記録ID: 267998
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
丹沢
丹沢雪山縦走ハイク(一日目:ヤビツ峠〜塔ノ岳)
2013年02月09日(土) 〜
2013年02月10日(日)


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:22
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 1,015m
- 下り
- 287m
コースタイム
2月9日 9:25ヤビツ峠-10:08表尾根登山口-11:20二ノ塔-12:00-13:00三ノ塔(昼ごはん)-13:30鳥尾山-14:00行者ヶ岳-15:05新大日-16:05塔ノ岳(尊仏山荘)
天候 | 晴れ〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
さあ、いよいよ我が低トレ部の冬のメーンイベント、「丹沢雪山縦走ハイク」の日がやってきました。昨年から恒例となっている冬の丹沢ハイクですが、何といっても大好きな富士山の美しい姿が忘れられません。 初日の今日は、ヤビツ峠から二ノ塔〜三ノ塔〜鳥尾山〜行者ヶ岳〜新大日を越えて塔ノ岳山頂を目指します。今回の参加者は6名です。久しぶりにT副部長が戻ってきました。やはり副部長がいると安心感がありますね。 小田急小田原線・秦野駅に9時前には皆参集したものの、乗車するはずのヤビツ峠行きのバスが「本日路面凍結のため」ということで蓑毛止まりの運行となってしまいました。やむを得ずタクシー2台に分乗してヤビツ峠へ向かいます。 峠に着くと、ここから出発する人の多くが大山方面へ登っていきます。我々はゲイターを装着して準備を整え、表尾根登山口方面へ歩き始めました。辺りは所々残雪が見られますが思った程ではないようです。 登山口からアイゼン無しで登り進み、二ノ塔でようやくアイゼンを履きます。そして三ノ塔でお昼の山ごはんをすることになりました。三ノ塔からの眺望は良く、ここから大山がよく見えます。 さて本日の山ごはんは・・・。 低トレ部の大定番・シャウエッセン、おでん、燻製ベーコン、ミニカップ麺・・・。 乾杯の缶ビールが美味い!! 皆各自でおにぎりを持参したので、オカズだけの簡単山ごはんとなりました。〆には温かい汁物・ミニカップ麺を平らげて、しっかりとエネルギーを摂取しました。 約1時間の山ごはんを終えて、表尾根を歩いて鳥尾山に出ます。ここからはいよいよ鎖場が楽しい?岩峰の行者ヶ岳へ。左右の眺めは抜群ですが、アップダウンが何度も続く尾根道が試練です。何といっても尾根伝いでコースのターニングポイントとなっている次の山頂(峠)の山小屋が、前方頭上に小さく霞んで佇む姿を仰ぎ見ると、まだ遥か遠くの存在にしか見えず、ついネガティブになって足取りが重たくなってしまいます。木の又小屋から塔ノ岳への最後の踏ん張りどころの急坂がこたえました。 予定より30分以上遅れたものの、初日ゴールの塔ノ岳山頂に着いた達成感は日常生活ではなかなか味わえない感覚です。残念ながら山頂からの景観は、厚い雲海に覆われて富士山はおろか秦野市街の様子も窺えませんでした・・・。 今日の宿泊先である尊仏山荘へチェックイン。フロントの談話コーナーは既に隙間の無い程の先客でごった返していました。我ら6人の寝る場所は、大部屋の梯子伝いの2階となりました。夕食までに我々も一杯やりたいところですが、山荘唯一の飲み場である談話コーナーから宴会で盛り上がっている先客たちが一向に席を立つ気配はありません。そうこうしているうちに3班交代制の夕食タイムとなりましたが、幸い先客が食堂への移動で席を立ったためやっと席を確保でき、ささやかな山行の反省会ができました。 郡山の師匠・さわやか農園オーナーNさんが、今日の我々のために福島県二本松市の地酒・大七皆伝の純米吟醸酒を差し入れてくださったので、早速皆で乾杯します。他の日本酒と飲み比べしてみましたが、とびきりの美酒です。同じ福島いわきの銘菓「じゃんがら」やメヒカリの焼きかまぼこを肴にいただきました。「がんばろう福島・がんばろう東北・がんばろう日本!」p(^ ^)q 尊仏山荘の夕食はお決まりのカレーライス。家庭的な懐かしい味です。 夕食後にしばらくしてまた談話コーナーの一角が確保できたので、二次会をやりました。18時半過ぎから始めましたが、山荘は20時で消灯となります。19時半頃にはそれぞれの布団位置に戻って寝る準備をしました。 「バチッ」と20時に部屋灯が消えて真っ暗になりました。 おやすみなさい・・・ZZZZZZ |
写真
行者ヶ岳山頂に設置されている石碑。
「丹沢山尊佛別当東光院」と刻まれている。あまりはっきり見なかったが、左側は不動明王?のようで、右側は行者ヶ岳の名の由来ともいわれる「役小角(えんのおづぬ)」のように見えました
「丹沢山尊佛別当東光院」と刻まれている。あまりはっきり見なかったが、左側は不動明王?のようで、右側は行者ヶ岳の名の由来ともいわれる「役小角(えんのおづぬ)」のように見えました
感想
人気の山・丹沢はハイカーでいっぱい!というイメージですが、今回のヤビツ峠から塔ノ岳までは比較的ハイカーは少なく、のんびりと山行を楽しむことができました。(でも尊仏山荘はほぼ満員!昨年と比べてもかなり混んでいました)
やはり冬の丹沢はサイコー!!! 爽快!!!
塔ノ岳山頂がガスっていたので、昨年堪能できたサンセット富士山の景観を楽しむことはできませんでしたが、鹿の家族にも遭遇できたし大満足でした・・・。
明日はエレガントな富士山が見れますように・・・と祈りつつ、眠りにつきました。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1307人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する