至仏山


- GPS
- 07:18
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 708m
- 下り
- 691m
コースタイム
天候 | 晴れ時々霧のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
乗合タクシーは4時半頃始発が出た。ゲート前には開門時間の10分前には着いたが、この日は5時にならないとゲートは開かなかった。 ○群馬県 2020年尾瀬の交通対策 https://www.pref.gunma.jp/01/e2300369_00001.html ○尾瀬戸倉第一駐車場(1,000円) https://www.pref.gunma.jp/contents/100158472.pdf 午前3時半の到着で6割〜7割程度埋まっていた。 ○尾瀬戸倉→鳩待峠(関越交通、乗合バス、乗合タクシー)(片道1,000円) https://www.kan-etsu.net/pages/43/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
足元が切れ落ちているようなところはありません。クサリ場もありません。木道が多いです。小至仏山の手前から至仏山の稜線は岩が多いです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ガスコンロ
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感想
2020年08月30日(日) 【至仏山】
8月最後の週末の山旅は、盛夏を締めくくるのに相応しそうな那須岳か上越国境を考えていました。天気予報は午後からあまりよくなさそうでしたが、午前中ならもちそうな至仏山に出かけてきました。
以前から立てていた計画では笠ヶ岳をセットにして歩く予定でしたが、今日は雷雨の可能性も少し高めなので、至仏山だけ登って早めに下山することにしました。また、山頂からの眺めを確保するため、できるだけ早い時間に登頂する必要があるので、山の鼻からの周回ではなく、鳩待峠から往復することにしました。
5時半前、淡い靄に包まれた鳩待峠を出発した。広葉樹に包まれた森に続く緩やかな登山道を進む。しばらくすると朝陽がダケカンバの幹を明るく照らしてきれいな光景を作っていた。歩を進めるにつれて針葉樹が多くなり、傾斜もだんだん上がっていく。
木道の階段の急坂を登ると、1866m三角点を南に回り込むようにトラバースしていく。背の高い樹木がまばらになって眺めが良くなり、アヤメ平や日光白根山が見えた。
トラバースが終わって尾根上に進むようになると再び樹林帯に入った。樹林帯を抜けたところに、原見岩と呼ばれる眺めの良い岩があり、燧ヶ岳と朝靄に包まれた尾瀬ヶ原、行く手には朝陽を浴びて色づく至仏山が見えた。
再び樹林帯を登っていくと傾斜が緩くなってオヤマ沢田代に出た。霧に包まれて湿原を前景にした眺めはなかった。笠ヶ岳への分岐を見送ると小至仏山への登りになる。木道の長い階段を登り切ると霧に包まれたハイマツと岩の稜線に出た。ちょっとアルプスを歩いているような感じがする。
小至仏山の山頂は南北に長くて狭くて岩だらけだった。霧に包まれて何も見えないが時折、霧が薄くなった時に至仏山や緑の斜面が見えた。
至仏山へは少し下ってからだらだらと緩やかに登り返していく。稜線は相変わらず霧に包まれていて、時折霧の中から稜線の西側に突き出た大きな岩の塊が現れた。
至仏山の山頂は広いが岩が多かった。霧が薄くなった時に鳩待峠の方がわずかに見えただけで、期待していた展望は楽しむことができなかった。山の鼻からも多くのハイカーが登ってきていたが、みなさん息を切らしていた。
午後からの天気の崩れも心配だし、待っていても霧は晴れそうにないので、お昼を食べ終わると下山を開始した。
小至仏山への稜線は相変わらず霧に包まれていたが、小至仏山の山頂で休んでいると、時折霧が薄くなって、霞んではいるが至仏山だけでなく、尾瀬ヶ原も見えるようになってきた。しかし、いつまでも待っているわけにもいかず、小至仏山から下山を開始した。下るにつれて霧が薄くなって、遠くの山々も見えるようになっていった。
登りの時、霧に包まれていたオヤマ沢田代の湿原は、陽が当たって、アヤメ平や尾瀬から南に続く山並みを湿原越しに見ることができた。
原見岩まで下ってくると、雲が多いながらも青空が広がり始め、燧ヶ岳は雲が取れていなかったけど、アヤメ平や尾瀬ヶ原が良く見えていた。至仏山の山頂もいつの間にか霧がすっかり晴れ、青空を背景にしてよく見えていた。今山頂にいるハイカーはどんな素晴らしい眺めを目にしているのだろうか。ちょっとうらやましく思ってしまった。
しばらく展望を楽しんだあと、鳩待峠に向けてゆっくりと下っていった。
峠に着くと、たくさんのハイカーがベンチで思い思いに休んでいた。ベンチの上に仰向けに寝転んで昼寝をしている人もいた。晩夏の午後のまったりとした空気が漂う中、花豆ソフトクリームを初めて食べてみた。豆感がどういうものかよく分からなったけど、美味しくいただいたあと、すぐに乗合タクシーの人となり、鳩待峠をあとにした。
※この山行記録は2020年9月4日 59歳時に作成しました。
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