鹿嵐山 《九州百名山》



- GPS
- 03:12
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 689m
- 下り
- 673m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は整備されている。雄岳北西斜面は急登で長いロープが連続する 万里の長城は痩せ尾根 |
写真
感想
鹿嵐山の登山道は3本あり、雌岳に至る第1登山口、雄岳と雌岳の中間の鞍部に乗り上がる中央登山口、地蔵峠に至る第2登山口がある。高並川の畔に設えられた登山者用駐車場に車を置き一旦車道に上がると直ぐに登山口があった。ノートに記帳して橋を渡るところに小僧さんの石像があり、手を合わせて登山道に入った。いきなり急登で一貫して登り1時間足らずで稜線に達した。暫く進むと雌岳(730m)山頂で薄れた山頂標識があるだけで展望もなく先へと進んだ。雄岳との鞍部に下ると中央登山口からの道が合流した。
雄岳への登り返しとなり大した問題もなく鹿嵐山雄岳(758m)山頂に到着した。北方向にだけ展望があるが低い雲が掛かり、今一遠望が利かない。付近には岩の屹立した厳し山容の山々が望めた。1等三角点「鹿嵐山」にタッチすると早くも今日の予定の山は全て登り終えてしまい物足りなさを感じた。今日の天気は午後から晴れで雲は取れたり掛かったりしている。雲がすっきりするのを暫く待っていたが2〜3時間は掛かりそうで先に進んだ。
西への稜線に踏み出すと、長いロープの連続する急斜面で昨夜少し降ったようで足を滑らさないように慎重に下った。傾斜が落ち着くと鹿嵐山の本領発揮で、“万里の長城”と呼ばれる険しい岩稜帯となり蟻の戸渡りのようなスリルを味わえた。展望も素晴らしく林立する大岩が針のようにそそけ立っていた。
地蔵峠と第2登山口への分岐点に達すると「地蔵峠→ 足を運ばせたもれ」との標識があり3〜4分とあるので峠まで下ってみた。等身大のお地蔵さんが立っておられ傍らには「峠地蔵三昧堂」と書かれた小屋があった。ここ迄来ると序でなので、この先直ぐの処にある4等三角点「鹿嵐」(522m)迄足を伸ばした。ピークは鎖で登る岩山で三角点は下の地面に設置されていた。ピークに這い上がると南側の岩稜が望め危なっかしく岩の上に載った大岩が今にも落ちそうで面白い。
地蔵峠分岐に戻り、第2登山口への下山路を下ると谷筋に入り暫く下る堰堤が現れ林道となった。5分程進むと県道664号線となり第2登山口に達した。県車道歩きで鹿嵐山を望みながら進むと雄岳雌岳の鞍部で分岐した中央登山道の登山口があり、駐車場に戻ると来たときと同様車は1台だけだった。
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