飯豊ダイグラからピストン確かにキツイ
- GPS
- 172040:09
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,680m
- 下り
- 2,500m
コースタイム
天候 | 晴れました,午後ガスや雲わいてきましたがよい天気 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
【往路】 15:05仙台自宅(下道)17:05高畠IC脇通過-18:00小国道の駅-18:32飯豊山荘P (仕上がり3:30) 【往路】 16:53飯豊山荘-18:20高畠IC(高速利用)-19:53仙台自宅(仕上がり3:00) |
コース状況/ 危険箇所等 |
噂にきくダイグラ尾根。普通なら鎖やロープあるところに何もないときく。実際上り下りしてみて,一つ一つの難易度は高くはない。しっかり3点支持が必要なのは千本峰からの下り位。ただし,宝珠山前後は気の抜けないトラバースなどが多く,しっかりした体力がまずは必要か。 |
写真
感想
8月初めに転倒,腰を痛打してストックついてヨレヨレ歩くの精いっぱい,それからリハビリを続け,何とか日帰りでの朝日周回×2,飯豊に小屋泊と回復。この悔しさを倍返ししたいとダイグラにロックオン。しかし,週末の天候はぱっとしない日々,秋深まれば明るい行動時間もどんどん短くなる。今回が今年のダイグラのラストチャンス。運よく月曜日の定例会議がずれて,土日どちらも可。果たして日曜日は雨があがる予報。声をかけてくれた新潟の相方は朝日の希望だったが今回ばかりはダイグラを押し通させてもらう。
前日土曜日に仙台から飯豊山荘P入りし車中泊。沢筋で念のためダウンシェラフとしたが冷え込みはそうでもなく,さらに車中の煮炊き+アルコールで一人ながらも快適な夜。4時起きたら隣に車がおり,気づかず寝てたよう。星空が美しい,天気は期待できそう。それまでにも車窓にヘッデンの明かりが見え,暗いうちから登る方は少なくないよう。
お湯沸かしてカップラ+卵+魚肉の簡単朝ごはん。サーモスにホットレモンを仕込んでいると5時に新潟から相方が到着。5:20林道をハイペースで歩き始める。
吊り橋手前の沢に降りるところで頭から落っこち,打撲もさることながら,動揺と吐き気でどうなることかと思ったが相棒がいるのが心強い,まずは日和ず前に進む。吐き気が残る中のこの急登は厳しい。途中朝日に稜線がくっきり見えテンションがあがるところだがもくもくと登る。右手も痛打してポールが使えず最近の省エネ登山で野頼りの腕の力が利用できない。まっすぐの急登を延々800m稼ぐと休場の峰。2時間弱でCTの半分位で上がってきたことになる。吐き気あるのに容赦ない相方である。
ここからは高度は大して稼がず,少しは楽になるかと思われたが,結構なアップダウン,よくみたらハングした上の草付きの通過など意外に気が抜けない。千本峰の直下の岩場は,アレっテキトーには降りられない,というところ。確かに普通なら鎖やロープ,赤ペンキがあるようなところ。このあたりで4時出発の3人パーティーを先行。噂にきく宝珠が近づくと一つ一つはそう難しい訳ではないが,いやらしいところが続く。このあたりから飛ばしてきたせいか,さすがの相方も足にきたようでペースが鈍る。とりあえず最低限の目標の宝珠に到達。主稜線の大展望を楽しみながら,これまた普段はお腹が空かない相方が「お腹が空いた」と補給。さらには往路リミットを11時までと30分短縮。宝珠からのいやらしい上り下りで最低鞍部から飯豊本山への登りにかかったところで相方が足つり。11時のリミットまで時間があるので最後の肩まで単独で行かせてもらい本山の写真をとって戻ろうとしたら,漢方が速効だったという相方が空身で上がってくる。11時を少し過ぎたが二人で飯豊山頂に到着。ダイグラを「ピストン」なのでこれで安心はできず戻らないといけない。実際,宝珠前後を含めて気を抜かずに戻る。ダイグラは主稜線の裏?からの展望を欲しいままにできる素晴らしいコースだが,日帰りピストンはかなりサディスティックあるいは荒修行。登りにコースをとって小屋泊で周回して梶川か丸森に降りるのがよいとひたすらの下りのしみじみ思う。転倒の打撲の後遺症に加え,翌日は久々にひざ痛と筋肉痛。ダイグラ恐るべし。その分,充実感,達成感一杯でなんといってもビールが旨い
コメント
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こんばんは。
ダイグラをこのタイムって凄いですね〜
落ちた場所ってどこだ?と、何となく思い出しながら読ませていただきました。大怪我じゃなくて良かったですね。僕も久しぶりにダイグラピストンしたくなりました。来年にでも実行してみます。たぶん後悔すると思いますけど(笑)
大変,大変すみません,,,
コメントが来ることはないので,全く気が付きませんでした。1か月遅れの超間抜けレスをご容赦ください。
転倒地点は温身平分岐から先で吊り橋の手前。ここで沢に降りるところがちょっとした崖のようになっており,なんてことないのですが,調子にのってストックを相当体重をかけていてそのストックが滑って頭から落っこちました。一ヵ月以上たちましたが右手親指と左ひざは痛みが続いていて,反省しきりです。
ダイグラピストンはできましたが,みそがついてしまい,スッキリ(痛みなく)登りたいという目的もできました。暑い時期は暑さと水,秋は日暮れ(夜行はしない)がハードルで高いですが,狙いたいですね。
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