【越後駒ヶ岳】壮大なる越後の山岳風景に感動♪(枝折峠より)


- GPS
- 07:52
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,288m
- 下り
- 1,269m
コースタイム
天候 | 天候:晴れ時々曇り (越後駒ヶ岳登頂の時間帯は山頂ガスで展望なしだった( ノД`)…) 風:終日ほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自宅出発:(山行前日の10月19日、23:15) 高速:圏央道〜八王子JCT〜鶴ヶ島JCT〜関越道/小出IC 下道:小出IC〜県道371〜県道70〜R352〜”枝折峠駐車場”着 (10月20日、3:10着⇒6:00まで仮眠後、6:50より登山開始) *途中、コンビニ休憩約20分ほど含めて自宅から約3時間55分で移動 (グーグルナビの直行で約3時間45分) ■下道の距離と移動時間は以下の通り <関越道/小出ICから枝折峠駐車場まで> ・距離:約26km ・所要時間:途中のコンビニ休憩15分ほど含めて約1時間5分で移動 (渋滞無しの直行で約40〜50分ほど) *枝折峠までのR352(樹海ライン)のくねくね道は、 道路の損壊等なく通常走行できましたが、夜間で道幅も狭く とにかく道がくねっているため運転が疲れました。 ■駐車場について ・上記の通り”枝折峠駐車場”を利用 ・駐車料金:無料 ・駐車台数:路肩の駐車帯(駐車枠)含めて40台ほど ・ゲート無し、夜間入出庫可 ・駐車場内にトイレ有り(夜間利用可) ・水道なし(雨水タンクあり、飲用不可) ・駐車場脇の登山口付近に登山ポスト有り ・自販機及び売店等の施設は無し *この駐車場は登山者以外にも、この付近にある”滝雲スポット”や 天体観察の写真撮影者なども利用するようです。 さらに紅葉期ということもあり、特に土日などは大変混雑する模様。 この日も平日でしたが朝6時頃で7〜8割は埋まっているようでした。 ■コンビニ ・小出ICを出てすぐのところ(県道371号線沿い)にあります。 *小出IC周辺から先ではもう1軒くらいしか見かけなかったので、 最初に見つけたコンビニに立寄ることをお勧めします。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【山小屋、トイレ、水場など】 2020/10/20 現在 ・今回のルート上の山小屋とトイレは駒の小屋のみとなります。 既に小屋閉め後のようでしたが、たまたま小屋番さんらしき人が来て 入口の木板を外し中のトイレを開放していました。 しかし、山頂からの帰りに立ち寄ってみると、木板が戻されて入口は 閉められていたので、自主的に使って良いのかよく分かりません。 (これとは別に2階部分に冬期小屋の入口があります) *今回のルート上には駒の小屋以外に施設と呼べるものは一切ないので 食料など山中で必要なものは下から持参し、それ相応の装備で臨む 必要があるルートです。 ・駒の小屋及び、その他周辺情報はこちら↓ https://www.iine-uonuma.jp/play/tozan_list/climbing_info.html ・水場については駒の小屋脇の道を3分ほど下った沢にあります。 この日はちょろちょろでしたが一応流れていました。 しかし雪渓も消えた降雪前のこの時期は、いつ枯れてもおかしくない 状態ですので、やはり必要な水は持参した方が確実だと思います。 (写真34) 【ルート状況など】 2020/10/20 現在 <全般> ・今回のルートは全て一般実線ルートということで、踏み跡明瞭、 道標も多数、登山道の整備状況も良く特に問題ない印象でした。 ・この日は積雪や氷結箇所、霜などもありませんでした。 しかしこれからの時期はいつ降雪があってもおかしくないので、 滑り止めなどの装備も状況に応じて持参する必要があります。 <注意点など> ・全般的に粘土質の泥濘箇所が多めでスリップによる転倒に注意。 スパッツをつけた方が良い状況でした。また一部ですが登山道が 谷側へ切れかけている箇所もあったので、踏み外して谷側へ 転滑落などしないよう注意が必要。 ・駒の小屋の直下に小規模ながら岩場があります。 この日は乾いており、高フリクションで問題なく通過できましたが、 雨などで岩が濡れている時は滑りやすくなると思われるので、 スリップによる転滑落に要注意(写真23) <標準コースタイムについて>(所感) ・始点の枝折峠から山頂まで、ヤマプラのコースタイムで距離7km、 6時間20分(休憩含まず)と出ています。 ・これは人により個人差があると思いますが、自分が歩いた印象では、 全線に渡り特に危険な箇所もなく安定して歩けるこのルートで、 時速約1km強のコースタイムはさすがに甘めの設定だと感じました。 |
その他周辺情報 | ■下山後の温泉はこちらを利用しました。 日帰り温泉”ゆ〜パーク 薬師” http://www.yu-park.net/ ・小出ICからも近く利便性が良い。 ・湯温は全般的にやや温めの印象。 ・露天風呂は男女日替わり(入れ替え制)で、 男湯は奇数日が露天有りの日(女湯は偶数日) ・シャワーの出も良く、シャンプー、コンディショナー、 ボディーソープとひと通り揃っており、泡立ちも普通に良かった。 (日帰り温泉施設にありがちな、濃度の薄いものではなかった) |
写真
小倉山の先から徐々に傾斜がきつくなって行きます
それにしてもこの辺までは青空全開で当初の目論見通りだったのですが…
エチコマから5kmほどだけど、あの手前に見えるアップダウンが結構キツそうだ
でも、いつかエチコマから中ノ岳〜荒沢岳を周回で歩いてみたいな
たまたま小屋番さんらしき人が来て、入口の木板を外し中のトイレを開放していた
しかし、帰りは木板が戻されて入口は閉められていた
自主的に使って良いのかよく分からない…。ちなみに上が冬期小屋の入口
てか、さっきまでの青空はどこへいっちゃったの?
本当ならあの頂までサイコーのビクトリーロードだったハズ。。。( ノД`)…
「まぁ、これも山なんだからしょうがないよね…」ということで、
最後に自称”ガス男”さんに撮って頂き下山しました。ありがとうございました〜(^^)
この日はちょろちょろ出ていましたが、今後は枯れそうな感じでした
雪渓も消えて降雪前のこの時期は、やはり必要な水は持参した方が確実だと思います
あの山頂にいた時間帯だけガスで「下山すると(何れは)晴れるんだろうな・・・」
そんな予感がズバリ的中したネ。ま、これも山だからしょうがないんだよね(^^)
特に山頂標識などはなく、あの三角点?らしきものがあるだけ
しかし、ここからの360°の大展望が素晴らしかった☆
感想
今回の山旅は以前からとても気になっていたお山のひとつ、
越後の名峰で百名山でもある越後駒ヶ岳へ。
秋晴れの予報を信じ、山頂からの大絶景を期待して行ってきましたが…
前回(10/7)の平ヶ岳に続いてのエチコマでしたが、
この二座は関東からだと登山口の位置が同じ方面になるので、
二日間の休みがあれば移動1回で二日かけて二座を踏めたのですが、
最近の仕事の状況ではどうしても二日連続の休みが取れず、
結果的にそれぞれ一座ずつという、何とも非効率な山行きとなってしまいました。
そんなこともあり「エチコマは来年でもいいかな…」とも思ったのですが、
平日休みが取れたこの日の予報は概ね晴れ。さらに風もないとのこと。
これは「行ける時にいっておかないと次は暫く行かなくなるパターンだな」
(これまでの経験上)ということで、前回の平ヶ岳に続いて神奈川から
関越道/小出IC〜R352をひた走り遠路遥々枝折峠へ向かったのでした。
肝心のお天気は遅い時間ほど好天の予報だったので、
出発をやや遅らせて山頂での絶景ゲットを狙ったのですが、
今回はその読みがモロに外れて、見事なまでの真っ白しろ〜の山頂。
まさにスタジオ合成用素材の登頂となってしまいました。。。
読みが外れたことで楽しみにしていた八海山などの山頂からの絶景は
望めませんでしたが、それでもそこへ達するまでの尾根上から見える
越後山域の景観は壮大で、わざわざこんなに遠くまで来てよかったと
素直に思えるほどの大展望を楽しめました。
また山頂こそガスっていたものの、エチコマの豪快な山体そのものを
この目でハッキリ見ながら登れたことも良かったと思います。
山頂のガスについては「まぁ、こういうことも山なんだからしょうがないよね」
と自分の中で納得できたのも、これら荒沢岳や中ノ岳などの壮大な越後の山並みを望めて満足できたからなのでしょう。
終わりかけだった紅葉もまだ目を楽しませてくれたので、
真っ白な山頂で沈んだ気持ちをフォローしてくれたように思います。
この山はリベンジも兼ねて今度は積雪期に再訪してみたいですね。
「雪のついた越後の山並みもきっと素晴らしいんだろうなぁ…」
と思い巡らせながら、雪のない真っ白な頂を踏み、下山し始めたら晴れるという
”登山あるある”に嘆きつつも、今日も元気に登って無事に下山できたことに感謝。
そんな平凡ながらもいつも通りの楽しい一日でした。
このところ日帰りの遠出ばかりでプリやんの走行距離が急激に延びているので、
(さらに高速代もかなり凄いことになってるし…💦)
次は気温も下がってきたので、近場で地元の県内ハイクを
本格的に復活させようかなと思っています。
久々の丹沢もしくは箱根あたりをガッツリ歩きしたいな・・・(^^)/
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