巻機山／米子沢

2020年08月27日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.3km
• 登り: 1,144m
• 下り: 1,134m

天候

晴れ一時曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桜坂駐車場
・以前よりも橋の手前に拡張されています。
・500円／一日一台
・登山計画書届出ポストあり
・水場あり
・新しい男女別のトイレがもうすぐに完成予定だそうです

コース状況／危険箇所等

■米子沢

　日本百名谷にも選ばれるほどナメと滝が美しい巻機山界隈では初級の沢です。
　大ナメ帯を過ぎて上流に進めば、一般の沢とは裏腹に平坦かつ平穏な小川と
　なるのもこの沢の魅力です。
　（体幹乏しい沢登り初心者にはリスクが出てきますので、1級程度の沢を
　　複数回以上問題なく経験された方以上でしょう）
　ただし増水している時はくるぶし程度の水流でも足元をすくわれ滝に滑落する
　事故が過去多数発生しています。
　桜坂駐車場の橋上の石積み堰堤で水が流れているようならば水量は多いと見て
　かなり慎重に行動するか自重された方がよいです。
　遡行グレード　2級下（7月下旬〜10月上旬の平水時）

マウントファーム（沢登り、地図読み、クライミング等）
　http://mt-farm.info/

写真

8/27 6:27

旧トイレと登山計画書届出ポスト

8/27 6:27

駐車場が拡張されていました

8/27 6:43

駐車場料金所の対岸から林道を10分近く辿ると標識がありますので、ここから左の道を使いスリット堰堤手前で入渓

8/27 6:47

スリット堰堤

8/27 6:47

水平距離1km以上は涸れたゴーロ歩きです。
途中沢（ゴーロ帯）が二つに分かれますが左側（右岸側）を行きます

8/27 7:27

水流も現れ奥に滝が見えだします

8/27 7:36

8/27 7:39

最初の滝は左から、次のくの字状10×20mナメ滝は手前で一旦右に渡りすぐ上で再び左を辿ります。
（写真はくの字状10×20m滝）

8/27 7:48

ダイモンジ草かな

8/27 7:53

8/27 7:58

8/27 7:59

8/27 8:00

8/27 8:00

8/27 8:02

左はナメ沢、右は本流。
本流のこの先には3〜4段の大滝が控えていますので、一般的にはこの二俣の中間についている踏み跡を追ってトラバース⇒上に登る⇒トラバース⇒沢床にダウンと巻きます。

8/27 8:08

大滝遠望

8/27 8:20

大滝上段落ち口

8/27 8:25

8/27 8:28

この滝は・・・

8/27 8:38

・・・今回左からブッシュを使って巻き、途中から沢床に戻りました

8/27 8:42

8/27 8:44

8/27 8:49

8/27 8:55

8/27 9:05

8/27 9:20

ここは細かい左壁を登ります

8/27 9:31

残置終了点に振られ止めを施し登ってもらいました

8/27 9:33

8/27 9:41

ツバメ岩が見えてきました

8/27 9:45

8/27 9:47

8/27 9:53

その先は例年最後までスノーブリッジが残る箇所です。
今回は皆無。

8/27 9:59

8/27 10:01

シモツケソウかな

8/27 10:03

トイ状滝を容易に越して

8/27 10:05

日影沢（右）との二俣
ここは日影沢側から登って左の本流滝落ち口へトラバースします

8/27 10:10

8/27 10:10

落ち口へトラバースする箇所

8/27 10:11

次の渕

8/27 10:14

渕の左（右岸）にはA0用の残置あり
ハーケンしなります。

8/27 10:16

8/27 10:18

渕のへつりポイント

8/27 10:20

すぐの小滝は左（右岸）から

8/27 10:20

すぐのこの滝は一般的には右の凹状を登って一旦下って、また右の凹状を登ります

8/27 10:24

凹状登っている図

8/27 10:24

凹状の最後

8/27 10:25

8/27 10:28

次のCS2m滝は左壁を登ってその先でクライムダウン

8/27 10:29

8/27 10:30

クライムダウン中

8/27 10:32

2段10m滝
釜の右縁をへつって右壁を登ります

8/27 10:38

右壁登って行けばその先のゴルジュ滝を巻くトラバース踏み跡があります

8/27 10:38

トラバースする踏み跡

8/27 10:42

さらに小滝を越えて

8/27 10:45

20m滝が登場。
右壁が難しくなく登れます

8/27 10:48

8/27 10:50

次の2段滝は下段を右から越えて渡り、上段は右隅の岩壁を登って落ち口へ残置を使ってトラバースします。
昔は流芯左壁をエイドで登ったこともありました。

8/27 10:52

8/27 11:02

残置使ってトラバースする箇所

8/27 11:05

8/27 11:05

8/27 11:08

この滝は左隅を登ります。途中残置ハーケン散見。

8/27 11:12

左隅登る

8/27 11:18

8/27 11:22

いよいよ米子沢名物の大ナメ帯が始まりました

8/27 11:23

今日は水量少なめですね。多い時や右側の濡れている部分は滑るので要注意。

8/27 11:23

空の蒼と緑の草原と

8/27 11:47

これがTHE米子

8/27 11:49

です

8/27 11:51

大源太山が見えます

8/27 11:55

感嘆のナメ

8/27 11:56

空が蒼い

8/27 11:57

開放的です

8/27 11:59

8/27 12:00

ナメ帯も後半

8/27 12:03

3〜5mクラスの小滝が断続します

8/27 12:06

8/27 12:10

8/27 12:11

8/27 12:12

8/27 12:14

8/27 12:19

8/27 12:49

8/27 12:50

8/27 13:03

8/27 13:05

右から支流の滝

8/27 13:06

8/27 13:10

8/27 13:12

1730m奥の二俣
右は自然保護対策から入渓禁止
左へ

8/27 13:14

木苺

8/27 13:17

平穏な世界

8/27 13:23

8/27 13:28

8/27 13:37

沢の左側（右岸）に踏み跡が出てきますので

8/27 13:38

それをひと登りすれば

8/27 13:40

巻機山避難小屋のテン場に出ます

8/27 13:43

避難小屋
小屋内には自転車漕ぎ漕ぎバイオトイレ
小屋の外裏にもトイレがあります

8/27 13:44

巻機山

8/27 14:02

8/27 14:11

ニセ巻機山へ

8/27 14:12

上越の山はアルプスとは違う魅力がありますね

8/27 15:09

井戸尾根下山中に天狗岩
この時期はブッシュ多くクライミング難かも

8/27 16:52

井戸尾根下山

8/27 16:57

戻りました

撮影機器：

FinePix XP140 富士フイルム

感想

kamog

木曜、兵庫県の方からオファーがあったので巻機山の米子沢へ。
標高差1000m以上は辛いけれど、そのご褒美はいつ来ても絶景です。
木イチゴは上流の方が糖度と酸味がありおいしい。
最近は桜坂駐車場も拡大。新しい立派なトイレももうじき完成だそうです。