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Yamareco

記録ID: 263231
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

日光白根山 (湯元〜前白根山〜奥白根山)

2013年01月19日(土) 〜 2013年01月20日(日)
情報量の目安: A
都道府県 栃木県 群馬県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
8.3km
登り
1,311m
下り
550m

コースタイム

【1月19日】
 08:00 湯元温泉駐車場
 11:00 外山鞍部
 13:00 前白根山
 13:40 五色沼避難小屋(幕営)

【1月20日】
 07:30 五色沼避難小屋
 09:00 奥白根山頂
 09:50 五色沼避難小屋
 12:00 前白根山
 13:40 湯元温泉駐車場
天候 19日:曇り
20日:曇り
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
湯元温泉の駐車場を利用
コース状況/
危険箇所等
○スキー場ゲレンデ以降は急登が続きますが、
 五色沼避難小屋までは特に危険な箇所無し。
 但し、前白根山近辺は風が強いので防寒対策はしっかりと。

○奥白根山頂直下は広い斜面の急登で、雪崩の危険有り。
 夏道はこの斜面をトラバースするように続いていますが、
 雪崩の危険があるのでトラバースはせず、直登した方が安全。
 下部は雪が深いが上部は雪が少なくクラストしている箇所があるので、
 ワカンやスノーシューよりもアイゼン使用を薦めます。
 
○奥白根山頂から五色沼避難小屋へ下山する際は、ガスで視界が悪いと迷いやすい。
 下降路を見失い遭難した事例が過去に複数発生してますので、視界が悪い際は御注意下さい。
湯元温泉の駐車場。
白根山方面は真っ白。
2013年01月20日 22:42撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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1/20 22:42
湯元温泉の駐車場。
白根山方面は真っ白。
スキー場を通り、登山道へ。
雪が深く膝までのラッセルになる。
外山鞍部まで急登が続く。
2013年01月20日 22:43撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1/20 22:43
スキー場を通り、登山道へ。
雪が深く膝までのラッセルになる。
外山鞍部まで急登が続く。
外山の尾根に到着。
スノーシューのトレースを辿る。
2013年01月20日 22:44撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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外山の尾根に到着。
スノーシューのトレースを辿る。
「湯元夏道」と書かれた道標。
ここからは夏道を外れ、尾根側へ進む。
2013年01月20日 23:11撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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1/20 23:11
「湯元夏道」と書かれた道標。
ここからは夏道を外れ、尾根側へ進む。
前白根山に到着。
この辺りは風が強い。
2013年01月20日 22:46撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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前白根山に到着。
この辺りは風が強い。
前白根山を振り返る。
後ろには若者達のパーティが続く。
2013年01月20日 22:49撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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1/20 22:49
前白根山を振り返る。
後ろには若者達のパーティが続く。
五色沼避難小屋への分岐。
ここで尾根を降り、小屋方面へ進む。
2013年01月20日 22:50撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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1/20 22:50
五色沼避難小屋への分岐。
ここで尾根を降り、小屋方面へ進む。
五色沼避難小屋。
到着した時は入口が雪で埋まっていたが、
この後、若者達によって除雪された。
2013年01月20日 22:50撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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五色沼避難小屋。
到着した時は入口が雪で埋まっていたが、
この後、若者達によって除雪された。
小屋は混みそうなので、傍の平地でテントを張る。
2013年01月20日 22:51撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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1/20 22:51
小屋は混みそうなので、傍の平地でテントを張る。
テント設営後、周辺散策に出かける。
2013年01月20日 22:53撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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テント設営後、周辺散策に出かける。
奥白根山頂方向を示す道標。
2013年01月20日 22:51撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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奥白根山頂方向を示す道標。
奥白根山頂直下を眺めてからテントに戻る。
2013年01月20日 22:52撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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奥白根山頂直下を眺めてからテントに戻る。
翌日。
天気は悪く、視界悪し。
2013年01月20日 22:54撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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翌日。
天気は悪く、視界悪し。
トレースを辿り、奥白根山頂へ向かう。
2013年01月20日 22:55撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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トレースを辿り、奥白根山頂へ向かう。
山頂直下を進む若者パーティ。
彼らのラッセルにはかなり助けられた。
2013年01月20日 22:56撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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1/20 22:56
山頂直下を進む若者パーティ。
彼らのラッセルにはかなり助けられた。
上部は傾斜がきつい。
厳しい登りになるが、雪崩の危険があるのでトラバースはせずに直登した方が良い。
2013年01月20日 23:05撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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1/20 23:05
上部は傾斜がきつい。
厳しい登りになるが、雪崩の危険があるのでトラバースはせずに直登した方が良い。
急登を登りきると、ガスの中に奥白根山頂が見えた。
2013年01月20日 23:01撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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急登を登りきると、ガスの中に奥白根山頂が見えた。
山頂近くにある祠
2013年01月20日 23:02撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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山頂近くにある祠
祠より山頂を眺める。
わずかに晴れ間が見えた。
2013年01月20日 23:03撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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祠より山頂を眺める。
わずかに晴れ間が見えた。
奥白根山頂。
周囲は真っ白で何も見えず…
2013年01月20日 23:04撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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奥白根山頂。
周囲は真っ白で何も見えず…
山頂を後にし、避難小屋まで戻ってきた。
2013年01月20日 23:05撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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山頂を後にし、避難小屋まで戻ってきた。
小屋内を拝見。
ネズミが出るの?
2013年01月20日 23:06撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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1/20 23:06
小屋内を拝見。
ネズミが出るの?
下山途中、一時的に雲が晴れ、奥白根山頂が見えた。
2013年01月20日 23:06撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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下山途中、一時的に雲が晴れ、奥白根山頂が見えた。
白根隠山へ続く尾根。
2013年01月20日 23:07撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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白根隠山へ続く尾根。
再び、前白根山。
2013年01月20日 23:08撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1/20 23:08
再び、前白根山。
歩いてきた尾根を振り返る。
2013年01月20日 23:08撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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1/20 23:08
歩いてきた尾根を振り返る。
真っ白な五色沼。
2013年01月20日 23:09撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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真っ白な五色沼。
トレースを辿って湯元スキー場へ下山する。
2013年01月20日 23:11撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1/20 23:11
トレースを辿って湯元スキー場へ下山する。
下山後、湯元温泉を観光に出かける。
湯ノ湖近辺の広場では氷の彫刻展が開催されていた。
2013年01月20日 23:12撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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1/20 23:12
下山後、湯元温泉を観光に出かける。
湯ノ湖近辺の広場では氷の彫刻展が開催されていた。
戦場ヶ原より臨む男体山。
白根山とはうって変わってこちら側は快晴だった。
2013年01月20日 23:12撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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1/20 23:12
戦場ヶ原より臨む男体山。
白根山とはうって変わってこちら側は快晴だった。
撮影機器:

感想

週末、東北の山は天気が悪いので、少し遠出して日光白根山へ出かけてみた。

大雪の後だったので雪が深く、湯元スキー場から先の登山道ではワカンを履いても膝上までのラッセル。
傾斜がきつい場所では胸まで雪が達する事もあり、厳しいラッセルが続いた。
外山手前まで頑張ったが、そこで体力の限界、、、
トップを後続のスノーシューを履いた登山者に代わってもらう。

スノーシューの登山者は前白根山までの日帰りだったので、それ以降は再びトップを行く。
しかし、前白根山近辺の尾根道は強風域なので雪が硬く歩き易い。
尾根を降り、避難小屋へ向かう下りで再び深雪になったが下りなので負荷は少なく14時前には小屋に到着した。
小屋の周辺はなだらかな平地になっており、風はあまり吹き込まない。
幕営に適した場所なので小屋は利用せず、この日はテントを利用した。

翌日の朝、テントの外に出ると周囲はガスに包まれて視界は優れず。
ガスが晴れる事を期待しテントで待機するが、ガスは晴れない。
諦めて、視界が悪く小雪が舞う中、奥白根山頂へと向かった。
林の中に続くトレースを辿り、山頂直下に到着。
ここは今回のルートの中では一番の難所になる。
広い斜面で上部に行くほど傾斜がきつくなり、雪の状態次第では雪崩の危険がある。
夏道はこの斜面をトラバースするようについているが、雪崩る危険がある為、積雪期は直登するのが一般的。
上部を見上げると、昨日小屋泊まりだった10人程の若者パーティ(山岳部の学生さんかな?)が先行しており、
彼らのトレースに助けられつつ登って行く。
そして、山頂に到着したが・・・ガスで真っ白。。。
期待していた眺望は得られなかった。

積雪期の白根山登山は2年ぶり。
前回訪れた時は快晴に恵まれて、それはもう素晴らしい光景が広がっていたのだが…
今回は残念な景色。
でも、この雪深い中、登頂出来ただけでも満足すべきだろう。
冬期は利用者が少ない湯元コースでトレースにありつけたのは幸運であり、
多くの方々のラッセルに助けられた登山であった。

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コメント

Luskeさん、こんばんは
遠出の登山お疲れ様でした。

深雪のラッセル、本当に疲れたと思います。
これで眺めが良ければ疲れも飛んでいくところですが、残念・・・。

今回は風はあまりなかったようですね。
夜は眠れたのではないでしょうか。

氷の彫刻はきれいですね。登山にイベントが付くと得した気分になります。

自分もそろそろ身体を動かさないと。
完全に鈍っています
2013/1/24 21:46
Webberさん、こんばんは
この寒い時期は外出するのも億劫になりますからね。。。
でも、軽めのスノートレッキング等は如何でしょうか^^b
日光はWebberさんのお住いからは遠すぎますが、今日UPした蔵王 雁戸山の麓である笹谷峠はお勧めです。
八丁平は気持ちの良い雪原で、雁戸山やハマグリ山方面の景観がなかなか素晴らしいです。
大抵はトレースがあるので、もし山形を訪れる際はお立ち寄り下さい!

白根山は、今期の登山の中では一番の積雪量で、かなり疲れました。
夜は風も穏やかだったので、疲れてぐっすり眠れましたよ

今回は多くの方のラッセルに助けられ、なんとか登頂しましたが残念な光景・・・
奥白根山頂直下の広い斜面は、朝日が当たると真っ赤に染まってそれはもう素晴らしい光景なんですよ。
今回はそれを期待していたのですが、残念でした><
次回訪れた際は、ぜひその写真をUPしたいものです
2013/1/25 0:26
プロフィール画像
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