【観音峰（奈良・1348m）】霧氷を見るつもりが霧氷になりかけた、観音峰から法力峠経由で洞川温泉へ

2013年01月19日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.6km
• 登り: 776m
• 下り: 705m

コースタイム

9:50　観音峰休憩所（出発）
10:50　観音峰展望台
11:25　観音峰
12:00　三ツ塚
12:45　法力峠
13:55　洞川温泉（入浴）
14:40　きらく九兵衛（食事）
15:15　洞川温泉バス停

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

観音峰登山口・洞川温泉…奈良交通バス、下市口駅より洞川温泉行きに乗車約60分、1200円。通年運行便は1日3往復だが、5〜11月の間季節運行便が3往復ある。
この他、今回利用した、1/19〜2/17の土休日限定の「霧氷バス」が、八木駅〜洞川温泉間を1日1往復している。

コース状況／危険箇所等

※道の状況

観音峰休憩所〜観音峰山〜三ツ塚　踏み跡もしっかりとあり、危険個所なし。

三ツ塚〜法力峠　深いところではひざ下まで雪があったが、容易にラッセルできた。テープもあるので、大きく迷うところはない。ただ、三ツ塚から法力峠へ向かう最初のピークに向けての登りが急でヒヤッとした。

法力峠〜洞川温泉　踏み跡もしっかりとあり、危険箇所なし。


※下山後の温泉
村営洞川温泉センター（奈良県吉野郡天川村洞川232番地）　0747-64-0800
11:00〜20:00　大人600円／小人200円
駐車場1時間まで利用者は無料


※飲食店
きらく九兵衛（奈良県吉野郡天川村洞川47 ）　0747-64-0600

写真

下市口駅で時間調整中の「霧氷バス」

バスではこのリーフレットが貰えた。入浴料がタダになるのだが、洞川温泉から20km以上も離れているらしい。

観音峰休憩所に着いた霧氷バス

辺りは真っ白な世界、彩り豊かな登山者の人たち

休憩所から

さて出発、まずは吊り橋を渡ります

吊り橋からはこんな感じ、風情がありますね！

第一展望台から

休憩所の前に鳥居が、そして鳥居の向こうには、雪だるまが！なんでやねん（笑）

休憩所、冬はちと厳しいかもです。

観音峰展望台

白い雲の向こうには八経ヶ岳が…

観音峰展望台から観音峰山

洞川温泉街を見おろせます

霧氷がキレイ

霧氷のトンネル

キンと冷えた空気の中を歩くのって良いですね

全然ハマリもしていないんだけど、冬ソナを思い出すのは自分だけだろうか。

観音峰に到着

むひょ、霧氷だ

三角点タッチ

看板も霧氷にうっすら覆われている。

自分も一晩過ごしたらなんて考えて頭をさわったら「パリパリ」と音が立ちました。
このままで自分まで霧氷になっちゃう！

そんな時はコレ♪（意味不明）

トレースから外して場所を確保となると、なかなか難しかった。でも、頑張ってつけた尻トレース

三ツ沢だー、と思ったら、あと200mあるみたいです。

おっ、なんの集団だ？

三ツ塚到着。

この先のトレースは、今朝つけたものと思われるが一人しか通っていないみたい。あとはウサギ…。

ここも霧氷がキレイだ

ここでもつけた、尻トレ。

法力峠に到着。

雪化粧した山も良いですねー。

なんかのリレーフ。

鍾乳洞と思われるところから。

登山口に出ました。

道路はこんな感じ。

天川村営洞川温泉センター

ホントは、霧氷バスでこれを貰うはずだったんだって。でも、1割引きにしてもらえました。

きらく九兵衛
ここは去年4月にも行った。

川を見おろしながら、番茶を。
うー、あったまるー。

これこれ、あゆの味噌煮。
頭から尻尾まで全部食べられました。

とんかつ定食。
おいっ、食い過ぎだろ（笑）

懐かしさいっぱいの温泉街でした。

洞川温泉バス停

耳鳴りかと思ったら、ホントに救急車だった。

登山者の方が路上でケガをされたみたい。圧雪アイスバーンだったからなあ。

霧氷バスで帰りました。

感想

shirayama

2013年1月19日（土）


先週までは積雪が少なかったので、
八経ヶ岳にでも行ってみたいなあと思っていましたが、
昨日をピークに広範囲にわたって大雪になり、
なおかつ今日から徐々に寒さも緩むとあったので、
ハイキングに止めようってことにしました。

情報収集がてらネットを見てたら、
「霧氷バス」なるものが運行されることを知って、
これにしよ♪ってことで、行き先が決定しました。

近鉄で橿原神宮駅へ行き、霧氷バスに乗車。
補助いすで何とか乗れました。
下市口駅からは、もう1台臨時便が出ました。
山あいの国道を1時間近く揺られながら、
補助いすの座り心地の悪さよりも睡魔が勝利し、
ほとんど記憶がないまま、いつの間にやら天川村へ。
道路標示の温度計がマイナス6度を表示してます。

観音峰休憩所に着くとほとんどの人たちが降りました。
辺りは真っ白な世界です。
早速、アイゼンを装着し出発。
雪質は、この気温のためパウダースノー。
足で蹴ると、パーッと舞い散る感じです。
ちょっと面白がりながら登っていきます。

観音峰展望台、景色が良ければのんびりと過ごすところ。
でも、遠くはもうガスで見えない。
八経ヶ岳も稲村が岳も見えずじまいでした。
だから、写真を撮って水分補給したら、休憩終了です。
今度、天気の良い時にはのーんびり来たいなあ。

展望台からひと登りしてしばらく行くと、観音峰山。
この辺りから霧氷がキレイでした。
霧氷のトンネルが何とも言えません、来て良かったー。
標識を撮影して…

見ると、うっすらと霧氷が。
看板もこれでは、一晩過ごしたら自分も霧氷になるなあと思って、
何気なく頭を触れたら「パリパリ」と音が立ちました。

えっ！？

カメラで自分の頭を撮ってみると、
白くなりかけてる。
霧氷見に来たつもりが、自分が霧氷になってどうする！
ニット帽かぶることとしました。

観音峰山を過ぎた辺りで、取り出したるはヒップソリ。
何のこっちゃない。
先週使ったんだけど、取り出すの忘れてそのまま持ってきちゃいました。
樹林帯の尾根なので、それほど使える場所はないとは言え、
目にしてしまったらしょうがない。
使わないと、と思いますが、
トレースから外れた安心して尻セードできる場所は、
ホントに少ない。
けど、ちょこちょこ見つけては滑り、
見つけては滑りを繰り返してました。

三ツ塚で、20人くらいの団体さんが休憩していました。
それをスルーすると、トレースが1人分しかありません。
しかも、今朝ほどつけたような感じです。
あとは、ウサギが縦横無尽にあるだけです。
そんなところでも尻セード。
ところが、滑っている最中に、
木の切り株を見つけて避けようとしたら不意に方向転換。
後ろ向きに滑りそうになったので、体をひっくり返したら…

顔セードしてしまいました。
冷たくて思いっきり痛かった（笑）

三ツ塚から法力峠へは、3つくらいピークがあるのですが、
最初のキツイピークで先行者の方の後姿を発見しました。
1つめのピークで追い越して、その後はウサギさんだけに…。
時折尻セードをしながら、法力峠へ。

稲村が岳方面へ登っている人がたくさんいるのでしょうか。
法力峠からはトレースがしっかりとありました。

稲村が岳登山口へ下りてからは、半分アイスバーンになってる県道歩き。
まず向かったのは温泉♪
村営の洞川温泉センターへ行きました。
「霧氷バス」の特典で、ここの入湯料が1割引きになるんですが、
どうやら、1割引き適用券のようなものが必要らしく、
もらったリーフレットを見せると、
これは20km以上離れたところの特典だと言われました。
バスの運転手さんも、運行初日だったので忘れたのでしょうか。
でも、1割引きにしてもらいました。

天川の山々の景色を見ながら、雪見風呂。
体をホッコリとさせて次に向かったのは、
「きらく九兵衛」
ここは、去年4月に、天川川合〜八経ヶ岳〜弥山〜行者還小屋〜山上ヶ岳〜洞川温泉の縦走をした時にも立ち寄った定食屋さん。

とんかつ定食に、あゆの味噌煮を頂きました♪
いくらなんでも食べ過ぎやろっって思いましたが、
いやいや、うまーでした。

定食のかつはもちろん、とうふも美味しいし、
あゆの味噌煮は、頭から尻尾までカブッと行けちゃいます。

バスの時間を見計らって店を後にしてバス停へ。
ケガされた方がいたようですね、救急車が来てました。
登山道でではなく、路上で足をひねったとか。
道路は圧雪されていたので、かなり滑りやすかったですからね。

帰りも霧氷バスで橿原神宮駅へ。
そこからは、近鉄電車に乗り込みました。
すると、同じ霧氷バスに乗った人たちと乗り合わせとなり、
京都までは山談義で花を咲かせました。
東吉野の高見山をおススメされました。
自分は、ヒップソリをおススメしました（笑）

というわけで、
今日は青空はなかったものの、
霧氷に温泉、料理ととても楽しめた一日でした。
でも、食べ過ぎには注意しないと…。