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Yamareco

記録ID: 257319
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ハイキング
奥多摩・高尾

新春オカルト山行 大岳山(御坂尾根より)

2013年01月03日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:10
距離
11.2km
登り
1,137m
下り
1,153m

コースタイム

0730 バス停より大岳林道歩き始め
0800 鍾乳洞売店
0815 林道終点
0820 分岐
0822 尾根への取り付き点
0940 一般道
1000 大岳山
1055 鋸山
1220 愛宕神社
1240 三河屋さんで天そば
天候 おおむね晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
武蔵五日市駅から上養沢行のバスで大岳鍾乳洞入口で下車
コース状況/
危険箇所等
踏み跡は時々不明瞭になるものの尾根を外さなければ問題ありません。

危険箇所というか、一般道の直下が地形図の岩記号のある場所。落ち葉で滑るので慎重に進みます。けっこうなイワイワです。下山路に使う際は細心の注意を。

大岳林道にある売店で(休業中)トイレを借りたのですが、不思議なことがありました。詳しくはこのあと!
サルギ尾根取り付き点の横にある林道を行きます。
サルギ尾根取り付き点の横にある林道を行きます。
しばらく行くと採石場。お正月でお休みですが普段はダンプが行き来するんでしょうね。
しばらく行くと採石場。お正月でお休みですが普段はダンプが行き来するんでしょうね。
大岳鍾乳洞入り口。
大岳鍾乳洞入り口。
小瀧と書いてありますが水量が少なくて…。
小瀧と書いてありますが水量が少なくて…。
林道終点。奥に進みこの看板裏の木橋を渡ります。右岸へ。
林道終点。奥に進みこの看板裏の木橋を渡ります。右岸へ。
少し行くと分岐。右に見える木橋で渡り返します。左岸へ。
少し行くと分岐。右に見える木橋で渡り返します。左岸へ。
木橋を渡って2〜30mほど進むと尾根取り付き点。倒木の向こう側に伸びている踏み跡がそれです。
木橋を渡って2〜30mほど進むと尾根取り付き点。倒木の向こう側に伸びている踏み跡がそれです。
写真じゃ分かりづらいですが結構な斜度です。
写真じゃ分かりづらいですが結構な斜度です。
一般道直下の岩場。地形図の岩記号のところです。岩の間を縫うように行きますが落ち葉で滑ります。それなりに大きな岩なので落ちないように注意して進みました。
一般道直下の岩場。地形図の岩記号のところです。岩の間を縫うように行きますが落ち葉で滑ります。それなりに大きな岩なので落ちないように注意して進みました。
一般道に出たところから御坂尾根を振り返ります…しかし木々が邪魔でイマイチ。
一般道に出たところから御坂尾根を振り返ります…しかし木々が邪魔でイマイチ。
右を向くとハシゴが。
右を向くとハシゴが。
大岳山頂。
鋸山山頂
天地山方面の分岐。行き止まり方面に向かうと天地山を経て奥多摩へ。
天地山方面の分岐。行き止まり方面に向かうと天地山を経て奥多摩へ。
大岳山は「大岳」という1266.47mの二等三角点。ここは鋸山の奥多摩寄りにある三等三角点。「沢入」という三角点です。1046.71m。
大岳山は「大岳」という1266.47mの二等三角点。ここは鋸山の奥多摩寄りにある三等三角点。「沢入」という三角点です。1046.71m。
愛宕神社の五重塔。
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愛宕神社の五重塔。
名物激石段。

感想

今年のお正月は山に泊まることができませんでした。

ということで日帰りの大岳山という実に奥多摩ではメジャーどころを年初めに登ってみました。
というのも、松浦氏の「バリエーションハイキング」というガイド本に「御坂尾根」というルートが紹介されていて、是非とも歩いてみたかったからです。

箱根駅伝の復路はどうなるのかしらん…後ろ髪を引かれる思いでの山行です。

武蔵五日市駅から朝一の上養沢行バスに乗り大岳鍾乳洞で下車、林道大岳線を進みます。この日はボクを入れて4人のハイカーが下車しましたが、林道を進むのはボクだけ。ほかの方はサルギ尾根でしょうか。
因みにこのあたりは養沢鍾乳洞、三つ合鍾乳洞、大岳鍾乳洞と鍾乳洞だらけで、鍾乳洞好きには天国のような場所なのです。

朝の林道は爽やかです。採石場があるこの林道は普段ならダンプが行き交うのでしょうが今日は正月の3日、静かなものです。
採石場を過ぎ大岳鍾乳洞入口。売店も休業中です。

そしてキャンプ場のようなところに出ました。ここにも売店のような建物があり、トイレが自由に使えるようなので拝借しました。綺麗に清掃された気持ちのいいトイレです。
不思議なことが起こったのはこの場所です。

トイレの個室に入りほどなく、鈴の音が聞こえてきました。
登山愛好者なら聞き慣れた音、そうです、熊よけの鈴の音です。歩くテンポに合わせて「チリリンチリリン」。ボクは「ああ、後ろから来た人もトイレか」と思いその瞬間は特に何も感じませんでした。
しかしよく考えてみるとこのコースに今朝入ったのはボクだけ。途中何度かシェルを脱いだり手袋をしたりと止まりましたが前後に人など気配もありませんでした。それにその鈴の音は急に聞こえてきてトイレの前を通りすぎたと思ったらまた急に消えたのです。
ボクは背筋が寒くなり出すものも出さずにトイレから急ぎ出ました。
横には女子トイレがあります。ひょっとしてと思い外から恐る恐る覗いてみました。
何と言うことでしょう、個室のドアは全て開いていて、人の気配などこれまた微塵もありませんでした。
走って林道に戻りました。しばらく早歩きで林道を進みました。「あの鈴の音はなんだったんだろう」…考えなくていいことを考えてしまいます。新年なのに…年が明けたばかりなのに…。

そんな思いをして、しかしとにかく尾根に取り付けば忘れるだろうと先を急ぎました。林道終点から尾根に取り付きとにかくがむしゃらに登りました。

この尾根は傾斜が急で踏み跡も一部不明瞭です。しかし尾根を外しさえしなければ迷うことはないと思います。ただ山頂直下が岩場で少々緊張します。下山路に使う場合この岩場は要注意です。

下山は5年ぶりに天地山を踏んでと思ったのですが今朝の出来事と、箱根駅伝が気になり鋸尾根を下りました。

さて、今年はどんな1年になるやら…。




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コメント

私も良く似た経験を・・・
初めまして、sarastroさん。
私も昨年11月の雲取山近辺のテン泊で良く似た経験をしました。
おそらく同じだと思いますが、聞こえる音はかすかに聞こえる感じではなく、非常に明瞭に聞こえた事と思います。
よろしければ、下記がその時のレコです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-247339.html
しかし、その事があってからか? クジ運が少し良くなりました。(笑)
2013/1/4 12:43
不可思議だらけです
コメントありがとうございました。

記録も拝見いたしました。いやはや、かなりリアルな接近遭遇をされたご様子。こればっかりは体験して見ないと怖さというか不思議さというか・・・分かりませんよね。
あの辺りの山域は入山者も多いせいかけっこう亡くなられている方が多いようですね。一昨年でしたか、御前山あたりでも行方不明の方がでていたようですし、奥多摩小屋でもこちらは急病のようですが亡くなられた方がいらしたとか。

因みに5〜6年前ですが、稲村岩尾根でも不思議な体験をしました。終戦記念日で時間は真昼間。暑い暑い日の山行でしたが背筋がぞくっとしました。

山歩きをしていると色々なことを体験できますがこの手の事柄はできれば遠慮したいですねぇ。

しばらくボクは熊よけ鈴の音にドキドキする山行が続きそうです。クジ運が良くなればそれも我慢できますが、さてどうでしょうか。
2013/1/4 21:47
昨日の山行でも
>しばらくボクは熊よけ鈴の音にドキドキする山行が続きそうです。
 昨日、鷹ノ巣山辺りに行って来ましたが、おっしゃるようになんでもない音が、気になって後ろを何度も振り返る事がありました。
私もここしばらくドキドキの山行が続いています。(笑)
2013/1/6 10:41
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