名山 早池峰山

2020年10月24日(土) [日帰り]

• GPS: 04:53
• 距離: 9.3km
• 登り: 876m
• 下り: 871m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:25
• 休憩: 0:21
• 合計: 4:46

4:44 河原坊
5:13 5:17 小田越
5:40 5:40 御門口
6:23 6:23 御金蔵
6:44 6:52 天狗の滑り岩
6:58 6:58 剣ヶ峰分岐
7:02 7:02 門馬コース分岐
7:14 7:14 早池峰山頂避難小屋
7:21 7:22 門馬コース分岐
7:26 7:27 剣ヶ峰分岐
7:41 7:47 天狗の滑り岩
7:59 7:59 御金蔵
8:42 8:42 御門口
9:03 9:07 小田越
9:33 9:34 河原坊
9:35 ゴール地点

天候

河原坊〜1合目 晴れ 微風
1合目〜8合目 くもり 風速20m/sの暴風
ザック含め90kg近い成人男性が浮く
姿勢を低くしふんばりながらなんとか移動する
8合目〜山頂 くもり 風速10m まっすぐ歩ける
山頂〜5合目 暴風雪 雨粒が凍って散弾のように風速30m(体感)で全身に真横から打ち付けられ痛い
身体中に氷柱ができた 命の危険を感じるレベル
5合目〜1合目 気温上昇で雨になる 風も弱くなる
1合目〜河原坊 雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

河原坊駐車場へ駐車し舗装道を登山口まで歩く 以前は薬師岳登山口に駐車スペースがあったみたいだが 現在はロープが張られ駐車出来なくなっている

コース状況／危険箇所等

登山口〜1合目御門口 樹林帯 木道が滑りやすい
3合目〜鉄梯子 ほとんど岩場 遮るものがなく風が強い日は大変
8合目〜山頂 岩場と平坦路の木道が半々 気温が一気に下がる 岩場も凍っているのでチェーンスパイクを用意しておいたほうがいい

その他周辺情報

早池峰神社 主祭神は瀬織津姫命 厄災除け 金運UP
座敷童子がいるとかいないとか

写真

10/24 4:43

河原坊駐車場からスタート

10/24 5:13

路駐禁止の看板が至るところに

10/24 5:16

30分舗装道を歩いて小田越登山口に着いた さ さ 寒い

10/24 5:41

樹林帯を抜けると強風が吹き荒れている ただ まだこの辺りは序の口だった

10/24 5:48

季節外れの花 チドリの仲間？

10/24 5:58

耐風姿勢で耐えている間 下の方を新幹線並みのスピードで勢いよく雲が流れ去ってゆく

10/24 6:12

霧氷や樹氷は見た事あるけど 岩氷 初めて見た 下山時はこれのせいで まぁ滑る 危険！

10/24 6:19

岩陰で風を凌いでる時に 一瞬だけ太陽が顔を覗かせた あったかい〜

10/24 6:21

雲が晴れた 山頂 見えた すぐに見えなくなったけれど この直後から台風並みの暴風に襲われる ここから8合目までは風を遮るものがほとんどない

10/24 6:48

あの有名なハシゴも着氷してるけど しっかりしてるので安心感はある

10/24 6:58

登る前は 剣ヶ峰も行ってみようかな〜 なんて考えてたが 今日のコンディションでは遭難する未来しか見えん やめておこう

10/24 7:05

山頂大地は凍ってる

10/24 7:08

やっとのことで避難小屋に着いた

10/24 7:09

テムレスの手袋(防御力 1 : 耐性 風 冷)
これが無ければ低体温症になってた
メガネも凍ってるし

10/24 7:12

早池峰山 山頂 1917m なんとか無事に山頂に立てた

10/24 7:12

十合目

10/24 7:12

早池峰神社奥宮 修験の山らしく 沢山の剣が奉納されている

10/24 7:12

こちらは 社殿？
ご挨拶して 早々に下山することにする

10/24 7:26

下山し出すと同時に 風に氷粒が混じってきた 真横から凄い勢いで氷の散弾中を打ち付けられてる感じ

10/24 8:05

大岩やハイマツの陰など たまにある休憩ポイントで顔に張り付いた氷を溶かす

10/24 8:19

季節外れの花 2輪目 この石の下に伏流水が出てたので ここだけ温度が高いのかも

10/24 8:43

1合目まで降りてきたらもう あとはウイニングラン

10/24 9:35

河原坊まで帰ってきた 出発時には見えなかった休憩所

10/24 10:20

早池峰神社 ずっと訪れたかった神社 銭洗いし 金運アップのお願いをした 遠征費を捻出するのも大変なんです

10/24 18:12

早池峰神社 御朱印

撮影機器：

iPhone XR 64GB SIMフリー Apple

感想

koxjin

【北東北遠征 4/6山目】
今日は早朝 早池峰山登山し 下山後 三県境の四角岳へ 1日2山を予定していたので明るくなる前からスタートしたのだけど やっつけ登山の私に山の神様はご機嫌を損ねたのか これまでに経験した事のない厳しいコンディションを用意してくれました。油断すると体ごと浮き上がる強風 強風に乗ってスリップダメージを与えてくる氷の粒 凍って摩擦力の半減した足元 あまりにも厳しくて逆に楽しくなってしまった。風に背を向けて体重を預けると体が持ち上げられるので 風を背もたれにして休んだりした こんな経験滅多に出来ないだろう。極悪コンディションにもかかわらず 一度も転倒せずに登山を終えられた自分を褒めてあげたい。予定より時間がかかってしまったので四角岳は後日に登ることにしよう。下山時に20人くらいとすれ違ったが 皆さん登頂できたのだろうか。