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Yamareco

記録ID: 2572243
全員に公開
ハイキング
比良山系

笹峠 (笹峠道よりヒジキ滝)

2020年09月17日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:44
距離
7.6km
登り
721m
下り
727m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:09
休憩
1:21
合計
6:30
8:45
68
スタート地点
9:53
9:56
4
10:00
10:01
16
10:17
10:45
129
笹峠
12:54
13:28
53
14:21
14:36
39
15:15
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
高島市畑集落の、横谷トンネル東口200mの広い所に、駐車させて頂いています。
コース状況/
危険箇所等
 駐車地より、地蔵峠を経て、笹峠まで、普通に歩けます。
 笹峠からの笹峠道は、最近は、通られる方も無く、少しずつ自然に戻って来ています。笹峠よりの最初の取り付き、踏み跡を見つけられず、探索中、2回程、イクワタ峠へのルートまで、達しています。不本意ながら、Garmin GPSMAPのガイド機能を使用して、笹峠道に復帰しています。
 更に、途中、危険度の高い、崩落個所があります。二年前の2018-07-26には、唐鍬を使って、ステップ切りをして、通過していますが、今回は、唐鍬を携行していませんので、上方の立木を伝って、迂回しています。
 何ケ所か? ワラビシダの藪漕ぎもあります。ワラビシダの為、踏み跡は消えています。藪漕ぎの終わった後、正しいルートに乗っているか?確認が必要です。
 笹峠道の途中から、ヒジキ谷東稜線を下っていますが、尾根芯を外さない様に下れば、ヒジキ滝の東のコメカイ道に出会います。途中、芦生杉が数本あります。
 ヒジキ滝から、地蔵峠へは、これまで、何回か?記録を上げていますので、参照して下さい。
横谷トンネル取付け道路に、獣害防止扉を開けて入ります。入ったら、閉めます。
2020年09月17日 07:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
9/17 7:47
横谷トンネル取付け道路に、獣害防止扉を開けて入ります。入ったら、閉めます。
ボボフダ峠登山口の手前に、柿が散乱しています。ツキノワグマの活動の跡でしょうか?
2020年09月17日 07:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
9/17 7:53
ボボフダ峠登山口の手前に、柿が散乱しています。ツキノワグマの活動の跡でしょうか?
ツキノワグマが登った痕があります。特に、一番下の二本の爪痕が、特徴的です。矢張り、比良山系北部に住み着いている様です。
2020年09月17日 07:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/17 7:55
ツキノワグマが登った痕があります。特に、一番下の二本の爪痕が、特徴的です。矢張り、比良山系北部に住み着いている様です。
スパッツの内側に、防虫スプレーを吹き込みます。
2020年09月17日 08:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
9/17 8:21
スパッツの内側に、防虫スプレーを吹き込みます。
駐車地です。写真中央の電柱の右から、上ります。尾根ルートまで、急斜面です。
2020年09月17日 08:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
9/17 8:42
駐車地です。写真中央の電柱の右から、上ります。尾根ルートまで、急斜面です。
おそらく、ツキノワグマが、昆虫の幼虫を探した跡です。
2020年09月17日 08:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/17 8:57
おそらく、ツキノワグマが、昆虫の幼虫を探した跡です。
倒木です。
2020年09月17日 09:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
9/17 9:19
倒木です。
根元を切断し、除きました。
2020年09月17日 09:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
9/17 9:24
根元を切断し、除きました。
ど根性ブナの芽です。頑張れ!
2020年09月17日 09:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
9/17 9:46
ど根性ブナの芽です。頑張れ!
地蔵峠です。
2020年09月17日 09:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
9/17 9:53
地蔵峠です。
お地蔵様です。お茶を注ぎ、本日の山行きの無事をお願い致します。
2020年09月17日 09:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/17 9:55
お地蔵様です。お茶を注ぎ、本日の山行きの無事をお願い致します。
地蔵山です。ガスで、眺望はありません。
2020年09月17日 10:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/17 10:01
地蔵山です。ガスで、眺望はありません。
笹峠です。小休止して、笹峠道への準備をします。
2020年09月17日 10:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
9/17 10:17
笹峠です。小休止して、笹峠道への準備をします。
準備していた地形図で、確認しています。
2020年09月17日 10:20撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/17 10:20
準備していた地形図で、確認しています。
辛うじて、笹峠道の痕跡がありますが、この後、痕跡は消え、踏み跡を探して、迷走しています。
2020年09月17日 10:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
9/17 10:50
辛うじて、笹峠道の痕跡がありますが、この後、痕跡は消え、踏み跡を探して、迷走しています。
迷走後、Garminのガイド機能を使用して、やっと、笹峠道らしい場所に、辿り着きました。
2020年09月17日 11:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/17 11:09
迷走後、Garminのガイド機能を使用して、やっと、笹峠道らしい場所に、辿り着きました。
迷走の記録です。上(北)のトラックが、ほゞ、本来の笹峠道です。この地図には、今回分と2018/07/26分の二つのトラックが載っています。左下のP-923が、イクワタ峠です。
2020年09月17日 22:02撮影 by  PlayMemories Home, SONY
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9/17 22:02
迷走の記録です。上(北)のトラックが、ほゞ、本来の笹峠道です。この地図には、今回分と2018/07/26分の二つのトラックが載っています。左下のP-923が、イクワタ峠です。
テープを巻き、「笹」と書き込みます。
2020年09月17日 11:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/17 11:13
テープを巻き、「笹」と書き込みます。
この辺りの風景も、記憶にあります。
2020年09月17日 11:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
9/17 11:14
この辺りの風景も、記憶にあります。
Garminの画面です。紫色のトラックが、2018/07/26のトラックです。もう、踏み跡が消えている所が多く、ガイド機能が、頼りです。
2020年09月17日 11:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/17 11:27
Garminの画面です。紫色のトラックが、2018/07/26のトラックです。もう、踏み跡が消えている所が多く、ガイド機能が、頼りです。
古いテープがあります。枯れ枝を切断し、ワラビシダの藪漕ぎをします。
2020年09月17日 11:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/17 11:37
古いテープがあります。枯れ枝を切断し、ワラビシダの藪漕ぎをします。
レスキューポイント「笹峠2」があります。
2020年09月17日 11:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/17 11:40
レスキューポイント「笹峠2」があります。
上方を迂回してから、写しています。谷筋に大きい崩落個所があります。前回は、唐鍬でステップを切りましたが、今回は、携行していませんので、迂回しました。
2020年09月17日 11:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
9/17 11:50
上方を迂回してから、写しています。谷筋に大きい崩落個所があります。前回は、唐鍬でステップを切りましたが、今回は、携行していませんので、迂回しました。
ヒジキ谷の東稜線と笹峠道の交点です。テープを巻き、「ヒジキ滝←」と記します。
2020年09月17日 12:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/17 12:08
ヒジキ谷の東稜線と笹峠道の交点です。テープを巻き、「ヒジキ滝←」と記します。
ガイドのトラックから、離れて、ヒジキ滝へ向け、稜線を下ります。
2020年09月17日 12:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
9/17 12:14
ガイドのトラックから、離れて、ヒジキ滝へ向け、稜線を下ります。
途中、この様な芦生杉が数本あります。
2020年09月17日 12:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/17 12:22
途中、この様な芦生杉が数本あります。
コメカイ道に降りました。振り返って、上方を写しています。
2020年09月17日 12:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/17 12:40
コメカイ道に降りました。振り返って、上方を写しています。
ヒジキ滝です。水量少な目です。
2020年09月17日 12:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/17 12:54
ヒジキ滝です。水量少な目です。
嬉しい事に、今年は、トチの豊作です。食べ切れずに、余っています。
2020年09月17日 12:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/17 12:56
嬉しい事に、今年は、トチの豊作です。食べ切れずに、余っています。
滝の下の岸辺に、落ちたトチが溜まっています。山の獣にとって、良い年になった様です。
2020年09月17日 12:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/17 12:56
滝の下の岸辺に、落ちたトチが溜まっています。山の獣にとって、良い年になった様です。
左岸のトラロープを確認します。大丈夫です。
2020年09月17日 13:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
9/17 13:07
左岸のトラロープを確認します。大丈夫です。
左岸のトチの大木です。
2020年09月17日 13:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
9/17 13:07
左岸のトチの大木です。
此方は、右岸のトチの大木です。このトチの実は、滝の下の流れ辺りに落ちます。
2020年09月17日 13:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/17 13:15
此方は、右岸のトチの大木です。このトチの実は、滝の下の流れ辺りに落ちます。
右岸の岩壁のトラロープ・ハーケンを確認しながら、帰途につきます。
2020年09月17日 13:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/17 13:26
右岸の岩壁のトラロープ・ハーケンを確認しながら、帰途につきます。
コメカイ道シシ谷出合(下)です。
2020年09月17日 13:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
9/17 13:40
コメカイ道シシ谷出合(下)です。
シシ谷のトチの大木から、谷に、実が沢山落ちています。
2020年09月17日 13:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/17 13:46
シシ谷のトチの大木から、谷に、実が沢山落ちています。
サワグルミの大木です。
2020年09月17日 13:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/17 13:59
サワグルミの大木です。
コメカイ道シシ谷出合(上)です。左折して、谷沿いのトラバース道を上ります。
2020年09月17日 14:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
9/17 14:01
コメカイ道シシ谷出合(上)です。左折して、谷沿いのトラバース道を上ります。
谷筋から離れ、古い作業道を横切り、トラロープで上がって、地蔵峠に向かいます。
2020年09月17日 14:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
9/17 14:16
谷筋から離れ、古い作業道を横切り、トラロープで上がって、地蔵峠に向かいます。
地蔵峠北の展望所です。この日、曇りで、鈴鹿山系の展望はありません。
2020年09月17日 14:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
9/17 14:26
地蔵峠北の展望所です。この日、曇りで、鈴鹿山系の展望はありません。
下りに備え、サポーターを装着します。
2020年09月17日 14:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/17 14:33
下りに備え、サポーターを装着します。
駐車地で、スパッツを外すと、ズボンの上をヤマビルが這っていました。この後、防虫スプレーで、処理しました。
2020年09月17日 15:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/17 15:25
駐車地で、スパッツを外すと、ズボンの上をヤマビルが這っていました。この後、防虫スプレーで、処理しました。

装備

個人装備
ヘルメット ザイル 30m/10m カラビナ スリング ナイフ 携帯用鋸 携帯用鉈 ピンクのテープ 赤の粘着テープ 雨具 食料 非常食 飲料 レジャーシート ヘッドランプ 予備電池 地図(地形図) コンパス GPS2台 筆記用具 スマートフォン 予備バッテリー 時計 タオル ファーストエイドキット ゴム付き軍手 山仕事用手鋸 腰鉈
備考 持って行って良かった物は、Garmin GPSMAP 64sです。笹峠から、笹峠道への取り付きで、踏み跡を見つけられず、かなり探しました。最終的に、Garminのガイド機能で、2018/07/26のトラックログを表示して、何とか、笹峠道に、入り、辿っています。

感想

今回の山行きは、笹峠より、笹峠道を西に辿り、ヒジキ谷東稜線を下り、ヒジキ滝を訪れるルートの確認が目的でした。
 今回の問題点は、笹峠道の踏み跡が、かなり不明瞭になって来ている事です。また、崩落個所の安全確保も必要です。
 対策としては、先ず、笹峠から、比較的良く踏み跡が残っている辺りまで、テープを付け、ルートの確立を行い、ワラビシダを刈り、鞍部の折り返しの間違え易い辺りのテープ付けをし、崩落個所のステップ切り・トラロープ設置で、かなり改善されるだろうと考えています。
 小生としては、笹峠から、ヒジキ滝へ、安全に、自由に、アクセス出来ると、コメカイ道の利便性が、更に増すのではないか?と考えているところです。
 昔の方々が、当時、多くの労力を注がれて、作り上げられた「コメカイ道」を、出来れば、自由に歩く事が出来る状態で、次の世代に、継承したいと考えているところです。これは、「蟷螂の斧」かも知れませんが、ボツボツ、頑張りたいと考えています。目的があると、山行きの励みになります。また、登山道整備の技術向上の訓練にもなります。

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