色づく浅草岳、狢沢カッチ

2020年10月18日(日) [日帰り]

• GPS: 06:02
• 距離: 10.1km
• 登り: 1,009m
• 下り: 1,004m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:00
• 休憩: 1:03
• 合計: 6:03

7:36 ネズモチ平駐車場
7:43 7:43 ネズモチ平登山口
9:10 9:11 前岳
9:26 9:54 浅草岳
10:11 10:22 前岳
11:13 11:31 狢沢カッチ
12:03 12:03 前岳
12:23 12:24 嘉平与ポッチ
13:10 13:14 桜曽根登山口
13:32 13:32 ネズモチ平登山口
13:39 13:39 ネズモチ平駐車場
13:39 ゴール地点

天候

晴れのち曇り
雲一つない青空は午前9時頃まで。以降次第に雲が空を覆うが、13時位までは度々陽が射す。
（下山後は快晴だった山側は雲が多かった）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ネズモチ平駐車場を利用
※朝7時20分到着時既に駐車場には50台停められていた

コース状況／危険箇所等

・ネズモチ平登山口から?曽根で浅草岳
泥と木の根で滑りやすく斜度もあるが距離は長くないので適度な負荷を楽しめる。
一方下りで使うと慎重さを求められ歩きにくそう。
樹々の隙間より守門岳など周辺の山の眺めが良い。2時間とかからず山頂に着く。

・前岳から狢沢カッチをピストン
落ちたら終わりの細い断崖沿いの道が続くが崖側にも樹木があるのでそれほど高度感は無い。が、当然注意は必要。往復1時間ほどか。
六十里登山口からのピストン登山者が殆どで、ハードなコースの割に意外に歩かれている。
鬼ヶ面山の眺めが圧巻。中先尾根や桜曽根、田子倉湖の眺めも良い。
※狢沢カッチとはムジナ沢の頭的な意味みたいです。

・前岳から桜曽根広場へ
木道の眺めの良い草原から嘉平与ボッチというボコッと突き出たピークを越え、比較的なだらかな桜曽根で降るルート。
こちらも泥や木の根で滑りやすい個所は多いが斜度が緩い分?曽根よりは下りでもマシか。眺望が効く場所も多く明るい尾根道。
桜曽根広場からムジナ沢登山口方面とネズモチ平登山口方面に道が分かれる。
ネズモチ平方面は舗装された林道を30分程進む事になる。

その他周辺情報

浅草山荘
ネズモチ平駐車場まで車で15分の位置にある大型の宿泊施設。
部屋に風呂は無いが大浴場は温泉。宿泊は金土日のみ。
300円で翌日の登山のおにぎり（2個）を頼める。

寿和温泉
魚沼市の日帰り温泉施設。露天風呂と室内風呂が別建物にあり、どちらかだけ（600円）か両方入る（1,000円）かの券がある。

写真

10/18 7:36

宿にした浅草山荘から15分、7時20分位にネズモチ平駐車場到着。
既に50台くらいの車が。
準備、トイレを済まし出発

10/18 7:42

ネズモチ平登山口まで駐車場から直ぐだ。
予報通り雲一つない快晴！

10/18 7:54

湿った土や石、木の根の急な登りから始まる?曽根コース。
開始10分ほどで沢を渡る

10/18 7:57

昨日雨だっただけに全体的に湿っていて足元注意だ。
降りには使いたくないな

10/18 8:13

ロープが張られているあたりから一気に急になり眺望も開て行く

10/18 8:23

下山で使う予定の桜曽根。
宿からも見えたあのピークは嘉平与ボッチかな

10/18 8:25

守門岳も快晴だ。
彼方も今日は登山者で賑わっている事だろう。
桜曽根側から登る登山者と分かれる為か、こちらはそれ程混雑していない

10/18 8:26

駐車場が見える

10/18 8:27

良く色づいてるな

10/18 8:27

前にも後ろにもポツポツ登山者がいる感じ。
朝はかなり冷えていたが、登るうち暑くなり上着を脱いでしまった。
涼しさが心地よく登山日和だ

10/18 8:30

雲海が広がる。
後で地図で見たが彼方は登山ルートが無い山ばかりのようだ。
さらに遠くに見えるのは粟ケ岳だろうか

10/18 8:51

紅葉した木々が増えてきた。
雲から頭を出すピークが海に浮かぶ島みたいだ

10/18 8:54

樹林が切れて青空が

10/18 9:03

ん？何か雲湧いてきてる？

10/18 9:05

前岳付近の分岐到着。1時間半くらいで着いた。
六十里登山口や桜曽根広場からの道が合流する。
少しわかりにくいので道を間違えそうになっている人がいた

10/18 9:06

雲海〜！！

10/18 9:07

桜曽根方面への木道

10/18 9:07

六十里登山口への登り

10/18 9:08

あれが山頂か

10/18 9:10

守門岳方面。
やはり雲が出てきてるな。

10/18 9:12

濡れた木道が滑りそうで怖い。
すれ違い箇所がないので混んできたら大変かも

10/18 9:13

前岳の分岐から浅草岳までは平坦な道

10/18 9:18

結構草紅葉してる

10/18 9:21

浅草岳へ登ると凄い断崖の山が。
あれが噂の鬼ヶ面山か〜！？（今回は行かないけど）

10/18 9:22

前岳方面に雲が立ち昇る…ヤバイかも

10/18 9:24

色とりどりで良い眺めだな

10/18 9:24

浅草岳から東側は群馬福島県境だから遥か遠くに見える山並みは日光白根山や男体山なんだろうか

10/18 9:24

浅草岳山頂到着。
2時間かからず着いてしまった。
近いなあ

10/18 9:24

山頂はそれなりに混んでいた。
（これでも空いてる方だったと後に思い知る）

10/18 9:26

田子倉湖を見下ろす

10/18 9:26

入叶津登山口方面へ少し進んでみる。
あちらから登って来たらしき登山者の姿が

10/18 9:28

入叶津登山口までは山頂から標高差1,135m
ネズモチ平駐車場より420mも低いんだな

10/18 9:31

避難小屋跡を見てみたかったが、標高200m位降らなきゃ行けないからやめておく
雲海から出ているのは狢ヶ森山か

10/18 9:32

次は田子倉只見沢登山口方面へ行ってみるか（←山頂着くの早すぎて時間が有り余っている）

10/18 9:32

眼下に田子倉只見沢登山口の駐車場が見える。
彼処までは右下に見える尾根（中先尾根）を下って標高差1,035m。
高度感すごいな。歯応えありそう

10/18 9:34

山頂、ちょっと混んできてる？

10/18 9:38

田子倉からも登山者が登ってきた。

10/18 9:40

田子倉只見沢登山口への道を少し降ってみる。
浅草岳の南面は鮮やかにきつね色

10/18 9:42

陽がまた出てきてポカポカだ

10/18 9:42

入叶津登山口方面への行き来結構あるんだな

10/18 9:42

登山口まで4.6キロ

10/18 9:43

下山で使う予定の桜曽根。眺め良さそう

10/18 9:43

そろそろ引き返そう

10/18 9:52

次は六十里登山口への道をお試ししてみる

10/18 10:07

浅草岳と前岳を繋いでいたであろう尾根上の木道は途中でロープが張られ「危険な為通行禁止」となっていた。（かつては通れたっぽい）
前岳山頂は踏めないんだろうか

10時を過ぎ登ってくる登山者が激増。細い木道はすれ違い困難で何度も待つハメに。

10/18 10:16

六十里登山口方面へ進む。
ここが前岳なのか？ヤマレコマップだと少しズレてるんだよなあ

10/18 10:19

六十里登山口方面へはいきなり急な下り坂。
此方はかなり色付いてて期待できそう〜

10/18 10:23

大迫力の鬼ヶ面山。
彼処までは流石に遠過ぎるぜ

10/18 10:24

晴れてきた〜！

10/18 10:24

と思ったらまた曇り。
これから暫くこんな感じで晴れたり曇ったりが続く

10/18 10:25

とりあえず最初のピーク、ムジナ沢カッチまで行ってみようかな

10/18 10:26

紅葉〜！！

10/18 10:26

この登山道が一番紅葉してるかもね

10/18 10:26

何処かに会津朝日岳がある筈なんだが…

10/18 10:26

あの丸いピークは北岳かな

10/18 10:30

4時間半のロングコースな上、幾つものピークを超えアップダウンを繰り返す厳しいルートな為歩く人は少ないと思っていたのだが、ここまでに4組の登山者とすれ違う。
更にこの先でも多数の登山者とすれ違い驚いた（全部で30人位すれ違ったかな？）

10/18 10:31

うおぉ〜最高〜😄

10/18 10:31

美しい…

10/18 10:33

来年絶対六十里登山口から登るわ

10/18 10:33

色鮮やか〜

10/18 10:34

ネズモチ平からと違い静かな山歩きが楽しめる感じ

10/18 10:35

秋の空だなあ

10/18 10:36

向かいから来る男性に話を聞いた。
朝7時くらいに出発し、浅草岳ピストンでまたこの道を降りるという。
（帰りにまたすれ違いそう…）

10/18 10:39

基本崖沿いを歩くのでちょっと怖い

10/18 10:45

ムジナ沢カッチまでは中先尾根がまだ近く並んで続いている

10/18 10:47

あれが狢沢カッチか！
トンガってる〜

さっきからドローンの飛行音がするが、どこから聞こえるんだろうか…

10/18 10:51

最後の上りを終え狢沢カッチ到着。
標高1,452m
ここで暫し休憩としよう。
（浅草岳山頂は混んでいて飯食う気になれなかった）

到着時ドローンを操る男性がおり、少し話を聞く。
200gしか無い軽量ドローンで、撮影しながらだとだいたい10分程しか稼働できないという。
腕を磨いて短時間勝負なんだな

10/18 10:52

北岳への道は急な下り

10/18 10:54

鬼ヶ面山も紅葉してる

10/18 10:58

浅草山荘で作ってもらったおにぎり。
美味〜い

10/18 10:59

桜曽根と嘉平与ボッチ

10/18 11:07

守門岳と紅葉

10/18 11:07

狢沢カッチからの浅草岳。
ドッシリしてるな

10/18 11:16

狢沢カッチで昼休憩していると六十里側からも前岳側からも結構登山者がやってくるので驚いた。
こんな人が歩いてるとはなあ

10/18 11:17

あの目立つピークが会津朝日岳かな

10/18 11:28

少し降って北岳を撮ってみた

10/18 11:30

見れば見るほど凄い地形だな

10/18 11:32

そろそろ帰るか。
30分ほど休憩した

10/18 11:34

分かってたけど結構登るなあ

10/18 11:35

中先尾根の向こうに見えるのは入叶津登山口へ続くの尾根かな

10/18 11:36

眼下には只見沢の流れが

10/18 11:37

雲は多いが良い天気だ

10/18 11:37

此方から見る浅草岳も格好良い

10/18 11:38

登山道にmont-bellのお尻に敷くマットが落ちていた

10/18 11:38

山頂が見える（右の方の出っ張りが山頂）

10/18 11:40

新潟や東北の山は残雪が遅くまで残り、標高は高く無いので夏は暑くてキツいので登れる時期は短い…というイメージだけど実際はどうなんだろう

10/18 11:42

山頂が近づく

10/18 12:00

前岳直下まで戻って来た

10/18 12:04

前岳の分岐まで来た

10/18 12:07

後は降るだけ。
ネズモチ平まで約1時間半の行程だ。
登りで使った?曽根に比べなだらかだという桜曽根なので気楽に行こう

10/18 12:09

これは気持ち良い道だなあ

10/18 12:13

眺めが良いので休憩してる人が結構いるな

10/18 12:14

狢沢カッチも見えるな。
左端遥か彼方に見える双耳峰は燧ヶ岳らしい

10/18 12:16

こちらから見るとまた別の山みたいだ

10/18 12:16

暫く木道が続く。
なんかボコっとしたピークがあるが…

10/18 12:18

浅草山荘や?曽根、狢沢カッチからも見えていた特徴的な形のピーク、嘉平与ボッチ

10/18 12:23

嘉平与ボッチの上から前岳方面

10/18 12:25

真正面に狢沢カッチ、更に遥か奥に燧ヶ岳！

10/18 12:25

後はこのまま下りか

10/18 12:28

この角度から見ると双耳峰みたいだな

10/18 12:30

樹林に入ると緩い土の道に滑りそうになりロープを頼る

10/18 12:37

標高を下げて行くと紅葉で賑やかな色合いに

10/18 12:46

今迄と違い黄色味が目立つな

10/18 12:55

度々陽が差し森が輝く。
全く飽きさせない山だぜ！

10/18 12:57

素晴らしい〜

10/18 12:58

木々が切れた所でネズモチ平の駐車場が見えた

10/18 13:04

赤い色も出て来たな

10/18 13:07

凄いキノコだな🍄

10/18 13:07

天気は下り坂だと思っていたがまだまだ陽が差すね〜

10/18 13:07

10/18 13:08

10/18 13:10

なんか鐘があるぞ

10/18 13:10

皇太子ご成婚記念か

10/18 13:11

桜曽根広場到着。
昔はここまで車で来れたようだ

10/18 13:12

非常に満足度が高い山行だった。
また来よう（気が早い）

10/18 13:13

ムジナ沢登山口方面。今回は行かない

10/18 13:15

ネズモチ平駐車場までは林道を30分弱歩く

10/18 13:25

途中ある殉職慰霊碑

10/18 13:33

ネズモチ平登山口到着。ゴールは直ぐそこ

10/18 13:38

14時前に駐車場まで戻れた

10/18 15:43

日帰り温泉で汗を流す

撮影機器：

iPhone 7 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） ヘッドランプ ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック

感想

kukaminn

紅葉の山を楽しみたくて行き先を探す。
9月の連休に行った薬師岳のテント泊以来、心身ともに糸が切れてしまったのか体調はイマイチ、過酷な山行をする気力も持てず比較的楽な（距離が短かったり標高差が1,000m以下だったりする）山ばかり登って来た。まさかの燃え尽き症候群か。
今回底は脱した感はあるがまだ万全のコンディションとは言えず、あまり過酷でないが紅葉が楽しめる山は無いかなと調べていたところネットで浅草岳の情報を目にした。いい感じに紅葉しているらしいし、日曜天気予報は晴れ。
六十里登山口から行けばかなり歯応えありそうだけど今の体調だと不安があるので登山者の多い人気コースだというネズモチ平から行くことにしよう。
神奈川からだと4時間以上かかり日帰りには遠すぎるし、珍しく宿を取って前泊しコンディション整えて楽しく楽に山登り、これだ！

とばかりに金曜日登山口近くの浅草山荘を予約。
睡眠時間もバッチリとり温泉で疲れをいやし万全の状態で挑んだ浅草岳。
ネズモチ平から橅曽根での登りは急登で歯応えあったけど、なんか久しぶりに快調に歩けたお陰で2時間かからず山頂に着いてしまった…
片道4時間かけて神奈川からやって来たのに山頂まで2時間…これは…

流石にこれでは物足りないので浅草岳にある5つの登山コースを山頂側から少しずつつまみ食い。
入叶津登山口方面、田子倉只見沢登山口方面への道を少しだけ入って引き返したあと、興味があった六十里登山口のルートの中でも前岳からの標高差が比較的少なそうな狢沢カッチまで歩いてみる事にした。

こちらのコースは鬼ヶ面山への迫力の稜線や田子倉湖や紅葉の眺めが存分に楽しめる静かな道。六十里側から歩いてみたいと強く思わせる魅力に溢れていた。
（来年絶対行こうと心に誓う）
下山に使った桜曽根コースも変化に富んだ面白い道で、浅草岳はホント、ルートによって様々な顔を見せる面白い山だな。

これは全部のコースを歩いてみたい。しかし遠すぎる…片道四時間以上は遠いよなぁ
まぁ季節を変えてまた来よう。
ヒメサユリの季節（6月？）辺りが良いらしいしね。

コメント

loon_nz

前岳で40分差のニアミスですね！
お互いに良い日に浅草岳に登れましたね！
程好く登り応えがあって、眺望も紅葉も素晴らしかったです。
自分が桜曽根を下っている時、数え切れない方々とすれ違いました。
前岳と浅草岳の間の木道がかえって障害物となって、混雑すればすれ違いし辛いでしょうね。
前岳のピークを踏むために六十里ルートに少し入ったんですが、
ヤブに阻まれて諦めました。かつては浅草岳側から行けたのかもしれませんね。
現状では前岳は積雪期に登頂するしかないかなとみました。
春先辺りに山スキーで改めて浅草岳へ行ってみようと思います。

kukaminn

Re: 前岳で40分差のニアミスですね！
結構近づいてたんですね（それでも40分離れてますが）

私も前岳に登ろうとしたんですが道が見つからず…
やはり雪の時期ですかね？

木道は山頂から去るときの混雑を見てヤバイと感じました。
やはりハイシーズンは早朝出で混雑を避けた方が良さそうです。