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Yamareco

記録ID: 2583248
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

新潟焼山(初秋、日本で一番若い活火山へ)

2020年09月21日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:26
距離
21.1km
登り
1,644m
下り
1,627m

コースタイム

日帰り
山行
8:05
休憩
1:15
合計
9:20
4:23
66
5:29
5:30
11
5:41
5:42
52
6:34
6:34
10
6:44
6:45
14
6:59
7:02
28
7:30
7:30
31
8:01
8:13
62
9:15
9:59
44
10:43
10:45
27
11:12
11:12
24
11:36
11:37
10
11:47
11:48
8
11:56
12:05
34
12:39
12:39
9
12:48
12:48
55
天候 歩き出しは小雨。その後、曇り。
山頂エリアにいた9時台は、ほぼ快晴無風。
下山開始してまもなく曇り。
気温13℃〜8℃
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
第二ゲートの駐車スペースを利用。

ふだん土日にのみ6:00に開錠される第一ゲートは、4連休中のために常時開放状態。早く登り出せるチャンスを活かし、早朝4時台に行動開始できた。

朝4:00の時点で三台駐車。下山の時点では十二台駐車されていた。
コース状況/
危険箇所等
破線ルートであり、コースタイムが長い日本海側ルート。
しかしながら、この日は特にタイミングがよかったかもしれない。
大谷と地獄谷を越えた先、泊岩の手前までは、最近刈り払いによる整備がなされたばかりのように見えた。
目印多数。大谷と地獄谷のハシゴやロープに目立った問題無し。
全般的に破線ルートとは思えないほどに整備され、歩きやすかったと感じられた。

もちろんそれでも、注意点はある。
それらは『山と高原地図』や地形図から読み取れる通りだから、留意したい。
また、活火山であることも念頭に置くこと。
通常の土日は、ゲート開放時間による時間的制約もある。私たちの記録のように、昼過ぎに下山するのは困難ではないかと思われる。
その他周辺情報 登山口の近くに笹倉温泉があり、宿泊可能。(私たちは利用せず)
第二ゲートからヘッドライトで長い林道を進み、ようやく登山道入口に着きました。陽が短くなっているので暗いですが、連休スペシャル条件で4時台に動き出せるのはメリット大でした。
雨が弱まってきたので、この中でレインウェアを脱ぎました。
2020年09月21日 05:44撮影 by  DSC-WX500, SONY
9/21 5:44
第二ゲートからヘッドライトで長い林道を進み、ようやく登山道入口に着きました。陽が短くなっているので暗いですが、連休スペシャル条件で4時台に動き出せるのはメリット大でした。
雨が弱まってきたので、この中でレインウェアを脱ぎました。
現在地点や区間参考時間などが記された、親切な案内板が何枚もありました。前半戦は道も広くて、とても整備されています。
雨具は脱ぎましたが、小雨はなかなかやみません。
2020年09月21日 06:36撮影 by  DSC-WX500, SONY
9/21 6:36
現在地点や区間参考時間などが記された、親切な案内板が何枚もありました。前半戦は道も広くて、とても整備されています。
雨具は脱ぎましたが、小雨はなかなかやみません。
大曲というポイント。ここまでは緩やかな斜度です。ただし、とにかくアプローチが長い、遠い。
2020年09月21日 06:54撮影 by  DSC-WX500, SONY
9/21 6:54
大曲というポイント。ここまでは緩やかな斜度です。ただし、とにかくアプローチが長い、遠い。
ようやく小雨も落ち着いてきて、ひととき山容を目にしましたが、またガスにまかれていきました。今日はずっと、山頂に雲が絡まったままか?
2020年09月21日 06:54撮影 by  DSC-WX500, SONY
9/21 6:54
ようやく小雨も落ち着いてきて、ひととき山容を目にしましたが、またガスにまかれていきました。今日はずっと、山頂に雲が絡まったままか?
ロープやハシゴを使って、いっきに下り、いっきに登る谷が二箇所あります。ここは最初の「大谷」
2020年09月21日 07:24撮影 by  DSC-WX500, SONY
9/21 7:24
ロープやハシゴを使って、いっきに下り、いっきに登る谷が二箇所あります。ここは最初の「大谷」
大谷の底から斜面を見上げて。
2020年09月21日 07:27撮影 by  DSC-WX500, SONY
9/21 7:27
大谷の底から斜面を見上げて。
大谷のロープ場。
2020年09月21日 07:32撮影 by  DSC-WX500, SONY
9/21 7:32
大谷のロープ場。
苔&きのこ
2020年09月21日 07:37撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
9/21 7:37
苔&きのこ
二つめの谷「地獄谷」を下り、そして登ります。浮石、落石を落とさないように注意。
2020年09月21日 07:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
9/21 7:42
二つめの谷「地獄谷」を下り、そして登ります。浮石、落石を落とさないように注意。
坊々抱岩。それにしてもガスがとれませんねえ。
2020年09月21日 07:55撮影 by  DSC-WX500, SONY
9/21 7:55
坊々抱岩。それにしてもガスがとれませんねえ。
ガスが薄くなり明るくなってきた気もしますが、あまり山頂からの展望をメンバーが期待しなくなってきたところ。しかし、予想は良い方向に外れることに。
2020年09月21日 08:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
9/21 8:06
ガスが薄くなり明るくなってきた気もしますが、あまり山頂からの展望をメンバーが期待しなくなってきたところ。しかし、予想は良い方向に外れることに。
谷越えから先、泊岩分岐点まで背の高い草が刈り払いされています。あまり枯れていないので、つい最近の整備かと。これにはとても助かりました。
2020年09月21日 08:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
9/21 8:30
谷越えから先、泊岩分岐点まで背の高い草が刈り払いされています。あまり枯れていないので、つい最近の整備かと。これにはとても助かりました。
泊岩分岐点まで遠かった。長野県側の金山経由コースとここで合流。まだ曇りですが、山頂へのラストスパートです。
2020年09月21日 08:24撮影 by  DSC-WX500, SONY
9/21 8:24
泊岩分岐点まで遠かった。長野県側の金山経由コースとここで合流。まだ曇りですが、山頂へのラストスパートです。
いざ、岩の積み重なる火山ワールドへ。
2020年09月21日 08:52撮影 by  DSC-WX500, SONY
9/21 8:52
いざ、岩の積み重なる火山ワールドへ。
火山らしい巨岩。ザレた小石で滑る急坂。
ここで劇的に、空の色が急展開します! いっきに青に。思わず声をあげてしまいます。
2020年09月21日 08:41撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/21 8:41
火山らしい巨岩。ザレた小石で滑る急坂。
ここで劇的に、空の色が急展開します! いっきに青に。思わず声をあげてしまいます。
見える!ここが焼山だ!
2020年09月21日 08:42撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
9/21 8:42
見える!ここが焼山だ!
道は険しいですが、これはビクトリーロードでは?
2020年09月21日 08:42撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/21 8:42
道は険しいですが、これはビクトリーロードでは?
岩場をこなしている途中、振り返ると大雲海が。北アルプスの名峰が頭を出しています。最高だ。
2020年09月21日 09:05撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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9/21 9:05
岩場をこなしている途中、振り返ると大雲海が。北アルプスの名峰が頭を出しています。最高だ。
白馬。
2020年09月21日 09:25撮影 by  DSC-WX500, SONY
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9/21 9:25
白馬。
焼山の火口を見下ろす。みごとなお碗型。
2020年09月21日 09:06撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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9/21 9:06
焼山の火口を見下ろす。みごとなお碗型。
陽光が眩しいぐらい。
2020年09月21日 09:21撮影 by  DSC-WX500, SONY
9/21 9:21
陽光が眩しいぐらい。
赤茶色のピークへ。
2020年09月21日 09:08撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/21 9:08
赤茶色のピークへ。
新潟焼山に登頂。
2400mからの絶景。
2020年09月21日 09:14撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
3
9/21 9:14
新潟焼山に登頂。
2400mからの絶景。
金山方面のトレイル。その先に雲海。そして北アルプスオールスターズが一直線。
2020年09月21日 09:09撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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9/21 9:09
金山方面のトレイル。その先に雲海。そして北アルプスオールスターズが一直線。
東の展望は、火打山。さらにその向こうに妙高山。同じ頸城山塊の仲間たち。
2020年09月21日 09:12撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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9/21 9:12
東の展望は、火打山。さらにその向こうに妙高山。同じ頸城山塊の仲間たち。
対面する火打山の勇姿。また登りたい。
2020年09月21日 09:45撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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9/21 9:45
対面する火打山の勇姿。また登りたい。
ただし、火打山への縦走路はいまだに規制中。
2020年09月21日 09:14撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/21 9:14
ただし、火打山への縦走路はいまだに規制中。
『ヤマノススメ』のあおいちゃん、秋の陽射しをあびる。
2020年09月21日 09:39撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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9/21 9:39
『ヤマノススメ』のあおいちゃん、秋の陽射しをあびる。
南には、笹ヶ峰キャンプ場や乙見湖が見えます。
このように景色を楽しんで、45分ほど山頂で大休止しました。
2020年09月21日 09:28撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/21 9:28
南には、笹ヶ峰キャンプ場や乙見湖が見えます。
このように景色を楽しんで、45分ほど山頂で大休止しました。
下山開始。
雲が立ち昇って、北アルプスも火打山も徐々に隠していきました。あらためて火口を見下ろしてみます。
2020年09月21日 09:21撮影 by  DSC-WX500, SONY
9/21 9:21
下山開始。
雲が立ち昇って、北アルプスも火打山も徐々に隠していきました。あらためて火口を見下ろしてみます。
小さいながらも緑色の山上池があるなんて知りませんでした。
2020年09月21日 10:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
9/21 10:30
小さいながらも緑色の山上池があるなんて知りませんでした。
泊岩分岐点に戻ったので、避難小屋を見学。洞窟を利用した簡素な造りです。
2020年09月21日 11:04撮影 by  DSC-WX500, SONY
9/21 11:04
泊岩分岐点に戻ったので、避難小屋を見学。洞窟を利用した簡素な造りです。
屋内視察。分厚い発泡スチロールによるフローリングでした。
2020年09月21日 11:03撮影 by  DSC-WX500, SONY
9/21 11:03
屋内視察。分厚い発泡スチロールによるフローリングでした。
刈り払いに再度の感謝を。そして往路と同様のガスガス。山頂の快晴無風状態が奇跡のようです。
2020年09月21日 11:24撮影 by  DSC-WX500, SONY
9/21 11:24
刈り払いに再度の感謝を。そして往路と同様のガスガス。山頂の快晴無風状態が奇跡のようです。
9月の山の花といえばトリカブト。
2020年09月21日 11:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
9/21 11:06
9月の山の花といえばトリカブト。
きのこを見るなどして、下山に励みました。だいぶ足がお疲れ。
2020年09月21日 11:15撮影 by  DSC-WX500, SONY
9/21 11:15
きのこを見るなどして、下山に励みました。だいぶ足がお疲れ。
帰路、1215mの展望台にて。ここから焼山の全容が眺められるはずですが、真っ白。でも最高の登頂だったから許せます。
2020年09月21日 13:05撮影 by  DSC-WX500, SONY
9/21 13:05
帰路、1215mの展望台にて。ここから焼山の全容が眺められるはずですが、真っ白。でも最高の登頂だったから許せます。
長かった登山道をクリア。そして長い林道に再会。こうして無事に下山しました。
2020年09月21日 12:50撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/21 12:50
長かった登山道をクリア。そして長い林道に再会。こうして無事に下山しました。
車で妙高高原に移動。温泉旅館に泊まり、翌朝ゆっくり帰宅しました。下山後に地ビールを飲める幸せよ。
2020年09月21日 19:04撮影 by  DSC-WX500, SONY
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9/21 19:04
車で妙高高原に移動。温泉旅館に泊まり、翌朝ゆっくり帰宅しました。下山後に地ビールを飲める幸せよ。

感想

火山好きな山仲間に誘われて、新潟は糸魚川市まで遠征してきました。

雨とガスの哀愁登山に終わるかと思いきや、ちょうど山頂エリアにいる9時台だけ、すっきりと晴れ渡り、雲海の上に北アルプスの名峰が一直線に頭を出していました。
10時に下山開始した際には、それらも、妙高・火打も、雲に隠れていくという絶妙なタイミングでした。

下山後は、私としては本当にめずらしい温泉旅館での宿泊。
登山口にある笹倉温泉や糸魚川はすでに良い部屋がみつからなかったので、妙高高原に移動しましたが、登山後にゆったり寛げて嬉しかったです。
日本百名山をやっていた頃ならば、稀少な二連休となれば、タイムトライアル状態と車中泊とで、どこかの遠征に挑んでいたはずです。
やっと今、ゆっくりと時間を使う機会がすこし生まれてきました。

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