開聞岳
- GPS
- 03:31
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 950m
- 下り
- 952m
コースタイム
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【景観】快晴につき絶景!独立峰ですが山頂を巻くように登るので、 東(鹿児島湾)→南→西(枕崎)と色んな景色が楽しめます。 【交通】レンタカーで登山口の駐車場を利用。車中泊の車がチラホラ。 【渋滞】正月3日の早朝なので登山時はあまり人がいませんでしたが、 下山時は結構すれ違いました。 【標識】道は一本で一合ごとに標識があるため迷うことはまずありません。 【茶店】ありません 【便所】登山口のみ 【温泉】開聞温泉(300円) 【近隣】車で10分ほどの所にJR最南端駅の「西大山駅」があります。 タイミング良ければ列車も見れるかも。 近くの長崎鼻からは富嶽三十六景にありそうな景色が拝めますよ。 |
写真
感想
開聞岳は日本百名山の一つで、屋久島の宮之浦岳に次いで日本で二番目に南方にある火山です。百名山の中では一番低い(基準は標高1,500m以上らしい)924mですが、海岸沿いからの独立峰なので登山口からの標高差があるため例外的に認められたとか。登山口は北側にあり、一本道で時計回りに螺旋状を描きながら山道が続きます。
個人的には中学校の修学旅行で南九州を回った時に、指宿から池田湖の集合場所までの自由行動の際に長崎鼻に立ち寄り、そこから眺めた覚えがあります。当時は池田湖のイッシーと鰻池の大ウナギしか頭になかったので、時間的な拘束という理由もあり、登山は考えませんでした。
朝5時過ぎに鹿児島市内のホテルを出て高速で一路開聞岳方面へ。正月とは言え早朝なので高速は車が殆ど無かったです。途中、開聞駅に立ち寄り枕崎方面の始発を見送ったあと登山口へ。駐車場は車中泊と思しき車両が数台ある程度でガラガラ。準備を整え7時前より登山開始。日の出前なのでヘッドライトと手袋を付け登り始めたものの、4合目あたりからは明るくなり、体温も上昇して手袋を外せるほどでした。一本道なので迷うことも無く、登山道も根っこや岩がゴロゴロしていましたが登山靴では問題ないレベル。我々は普通のスニーカーでしたが、特に不自由はしませんでした。7合目までは東から南側なので風もなく穏やかでしたが、7合目以降は南側→西側と強風をもろに受けるために体が急激に冷やされます。手袋を再装着して正解でした。ペースは1合10分ペースで休憩なしというハイスピードだったので、6〜7合目が一番疲れのピークでしたが、それ以降は風との戦いで疲れは感じませんでした。結局通常2時間半〜3時間かかるところ、1時間半という驚異的なタイムで登頂。最後は梯子やロープを使うような難所もありますが、レベルはそこまで高くありません。山頂が岩場なので風を避けるところがなく、寒さに震えながらも360度のパノラマを堪能しました。北は池田湖、東は長崎鼻と鹿児島湾、南は太平洋、西は枕崎と朝日に照らされて絶景でした!15分ほど写真を撮ってからすぐに下山。同じく1合10分ペースで、往復約3時間で下山しました。売店が開いていたのでバッジと登山証明を購入。
下山後は近くの開聞温泉へ。褐色の湯で少々熱めでしたが、汗を流すにはちょうど良いです。注意書きの張り紙がやたらとあるのが名物らしい。入湯料は300円なり。番台さんがいない可能性大なので、お金は事前に準備しましょう。汗を流してスッキリした後は長崎鼻にも立ち寄ってみて下さい。さっき登った開聞岳が砂浜と一緒に拝める絶景が広がります。名産の知覧茶と、種子島名物の安納芋を是非。最後はJR日本最南端駅の西大山駅。幸せの黄色いポストが出迎えてくれます。我々が訪問した時には、タイミング良く枕崎行き列車に遭遇しました。撮り鉄がいっぱいで写真を撮るのに難儀しましたが、ホーム脇の菜の花畑から開聞岳をバックに納得の一枚が撮れました。仕上げに指宿の砂蒸し温泉を堪能し、九州全県旅行の序盤をいい形で締めることができました。
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