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Yamareco

記録ID: 265086
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積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

ラッセル!ノートレースの観音平から編笠山

2013年01月27日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
08:30
距離
12.6km
登り
1,361m
下り
1,360m

コースタイム

5:50森の駅P→7:05(遊歩道経由)観音平→8:55押手川→(巻き道経由)青年小屋10:40→編笠山11:15→押手川12:05→観音平13:25→P14:20
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
観音平入口近くの森の駅駐車場:無料・積雪のため約5,6台くらい駐車可能。
観音平までは、4月中旬ころまでゲートが閉鎖されており車では入れません。
コース状況/
危険箇所等
《P〜観音平》
危険箇所はありませんが、降雪直後はトレースが全く無くワカン又はスノーシューがあった方が良いでしょう。牧場脇を進み左折し防火帯を登っていきます。その後はカラマツ林の疎林の登り。トレースがないとちょっとわかりにくい。左上の岩を目指す感じで登ります。
《観音平〜押手川》
特に問題ありません。降雪直後はトレースが消えていますが、さほどひどいラッセルではありません。
《押手川〜青年小屋》
巻き道です。登りきって緩やかに小屋を目指すあたりから雪が多くなります。降雪直後は深いところで腰くらいまでのラッセルです。ワカン又はスノーシュー必携!
《青年小屋〜編笠山》
危険箇所はありません。夏は大岩ゴロゴロの登りにくいルートは雪に埋もれて登りやすいですが、その上の樹林帯が雪が深いです。
《編笠山〜押手川》
頂上から樹林帯への入口がわかりにくいです。特に視界の悪い時やトレースの無い時などは要注意です。一応、赤布が付いていますが小さくて見つけにくいかも。
その後は樹林帯の急坂が続きます。登りにとった場合はトレースないときつそう。下りの場合は、木についている赤テープなどの目印を見失わないように。
振り返ればモルゲンロートの甲斐駒ケ岳。
2013年01月27日 06:43撮影 by  uD800,S800 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/27 6:43
振り返ればモルゲンロートの甲斐駒ケ岳。
ようやく陽が昇り始めました。
2013年01月27日 20:26撮影 by  uD800,S800 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/27 20:26
ようやく陽が昇り始めました。
赤く染まる木々。
2013年01月27日 20:26撮影 by  uD800,S800 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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赤く染まる木々。
観音平からの登山道。まだまだ余裕でした。
2013年01月27日 07:11撮影 by  uD800,S800 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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観音平からの登山道。まだまだ余裕でした。
まったくトレース無しの新雪フカフカの道。ここまでは、なんとか登ってこれましたが・・・。
2013年01月27日 08:51撮影 by  uD800,S800 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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まったくトレース無しの新雪フカフカの道。ここまでは、なんとか登ってこれましたが・・・。
青空に真っ白な三ツ頭山が美しい。もう雪が深くて脚があがりません。
2013年01月27日 09:34撮影 by  uD800,S800 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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青空に真っ白な三ツ頭山が美しい。もう雪が深くて脚があがりません。
やっと青年小屋までたどり着いた・・。ここから頂上まではトレースがあった!!良かったよ〜。
2013年01月27日 10:48撮影 by  uD800,S800 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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やっと青年小屋までたどり着いた・・。ここから頂上まではトレースがあった!!良かったよ〜。
権現岳から三ツ頭山へと続く稜線。
2013年01月27日 11:05撮影 by  uD800,S800 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/27 11:05
権現岳から三ツ頭山へと続く稜線。
新雪に輝く権現岳。登りたかったな〜。
2013年01月27日 20:28撮影 by  uD800,S800 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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新雪に輝く権現岳。登りたかったな〜。
コバルトブルーってこんな色なのかなあ。
2013年01月27日 11:10撮影 by  uD800,S800 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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コバルトブルーってこんな色なのかなあ。
やっとの思いで登頂した編笠山です。
2013年01月27日 11:15撮影 by  uD800,S800 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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やっとの思いで登頂した編笠山です。
新雪をまとった赤岳、権現岳。美しすぎます。
2013年01月27日 11:18撮影 by  uD800,S800 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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新雪をまとった赤岳、権現岳。美しすぎます。
南アルプスの山々。
2013年01月27日 11:19撮影 by  uD800,S800 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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南アルプスの山々。
今日は北アルプスの山々はあまり見えてなかったです。
2013年01月27日 11:22撮影 by  uD800,S800 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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今日は北アルプスの山々はあまり見えてなかったです。
眩しすぎます、赤岳&阿弥陀岳。
2013年01月27日 11:23撮影 by  uD800,S800 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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眩しすぎます、赤岳&阿弥陀岳。
権現岳。この時期登るのは厳しいかな・・・。
2013年01月27日 11:23撮影 by  uD800,S800 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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権現岳。この時期登るのは厳しいかな・・・。
編笠山直下。この白い雪原を下ると押手川ルートへの入口になります。
2013年01月27日 20:29撮影 by  uD800,S800 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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編笠山直下。この白い雪原を下ると押手川ルートへの入口になります。
見上げると、霧氷の付いたダケカンバの樹。
2013年01月27日 20:29撮影 by  uD800,S800 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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見上げると、霧氷の付いたダケカンバの樹。
編笠山直登ルートの樹林帯の様子。ここも全くトレースがありませんでした。でもスノーシューでフカフカの新雪を下って快適!
2013年01月27日 20:29撮影 by  uD800,S800 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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編笠山直登ルートの樹林帯の様子。ここも全くトレースがありませんでした。でもスノーシューでフカフカの新雪を下って快適!
雲海からの眺め。左は茅ヶ岳、右には富士山。
2013年01月27日 12:48撮影 by  uD800,S800 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/27 12:48
雲海からの眺め。左は茅ヶ岳、右には富士山。
観音平への下り途中、振りかえれば真っ白な権現岳が見えていました。
2013年01月27日 20:30撮影 by  uD800,S800 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/27 20:30
観音平への下り途中、振りかえれば真っ白な権現岳が見えていました。
防火帯の下り。早朝はニホンジカが徘徊しています。
2013年01月27日 20:30撮影 by  uD800,S800 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/27 20:30
防火帯の下り。早朝はニホンジカが徘徊しています。

感想

先月はバテバテで登ったコースだが、今日はさらに数日前の降雪のためにかなり辛い山行になりそう・・・。というわけで、まだ辺りが真っ暗なうちから出発。
林道から積雪。
林道を歩くか、遊歩道を歩くか迷ったが、スノーシューを持ってきたことだし遊歩道コースで登ることに。予想通りトレース無し!スノーシューが威力を発揮する。ニホンジカの群れが辺りを徘徊する防火帯をひたすら登り続ける。

観音平からももちろんトレース無し!ずっとスノーシューをつけて登る。新雪フカフカでまるで北八ヶ岳をスノーシューイングしているかのようだ。夏は岩が出ている道も雪で埋まり歩きやすい。

押手川からは巻き道経由で青年小屋へ向かうが・・・。それからが大変だった。
積雪量は増え、特に道が緩やかに巻くようになる地点からは、吹き溜まりなのだろうか腰までもぐるところもあって一苦労する。雪の無い時は20分ほどで到着するのに、今日は1時間もかかってしまった。おまけに脚腰がつらい・・・。
青年小屋に着いたときは、もうこれで戻ろうかと思ったくらいだった。

頂上までの登りはトレースもあったし、雪がしまっていたので思ったほど辛くは無かった。高度をあげるにつれて、新雪に白く輝く権現岳の姿が見えるようになってきてテンションアップ。
やっと到着した頂上からは、阿弥陀岳、赤岳、権現岳があまりにも美しすぎる姿が目に飛び込む。
先行者が1名いたが、富士見高原からのピストンとのこと。こちらのコースの方が人も登っているようだし、登山口の標高が少し高いのでやや楽かな?次回はこのコースから登ろうと思う。

下りは同じルートを戻るのもいまひとつなので、押手川への直登ルートを下ることにする。もちろんここもトレース無し!でもフカフカの新雪をスノーシューで滑るように下っていけるので、あっという間に押手川に着く。
頂上直下から樹林帯への入口が少しわかりにくいので要注意!方向を良く確かめて下ろう。(赤布が付いている樹が目印。)

押手川からは来た道を下るのみでひと安心。でもかなり疲れてきた。やはりトレースがないと大変なのだと実感する。(北アルプスの大変なラッセルに比べるとたいしたことはないかもしれないが。)

これまで何度も登ったコースだったが、今日は始終自分でトレースをつけていったので、いつもよりも充実感のある山行だった。ラッセルの時はワカンを使用していたが、スノーシューのほうが快適だと実感。あとは、腸腰筋を鍛えなければいけないなとつくづく思った。

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