夜叉神から鳳凰山(青木からバスなし・・)

2005年07月21日(木) 〜 2005年07月22日(金)

• GPS: 26:40
• 距離: 20.2km
• 登り: 1,830m
• 下り: 2,156m

コースタイム

夜叉神登山口11:20,南御室15:50(幕営)6:00,薬師7:10,観音7:40~8:10,赤抜沢頭8:55~9:10,鳳凰小屋10:05,青木鉱泉14:00

天候

晴れ

コース状況／危険箇所等

7.0km+1210m＋10.1km+600m,水は冷たいが昼は晴れて風もないので暑いくらい。北岳の眺めが良い。下りは五色滝や白糸滝など面白かったが歩きにくい道だった。
青木からのバスは翌日から運行でした・・

感想

やっさん

夜叉神→南御室テン泊で青木鉱泉０５０７２１〜２２　●日程２００５年７月２１日（木）〜２２（金） 【単独で】
●南アルプス鳳凰山(2840m) 夜叉神→南御室テン泊で青木鉱泉まで17.1km,登り1810m
21日・夜叉神峠登山口(1380m)から南御室小屋(2470m)まで沿面7.0km,登り累計1210m
22日薬師岳(2780m),観音岳(2840m)、鳳凰小屋から青木鉱泉(1100m)まで10.1km,登り600m
●動機・テント泊縦走の試運転・花崗岩の稜線から白根山(北岳〜農鳥)の展望を楽しむ
●コースタイム（天気は晴れ・稜線上は風もなく暑いくらい・梅雨は明けたというが湿度はある)
21日・新宿(あずさ)甲府(10:00バス)夜叉神峠登山口11:20,山頂12:10~20,大崖頭13:25~40,山火事跡14:25~40,南御室15:50
22日・南御室6:00,薬師岳7:10,観音岳7:40~8:10,赤抜沢頭8:55~9:10,鳳凰小屋10:05,五色滝10:50~11:05,白糸滝11:20~40,青木鉱泉14:00.
●交通費・新宿(2520+1300)甲府(1380)夜叉神、青木鉱泉(1500・運行開始23日)韮崎(2520+1780)新宿
※他・諸経費　南御室テン場代400円、青木鉱泉入湯1000円
●資料等・地形図1/25000は「夜叉神峠」「鳳凰山」、山と高原地図41「北岳・甲斐駒」(昭文社)
●見晴らし・もちろん稜線から北岳などが大きい。空気が湿っていて、くっきりした感じではなかった
●コース・一般的な縦走路なので整備良好。青木鉱泉コースは滝もあるがほとんど左岸の樹林の斜面トラバースで御座石コースよりも歩きにくい
●課題は軽量化・ツェルト350g,双眼鏡400g,ペグ140g,懐中電灯260g,非常食900g,医薬品550gなど余計なものを持ちすぎたみたい
●失敗・甲府からのバス9:30と思ったらこれはシーズン外、9:00と10:00があった。青木鉱泉→韮崎のバスの運行開始は23日。１日早すぎた。

南アルプス林道が開通した記念に甲府から夜叉神をめざす。　9:30発のつもりだったが、これはシーズン外の平日時刻表。今は9:00と10:00など一日五本。他にマイカー規制のため芦安発五本。夜叉神登山口から入山する人のマイカー以外は芦安で足止めになっている。今年は奈良田からもマイカー禁止のようだ。甲府10:00で少年団の団体さんも乗り込んで満車。夜叉神峠登山口で降りたのは私一人。11:20入山。

すこし暑い。峠の上の売店で団扇を求めたが売ってない。ここからは白根三山の展望が良い。18kgの荷物は重いが急登がないので歩幅を小さく一分80~90歩の巡行速度で進む。山火事跡から展望を楽しみ南御室着、テント設営。場所代400円、350mlビール500円。豊富で冷たい水で顔を洗う。ぼっとんトイレはチップ制。広いテン場に単独四張。静かだ。星は何とか大三角形が確認できる程度。月で空は明るいが南側の樹木に遮られて星を見るのにじゃまではない。湿気でフライが濡れている。

食事後、撤収して６時に出発。ガマ岩を過ぎれば森林限界を超えて、赤抜沢頭までさわやかな花崗岩の稜線歩き。北岳が大きい。大雪渓もまだ太いし、双眼鏡で覗くと白根御池小屋がきれいに再建されている。雪崩にやられて02年はバラックだったのに。しばらく雨も降ってないし稜線は暑そうなので下りは初めてのドンドコ沢。かなりアップダウンがあって御座石コースより悪路。五色滝の滝つぼに下りて水浴びしようとしたら流れですべって水浸し。ズボンまで濡れちゃった。滝しぶきが涼しく、水が冷たい。予定通り14時に青木鉱泉に下山して1000円で入湯。15時発韮崎行きバスは・・・運行開始は23日だって??。一日早すぎた!!