飯豊山 ＜御沢(川入)〜 本山 〜 御西岳ピストン＞

2020年10月10日(土) 〜 2020年10月12日(月)

• GPS: 20:48
• 距離: 26.5km
• 登り: 2,308m
• 下り: 2,299m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:26
• 休憩: 1:08
• 合計: 7:34

8:45 御沢野営場
8:59 8:59 御沢登山口
9:43 10:02 下十五里
10:22 10:24 中十五里
10:52 10:53 上十五里
11:21 11:22 笹平
11:54 11:55 横峰
12:15 12:20 峰秀水
12:35 12:37 地蔵山西分岐
13:31 13:32 剣ヶ峰
13:47 13:48 剣ヶ峰の水場
13:56 14:17 三国岳避難小屋(三国小屋)
15:13 15:14 七森
15:42 15:43 種蒔山
15:57 16:09 切合・種蒔山分れ
16:19 切合小屋

2日目

• 山行: 8:11
• 休憩: 1:41
• 合計: 9:52

6:16 切合小屋
7:07 7:08 草履塚
7:26 7:27 姥権現
7:34 7:43 御秘所
8:00 8:00 御前坂下
8:30 8:31 一ノ王子
8:35 8:44 一ノ王子東の水場
8:46 8:47 一ノ王子
8:59 9:00 本山小屋
9:21 9:40 飯豊山
9:58 9:59 駒形山
10:10 10:11 玄山道分岐
10:31 10:31 草月平
10:47 10:50 御西岳
11:08 11:08 草月平
11:26 11:27 玄山道分岐
11:42 11:43 駒形山
12:04 12:17 飯豊山
12:33 12:34 本山小屋
12:39 12:40 一ノ王子
13:00 13:00 御前坂下
13:13 13:14 御秘所
13:18 13:19 姥権現
13:38 13:39 草履塚
14:03 14:33 切合小屋
14:44 14:47 切合・種蒔山分れ
15:03 15:03 種蒔山
15:22 15:23 七森
16:08 三国岳避難小屋(三国小屋)

3日目

• 山行: 3:23
• 休憩: 0:24
• 合計: 3:47

6:03 三国岳避難小屋(三国小屋)
6:15 6:22 剣ヶ峰の水場
6:35 6:42 剣ヶ峰
7:17 7:17 地蔵山西分岐
7:38 7:44 峰秀水
8:02 8:03 横峰
8:24 8:25 笹平
8:41 8:42 上十五里
9:03 9:03 中十五里
9:17 9:18 下十五里
9:41 9:41 御沢登山口
9:50 御沢野営場

天候

5日(月)に発生したノロノロ台風14号。
8日 関東に上陸の恐れ とも伝えられたが、9日(金)には 東から南に進路を変更。
10日(土)紀伊半島の南を東へ、11日(日)には南へ Uターンのコースを取った。

10日　小雨のち曇り。夕方から霧雨・濃霧
11日　晴れ(のちガス)　14時頃から霧雨・小雨
12日　曇り・霧雨・小雨　（登山口は晴れ）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御沢野営場　無料駐車場

コース状況／危険箇所等

剣ヶ峰の岩場は濡れていると滑るので注意が必要。
御秘所の岩場は 鎖あり、滑らず足場もしっかりしている。

使用した水場
＜峰秀水＞　登山道脇
＜切合小屋閉鎖時の水場＞　大日杉との分岐後、小屋手前右側　登山道から見える左手　赤旗2本が目印。霧が濃いと旗が見えずらい。小屋に案内図あり。
＜本山小屋テン場の水場＞　標識あり　往復10〜15分　おいしい水だった。

その他周辺情報

飯豊の湯（￥500）は　第二月曜定休日
会津若松など日帰り温泉多数あり　450円ほど
富士の湯(天然温泉）利用　0242-32-1126　￥450　

写真

10/10 8:11

9月19日（SW）に来たコースへのリベンジへ。
葉っぱの色付きが季節の進行を感じさせる。

10/10 10:40

季節が進んでもまだ蒸し暑くレインウエアは早々に脱ぐ。
あの時は、ただの暑苦しい森林歩きだった登山道が紅葉の山に変わっていた。

10/10 10:57

V字路。落ち葉を踏みつつ進んでいく

10/10 11:14

黄色いトンネルへ

10/10 12:49

標高が上がり 黄色から赤も混じり出す。
ガスッていても飽きのこない地味な稜線への登山道。

10/10 13:10

水量充分な峰秀水の水場を過ぎ、地蔵山の分岐を通過。
趣は変わり剣ヶ峰の岩稜へと入っていく。

10/10 13:24

ガスの中に色づく山肌が見え隠れするのは楽しい

10/10 13:29

白い岩肌に鮮やかな紅葉と緑が混じり合う

10/10 13:31

山全体の紅葉は見られないが、葉っぱ一つ一つの紅葉を今日は楽しもう。

10/10 13:37

剣ヶ峰

10/10 13:38

紅葉を割って延びる岩稜尾根

10/10 13:40

10/10 13:42

谷間には草紅葉が見事

10/10 13:43

霧雨を浴びた木々はしっとりとした紅葉を見せてくれる。

10/10 14:00

三国岳
前回は、国小屋から切合への道のりが遠く感じたが

10/10 14:22

今日はアップダウンも全く苦にならない。

10/10 14:22

さっき見たののより　もっと赤い♪

10/10 14:25

急に赤くなるわけではなく

10/10 14:25

外側から内側に進んでいくものなのかな？

10/10 14:26

これでもか

10/10 14:26

というように

10/10 14:27

燃えるような赤系紅葉

10/10 14:38

二つの梯子を登ると

10/10 14:45

白い幹のダケカンバも紅葉に加わる。

10/10 14:46

白・赤・黄・緑　ロマンチックな彩

10/10 14:50

10/10 14:50

10/10 15:04

下には黄色い落葉の絨毯を歩き

10/10 15:15

トンネルをくぐると

10/10 15:22

黄金色の草紅葉が広がった

10/10 15:23

10/10 15:29

ダケカンバと黄色いモミジは相性がいい

10/10 15:45

種蒔山周辺は緑の笹。
切合まで、あと1/3

10/10 16:02

大日杉の分岐
ここからは左に水場を探しながら進む。

10/10 16:05

砂地が広がった 奥のハイマツに旗を見つけた。
（復路ではガスが濃く旗が見えなかった）

10/10 16:05

水量充分、登山道をそれることなく行かれるので便利。

10/10 16:23

切合小屋内には水場の案内図がある。
夜には小雨となり風も多少吹いた。

10/11 6:15

＜翌朝＞
前回のようにガス・霧雨でも行こうと思っていたけれど、
ガスは引き稜線上の紅葉がよく見えた。

同じ時間に取った写真でもカメラによってこうも違う。
Canon PowerShot G7

10/11 6:15

SONY　DSC-RX100

10/11 6:25

ここが切合小屋を少し行った展望スポットか。。。
（後になってレコでこのスポットを知った）
前回も天気が良かった初日にここへ来ればよかった。

10/11 6:25

大日岳もよく見える。
いつか縦走で大日岳へも回ってみたい。

10/11 6:25

この展望スポットから
パノラマ1

10/11 6:25

パノラマ2

10/11 6:26

綺麗すぎて足が進まない

10/11 6:42

右にガスを被ったピーク。
そこへ朝陽が差し込む。

10/11 6:44

幻想的

10/11 6:45

いくつもの深い切り込みの入った山肌に沢が見え隠れする。
藪漕ぎ無しの詰め上げだ。。。

10/11 6:48

前方にガスが掛かってきた

10/11 6:52

振り返ると小屋方面にもガスが

10/11 6:57

その中で弱い朝日が降り注ぐ

10/11 6:57

登るほどに、時間が過ぎるほどにガスが立ち込める

10/11 7:11

草履塚
飯豊本山はシルエット。

10/11 7:18

雪渓が2つ

10/11 7:25

草履塚を通過し下りに入るとガスが取れ晴天となった。
眼下には御秘所の岩場と鞍部の姥権現。

10/11 7:28

10/11 7:30

姥権現

10/11 7:31

石像を通過

10/11 7:32

大日岳は手前の雲で山頂が見えない。

10/11 7:36

御秘所

10/11 7:37

10/11 7:39

10/11 7:40

岩は滑らず　鎖あり・手がかりは多数

10/11 7:41

10/11 7:43

10/11 7:44

10/11 7:49

10/11 7:49

10/11 7:50

10/11 7:53

10/11 7:54

10/11 8:04

風景が変わり御前坂の分岐
ここからはジグザグの急登が続く。

10/11 8:11

後方は再びガスに覆われる。

10/11 8:21

10/11 8:34

山本小屋のテン場（一ノ王子）

10/11 8:35

水場を見学に

10/11 8:38

寒くなったから？(:_;)
Dに写真を見せると、ヒミズがこんなところにいるなんて考えられない！　発見かも　ヾ(゜0゜*)ノ?
もぐらかと思った。

10/11 8:39

5分ほどで到着。水は細いが冷たくて美味しい水

10/11 8:39

3か所あった。
往復15分かからない。

10/11 8:56

テン場から本山小屋へ

10/11 8:59

小屋閉鎖時は2階から入るらしい。

10/11 9:00

昨夜は9人ほど宿泊したそう。

10/11 9:01

ここでしか買えない物が買えない期間もあり。。。

10/11 9:04

岩ヒバリ

10/11 9:05

この辺り　ガスがない日はごくわずかという印象

10/11 9:10

10/11 9:39

飯豊山山頂
ガスでダイグラ尾根も、何も見えない。

10/11 9:38

前回　切合小屋で買ったバッチがナンチャッテから本物に！！
バカげた撤退があったからこそ　紅葉真っ盛りのこの日にリベンジできたんだ　と思うとかえってよかった。

10/11 9:47

ガイド本に、駒形山から御西岳かけては本コースの核心部。風景を楽しみながら歩きたいとあったので草月平までは行ってみたい。

10/11 10:02

棒が立っているだけの駒形山。

10/11 10:14

玄山道分岐

10/11 10:25

草が倒れてしまっているのが残念

10/11 10:40

ガスが引き稜線が顔を出した

10/11 10:46

池塘

10/11 10:51

10/11 10:52

御西岳。
ピークでもないため ただの道標にしか見えずGPSで確認すると山頂と判明。今回は ここで引き返す。

10/11 10:57

池塘点在のはずが、乾いてしまっていて窪みの点在。

10/11 11:03

ガスが引いてきた。帰りは本山から山々を見渡せるかな？

10/11 11:04

10/11 11:06

秋の雲

10/11 11:08

池塘

10/11 11:29

遠くに見上げていた雪渓二つを、見下ろすところまで歩いてきたんだなぁ。。。

10/11 11:33

山肌の紅葉は最高に綺麗

10/11 12:23

ガスの通り道なのか、やっぱり帰りもガスガスの飯豊山頂。

10/11 12:37

小屋前の飯豊山神社。
切合手前までは晴れ間もあったが、霧雨から雨に変わっていった。

10/12 2:56

深夜には雨がやむ。三国岳からの夜景。東の雲海を月が照らしていたのは一時だけだった。

10/12 6:02

翌朝　曇り予報が霧雨の降る生憎の天気。
それでも行には見えなかった稜線の紅葉が見られた。

10/12 6:04

2分後には。。。

10/12 6:16

奥のピークは剣ヶ峰
木標が見える。

10/12 6:28

上りの時より視界は良くうれしい。

10/12 6:32

10/12 7:05

10/12 7:29

10/12 7:32

登りの時には見られなかった景色を楽しみながら

10/12 9:44

無事下山

撮影機器：

PowerShot G7 X CANON

サイバーショット DSC-RX100 SONY

感想

pi-ti

登山を始めて間もない頃、天空に浮かぶ真っ白い帯状の山脈を日光白根で眺めた時から　飯豊連峰は憧れの山だった。

日程が十分あったSW。天気はあまりよくなく雨に降られること覚悟で
大日岳をテン泊で計画した。
初日は晴れたが 夜からの霧雨でトイレへ行くにもレインウエアを着たり脱いだり。
明日も明後日も悪そうだったこともあり。どこでどうなったのか、翌朝　ガスガスの中を下山してしまった。　（途中何度も引き返すか迷った。）
下山後の帰り道　飯豊の空が夕焼けに染まっっているのを見て　
そういえば！　もともと 天気が悪いのは想定内で、雨に降られてもいいから行こうと計画を立てたはずだったのを思い出す。。。　『あーー---------』
なんて馬鹿なことをしてしまったんだろう　 無念・後悔そして落ち込んだ。
翌週から毎週リベンジを狙った。
しかし、天気が悪く断念。
今回は台風の進路急変で、仕事から帰宅後に決めた為 かなりバタバタしたが
やっと決行することができた。

こんな紅葉は　栗駒以来。
ここ数年は　冬まで沢！！という感じだったけど
稜線をのんびり歩きながら見る紅葉はとても素晴らしかった。
少し離れていた山の魅力に また触れることができた。

飯豊は大きい。「飯豊連峰」色々な季節をじっくり時間をかけて歩き尽くしてみたい。