ひと目で尋常でない 峠だと見抜いたよ チャリレコ★岡谷（旧林組山一製糸事務所）ー塩尻峠ー波田駅（駅寝）ー野麦峠（政井みね慰霊碑）
Honoca
- GPS
- 64:00
- 距離
- 166km
- 登り
- 2,646m
- 下り
- 2,846m
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10:00茅野ー11:20旧林組山一製糸事務所 ー12:00塩尻峠ー16:00アルピコ鉄道・波田駅、島々地区散策ー波田で駅寝
2日目
6:00起床・波田駅ー9:20★野麦峠（折り返す）ー12:00松本駅
JR東・中央線松本駅から輪行帰宅
| 天候 | 初日晴れ、二日目曇り雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
自転車
帰り：JR東・中央線松本駅から輪行帰宅 全線自転車を使用 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
峠へのアプローチに狭いトンネル多発。登り勾配(;'∀') |
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装備
| 個人装備 |
ロードレーサー＋LOOKペダル（歩けない自転車靴）
半袖短パン
ウィンドブレーカー
※宿泊はザックを持たず段ボール等現地調達
|
|---|
感想
土日が休みになったので一泊旅行を計画。
碌な計画を立てないおいらが選んだのは、野麦峠往復。
向こうに降りると岐阜県・飛騨高山なのでこちら側wに戻ってくる軟弱行程である(;^_^A
野麦峠は貧農の飛騨高山の娘たちが「盆・暮れ」に諏訪岡谷の製糸工場に出向くために通った野麦街道の難所であり、暮れには積雪がある。
■あゝ野麦峠
・殖産産業 生糸は横浜開港以来の日本輸出品のTOPを独走した
・共産党 著者の山本茂美は共産党員で製糸業経営者側に不利な情報が多い
映画化によってさらに物語が削られ‘’経営者側の悪‘’が強調された
・野麦峠越え 雪の峠越えは壮絶。飛騨の多くの少女たちは諏訪・岡谷の製糸工場で働き、盆暮れに帰郷した
★疑問点 10代の少女を150�勸幣緡イ譴寝�谷に送った飛騨の両親。
暮れの積雪期に野麦峠を越えて帰郷させるとは尋常でない。。家庭ぐるみの虐待ではないのか？
■楽しい駅寝（＝アタック小屋）
近くにスーパーがあるとか、その割に過疎駅であるとか（スイマセン）そんなこんなで楽しい駅寝地を確保しました。完全な無人地域の駅もいいが、矢張りそこに地元の人がいる鉄道の駅がいいですね
■みねに嫌われたか？それとも愛の豪雨か？ (-_-;)
・波田から野麦峠へ
朝起きたら雨が上がっている。なーんだアルピコ輪行で帰ろうと思っていたのに。。
そして峠にアプローチすると山里に虹が✨
✨前日の塩尻峠もそこそこだったが野麦峠は格が違う(-_-;)
・そして雷雨に
やんだ雨も登るにつれて強くなり最後は雷雨に。。笑うしかないw
■非日常・豪雨のダウンヒル
3時間少しかけて波田から峠アタックに成功だが、雨が強くウィンドブレーカーを纏いすぐさま退散。
45分で波田まで戻ったwww メーターつけてないけど豪雨の中安全運転で最高80キロ前後出ていたのではないだろうか。機材もライダーも素晴らしい（自分で言うな）
★シルクファクト岡谷
初日に立ち寄った諏訪湖畔のシルク博物館であるが、敷地内に宮坂製糸所が併設されていて有料で見学ができる。プリンスR40という最新鋭の繰糸機が稼働。座繰り製糸も行われている。
★スペシャルサンクス 館長の高林さん（日本シルク学会 会長）
シルク全般の意見交換や、塩尻から松本市街を通らない野麦街道の近道などを教えていただきました。
野宿やチャリなど何にでも興味を持つ館長さんなのでした（ゝω・）vキャピ
■まとめ
しんとした施設の中の秋蚕かな ほの香
大桑の一葉伝ふ秋蚕哉 ほの香
安曇野に梓川ある秋蚕かな ほの香
うなぎ屋のうの字に尾ひれ秋日和 ほの香
もろもろの星の声聞く旅寝哉 ほの香
奥飛騨やかすかに霧の降る夕べ ほの香
折り返す野麦街道野分だつ ほの香
山のべに山里ありし秋の虹 ほの香
山粧うかさねは高し野麦みち ほの香
大銀河守り続ける製糸の灯 ほの香
※山粧う（やまよそう／やまよそおう）
■駅寝の注意点とか
英ちゃん（横田英）の歩いた道へ‼ チャリレコ ★官営富岡製糸場ー信州松代 2020年8月15日(土) 〜8月16日(日)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2509843.html
■関連リンク
シルクファクトおかや
http://silkfact.jp/
宮坂製糸所
https://www.msilkpro.com/
■女工哀史が全てではなかった。飛騨市美術館「愛しの糸引き工女展」を見て。
https://note.com/emiemibrightness/n/nc38050c4c8d7
> 実は、あれは事実とは異なるようなのです。
> 冬の厳寒の野麦峠を越えたのでは無い。
> 越えたのは田植えが終わった初夏の頃。
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