2500m峰の鉢ヶ岳~雪倉岳~小蓮華山
- GPS
- 10:05
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 1,989m
- 下り
- 1,982m
コースタイム
- 山行
- 8:54
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 10:03
天候 | 晴れ後霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰り:長野IC |
コース状況/ 危険箇所等 |
・鉢ヶ岳への一般登山道はありません。 北側、南側ともにザレ場が多い稜線沿いを進みますが、 ハイマツや岩があるので、歩きやすい箇所を見極める必要があります。 ・比較的新しい熊糞が、鉱山道に2か所、鉢ヶ岳巻道に2か所ありました。 ・朝日小屋は本年休業です。 |
写真
感想
今回は残り10座となった2500峰の鉢ヶ岳を目指します。
鉢ヶ岳は小蓮華山や三国境から見ると存在感があり、以前から注目してましたが、
2500峰というジャンルを知るまでは巻いてしまって未踏でした。
午前勝負の天気予報でしたので、鉱山道から真っすぐ鉢ヶ岳を目指し、
その後は天候の状況を見ながら、朝日岳経由とするか、小蓮華山経由とするか、
決めることにします。
午後はどこで雨が降ってもおかしくない予報だったので、今回は車中泊で仮眠。
標高1500mあると暑さもだいぶましで、何とか寝ることができました。
久々にヘッデンでスタート、鉱山道はなかなか高度があがりません。
花が多いルートなので飽きませんが、展望は1941ピークで初めて開けます。
小蓮華山が真正面で堂々と聳え立っており、
これまでのイメージと違い岩峰の山でした。
三国境〜雪倉岳の稜線が近づくと、ザレ場となって展望が大きく開け、
鉢ヶ岳が立派な姿を見せてくれます。
確かに巻いてしまうには勿体ない山容です。
稜線沿いに楽勝で登れると思いきや、ザレ場、岩、ハイマツなどがあり、
ルートを見極める必要があります。
たどり着いた山頂は360度の展望。
何と言っても旭岳のNo1展望台だなあと思いました。
北側から見る旭岳は惚れ惚れする山容で、白馬岳よりも存在感があります。
また日本海が間近に見え、北アルプス北端にいることを実感できました。
次に雪倉岳を目指しますが、次第にガスが沸き上がります。
さすが雪倉岳への稜線は花が豊富で、この季節でも楽しめます。
しかし山頂はほぼ真っ白。
そのためコースタイムの長い朝日岳へ向かう周回は諦め、来たルートへ戻ります。
ガスガスなら鉱山道で戻ろうかとも考えていましたが、
ガスはかなりのスピードで流れて時々景色も見ることができたので、
予定通り小蓮華山経由で戻りました。
雨に降られることなく下山できて良かったです。
2500峰は百高山より標高が低くなりますが、高山であることに変わりなく、
景色、山容とも満足のいく鉢ヶ岳でした。
元来高い山が好きなので、残り9座にもチャレンジしていきたいです。
コメント
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hirokさん、こんばんは。
針ヶ岳、なかなか立派な山容です。
雪倉に行くときに気にしないで巻いてしまいました。
旭岳も立派。いわゆる名山ではなくてもいい山はありますね。
鉱山道は、どんな感じなのでしょう?
例えば、下りでは走れてCT短縮できそうとか?
私の勝手な想像ではヤブとか道が悪いのではと思ってましたが
トウヤクリンドウも咲き始め、
下界は暑いですが、秋の気配ですね。
satfourさん、こんばんは
以前から存在感あるなあとは思っていましたが、
鉢ヶ岳は素敵な山でした。
それ以上に鉢ヶ岳から見る旭岳に惚れ直しました。
白馬岳を圧倒する迫力でそそり立って見えます。
鉱山道は下り向けのルートで、距離はありますが全体的になだらかです。
今年の状態しかわかりませんが、整備されていて走れる区間もかなりありそうです。
藪は全くありませんでした。
youtaroさんの秋の鉱山道のレコを見て、紅葉の時期を狙っていたのですが、
例によって競争が激しい時期なので、前倒しで行ってきてしまいました。
hirokさん、こんばんは。
私も、satfourさんに同じく北アだとバリルートといった思考になりにくい
こともあり、鉢ヶ岳は雪倉岳へ向かうと見えるかっこよい山のイメージでした。
そして今回のルート、鉢ヶ岳を除いてですが(白馬に寄りました)逆周りで
歩いたことがあります。鉱山道は雪が多く、花が遅れるし、
雪渓があるとやっかいなので、そのときは9/1に歩いたのですが
hirokさんもそんなことを考えての日程だったりしますか?
と、ここでsatfourさんへの返信が目に入ったのですが秋と書かれていますね。
しかし9/1なので、今回のレコとほぼ変わりません
花もたくさんでした
鉱山道は下りでも手強かったですが、独特の景観やお花ばたけや沢沿い
の道など変化があり、野性味のある良いルートとの印象でした。
なかなか機会を作りにくい場所にありますが、また歩いてみたいものです。
youtaroさん、こんばんは
youtaroさんのレコを見て鉱山道の存在を知ったのですが、
てっきり紅葉の時期と勘違いしていたようです
そのためここは秋に行こうと決めていたのですが、
9月下旬はなかなか登山日和が訪ずれないため、今回行ってしまいました
この時期でも花が多くて、変化があっていいルートだったという印象です。
個人的には北アでは八方尾根の次くらいに歩きやすいと思いましたが、
youtaroさんの印象とはだいぶ違うようですね。
当時よりは整備されたのでしょうか?
確かに蓮華温泉自体がとても遠いですね。
次回は朝日岳を絡めて、紅葉の時期にチャレンジしてみたいです
hirokさん
hirokさんが八方尾根の次に。。と感じたのであれば
かなり整備された可能性がありますね。
沢沿いなど崩れやすい崖の近くを通過する部分があって
落石が怖いので、上を見ながら早足であるいた記憶があります。
ここは雪が多いのですぐに荒れるとも聞いたことがあるので
タイミングかもしれません。
しかし、上でコメントしたように、嫌な感じではなく
とても魅力的でした。
youtaroさん、こんばんは
崩れやすいトラバースは今もありました。
雨が降ったら嫌らしいなあと思いながら通過しました。
この日は天気も問題なく、距離も短かったので、難なく通過できました。
雪があると大変でしょうね。
花が多く、水場も多く、小蓮華山や雪倉岳が徐々に大きくなっていくのを眺められるので、
いい登山道だなあと思いました。
hirokさん、こんばんは。
最近同じようなルートを歩いたのでいつもに増して楽しく拝見しました。
共感できる箇所が多く思わずコメントさせて頂きました。
「ホント旭岳カッコ良かったです」
2500峰は面白いお題をもらえる気がします。
hirokさんと似たような箇所が残っているのでまた参考にさせて頂きます。
その前に私は百高山ですが…
RaVieEnRoseさん、こんばんは
鉢ヶ岳と清水岳を一気に縦走された山行はとても羨ましかったです。
祖母谷温泉はまだ行ったことがないので、
清水岳と絡めていつか行くことになると思います。
最初に旭岳が見えた時は白馬岳?と思ってしまいましたが、
さすが百高山の旭岳、白馬岳を遥かに上回るイケメンでした。
南側から見ても目立ちますが、北側から見る姿は凛々しいの一言です。
2500峰、結構難しそうな山が残っていますが、
あまり簡単に登れるよりは歩き甲斐があって楽しめそうです。
RaVieEnRoseさんは百高山と中央線から見える山のダブルリーチなのですね。
どちもらフィナーレにふさわしい山なので、頑張ってください!
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