梶川峰 飯豊連峰合同保全作業

2012年09月22日(土) 〜 2012年09月23日(日)

• GPS: 13:00
• 距離: 9.1km
• 登り: 1,455m
• 下り: 1,455m

コースタイム

登山口　5：06　-　湯沢峰　6：47　-　五郎清水　8：30　-　梶川峰　10：16　-　作業は　14：30ごろまで　-　下山　18：30

天候

晴

コース状況／危険箇所等

梶川峰は登山口付近から湯沢峰までは豪快な急傾斜の上り下りでした。

写真

合同保全作業のため飯豊の天狗平へ
ブナの森のなかから天の川のあたりがみえました。

上り始めはヘッドライトで歩きます。
登るにつれて夜が明けていきました。

梅花皮小屋とその下に石転び沢雪渓。
9月ですがまだまだ雪があります。
ここ数十年でいくつかの年にすっかり消えたことがあったそうです。

雲のあいだに幻日のような輝きが。

振り返ると倉手山とその奥に小国町の方向

登るにつれて石転び沢雪渓が眼下になっていきます

数年前に施工した植生回復の箇所

石のあいだにちいさなイワカガミが

草紅葉の時期を迎えていました

植生の失われた登山道を水が流れて侵食が進むのを防ぐために、緩やかに排水できるようヤシの繊維などをつかって施工しました。

こちらも同じく侵食防止のためのちいさなダム

山肌の雄大なこと。

あちらにも行きたいところですが、作業に来たのでだめです。

下山

下りも過激な梶川尾根

登山口に戻る頃にはすっかり日没後でした。

その夜は、参加者で夕食を。
これはクマの脂身のお刺身です。

泊まった天狗平ロッジ。要予約だそうです。内装は大変綺麗でした。

登山口ちかくはブナの森が広がっており、遊歩道があります。

大きなブナがいくつも

森の巨人ヤチダモ

明るい雰囲気のブナの森。
ここを歩くだけでも行く価値があるなあと思います。

翌朝、丸森尾根から見た梶川尾根

感想

looseloop

飯豊連峰の合同保全作業のために梶川尾根を登り、梶川峰上部の登山道での作業をしてきました。
梶川尾根は、激しい急登が登山口からはじまっていました。
絶壁とまではいきませんが、一般のルートでこれほどの登り下りはありえるのだろうかという勾配でした。
その分、ぐいぐい標高が上がって行って充実感があります。