望岳台〜十勝岳〜上ホロカメットク山〜十勝岳温泉

2012年08月18日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.1km
• 登り: 1,294m
• 下り: 925m

コースタイム

望岳台9:50発⇒十勝岳避難小屋10:40〜45⇒昭和火口11:40〜45⇒十勝岳12:32〜50⇒
大砲岩13:20⇒上ホロ避難小屋13:35⇒上ホロカメットク山13:50⇒かみふらの岳14:00〜10⇒上ホロ分岐14:45⇒安政火口15:00⇒三段山分岐15:15⇒十勝岳温泉15:25着

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

（入山）美瑛駅よりタクシー
（下山）十勝岳温泉から上富良野駅へバス

コース状況／危険箇所等

三段山の十勝岳温泉側の斜面で昨年11月崩落があり、通行禁止になっていました。

写真

10年前の10月に来た場所にまた来る事が出来ました。入山カードに記入します。

今日はどんよりした天気です。雨は大丈夫という風に読みました。

迫力ある山肌が飛び込んできました。こんなのを見るとアウトドアの血が騒ぎます。

火山特有の荒々しい風景です。

草木ひとつない砂漠地帯です。火山とはこういう場所なんですね。

オプタテシケ方面から続いている稜線が見えてます。

ここは昭和火口のへりの辺りです。左側がお鉢状に切れ落ちています。

そしてここの右側が昭和62年の噴火口で、火山性ガスが出ています。見えているピークは鋸岳だと思います。

昭和噴火口を廻り込むと十勝岳の本峰への登りです。ここは風の強い場所なので注意が必要です。

せっせと登り、頂上の肩に出ました。本当に草木もない別世界です。あとひと登りです。

10年ぶりの十勝岳頂上です。

今登って来たコースを振り返ります。

三段山のピークでしょうか。この山で去年11月に崩落がありました。

富良野岳方面のルートへ入ります。

噴火口とは尾根ひとつ隔てるため、少しづつ緑が出て来ますが、まだ荒涼としています。

十勝岳のピークを振り返ります。噴火口とは反対側の斜面なので山肌の印象が違います。

こちらの斜面は緑豊かです。

安政火口という古い噴火口があって今だに荒涼とた山肌がむき出しです。
10年前は大砲岩付近よりこの谷を強引に下りました。思い出しますね。谷を降り切った先が十勝岳温泉です。

火山地帯でこういううのを見れるとホッとします。

それにしても三段山の荒々しい山肌は凄いです。左はじに安政火口があります。火山活動の激しさや、大自然の力強さははかり知れません。とにかく圧倒されます。

稜線をしばらく進むと上ホロの小屋です。
ピーク手前のコルになります。

ここからピークに向かって一気に登ります。ちょっとキツイ登りですが長くはありません。

グングン登ります。安政火口の谷がすごいなあ。

上ホロカメットク山の頂上です。いかにも北海道らしい名前です。

その先にとって付けた様な名前の山がありました。上ホロの先の小ピークです。道標新しいです。10年前の際はこの名前のピークは地図に出ていなかったと思います。

頂上のハイマツの茂みにかわいいリスがいました。

静かに近づいてアップで撮ってみました。逃げません。

ここから稜線を離れ、右側の谷へ一気に下ります。10年前に強引に下った谷も見えてます。

安政火口下の合流点に来ました。天気も晴れてきた様子です。

三段山を経て、頂上稜線状の大砲岩に出るルートの取付点です。昨年11月に崩落があって通行禁止です。草ボウボウです。

十勝岳温泉に着き、バス停近くから今下りてきた場所を見上げるとこんな感じです。

一軒宿の「凌雲閣」で入浴・休憩し、夕方のバスで上富良野駅に出ます。変化のある山を存分に楽しめました。

撮影機器：

T007 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ

感想

MSASAKI

5月に続いての北海道旅行。今回は登山の身支度をしてきました。2002年10月に続き10年ぶりの十勝岳登山となりました。