雲取山
- GPS
- 09:01
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 1,611m
- 下り
- 1,614m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
メジャーなコースなので、登山道自体は危険箇所はありません。 ただ、よく歩かれているがために、踏み固められた雪で滑りやすくなっている箇所が散見されます。そのような箇所と雪が全くないところとが交互に現れますが、アイゼン/軽アイゼンを早めに着けるべきかと思います。 |
写真
感想
1 はじめに
12月に膝を怪我したあと最初の山行でした。今シーズンから雪山デビューしたDさんに雪山になれてもらうべく、お手軽な雲取山に行ってきました。
実際にはあまりお手軽という感じではなかったのですが。
2 行動
(1)アプローチ
奥多摩8時35分の鴨沢西行きバスで鴨沢まで。
奥多摩7時46分着の電車にはあまり人がいなかったため、今日は少ないかと思いきや、8時28分着の電車から人が出るわ出るわ。バス2台が超満員でした。さすがは雲取山です。
(2)小袖乗越まで
鴨沢で装備をチェック。
Dさんがスパッツの左右を付け間違えていたのをめざとく注意。
すぐに気がついたのは少しは成長したためか、と思い込むことに。
想像以上に気温が高かったため、途中で服を脱ぐ等しつつゆっくり進行。
(3)堂所まで
Dさんは激務のため睡眠時間がごくわずか。体調悪そう。
namemaniaも膝が気になったり、今シーズン初だったりで足が遅々として進まず。
これではブナ坂までいけるかどうかと思い始めたころ、行く手に滑りそうな坂が見えてきたのでアイゼンを装着。
ここでDさんに顕著な変化が。
それまで死にそうに歩いていたのに、アイゼンを履いたとたんそれまでの倍くらいのスピードで飛ばし始めました。
アイゼンにはこういう効果もあるんですね(違)
前半の不調故に小袖乗越から堂所まで1時間50分ほどかかりました。
(4)山頂まで
スピードアップしたままブナ坂をすぎて石尾根へ。
多少きつい上り坂はありますが、石尾根は相変わらず気持ちのよいルートです。
気持ちよく歩けるのはいいのですが、問題は時間。
namemania的には暗くなる前におりたかったのですが、Dさんは是非とも山頂に立ちたい様子だったので、山頂へ向かうことに。
ヒーコラヒーコラいいながら14時50分ころ山頂着。
気温は-3℃でほぼ無風。天気がいいため眺めもよかったです。
namemaniaの行いの悪さを相殺してなおこの好天に恵まれたことからすると、Dさんの行いはとても良いようです。
(5)鴨沢バス停まで
登頂の余韻にひたるDさんの脇で時間が気になるnamemania。
20分ほどで山頂をあとにして下山を開始しました。
ブナ坂を16時ころ、堂所を17時ころ通過し、18時ころ小袖乗越まで。
Dさんは休憩のたびに座り込む状態でしたが、よく歩いてくれました。
なお、滑落防止のため、アイゼンは小袖乗越まで付けて歩きました。
駐車場まで普通に車が上がってきているので、車道は普通に歩けるであろうと浅はかにも考えて、また、暗いなか山道を歩くことにはリスクがあると判断したことから、小袖乗越からは車道を通りました。
が、結構圧雪されて滑るところが。
幸い未遂に終わりましたが、何度か転びそうになりました。
ここが一番の核心部だったような気が。
小袖乗越を出たのが18時10分で、終バスまで30分弱(鴨沢18時38分)。
車道を通るから余裕と思いきや、上記のとおり核心部が控えていたことで、小袖川バス停(鴨沢の一つ奥多摩寄り)バス停に着いたときは18時40分… orz
鴨沢のバス停でトイレ休憩してタクシーを呼ぼうかと思って鴨沢バス停に向かい始めたころ、カーブの向こうからバスが。ギリギリで乗れました。
天候に鑑みてDさんの行いは非常に良いようですが、これで使い果たしてしまったかもしれません。
ぜひ今日から善行に励んでください。
3 全体の感想
いろいろと想定が甘かったです。残雪期の話ですが、登り3時間下り2時間20分で歩いたことがあったので、もうちょっと何とかなるかと思っていました。
まがりなりにも何とかなったのは、Dさんが頑張ってくれたおかげです。
が、そういう天恵に頼ってはいけませんね。
雲取山だからと舐めずに、皆さんしっかりと計画を立てて楽しく歩きましょう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する