葉山(村山) 山上は秋の空と風

2020年09月06日(日) [日帰り]

• GPS: 06:34
• 距離: 14.4km
• 登り: 1,046m
• 下り: 1,039m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:58
• 休憩: 0:34
• 合計: 6:32

7:39 葉山市民荘
9:19 9:20 どうだん通り分岐
9:34 9:34 小僧森
9:50 9:50 大僧森
10:17 10:18 葉山
10:32 11:04 葉山神社
11:18 11:18 葉山
11:49 11:49 大僧森
12:05 12:05 小僧森
12:22 12:22 どうだん通り分岐
14:10 14:10 葉山市民荘
14:11 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

葉山市民荘向かいの登山者用駐車場　30台程度可能　市民荘のトイレ利用できます　長命水という名水の水場も

コース状況／危険箇所等

7月の豪雨の影響があるかと思いましたが、ほとんど問題ないです。よく整備されています。泥濘もほぼありませんでした。稜線では所々、狭い所があり、道の片側が切れ落ちていますから気を付けてください。
下りに使った岩野コースは畑コースよりもいくらかワイルドです。それだけ見どころも多く、特にブナ樹林は大きな木が多くて良かったです。下ってからの舗装道歩きがしんどいですが。

写真

9/6 7:29

葉山市民荘向かいに登山者用の駐車場が有ります。道を挟んだところの長命水は名水です。じゃんじゃん出ています。登山口はここを右手に少し進んで左に曲がります。

9/6 7:30

道端にツリフネソウが沢山咲いていました

9/6 7:31

鮮やかな色とクルリンが可愛いですね

9/6 7:39

車の走る道をしばらく進みます

9/6 7:40

トリカブトが良い色で咲いています

9/6 7:53

ここから山道ですが、このあとも何度か作業道を横切ります

9/6 8:05

ジャコウソウ。匂いはなかったなあ。

9/6 8:19

ブナの二次林を急登。息が切れる。

9/6 8:23

秋のギンリョウソウ。ギンリョウソウモドキと言うのかな？

9/6 8:32

ブナ林に射し込む光が美しい

9/6 8:36

一服台。立岩からの道と合流。

9/6 8:49

叫ぶ森の巨人？

9/6 8:51

聖仏平

9/6 9:03

キノコは色々

9/6 9:14

大尊仏見晴台。見張らしは。

9/6 9:06

村山盆地の眺めが良い。奥羽山脈に東から押し寄せる雲の峰。

9/6 9:06

蔵王の山頂だけが雲から出ている

9/6 9:12

南には吾妻連峰が

9/6 9:13

実沢川の深い谷と山形の平野と奥羽の峰々を被う雲

9/6 9:21

お花畑から咲き乱れるリンドウと小僧森が青空の下に

9/6 9:30

小僧森の登りから振り返る

9/6 9:35

小僧森。この先もいくつかのピークを越えて行く。

9/6 9:35

鳥海山がスッキリと見えていた。この時は。

9/6 9:40

葉山の長く馬蹄形に続く火口壁

9/6 9:40

山ノ内コースの烏帽子岩の辺り

9/6 9:47

リンドウの冴えた色

9/6 10:00

雲隠れしそうな朝日連峰

9/6 10:01

葉山山頂と奥の院。社が見える。

9/6 10:07

大つぼ石は絶好の見晴台

9/6 10:08

月山が目の前に大きい！そもそも葉山は月山への入り口なのだ。

9/6 10:08

鳥海山にはいつの間にか雲が集まってきた

9/6 10:11

奥羽山脈にせき止められる雲の波が分厚くなってきた

9/6 10:18

葉山山頂1462m

9/6 10:20

越えてきた大つぼ石や大僧森

9/6 10:23

山の仲間はでかい。ナメクジよりはいいけど。

9/6 10:28

奥の院の手前には青空を映す小さな池塘が有ります

9/6 10:30

アカモノがまだ咲いてた！

9/6 10:32

赤い鳥居をくぐって

9/6 10:32

奥の院の社です。鐘が有ります。

9/6 10:33

気持ち良い風に吹かれて汗もとびます。

9/6 10:35

少し西にトンボ沼

9/6 10:42

月山の山頂をアップ。山頂の神社も見えますね。

9/6 10:56

月山の右へ視線を移すと、日本海の海原と酒田の町や庄内海岸の風車が見えました！

9/6 10:58

尾花沢の市街かな

9/6 10:58

こちらはもう少し北の方だから、新庄かな

9/6 11:13

ウラギンヒョウモンかな。この季節になると蝶たちも必死です。

9/6 11:20

オヤマボクチ

9/6 11:39

雲が出てきたので、帰り道は花を探して歩きましょう。アキノキリンソウ。

9/6 11:43

ツバメオモトの実はコバルトブルー

9/6 11:47

ゴゼンタチバナはレッド

9/6 11:50

ガマズミは葉も紅葉

9/6 11:54

ミヤマトウキかハクサンボウフウか。セリ科はよくわからない。

9/6 11:55

ゴマナの清楚な花

9/6 12:11

美味しいかな？

9/6 12:19

イワイチョウが咲き残り

9/6 12:20

帰りは岩野コースで下ってみよう

9/6 12:26

下って行くと湿原が見えました

9/6 12:34

お田沼の湿原はちょっと秋色

9/6 12:34

イワショウブが一輪

9/6 12:42

タケシマランは何度見てもサクランボみたい

9/6 12:44

最上川が大きく蛇行している。この前の豪雨ではこの辺りも大変だったのだろうか。

9/6 12:49

岩野コースは細尾根を辿る

9/6 12:50

つくばね

9/6 12:54

100万ドルの満天星。花の頃はどうだろう。

9/6 13:00

ミゾソバの可愛い花

9/6 13:04

ツルリンドウはくるりくるり

9/6 13:10

ブナの腰つき

9/6 13:17

岩野コースのブナ林は畑コースより大きな木が多い

9/6 13:24

ユキザサの実

9/6 13:26

優しいお顔のうば様

9/6 13:35

寒河江の町や左奥に山形の市街が見えた

9/6 13:43

大円院跡へ下山。ここから舗装道路歩きが待っている。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

OM-D E-M10 Mark II ボディ オリンパス

LUMIX DC-G9 ボディ パナソニック

感想

yonejiy

梅雨時みたいに雲が多くてハッキリしない天気が続く宮城県。こんな時には奥羽山脈を越えて行きましょうと、あまり考えもせずに村山葉山へ。5年振りだが、又同じ季節になってしまった。
お花畑へ登りつくと、長く続く葉山の稜線は真っ青な空のもと、気持ち良い眺望を見せてくれた。大つぼ石に上がると、足元の富並川の谷間から火口壁の稜線が見渡せ、北には鳥海山、西に月山、南に朝日や吾妻連峰等が雲を頂き、東には山形の平野と雲海が押し寄せる奥羽山脈まで、360度の大展望がクッキリと目に飛び込んできた。山上はまだ紅葉こそ始まらないものの、すっかり秋の空気に包まれていたのでした。
奥の院で休憩するうちに、雲が集まって来て眺望は閉ざされてしまったけれど、代わりに残り花など見ながら下ったら、下界は暑い暑い真夏のようでした。