別山&剱御前 初冬の百高山ピークハント+意外と厳しい弥陀ヶ原
- GPS
- 09:55
- 距離
- 19.6km
- 上り
- 1,103m
- 下り
- 1,573m
コースタイム
- 山行
- 4:33
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 6:16
天候 | 10/17 雪のち曇り 10/18 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
予約できる山小屋 |
天狗平山荘
|
写真
感想
今回は今年で一番心待ちにした山行だった。
コロナ、長雨、その他いろいろ。これまでのように山に行ける日が少なかったこの頃、やっとで実現した山行。
出発前は、久々の山行にそわそわして眠れなかった。
それなのに天気予報は雨。最悪、室堂で停滞し、やんだらキャンプ場へ移動することになっていた。
そして、室堂へバスで向かうと雨ではなく、小雪が舞っている。
というわけで、すぐにキャンプ場へ移動となった。
みぞれではないがしっとりした雪が降り積もる室堂平。みくりが池手前で早速ライチョウがお出迎え。小さかったからまだこどもなのかな。
長い鍵盤のような階段を下って雷鳥沢キャンプ場へ着いて、テントを張り、荷物から解放される。
冬に差し掛かったキャンプ場は空いている。
停滞したくなったが、ダメもとで出発。
息継ぎをしながら、じっくり登る。登り途中で雪が止んで景色が見えた。
剣御前小屋の前で進路を確認し、最後の登りはうれしさがこみあげてきた。
剣御前、ほぼコースタイム。ダメもとだったけど、やった!
百高山、一座ハント!山頂ではガスがとれて、剣も見えた。
小屋に戻ると、アナ雪のキャラクターのオラフの雪だるまを作っていた。
もう一座、別山もがんばることにする。
近そうに見えたけれど、登り始めると、意外と距離がある。
稜線は風が強く、いよいよ寒くなった。本格的な冬山だ。
ラッセルして、やっと北峰、喜びをかみしめる余裕もなく、下山を急ぐ。
小山の影で途中フリースを着ようとしたら、強風で着るのが大変。
手がカチカチになってジッパーをあげるのがやっとだった。
少しがまんして、ちゃんと風がしのげるとこまで行ってから着ればよかった。
真砂岳はすぐそこだったが、時間もおしていたので、またの機会に。
日暮れが心配になったが、明るいうちにキャンプ場に着くことができた。
良かった、2座ハントできた。
テント場ではすばらしい夕焼けを見られた。
斜面の枯れた茶色の草が照らされて褐色となり、山肌を赤くした。
雪もやんだので、気が抜けたというか、まだ冬山モードになっていなかったのか、
凍結対策しないで寝てしまった。
すると朝起きて、外に出しっぱなしの水タンクが凍っているでは!
水場の流水でなんとか溶けたから、そのまま持ちかえるのは避けられた。
ガスもノーマルだったので、なかなか気化せず、食事の準備も時間がかかってしまった。
テントの撤収は寒くて、手がかじかんで厳しかった。
2日目は、室堂から弥陀ヶ原を散策することとした。
キャンプ場を出たときは、冷たい靴に足を入れて、冷え冷えだったけれど、
日が昇り、次第に暖かくなって、やっと体も本調子に。
木道は気をつけて歩いたものの、やはり所々ですってんころりん。
お尻を打って痛かった。
一番びっくりは急降下のち直登。こんなところ、想定していなかった。
弥陀ヶ原のバス停までは登り勾配。
のんびり散策のつもりが、意外ときつくて時間もかかり、予定より遅いバスで下山となった。
弥陀ヶ原の紅葉は終わっていたけれど、立山連峰の真っ白な景色を振り返っては、いいところだなぁと味わえた。
1泊2日の弾丸立山だったけれど、やり残しも惜しくない。
楽しみをとっておいたと思って下山した。
大好きだ〜!また来よう!また、来させて欲しい!
初冬の思い出の2座、ありがとうございました。
剣御前山は100高山ではなかったのか。
真砂岳も残っているし、もう一度行けばいいか。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する