アゼチ （1116m 蒜山）

2012年12月17日(月) [日帰り]

• GPS: 05:45
• 距離: 7.2km
• 登り: 578m
• 下り: 578m

コースタイム

駐車場7:55〜8:45旭川源流渡渉〜9:50植林地〜11:30アゼチ山頂11:45〜13:40駐車場

天候

晴れ　のちくもり　のち小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

上蒜山スキー場駐車場（無料）

コース状況／危険箇所等

　先週月曜には30cm〜60cmあった雪が金曜あたりの暖かい雨に遭って0cm〜30cmと一気に融けた。そして今朝は冷え込んだので残雪期の状況になって笹藪が寝て歩きやすいと思い、今年4月の宿題になっていたアゼチに向かうことにした。
　朝は蒜山でマイナス2℃と雪も締まっていたが10時半頃から小雨が落ちて来て気温も上がって行き湿って重たい雪になり歩きにくくなった。笹は寝たままのもあったが雪が融けて起き上がったものもあり、特に山頂付近の根曲がり竹は背丈以上に育っておりほとんどが視界の無い状態で繁っていた。

写真

12/17 18:50

一週間前の新雪がほとんど融けた

12/17 18:50

遅い夜明け、そろそろ冬至ですね

12/17 18:50

朝日を浴びる

12/17 18:50

白かった三平山も茶色に戻る

12/17 18:51

二俣山と皆ケ山

12/17 18:51

今日の荷物
スノーシューが活躍した
ピッケルは急斜面で前にたたき込んで体重を引き上げるシチュエーションを想定して持参した。
アイゼンはザックの中に収納
いずれも使わなかった

12/17 18:51

堰堤から
右のアゼチを目指す

12/17 18:51

アップ
左手前の尾根を直登りするか、オロガタワから取付き右からの尾根を攻めるかまだ決めかねていた
林道分岐でオロガタワ方面に進んだがやはり遠回り過ぎると思い考えなおして直登の尾根付近で林道から20mほど斜面を下って河原に下りる
河原の積雪はまだ40cmくらい残っていた

12/17 18:51

3〜4回渡渉する

12/17 18:52

尾根にはいのししと思われる足跡と

12/17 18:52

笹を集めてこしらえたと思われる寝床が数か所にあった

12/17 18:52

高度を稼ぐと上蒜山が見えてくる

12/17 18:52

尾根は急な植林地を通る
（見下ろす）

12/17 18:52

植林地を抜ける
（見下ろす）
小雨が降り出しレインスーツの上を着る

12/17 18:52

上蒜山スキー場
融けました

12/17 18:53

山頂が近くなる
上蒜山

12/17 18:53

笹藪がひどいので少し西寄りに進路をとるとガスに隠れる二俣山と皆ケ山
天気と時間と体力が有れば皆ケ山を往復したかったが無理

12/17 18:53

皆ケ山と大ナメラ

12/17 18:53

二俣山　アップ

12/17 18:53

皆ケ山　アップ

12/17 18:54

大ナメラ　アップ

12/17 18:54

顕著なピークがないので山頂地点ははっきりわからなかった。

12/17 18:54

たぶんこのあたりかな？？
少し高めに出ている

12/17 18:54

視界無し。歩きまわろうにも藪がひどくてどうにもならない

12/17 18:54

少し南に出ると南側の展望が有る

12/17 18:54

尾根も見えるが進めずギブアップ

12/17 18:55

オロガタワへの尾根

12/17 18:55

シナモンロール食べて下山します

12/17 18:55

やれやれ帰った

12/17 18:55

ガスに隠れました

今日のコース
赤線は手書きです

撮影機器：

Canon EOS Kiss X4 Canon

感想

saeki74

　4月に途中まで下見したアゼチへのルートにトライしてみました。
天気予報では雨は無いと思っていましたが崩れるのは以外に早かった。小雨程度だったのでそのまま山頂を目指しました。雪が重くけっこう足に来ました。なんとか山頂にたどり着きましたが成功するには雪と笹の状態が重要です。やはり笹が隠れる程の雪があり、堅く締まる3月頃の残雪期が適期ではないでしょうか。特に山頂の笹藪は強烈でした。
　今日のコースは通常の県境尾根コースと違い、地図読みで一番近道になるルートを歩きました。道標、踏跡など登山道としての人工物はいっさい有りませんので挑戦される方は地図やGPSで位置を確認して下さい。尾根はほぼ直線なので一度乗ってしまえば尾根を外れることはまず無いと思います。