富士の大観は記録より記憶？三ツ峠山

2012年12月18日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,366m
• 下り: 1,034m

コースタイム

三つ峠駅7:30-いこいの森駐車場8:30（車チーム合流）-四季楽園-木無山（三角点）-三つ峠山荘（バッチ購入）-開運山＝三ツ峠山頂（昼食）-御巣鷹山-木無山西部-三つ峠山荘-いこいの森駐車場15:30

天候

朝 霧
午前 晴れ
午後 曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

往路：電車（富士急行線三つ峠駅利用）
復路：合流した車チームの自家用車に便乗（いこいの森駐車場利用）

コース状況／危険箇所等

当日は温暖だったこともあり積雪や顕著な凍結箇所等はありませんでした。特に開運山直下のトラバース状の箇所に冬期は氷瀑が2つ出現し、この前を通る際には軽アイゼンが必要なことがありますが、この日は不要でした

登山ポストは表口登山道では三ツ峠グリーンセンター近くの登山者用トイレ建物内、ならびにいこいの森手前の「涼風荘（休業中）」脇にもあります。

写真

目指す三ツ峠の山並みを、三つ峠駅に降りた時点から臨むことができます。

そしてこの方もドーンと。

いこいの森までは舗装道路です。三ツ峠グリーンセンターからは傾斜が急になります。達磨石のすぐ手前、車道の最も奥に3台ほどの駐車スペースがあります。

登山道に入って「股のぞき」。至るところで富士の姿を拝むことができる、楽しい登山道です。

開運山直下をトラバースしていきます。滝が凍って氷瀑になっています。通過の際、足元に注意です。

屏風岩、見上げるとこんな断崖です。

映画「岳」のロケーションが行なわれたそうですね。小栗旬が来たんでしょと、女子が盛り上がってました・・・

富士さん昇天？笠雲というより天使の輪（キューティクル）のような雲が浮いています。

おっと、何か置物があると思ったら至近距離にカモシカです。結構なでっぷり感。

写真を撮っても、無謀な女子が挑発してもまったく動じません。ホント目と鼻の先を通過して後にしました。

三ツ峠の山頂に着きました。3つピークがありますが、一般にここ開運山の頂上をさすことが多いようです。

南アが間近によく見えます。白峰三山から鳳凰山を挟んで右手の甲斐駒、黒さが目立つところが夏とは対照的です。

南部も北部と同じようにしっかり見えています。荒川、赤石、聖・・・憧れのままで終わらず、来年夏は行けるかな？

丹沢方面、大室山と手前の御正体山、目立ち方が半端ないです。行かねば！（木無山での撮影）

そして言わずもがなの富士山です（木無山での撮影）。

三ツ峠は、評判通りに素晴らしい富士の展望台でした。

しかし、3つのピークを回ってブラブラしていたら、みるみるうちに雲が湧いてきて、さっきの眺望はどこへやら。下山します！

バッチは四季楽園では売り切れ、三ツ峠山荘で買いました。「今度は泊まりに来いよ」交通の便のいい山の小屋は経営が大変そうです。でもハガキのような景色が楽しめる可能性があるのは早朝だけ。お時間ある方はぜひ泊まってください。

感想

guru

今回、眺望が有名な山に行くにもかかわらずカメラの電池（専用充電池）を入れ忘れて行くという大失態。やむなくバッテリー残量を気にして枚数を制限しながら、携帯のカメラで撮影しました。

更にヤマレコ記録用に携帯からPCにメールで送信したら勝手にリサイズされ（しかもオリジナルの画像ファイルがリサイズされてて復元不能になってるし・・・どういう仕様なんだAndroidは）、何だか更に残念な記録になりました。

山自体は好天にも恵まれ、評判どおりに素晴らしい眺望。富士山だけでなく、南アルプスの北部・南部が等しいバランスで見えるところがまた良かったです。しかし雲の広がりの早さにも驚きました。たった1時間、早立したかしなかったかでガラっと印象が変わっていたかも知れません。

また登山ルートに表口を選んだのも良かったと思います。眺望に加えて樹林から岩場のトラバースへ、変化が楽しめる道でした。別ルートで登った経験のある同行者は、山の印象が変わったとか（こちらの方が面白い）。世間的には最短ピークハントがひとつの潮流ですが、当たり前のことながら楽しめるルート選びもやはり大切なんじゃないかなあと思った登山でした。