ラッセル!ノートレースの観音平から編笠山


- GPS
- 08:30
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,361m
- 下り
- 1,360m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
観音平までは、4月中旬ころまでゲートが閉鎖されており車では入れません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
《P〜観音平》 危険箇所はありませんが、降雪直後はトレースが全く無くワカン又はスノーシューがあった方が良いでしょう。牧場脇を進み左折し防火帯を登っていきます。その後はカラマツ林の疎林の登り。トレースがないとちょっとわかりにくい。左上の岩を目指す感じで登ります。 《観音平〜押手川》 特に問題ありません。降雪直後はトレースが消えていますが、さほどひどいラッセルではありません。 《押手川〜青年小屋》 巻き道です。登りきって緩やかに小屋を目指すあたりから雪が多くなります。降雪直後は深いところで腰くらいまでのラッセルです。ワカン又はスノーシュー必携! 《青年小屋〜編笠山》 危険箇所はありません。夏は大岩ゴロゴロの登りにくいルートは雪に埋もれて登りやすいですが、その上の樹林帯が雪が深いです。 《編笠山〜押手川》 頂上から樹林帯への入口がわかりにくいです。特に視界の悪い時やトレースの無い時などは要注意です。一応、赤布が付いていますが小さくて見つけにくいかも。 その後は樹林帯の急坂が続きます。登りにとった場合はトレースないときつそう。下りの場合は、木についている赤テープなどの目印を見失わないように。 |
写真
感想
先月はバテバテで登ったコースだが、今日はさらに数日前の降雪のためにかなり辛い山行になりそう・・・。というわけで、まだ辺りが真っ暗なうちから出発。
林道から積雪。
林道を歩くか、遊歩道を歩くか迷ったが、スノーシューを持ってきたことだし遊歩道コースで登ることに。予想通りトレース無し!スノーシューが威力を発揮する。ニホンジカの群れが辺りを徘徊する防火帯をひたすら登り続ける。
観音平からももちろんトレース無し!ずっとスノーシューをつけて登る。新雪フカフカでまるで北八ヶ岳をスノーシューイングしているかのようだ。夏は岩が出ている道も雪で埋まり歩きやすい。
押手川からは巻き道経由で青年小屋へ向かうが・・・。それからが大変だった。
積雪量は増え、特に道が緩やかに巻くようになる地点からは、吹き溜まりなのだろうか腰までもぐるところもあって一苦労する。雪の無い時は20分ほどで到着するのに、今日は1時間もかかってしまった。おまけに脚腰がつらい・・・。
青年小屋に着いたときは、もうこれで戻ろうかと思ったくらいだった。
頂上までの登りはトレースもあったし、雪がしまっていたので思ったほど辛くは無かった。高度をあげるにつれて、新雪に白く輝く権現岳の姿が見えるようになってきてテンションアップ。
やっと到着した頂上からは、阿弥陀岳、赤岳、権現岳があまりにも美しすぎる姿が目に飛び込む。
先行者が1名いたが、富士見高原からのピストンとのこと。こちらのコースの方が人も登っているようだし、登山口の標高が少し高いのでやや楽かな?次回はこのコースから登ろうと思う。
下りは同じルートを戻るのもいまひとつなので、押手川への直登ルートを下ることにする。もちろんここもトレース無し!でもフカフカの新雪をスノーシューで滑るように下っていけるので、あっという間に押手川に着く。
頂上直下から樹林帯への入口が少しわかりにくいので要注意!方向を良く確かめて下ろう。(赤布が付いている樹が目印。)
押手川からは来た道を下るのみでひと安心。でもかなり疲れてきた。やはりトレースがないと大変なのだと実感する。(北アルプスの大変なラッセルに比べるとたいしたことはないかもしれないが。)
これまで何度も登ったコースだったが、今日は始終自分でトレースをつけていったので、いつもよりも充実感のある山行だった。ラッセルの時はワカンを使用していたが、スノーシューのほうが快適だと実感。あとは、腸腰筋を鍛えなければいけないなとつくづく思った。
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