檜洞丸(ツツジ新道ルート・ピストン)


- GPS
- 07:34
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,210m
- 下り
- 1,197m
コースタイム
09:20 ゴーラ沢出合
10:35 展望台
12:30 ツツジ新道・石棚山稜分岐
13:00 檜洞丸着
<休憩>
13:30 檜洞丸発
13:45 ツツジ新道・石棚山稜分岐
14:45 展望台
15:20 ゴーラ沢出合
16:00 神奈川県立西丹沢自然教室着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
電車:小田急小田原線・新松田駅 バス:富士急湘南バス・西丹沢自然教室バス停 【帰り】 バス:富士急湘南バス・西丹沢自然教室バス停 電車:小田急小田原線・新松田駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■積雪 ・ツツジ新道からゴーラ沢出合の少し上あたりまでは、既に融けて地面が露出した所も。 ・標高1000m以上は、60cm〜70cm ・標高1300m以上は、60cm〜100cm ・一部吹きだまりは100cm超える所も ■危険箇所 ・谷筋の登山道に倒木あり。避ける際に注意。(※写真参照) ・ツツジ新道入口からゴーラ沢出合、 下山時間帯には雪解けが地面を柔らかくしているため、谷への滑落には注意。 ・木道、階段も雪に埋もれている箇所が多いため、踏み抜いた時に勢いが付いていると危険です。(打撲・捻挫) ■登山ポスト ・西丹沢自然教室にて、入山届を記入・提出できます。 ■トレース ・山頂にて、犬越路と蛭ヶ岳方面を見た感じでは、トレースは皆無でした。 なので、そちら方面へ足を伸ばされる場合は、相応の覚悟が必要と思われます。 ・1300mより上あたりからは、サラサラの粉雪が多く、 登山時のトレースが、下山時にはもう、運ばれてきた雪で消えかかっている場所もありました。 |
写真
感想
■ルート選定
丹沢主脈は恐らく、人気があって、それなりに登山者が来られていると思うし、
甲相国境尾根は、私はまだ登った事がないので、この時期はあまり自信が…。
こんな調子で、前日まで登る山を決めかねていたら、
檜洞丸と大室山が前回の降雪以降、まだ誰も登頂していないという情報が。
大室山はまだ一度も行ったことがない私には手が出ないので、必然的に檜洞丸へ。
そんな訳で、1/9にも登ったばかりの檜洞丸を今回は選びました。
(※参考:http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-259519.html
ルートはやはり、一番無難なツツジ新道ということで…。
■現地到着
場所的に、丹沢の奥に位置するため、バス到着時には既に8:30近くに。
西丹沢自然教室で受け付けられた方は、前回来た時と別な方でした。
お話に依れば、展望台までは既にトレースが付いてあるとのこと。
では、取り敢えず展望台までであれば、無雪時とあまり差のない速度で行動できるかなと安心。
■既に先行者が!
実際に登ってみると、展望台で1組の登山者が。
念のため聞いてみた所、頂上には行かれていないとのこと。
ただ、私の前に、既に2組の方が頂上に向かっているそう。
確かに、見ると真新しいトレースが展望台より先まで続いている…。
こうして、今現在ラッセル中であろう、最前線に追い付くべく、
私も登山ピッチを上げました。
■ラッセル最前線へ
少し進むと、すぐ最前線へ私も追い付きました。
標高にして、1450m付近。
2組の内、スコップ持った単独の方(青ヶ岳山荘のボランティアの方?)が
「時間が足りない。疲れてきた。」ということで、降りて来られました。
お話を聞いてみると、早朝からずっと道を作り、ここまでやっと伸ばしたとの事。
お疲れ様でした!
去り際、「上に行くの?気を付けて」と励まされました。
残った1組は、4名のグループでした。
追い付いて話し掛けたら、これ以上進むのは無理なので、実はそろそろ降りるとの事。
「え?じゃあ私だけ?」
■そして一人
4名の方に、「がんばってね」と励まされ、私が最前線へ。
ここから上はトレースは一切なし。
あと少しで頂上じゃないかと、自分を励ましながら進み始めましたが、
雪は非常にサラサラしており、踏んでもろくに固まらない有り様。
しかも、先日通ったばかりのルートなのに、景色が激変して正確に覚えていない…。
たぶんあちこち、本来のルートを微妙に踏み外して進んだと思います。
山頂直下は更に雪の量が増え、進む速度がだんだん鈍化。
すぐそこに山頂が見えるだけに余計悔しかったです。
■山頂へ
それでも、時間はまだ比較的余裕が。
ノッソノッソと、沼地を進むが如く地道に進んで、やっと山頂へ到着。
一番乗りで、見事に痕跡のない綺麗な雪が敷き詰められておりました。
これも、私以外の方々が、途中までトレースを作成していたおかげ。
想像していたより、困難の度合いが低下しておりました。
それがなかったら、到底、山頂には日帰りで辿り着けていなかったと思います。
皆さんに感謝!
ありがとうございました!
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