美しき姫のものなり和美峠 チャリレコ★富岡ー下仁田(姫街道)和美峠ー軽井沢ー碓氷峠ー横川


- GPS
- 16:00
- 距離
- 74.1km
- 登り
- 1,016m
- 下り
- 924m
コースタイム
8:40磯部ー 9:15一之宮神社(県43-上州姫街道)ー10:00下仁田駅前(県43-上州姫街道)ー10:30本宿ー11:35和美峠(県43-上州姫街道)−12:00軽井沢駅前ー13:00 (旧R18)横川(坂本宿)碓氷関跡・見学ー14:00西松井田駅
帰り:JR東・信越本線西松井田駅から輪行帰宅
天候 | 曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
帰り:JR東・信越本線西松井田駅から輪行帰宅 全線自転車を使用 |
写真
装備
個人装備 |
ロードレーサー+LOOKペダル(歩けない自転車靴)
|
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感想
上州(江戸)から信州へ向かう中山道。
碓氷峠はその難所であり、付近に北陸新幹線や上信越自動車道が通行している交通の要衝である。
そしてその影に数多の廃線・廃道が眠っており、ネタや見所には事欠かないときている。
■碓氷峠(中山道)の脇往還
街道の別名を往還といい、脇往還とは往還に対する脇道・裏道のことをいう。
※面白いところでは、東海道の国府津ー三島間の矢倉沢往還で、もともとは御殿場経由の道が万葉からの東海道であったものが箱根峠の開削により脇往還に格落ちしたとうもの(;^_^A 鉄道に於いても御殿場線=東海道線だったものが、昭和9年の丹那トンネル開通により東海道線は熱海周りとなってしまった。
しかし碓氷峠に限っては徒歩の旧碓氷峠と旧18号と信越本線、また新幹線や自動車道が新経路を開いても、それはう回路ではなく碓氷越えと呼ばれることになる。結局のところどの道も碓氷越えなので、それぞれが愛する碓氷越えが存在することになる。
■女子に優しい下仁田ー軽井沢の姫街道(碓氷脇往還・和美峠)
‘’入り鉄砲に出女‘’
碓氷の群馬側(坂本宿近く)には超絶な関所が置かれていたので通行者には地形と同様に手形が必要な難所だった。
姫街道にも関所が置かれていたが、武士ではなく少数の村の役人が管理していたため通行は楽だったようです。
!推測に終始しているのは村史等を漁っていないため(-_-;)
実際に姫街道の核心、下仁田周辺を走ってみたところ、中山道側(安中ー松井田ー坂本)より偉そうでない空気ww
それこそ信州の松本・塩尻・松代あたりの‘’町並み‘’はなんだか偉そうだが、群馬は偉そうでない。。それがいいんですよ (・∀・)
チャリで碓氷を通らず軽井沢(信州)に行くには2ルートあり、北の二度上峠か南の和美(わみ)峠。
※さらなる変化球として内山峠もあるが大型車が多いのと道の付き方から苦痛そのものかと?(本人走る気なし)
!初走行の和美峠・山間部の宿場に鳥肌
峠のアプローチの径形にはトラバース型と渓流遡上型があるのですが、もっぱら旧道は後者。河川に展開した集落から源流に向かい一段低い鞍部を越す。
和美峠は鏑川に沿った谷道なので、鏑川が尽きないと鞍部を越せないことになっています。下仁田との標高差は軽く500mを越えるでしょうが下仁田過ぎても登りの途中に幾つも古くて優しい集落が出てくる (・∀・)イイ!!
これは脇往還という田舎と都会(武家)の狭間特有の色ではないか?
■10:30和美峠手前の本宿
いよいよ山道へ突入かと思ったらもう一つの集落が現れた。江戸・明治にタイムスリップしたかのような宿場で本宿という。
有名処な街並みと違い、飾りなく活きている美しい街に鳥肌もの
■和美峠ー軽井沢は1時間
本宿を過ぎるといよいよ軽井沢への詰めですから、きつい登りが続きます(;'∀')
意外と交通量があり2分に1台クルマを見るw
■12:00軽井沢駅前通過
富岡あたりから標高差800mを登ってきたか。。
鏑川の清流や本宿も印象深かったのでまた来ようかなと思った峠。交通量も少ないし。・・軽井沢の混雑がひどいな。用もないので記念写真撮って通過w
■碓氷峠(旧18)を横川へ
碓氷の降りである(^^ もちろん降りも楽しい碓氷
日本武尊が‘吾妻はや’’と嘆いたといわれるが、
落葉広葉樹林と急曲線の悪線形w 碓氷旧線と新線、馬車鉄道、和宮道、明治天皇道、そして富岡の英ちゃんが往復した道、坂本宿・・力餅
おいらの中では天城と双璧だが碓氷は見所が多すぎるのであるw
本陣と秋の光を写しけり ほの香
花カンナ関所に座る学芸員 ほの香
3密のアウトレットや鷹渡る ほの香
ペダル漕ぐ碓氷の秋を引き連れて ほの香
露の玉道祖の芝に光けり ほの香
瞽女道に放歌もよかれ萩すすき ほの香
※碓氷の脇往還、下仁田・軽井沢間の姫街道(=和美(わみ)峠)に遊んで
木の実雨千年続く姫の道 ほの香
コスモスを挿せば手形よ姫の道 ほの香
掛稲のとぎれて高し和美の里 ほの香
美しき和美を降つて初紅葉 ほの香
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