船形山(大滝キャンプ場より周回)
- GPS
- 04:21
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 534m
- 下り
- 524m
コースタイム
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 4:21
天候 | 晴れ☀️のち曇り☁️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
国道4号線〜国道457号線〜県道147号線〜小荒沢林道〜保野川林道 ※ 古川駅経由はレンタカー確保のため ※ 大滝キャンプ場につながる小荒沢林道は岩の露出した箇所が多い荒れた道で、4WDでない限り、ゆっくりと進まないと車体を傷める可能性あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■大滝キャンプ場〜山頂 大滝キャンプ場からは幅広い道を緩やかに進む。アップダウンや泥濘あり。やや急坂にはお助けロープか付けられている。小野田コース分岐からは岩の露出した涸沢状の道を登る。稜線に達すると分岐を左に進み、山頂に至る。 ■山頂〜大滝キャンプ場 山頂から進み、観音寺コース分岐を左に折れ、笹藪のややうるさい道を進み、下に入る。千畳からは階段を下り、涸沢状の道を下るとやがて沢になる。一度沢から離脱するが別の沢へ合流する。升沢避難小屋からは平坦で歩きやすい道が続く。大滝キャンプ場への分岐を左折し、根の張った坂を下る。沢を渡渉し、登り返して進むと大滝キャンプ場からの道に合流する。やがて登山口に戻る。 |
その他周辺情報 | ひまわり温泉花おりの湯 ¥900(平日¥700) |
写真
感想
前線が日本列島近くに上り、高地で雪を降らせた週末、雪のないところを求めて北に向かいました。紅葉は山の上は終わりつつも、山の中腹以下はまだ残っていることを期待して、3年越しの課題の船形山(200名山)を訪れました。
いつもの車中泊用の車が仙台で調達できなかったので、1つ先の古川に乗り越して車を入手し、旗坂キャンプ場で車中泊しました。早朝まだ暗いうちに小荒沢林道を進み、大滝キャンプ場に向かいました。岩の露出した箇所の多い荒れた道でしたので10km以下で慎重に進みました。大きな窪みやえぐれはなく、往復とも何とか底を擦らずに済みました。ただ道路には枝やススキなどがはみ出しており、こちらは多少擦ってしまいました。
準備をして出発すると、ブナやハウチワカエデの黄葉が素晴らしく、全然進むことができません。ちょうど朝日が昇ってきて、黄葉を明るく照らし出し、辺りは黄金色の光の洪水になってしまいました。これだけ素晴らしい黄葉は見たことがありません。全体としては黄葉はピークを過ぎており、すでに茶色くなったブナも多数ありましたが、それでも素晴らしい黄葉でした。先週、先々週辺りは大変なことになっていたものと想像できます。
鏡ヶ池分岐から先は黄葉は終わっていましたが、涸沢のような坂を登り、稜線に出ました。山頂の手前で、ザザザッ、という音ともに、ものすごい勢いで、薄茶色い生きものが目の前を横切っていきました。驚きのあまり大声をあげてしまいました。おそらくイノシシだったのではと思っていますが、山頂間近で気が緩んでいたところなので、とてもビックリしました。緊張感は大事ですね。
ドキドキを抑えながら山頂にたどり着くと、そこは360度の大展望でした。レコでは船形山の山頂はガスっていることが多いのですが、今日は素晴らしい秋晴れ。夏の北海道遠征以来、山頂からの眺望は遠ざかっていたので、感無量でした。早朝の山頂を独り占めにして、蔵王、飯豊、朝日、月山、鳥海山、焼石岳、泉ヶ岳など、東北の名山を見渡すことができ、贅沢な時間を過ごすことができました。眼下には広く雲海が広がっていたので、あの後雲が湧いてしまったかもしれません。泉ヶ岳への稜線も魅惑的でいつか縦走してみたいと思いました。
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