトイにたかられただけで済みました!(^^)!おそらく、我らがオニやんは、メマトイのような体長3mm前後の小さな虫は襲わないのでしょう。
 次回の山行でも試そうと思いますが、うまくいけば、数ある虫よけスプレーよりも効果がありそうです。
 なお、メマトイ対策には、おすすめできない必殺技があります。以前、うっかり1匹吸い込んでしまったことがあるのですが、そのとたん、コイツに近づくと捕って食われるぞと恐れをなしたらしく、あれほどの集団が瞬く間にいなくなり、その後は一切近寄ってこられずに済みました。お試しあれとは言えませんし、勧めたところで誰がすんねんという話ですが(*_*;

 5年ぶりの大ヶ山(だいがせん)は、前回も楽しい岩だらけでしたが、前回気付かなかった岩や、前回とは違った印象の岩もあり、何度行っても新鮮で楽しめそうです。
 心配していた雷雨はなく、にわか雨ですみ、新しい道を発見したり、心行くまで巨岩・奇岩巡りに興じたり、いつものことながら楽しい一日でした(*^^*)
 大ヶ山の七不思議の一つである樽岩は今回も見つけられなかったので、また訪問したいと思います。七不思議のうち、名前がわかるのは三ツ岩、笠岩、鬼の門、屏風岩、未見学の樽岩と天狗岩、もう一つは?名前のわからんお前<写真66>かー⁉



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