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Yamareco

記録ID: 258600
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ハイキング
甲信越

へこたれずに楡沢山

2013年01月06日(日) [日帰り]
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kyom4 その他1人
GPS
02:00
距離
3.3km
登り
433m
下り
429m

コースタイム

【坊主岳】
09:05作業道行止り駐車場
10:35作業道行止り駐車場
       歩行時間1時間30分
【楡沢山】
11:20霊園駐車場
12:35楡沢山山頂
13:20霊園駐車場
       歩行時間2時間
天候 晴れ後薄曇り
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【坊主岳】
長野道「塩尻IC」降車、国道19号線を名古屋方面に
新鳥居トンネル手前の信号を左折、
奈良井ダム管理事務所が右に見えたら
1.8km先に「イノコ沢橋」があります
橋の手前左に行き止まりの作業道があり
車が3台ほど停められます
登山道は道路脇の綴れ折の急坂から始まります

【楡沢山】
国道153号線で辰野病院を目指し、
病院の西にある霊園の駐車場に駐車しました
霊園への道が急坂で、凍結して滑りやすくなっていました
下る時、スリップにご注意ください
トイレ、登山ポストはありません
コース状況/
危険箇所等
【坊主岳】
登山道の始まりはジグザグに付けられた白翁神社の祠までの急な参道です
その先は積雪もあり、登山道が不明瞭で
枝に付けられたテープを頼りに登りましたが
滑りやすい急坂の途中で、引き返しました。

【楡沢山】
登山口の鳥居をくぐると松茸山です
入山禁止のテープを横目に見ながら急坂を登ると、送電線の管理道と合流します
道が錯綜しているので、下山時の為にテープを用意して行くと良いと思います
秋葉神社を過ぎると登山道に枝が張り出してきていてうるさくなっています
特に危険箇所はありませんが、
下山時に枝尾根に入り込まないようご注意ください

今朝の常念岳
梓川SAは、常念のフォトスポット、今朝は殊の他美しく見えていました。
2013年01月06日 07:37撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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今朝の常念岳
梓川SAは、常念のフォトスポット、今朝は殊の他美しく見えていました。
どっしり構える有明山も存在感がありますね
2013年01月06日 07:37撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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どっしり構える有明山も存在感がありますね
イノコ沢橋の向こうは奈良井ダム
2013年01月06日 09:06撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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イノコ沢橋の向こうは奈良井ダム
坊主岳方面
2013年01月06日 09:06撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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坊主岳方面
滝が凍りかけています。青みがかった色が神秘的!
2013年01月06日 09:07撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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滝が凍りかけています。青みがかった色が神秘的!
「上ノ原」バス停
「上ノ原」はダム湖に沈んだ集落で、登山道途中にある祠は「上ノ原」集落の神社。
2013年01月06日 09:25撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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「上ノ原」バス停
「上ノ原」はダム湖に沈んだ集落で、登山道途中にある祠は「上ノ原」集落の神社。
今も参拝が続けられているそうです。今日も靴跡がここまで続いていました。きっとお参りの方でしょう。
2013年01月06日 09:33撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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今も参拝が続けられているそうです。今日も靴跡がここまで続いていました。きっとお参りの方でしょう。
登山道が俄かにわかりにくくなってきました
2013年01月06日 09:36撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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登山道が俄かにわかりにくくなってきました
枝にテープはついていますが、心細い感じです。
この後、滑りやすい急斜面に出くわし、心ならずも引き返しました。
2013年01月06日 09:50撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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枝にテープはついていますが、心細い感じです。
この後、滑りやすい急斜面に出くわし、心ならずも引き返しました。
霊園駐車場から辰野町を見下ろします。左奥に見えるのは守屋山?
2013年01月06日 11:22撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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霊園駐車場から辰野町を見下ろします。左奥に見えるのは守屋山?
登山口の鳥居をくぐると、松茸の採れる松林なので、収穫期は登山できない山です。
2013年01月06日 11:23撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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登山口の鳥居をくぐると、松茸の採れる松林なので、収穫期は登山できない山です。
急斜面に立つ送電線
2013年01月06日 11:39撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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急斜面に立つ送電線
左奥の山は仙丈ヶ岳だと思いますが
2013年01月06日 11:43撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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左奥の山は仙丈ヶ岳だと思いますが
蓼科山
形の整った山に見えます
2013年01月06日 11:43撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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蓼科山
形の整った山に見えます
急坂です。横にずっと立ち入り禁止のテープが張ってあります
2013年01月06日 11:54撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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急坂です。横にずっと立ち入り禁止のテープが張ってあります
「秋葉神社」
2013年01月06日 12:03撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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「秋葉神社」
秋葉神社前からは辰野町が足元に見えます。展望があるのはこの場所だけです。
2013年01月06日 12:03撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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秋葉神社前からは辰野町が足元に見えます。展望があるのはこの場所だけです。
可愛らしい小さな祠もありました
2013年01月06日 12:14撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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可愛らしい小さな祠もありました
兎の足跡が道案内をしてくれているみたいです
2013年01月06日 12:29撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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兎の足跡が道案内をしてくれているみたいです
山頂でしょうか、祠が見えて来ました。雑木林の中の一本の黒々とした針葉樹が一際目を惹きます
2013年01月06日 12:33撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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山頂でしょうか、祠が見えて来ました。雑木林の中の一本の黒々とした針葉樹が一際目を惹きます
小さな祠が山頂に祭られています。周りは雑木林で眺望は全くありません。
2013年01月06日 12:34撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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1/6 12:34
小さな祠が山頂に祭られています。周りは雑木林で眺望は全くありません。
三角点がちゃんとありました♪
2013年01月06日 12:34撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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三角点がちゃんとありました♪
小さな祠まで戻ってきました。
2013年01月06日 12:48撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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小さな祠まで戻ってきました。
だいぶ霞んできましたが、甲斐駒方面でしょうか?
2013年01月06日 12:55撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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だいぶ霞んできましたが、甲斐駒方面でしょうか?
大きな蓼科山
2013年01月06日 13:06撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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大きな蓼科山
辰野町の南方面
2013年01月06日 13:06撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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辰野町の南方面
霊園駐車場に無事戻りました
2013年01月06日 13:20撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/6 13:20
霊園駐車場に無事戻りました
撮影機器:

感想

「坊主岳」は展望の素晴らしい山だと聞いて、登りたいと思っていました。
夏は藪が酷くなるようなので、この時期の方が登りやすいかもしれず
行って見る事にしましたが、想像以上に歩かれていない道の様子、
急坂の落ち葉の上の斑らに積もる雪の滑りやすさに
不安を感じて、四等三角点迄辿り着かぬ内に引き返しました。

後で考えると、もう少し進めたのではとも思うのですが、
積雪の状況、凍結など情報不十分のまま出かけたこともあり
無理は禁物、慎重な行動も大切(年末年始、遭難の多発もありましたし)、
この春、雪が緩む頃の楽しみにとって置こうと思います。
半分悔し紛れです…

午前十時半には下ってしまい、さてどうしたものかと思案にくれます。
たまたま、車中にあった南信の里山の資料に目を通すと
辰野町という近さ、2時間半という手軽に登れそうな山が目に止まりました。
「楡沢(にれさわ)山」という初めて知る名前の山です。

奈良井ダムから権兵衛トンネルを抜けると、そこはもう伊那谷!
かつては、曲がりくねった坂道を長時間かけて峠越えをしていましたが
いまでは、僅かな時間で越えてしまいます。
以前、経ヶ岳に登った折には、まだトンネルは工事中でした。
画期的な道路が完成して、随分時間が経ったことに改めて思い至ります。

辰野町は、蛍で有名な街です。
蛍の乱舞する幻想的な夏の夜、一度見に来たいと常々思ってはいるのですが
なかなか機会がないまま今日に至っています。
いきなり「楡沢山」という知らない山に登るのも何かの御縁でしょう。

登山口は見晴らしの良い霊園駐車場で、急坂道を車で登ります。
日陰で、凍結した雪が溶けずにつるつるの路面は、
実は登りより、下りの方が恐ろしい体験になりました。
下手にブレーキを踏むと車の自重で余計に滑ります。
御注意ください!

駐車場に着くと、鳥居が見えていますので、
鳥居をくぐって急斜面の松林の中を登り始めます。
太い幹の林立する松林からして、松茸山であるのは一目瞭然、
松茸のシーズンには、この山には立ち入らない方が良いでしょう。

踏み跡がところどころはっきりしない登山道でも、
左脇にずっと張られている二重三重の立ち入り禁止を意味するテープが
歩くべきコースをはっきり示してくれています。
両脇の木の枝が伸び、顔や衣服に引っかかり、ゴーグルがほしくなります。

「秋葉神社」前では八ヶ岳、甲斐駒岳、仙丈ヶ岳の眺望がありますが、
登山口から林の中の道は殆ど眺望のないまま山頂へと至ります。
次第に増える積雪、木の枝の張り出した心細い道を、
兎や狐やカモシカの入り混じった足跡が山頂へと案内してくれました。
登山道というより、動物たちの生活道に迷い込んでしまったような
不思議に懐かしい感覚に陥ります。

楡沢山の山頂にも、小さな祠が祭られていました。
大きな神社こそありませんが、道中にも祠があり、静かな信仰の山です。
今は登る人もないのか、登山道が随分荒れているように感じ、残念です。
雪の上に付けた足跡を辿って下山しますが、途中から雪がなくなり、
しかも見通しのきかない林ですので、間違えて枝尾根を下らないように
くれぐれもご注意ください。


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