榊山・四方原山 日本のへそ?近くの里山
- GPS
- 05:30
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 749m
- 下り
- 726m
コースタイム
08:40林道ゲート前駐車場所
09:40林道分岐
10:55榊山山頂11:00
11:50駐車場所
歩行時間3時間05分
【四方原山】
13:10登山口駐車場所
14:30四方原山山頂14:35
15:30登山口駐車場所
歩行時間2時間15分
天候 | 晴れましたが、強風が吹き荒れていました |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
上信越道「佐久南IC」降車、国道141号線に入り 臼田町で県道93号線に入り田口峠を目指します 「雨川砂防ダム」を過ぎて右折すると橋があり 橋を渡るとすぐ左側は林道のゲートです ゲート付近の道路脇に駐車しました 【四方原山】 国道141号線を南下し、「小海大橋」を渡り 北相木村の「白岩」集落を目指します 集落に入り、「東山林道」に入ると 最初は舗装ですが、しばらくすると未舗装の道路になります 林道を道なりに行くと「四方原山」登山口標識と案内板があります 道路脇の余地に駐車しました トイレ、登山ポストはありません |
コース状況/ 危険箇所等 |
【榊山】 林道ゲートから林道歩きで、工事用車両の通った跡が凍結しています 熊の足跡、カモシカの足跡がありました 歩きだして10分程で左側に「日本で海岸線から一番遠い地点」の標識と 「滝ヶ沢林道」の標識があり左の林道へ行きます (間違えて直進してしまい、引き返しましたのでご注意ください) 林道終点に広場があり、最奥に案内板と三本の丸太を渡した橋があります 橋を渡ると登山道が始まり、小さな沢沿いに緩やかに登ります 積雪で登山道が分かりにくく、川の中を歩きましたが 水量が少なく、渡渉で濡れる事はありませんでした 「日本で海岸線から一番遠い地点」の標識から 「榊山」山頂まで登山道が積雪で分からなくなっていますが 赤いペナントやテープに助けられて三角点まで行けます 特に危険箇所はありません 熊の出没に備え、熊鈴やラジオ等を持って行かれた方が良いでしょう 【四方原山】 「榊山」と同様に沢を登りますが、 「榊山」よりも大きな沢で途中から急坂になります 沢を覆うおびただしい倒木に呆気に取られましたが すり抜けて通れるように踏み跡があり、大丈夫でした 稜線間近の直登はかなり急で、アイゼンが必要な場合もあるかと思います 特に危険箇所はありません |
写真
感想
南佐久方面の天気が良さそうですし、
先日sanyujinさんたちが登って来られた「榊山」と「四方原山」が
気になっていましたので、出かけてみる事にしました。
「四方原」は「よもっぱら」「よんごっぱら」と読むそうです。
なかなか読めない山名ですね。
JR小海線臼田駅前に「日本で海岸線から一番遠い地点」の案内板があるとのこと、
廻り道にもならないので、立ち寄ってみました。
広場にそびえ立つユニークなオブジェも
天体観測の町らしさを表現していて、面白いと思います。
臼田町も佐久市に合併してしまい今はなく、淋しい気がします。
駅前には「日本で海岸線から一番遠い地点」への標識がありますので
標識に従い、道なりに行くとダムがありました。
ダムの横を通り過ぎ、標識に従って右折すると
まもなく登山口である林道ゲートです。
熊出没注意のリアルな看板にちょっと神経をとがらせ
凍結した林道を歩きだすと、なんと蛇行する熊の足跡!
すっかりその足跡に気を取られてしまったのか、
登山口から僅かで左折すべき林道分岐を見逃してしまい
林道の終点を過ぎ、沢の奥深く迄分け入ってしまいました。
雪上に足跡もあったので、間違いに気付くのに時間がかかり、
一時間の貴重な時間をロスしてしまいました。
振り出しに戻って出直すと、林道終点に丸木橋、標識、案内板があり、
そこからはテープもつけられ、至れり尽くせりの登山道ではありませんか!
どうして間違えてしまったのかと、初歩的ミスに腹立たしくなりますが
気を取り直して「日本で海岸線から一番遠い地点」を目指します。
空は澄んでいますが、頭上では強風が吹き荒れています。
無論、空気も冷たく、積雪もあり、登山者には行き会いません。
「日本のへそ」地点だけではもったいないので、
へそに一番近い里山まで足を伸ばします。
刈り払いされた笹原の間を進むと緩やかな登りになります。
道は雪に覆われていて判別できず、テープ、ペナントが頼りです。
途中、樹間に荒船山や兜山が見え隠れしますが、
山頂も雑木林の中で、期待するほどの展望はありません。
ルートファインディングで随分手間取った気がしましたので
そそくさと山頂を後に、次の目的地「四方原山」に向かいました。
移動時間は一時間弱見ていましたが、昼食時間を計算に入れていず
車中で、ささっと済ませ(これがいけなかったのですが)
北相木人で有名な「岩陰遺跡」を横目に白岩集落を目指します。
林道入口もやや分かりにくく、集落を二周しましたが、
道が交錯している場所ではないので、まあまあ順調に登山口に到着、
コースタイムの示された案内板があり、ほっとします。
さて、いよいよ本日のメインですから、気合を入れ
林道脇の草茫々の廃道を歩き始めます。
道は間もなく途切れ、岩伝いに渓流を詰めていくようになります。
「二股」辺りでしょうか、不意に脱力感に襲われました。
滅多に山では遭遇しない、低血糖でした。
きちんと昼食を摂らなかったことを反省です。
「榊山」登山道よりも大きな沢で、途中からおびただしい倒木に阻まれ、
先に進めそうもないような感じになりましたが
ちゃんと踏み跡らしきものが出来ていて、
すり抜けて行けるので心配ありません。
沢を登り切って、稜線を真上に見上げる辺りが一番の急坂の難所でした。
今日はアイゼンを使わずに登れましたが、
僅かな積雪でも凍結すれば、行き帰りが手強いかと思います。
尾根に出ると平坦で、雑木林が気持ちの良い里山の雰囲気に変わりました。
木の間に「御座山」がちらちら見えますが、展望のない道です。
山頂の廻りも平坦で、刈り払われて広い野原のよう、
山名はこの平坦な様子から来ているのでしょうか。
一時間のロスは最後まで尾を引きましたが
どうやら目的の二山の山頂を無事踏み、駆け足気味に下山の途に着きました。
誰にも会わないマイナーな山歩き、結構楽しめました。
今年も早々からエンジン全開ですね。
はたして一年でいくつのピークを踏むのか楽しみです。
榊山、四方原山へさっそく行ってきましたね。
次に開いたら沼津アルプスが載っていたりして・・・。
榊山では海遠点からがテープだらけでわかりづらかったですね。
四方原山の沢は倒木がうるさかったですね。我々は下りには茂来山方向へ5〜6分の分岐から林道へ下りました。
今年もよろしくお願いします。
お正月もなんのその、休みが少ないので、如何に少ない時間で多くの山に登るかが課題だったりして ドタバタしています
榊山は見事に道を間違えました
四方原山は林道を使えばもっと簡単に登れたんですね
いずれも後の祭り、終わり良ければすべて良しです
でも、坊主岳は敗退、この春の宿題になりました
これからアップしますので…
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