大弛峠ー金峰山ー瑞牆山ー瑞牆山荘
- GPS
- 05:21
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 809m
- 下り
- 1,751m
コースタイム
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 6:23
天候 | 曇り、最初に小雨、午後に時々晴れ 午前中は雲海が広がり、富士山が綺麗に見えました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
到着地:瑞牆山荘、バス、15:20発、15:42増富の湯、着 16:52 増富の湯発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
サングラス
タオル
ストック
カメラ
約9kg(水を含む)
|
---|
感想
とても印象深い、楽しい山歩きでした。
甲武信岳、国師岳の続きをしたい、というわけで大弛峠スタート。
金峰山と瑞牆山に行きたいのだけど、更にストレッチでお風呂も入りたいという欲張りプランでスタート。ダメだったら瑞牆山かお風呂のどちらかを諦めようと思いながら歩き始めました。
最初に言ってしまえば、両方とも百名山、流石という感じの山でした。
大弛峠から朝日岳、金峰山へと続く道はとても気持ちがいい。道は歩きやすいですし、何より雰囲気が良くて心地よく歩けました。(既に標高が高い場所でのスタートでしたので、バスを降りた時点で寒かったですし、歩いている時も手袋をしようかどうしようかと思いながら歩く感じでした。紅葉は、まだ一部のみ、という感じでした。)朝日峠や朝日岳では雲海が広がる景色を見る事ができ、良い所に来たなぁと思いました。それにやっぱり富士山は別格、と改めて思いました。
ここで驚きが一つ。金峰山頂上手前で、昔大変お世話になった方と再会しました。声を掛けられたのもびっくりしましたが、顔を見て更にビックリ。お会いするのは何年ぶりだろう、と懐かしく思いました。お元気そうで良かった。それにしても凄い確率での再会で驚きました。
金峰山の山頂は、雄大な感じで気持ちが大きくなります。視界がひらけてからは素晴らしいの一言です。
巨石が気になってしまい、気がついた時には頂上を過ぎてしまっていました(汗
確かに一箇所やたら人が多い箇所が有りましたが、休憩しているのだと思い込んでしまっていました。
ここからは見晴らしの良い稜線歩き、なのですが、足元の岩を気にしながらの歩きとなります。危ないとは思いませんでしたが、ほんの少しだけ高い位置を歩く感じになるので苦手と思う人もいるかも知れません。
稜線歩きが終わり、木々の中を歩く様になります。
これらは普通に気持ちの良い歩きでした。とにかくゆっくり下がり続ける印象があります。大日岩は金峰山から(高い所)から下りてくると、あの辺に大きな岩があるね、ぐらいの存在に見えるのですが、大日岩の前に立つと”大きな”なんて表現は全く見当違いな程の巨石が突然立ちふさがる感じでした。
分岐の所で数歩だけ大日岩の方に行く事になりますが、行く価値有りです。突然現れました。
大日岩の後は少し下がって大日小屋がありました。ルートをかする感じで小屋があるので屋根だけみて通り過ぎました。ここから更に富士見平小屋に向けて下がり続けます。緩やかな下り道を下りていくと突然平らな広場に出て、そこに富士見平小屋とその前の食事場、テント場が広がっていました。
富士見平小屋の分岐を瑞牆山方面へ。
少し登って、さぁ登るぞ、と思っていたら平らな道が続き、更にそこから下がっていくという、目の前に山がそびえ立っているのにその目の前をいきなり下るというなんとも拍子抜けなスタートでした。
川を渡った所から登りが始まりました。
最初は凄くカオスの中を歩く様な印象でしたが、沢というか、土石流が流れた箇所を歩いていたのだと思います。階段を登ればそのカオス状態も終わり、山道らしくなって行きます、と思ったらチェーン場が有り、岩がだんだんと大きくなり、ルートがちょっとだけ判りづらくなり、手を使う回数が増え、、、という感じでどんどんとアクロバティックというか、楽しいと言うか、変化に富む道でした。岩が大きくなっていく中で一抹の不安は有りましたが、沢山の下りの人達とすれ違う時の皆さんの楽しそうな顔を拝見して、大丈夫なんだろうと思えて純粋に楽しめる様になりました。
頂上の少し手前で、学生と思ったら実は社会人という、清々しいグループの人達とひょんな事から会話が始まり、殆ど頂上までご一緒しました。お話をしたお二人は登山はほぼ初めてらしく、経験値のある友人に付いて瑞牆山に来たらしい。楽しんでいる様で、登山好きが増える喜びと、将来これから出会うであろう新しい山々との瞬間の気持ちを思うとこちらまで気分が良くなりました。また山でお会いしましょう、と言って貰えたので、はい、次は〇〇で!と言いたかったのですが、良い〇〇が思いつかず、はい、また山で!と答えたのがちょっと心残り(笑)
温泉への野望を残し、下山開始。
瑞牆山の様な山は、多分距離としてはとても短いと思います。その分勾配が厳しいという事になります。降りる時はあっという間でした。富士見平小屋に着いた時はちょうど予定通りの時間でした。つまり、瑞牆山の上り下りで遅れが解消されました。
富士見平小屋を出発しようとした時、瑞牆山ですれ違った4人のご家族とまたお会いし、再度挨拶。最初にすれ違った時、お子さんが照れながらも挨拶してくれて、嬉しく印象に残っていましたし、登りながら、この二人の小さなお子さんもこの山を登ったのか??と内心思ったのではっきりと覚えていました。
同じく瑞牆山荘へ下る様で、お話をしながら下りました。
ご家族で山に来ているって良いなぁとつくづく思いました。小さい頃から山に登っているお子さんが将来どうなるか、楽しみです♪
楽しい会話をしながら下りて瑞牆山荘に着いたのは、ピッタリバスの出発10分前でした。
途中下車で増富の湯に寄り、韮崎駅で蕎麦を食べ、盛り沢山の一日を終えました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する