また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 266672
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

【過去レコ】甲武信岳(日本100):毛木平から千曲川源流を訪ねて、半袖隊長、シャクナゲ咲く十文字峠周回

2009年06月13日(土) 〜 2009年06月14日(日)
 - 拍手
半袖隊長👕 その他4人
GPS
32:00
距離
15.7km
登り
1,433m
下り
1,416m

コースタイム

6月13日)毛木平駐車場11:06⇒なめ滝12:50⇒あと2.1km地点13:23⇒
あと1.45km地点13:41⇒あと0.35km地点14:17⇒14:30千曲川源流水源地標14:40⇒
奥秩父主稜線15:00⇒15:23甲武信岳15:38⇒甲武信小屋15:45
6月14日)甲武信小屋06:44⇒06:58甲武信岳07:10⇒07:37山宝岩/三宝山07:58⇒
09:15武信白岩山09:45頃⇒11:00十文字小屋12:30⇒千曲源流X霧橋13:26⇒毛木平駐車場13:42

★新EK度数:35.875= 15.68+(1351÷100)+(1337÷100)÷2
 →→→判定「新EK32〜40未満 日帰りとしてはきつい」(⇒日帰りで周回した場合)
新EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100)÷2
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/diary/42284-detail-56974
天候 6月13日(土):晴れ
6月14日(日):雨のち曇りのち晴れのち雨のち曇り
       (⇒所変われば天気も変わって忙しい空模様でした)
過去天気図(気象庁) 2009年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
本厚木駅にて集合し、しのぶ号に同乗。
6月13日)地元駅⇒相模大野駅(しのぶ号に同乗)⇒相模湖駅(GTYS隊員合流)⇒
(中央道/相模湖→須玉IC)⇒毛木平登山口parking
6月14日)毛木平登山口parking⇒灯明の湯⇒(中央道/須玉→相模湖IC)⇒
相模湖駅⇒相模大野駅⇒地元駅
コース状況/
危険箇所等
☆道の状況shoe:岩場いあロープ場はあるが、とりわけ危険個所はない。
★登山ポストpostoffice:毛木平駐車場に設置。
☆トイレtoilet:毛木平駐車場、甲武信小屋、十文字小屋。
★駐車場parking:毛木平登山者用駐車場(無料、舗装、50台程度可能)。
         注)11時前に到着時点ではほぼ満車。

★下山後温泉spa:八ヶ岳海尻温泉 灯明の湯(800円)。
           http://www.onsenkaihatsu.jp/ 
★飲食店restaurant:そば屋に寄ったが、具体的な店舗名は忘れた。

☆半袖 タイム:機能停止期間
★半袖 出会い指数:機能停止期間
☆半袖 驚かれ指数:ゼロ=機能停止期間
毛木平駐車場。
無料、舗装、トイレ有り、50台は収容とみた。
11時前到着で空きスペースを探して右往左往。
毛木平駐車場。
無料、舗装、トイレ有り、50台は収容とみた。
11時前到着で空きスペースを探して右往左往。
11:06 出発。
最初は林道を歩く。
11:06 出発。
最初は林道を歩く。
十文字峠への分岐点(左折)。
千曲川源流を辿ってから甲武信岳へ登り、明日、十文字峠を周回して下山予定。
十文字峠への分岐点(左折)。
千曲川源流を辿ってから甲武信岳へ登り、明日、十文字峠を周回して下山予定。
千曲川源流まであと4km表示。
千曲川源流まであと4km表示。
渓谷美。
奥秩父の風情。
苔生す道を行く。
苔生す道を行く。
何度か橋を渡る。
何度か橋を渡る。
ナメ滝に到着。
「甲武信岳まで2時間」道標あり。
ナメ滝に到着。
「甲武信岳まで2時間」道標あり。
我が隊も小休憩。
我が隊も小休憩。
4km表示から半分進んでいる。
4km表示から半分進んでいる。
所々に虎ロープが張られて立入禁止。
所々に虎ロープが張られて立入禁止。
この流れもやがて地中に埋もれるわけだ。
この流れもやがて地中に埋もれるわけだ。
親子ほどの年齢差。
親子ほどの年齢差。
先を行く4人。
源流まであと0.35km表示。
もう少しでこの流れもなくなります。
源流まであと0.35km表示。
もう少しでこの流れもなくなります。
次第に流れが地中に埋もれて行く。
次第に流れが地中に埋もれて行く。
そしてなくなります。
そしてなくなります。
ここが源流地点。
水が湧き出ていました。
ここが源流地点。
水が湧き出ていました。
立派な標柱。
「千曲川信濃川水源地標」とあります。
立派な標柱。
「千曲川信濃川水源地標」とあります。
奥秩父の主稜線に上がって来ました。
右に行けば金峰・国師。
甲武信へは左へ。
奥秩父の主稜線に上がって来ました。
右に行けば金峰・国師。
甲武信へは左へ。
ここから稜線歩き。
ここから稜線歩き。
稜線に出て正面ピークが甲武信岳山頂。
稜線に出て正面ピークが甲武信岳山頂。
ズームアップ。
山頂標識らしき突起が見える。
ズームアップ。
山頂標識らしき突起が見える。
まさに山頂直下。
まさに山頂直下。
甲武信岳に到着。
先陣はトンちゃん隊員。
1
甲武信岳に到着。
先陣はトンちゃん隊員。
拙者も記念撮影。
1
拙者も記念撮影。
山頂広場。
奥秩父の山並み。
奥秩父の山並み。
甲武信小屋まではすぐ。
今日は満室の由。
小屋前ベンチで担いで来たビールで乾杯。
甲武信小屋まではすぐ。
今日は満室の由。
小屋前ベンチで担いで来たビールで乾杯。
飲み終わったら・・・空き缶処理中の巻。
狙いを定めて・・・GTYS隊員。
飲み終わったら・・・空き缶処理中の巻。
狙いを定めて・・・GTYS隊員。
真っ直ぐ下ろして・・・拙者の腰が入った好いフォーム。
真っ直ぐ下ろして・・・拙者の腰が入った好いフォーム。
トンちゃん隊員。
ちょっと女性には重いかな。
トンちゃん隊員。
ちょっと女性には重いかな。
こんな足踏み式もありました。
こんな足踏み式もありました。
我々は二階の割り当て(写真は翌朝)。
「一畳に二人」だったかな。
我々は二階の割り当て(写真は翌朝)。
「一畳に二人」だったかな。
夕食はカレー。
お変わりなし。
食堂も就寝スペースにする混雑ぶり。
2
夕食はカレー。
お変わりなし。
食堂も就寝スペースにする混雑ぶり。
朝食は・・・。
これで一泊二食7500円。
北アに比べると割高だったかな?
(注:北アにはもう何年も泊まってないが)
1
朝食は・・・。
これで一泊二食7500円。
北アに比べると割高だったかな?
(注:北アにはもう何年も泊まってないが)
明け方、強い雨が降って、全員ブルーな気持ちになっていたが、急速に明るくなってきた。
小屋前の朝の賑わい。
明け方、強い雨が降って、全員ブルーな気持ちになっていたが、急速に明るくなってきた。
小屋前の朝の賑わい。
甲武信小屋全景。
甲武信小屋全景。
左は破風山へ、真っ直ぐは木賊山へ。
我が隊は一旦甲武信岳(右)に戻る。
左は破風山へ、真っ直ぐは木賊山へ。
我が隊は一旦甲武信岳(右)に戻る。
甲武信岳山頂に。
みんな何も見えねぇなぁ・・・と思っているはず。
甲武信岳山頂に。
みんな何も見えねぇなぁ・・・と思っているはず。
富士山が見える方角かな?
富士山が見える方角かな?
でも、少し晴れてきたか?
でも、少し晴れてきたか?
そして青空背景に。
ヨシヨシ(^^)v
そして青空背景に。
ヨシヨシ(^^)v
では十文字峠(約4時間)方面に出発。
では十文字峠(約4時間)方面に出発。
お〜、いい道だ。
お〜、いい道だ。
少々、残雪も。
苔、苔、苔。
ちょっと主稜線を外れますが、行ってみましょう。
ちょっと主稜線を外れますが、行ってみましょう。
すぐに山宝岩です。
すぐに山宝岩です。
窓、アーチです。
窓、アーチです。
主稜線を歩くハイカーが見える。
主稜線を歩くハイカーが見える。
三宝山2483.3m。
再び苔生した道を行く。
再び苔生した道を行く。
芸術的な根っ子。
芸術的な根っ子。
尻岩だったかな?
お尻のように割れているからか・・・。
でも石の上にも樹木が・・・。
尻岩だったかな?
お尻のように割れているからか・・・。
でも石の上にも樹木が・・・。
急な下りでやや渋滞。
拙者が最後尾にいる。
急な下りでやや渋滞。
拙者が最後尾にいる。
鎖付きの梯子場。
トンちゃん軽やか。
鎖付きの梯子場。
トンちゃん軽やか。
あれに登るんかいな?
1
あれに登るんかいな?
再び尾根道を下る。
再び尾根道を下る。
武信白岩山で岩遊び。
武信白岩山で岩遊び。
希望者はどうぞ、行ってらっしゃい。
希望者はどうぞ、行ってらっしゃい。
意外に岩場が特異なGTYS隊員がへばり付く。
意外に岩場が特異なGTYS隊員がへばり付く。
GTYS隊員、勝利のVサイン。
GTYS隊員、勝利のVサイン。
シャクナゲが現れてきた。
シャクナゲが現れてきた。
色、鮮やか。
濃いのと薄いのと二種類?
1
色、鮮やか。
濃いのと薄いのと二種類?
川上村のビニールハウスかな?
川上村のビニールハウスかな?
見とれていると・・・急な下りが。
見とれていると・・・急な下りが。
道の両側に・・・。
道の両側に・・・。
十文字小屋に到着。
十文字小屋に到着。
小屋前まで昼食時間。
シャクナゲ目当てで十文字峠までのハイカーも多いみたい。
野菜ラーメンを作った。
小屋前まで昼食時間。
シャクナゲ目当てで十文字峠までのハイカーも多いみたい。
野菜ラーメンを作った。
次第に霧が出始めた。
1時間半ほどして下山開始。
次第に霧が出始めた。
1時間半ほどして下山開始。
ヤマツツジ?
鮮やか〜(*^^)v
毛木平駐車場に戻って来ましたが、まだまだ混んでいた。
でも、麓には晴れ間が戻っていた。
毛木平駐車場に戻って来ましたが、まだまだ混んでいた。
でも、麓には晴れ間が戻っていた。
灯明の湯。
入浴中に凄い雨が・・・。
須玉ICに向かう途中でソバを食べて帰りました。
灯明の湯。
入浴中に凄い雨が・・・。
須玉ICに向かう途中でソバを食べて帰りました。

感想

【記載日:2014年3月3日】
甲州・武州・信州の境界に位置する甲武信岳。百名山だが拙者にとっては縁遠く、シャクナゲも楽しめる6月のワンゲル部行事に仕立て上げて、ようやく行くことが出来た。手元記録に拠れば71座目であった。

6月の梅雨時なので、完璧に晴れることを望むのは土台無理なことだが、明け方の屋根を叩きつける強い雨音を耳にした時には暗〜い気持ちになった。が、その後は急速に天候が回復し、歩程中は雨に降られることなく下山出来たのは幸いだった。山行の目的であった千曲川源流確認、シャクナゲ観賞も叶い、なかなかに楽しい山歩きだったなぁ。
 
 以下にワンゲル部山行記録を掲げる。
===========================================
 甲武信岳は、甲州(山梨県)、武州(埼玉県)、信濃(長野県)の県境にある、標高2000メートル超の山である。加えて今回は、初の山小屋での宿泊となるため、まだまだワンゲル初心者の私にとっては、厳しい登山になることを覚悟して臨んだ。

 千曲川などの源流となっているとのことで、水が豊富で、川沿いに歩くことも多かったが、その水の流れの美しさは思わず立ち止まり、見とれてしまうほどであった。
 長い道のりであるため、無理なく約30分ごとに休憩をとりつつ進む。途中、急な登りが続き、苦しいと思ったことは数え切れない。しかしそれでも登り切りたい、登り切らねば、と思わせる不思議な魅力が山にはある。

 午後3時すぎ、ついに頂上に到着。この瞬間のために登っていたのだと、とてもすがすがしい気分であった。しかし一つ残念だったことは、私は車に携帯電話を忘れ、頂上からの絶景を写真におさめることができなかったことである。その分、目に焼き付けたつもりであるが・・・。

 頂上から少し下ると、この日、泊まる山小屋が見えた。山道に少し残っていた雪で、背負ってきた第3のビールを冷やし、乾杯!山の上での第3のビールは、贅沢といっていいと思う。夕食はカレー。あっという間に平らげると、疲れが出たのか、すぐに就寝。事前に「山小屋では1畳に2人で寝る」と聞いていたが、本当にそうだったことに驚いた。
明け方、強い雨の音で起こされ、私はまどろみながらも「ああ、今日は大変だろうな」と不安な気持ちでいた。しかし山小屋宿泊者全員の願いが届いたのか、出発する頃になると雨は止んでいた。

 2日目、十文字峠を通っての下山。雨上がりの早朝の空気はとても気持ちいい。途中で再び雨が降り出さないよう祈りながら歩く。下りと言っても、途中、登らねばならないところもあったので、私は山小屋でしのぶ隊員にいただいたアドバイス通り、自分のペースで歩いた。すると初日ほど登りで息が切れず、楽についていくことができたのである。途中、石楠花を愛でたり、野菜たっぷりラーメンを作って食べたり、初日の疲れを忘れるような楽しい山下りとなった。

 最後はやはり温泉。雷を伴うにわか雨が降り出す直前に到着した。雨の中の露天風呂も悪くないと思えたのはやはり、無事下山できた安堵からだろうか?

 今回の甲武信岳登山は、私にとって今まで経験したことのない本格的な登山であり、それを無事終えることが出来て、これからたくさんの山に挑戦する自信に繋がったと思う。しかしそれは、半袖隊長をはじめとするワンゲル部ベテランの方々のおかげだと思っています。本当にありがとうございました。
(SZYS隊員記)
============================================
 甲武信登山は07年6月に計画したものの雷雨のため中止とした経緯があり、今年はそのリベンジにと4月早々には甲武信小屋を予約し再企画した。偶々、参加人数が5人のため、しのぶ隊員マイカー利用としたため足回りもよく、予定通りの登山&温泉を「山でも道路でも無事故無違反」で終えることが出来たが、帰りの中央道の混雑のため解散時刻がかなり遅くなってしまったことは、今後の山行計画を練る際の反省材料となった。

 とは言え、岩峰てっぺん派・GTYS隊員は雨男疑惑を払拭し、SZYS芹澤隊員には健脚の素地ありと確認されるなど、若手隊員の台頭は真に心強く喜ばしい限りであり、次回7月の巻機山登山計画も益々楽しみとなった。
(半袖隊長記)

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:695人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥秩父 [日帰り]
毛木平から甲武信ヶ岳、十文字峠周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら