宝剣岳


- GPS
- 03:48
- 距離
- 2.4km
- 登り
- 319m
- 下り
- 331m
コースタイム
天候 | 晴れ/雪(吹雪) 千畳敷駅登山口 -11℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
しらび平 → 千畳敷 ロープウェイで移動(約7分) |
コース状況/ 危険箇所等 |
千畳敷駅 〜 乗越浄土 危険箇所特にはありませんがコンデションによりに雪崩に注意です。 乗越浄土 〜 宝剣岳 稜線から木曽側へ回りこむルートで急な斜面のトラバースがあり、そこから山頂まで直登するが確保して進まないと非常に危険です。 |
写真
ここから先は非常にタイトでシビアな状況に追い込まれたので写真を撮る余裕はありませんでした。
感想
今シーズンの初めに昨年より計画していた宝剣岳への山行を実施したが、多くの課題と反省が残るものとなった。
まず千畳敷駅から比較的短時間で2900mまで登れる手軽さと乗越浄土までは危険箇所は特にないが(雪崩については十分注意するべきだが)宝剣岳山頂直下の北西壁のトラバースから山頂まで直登する箇所においては非常に危険でシビアの上、時折吹く突風と雪でゴーグルが凍りつき視界が遮られ思うようにラインが取れなかった。
北西壁のトラバースをわたり直登ルートにさしかかった時に上に2人パーティーの方がアンザイレンで登られていたが、この状況でそれ以上は無理だったので敗退を決め下降を試みるが猛吹雪と突風で暫く動きか取れないでいると次に先程の3人パーティーの方と2人パーティーの方が直登して行った。
こちらはトラバース終了点にて貧弱な支点でロープ確保しプルージックでバックアップを取りながらアックスを雪壁に打ち込みアイゼンの爪を効かせながら安全なルートまで戻った。
この時にまったく余裕が無くロープを残置してしまった。
稜線に戻ってから3人パーティーの方にロープの件を伝え、回収していてくれれば非常にありがいと思ったが天候が荒れていた為、詳細な話をする時間はお互い無かったのでそれで別れた。
千畳敷に戻ると自分の前を進んでいた2人パーティーの方と少し言葉を交わした。彼女らは乗越浄土〜極楽平で回って来たとの話だがあの状況の中でそのルートを進んできた事に驚いた。
食事を摂っていなかったのですぐに食事を済ませ14:55分のロープウェイーに乗った。
そこで偶然、後続の2人パーテイー(愛知)の方と一緒になり、ロープウェイーやバスの中で今回の事やアイスクライミング等の談笑をしながら過ごした。
今回も色々な方々にお世話になりありがとうございました。
またロープの件もご覧になられていたら連絡いただけると幸いです。
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