硫黄岳(赤岳鉱泉テント泊)



- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,310m
- 下り
- 1,313m
コースタイム
八ヶ岳山荘0945…1040赤岳山荘1105…1210堰提広場1225…1333赤岳鉱泉
【2日目】
赤岳鉱泉0703…0850赤岩の頭…0913硫黄岳0920…1031赤岳鉱泉(テント撤収&ランチ)
赤岳鉱泉1145…1230堰提広場…1315赤岳山荘1330…1410八ヶ岳山荘
天候 | 2日間とも晴れ。 ただし、2日目の登頂のタイミングでは雲に巻かれてしまいました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
赤岳山荘の駐車場は1日1000円ですが、ただし林道を行くには4WD車・チェーンタイヤが条件だそうです。 帰り道で、1台乗用車がスタックしていて、通りすがりの登山者が一生懸命押していました。 たくさんの車が同じ場所でスタックしてきたようで、車道の雪がかなり深く掘られ、一度ハマると抜け出すのが大変そうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【八ヶ岳山荘〜赤岳山荘】 危険箇所はありませんが、林道は凍結箇所があり滑るので要注意です。 (アイゼンをつけて歩いている方もいました。その方が安心かも) ショートカットのトレースもあるのですが、急斜面だったりヤブが邪魔したり、凍ったり逆に溶けてドロドロだったり…結局林道を歩いた方が早い気がします。 【赤岳山荘〜堰提広場】 危険箇所はありません。 赤岳山荘のプチアイスキャンディー前にトイレがあって、50円で使えます。 個室の窓からクライマーさんと目が合いそうです(笑)。 ちなみに、山バッジが欲しい方はこちらでご購入を。赤岳鉱泉ではバッジは販売していないそうです。 【堰提広場〜赤岳鉱泉】 危険箇所はありません。 トレースもしっかりしているし、小屋の方が立ててくれたと思われる簡易的な標識も出ていました。 【赤岳鉱泉〜硫黄岳】 他の方もレビューで書かれていますが、赤岩の頭付近は過去に雪崩が起きた場所です。 現在も雪庇が成長してこちら側へ張り出していました。 我々が使ったトレースは樹林帯から稜線に向かって直登していて、雪庇下を左に向かってトラバースしたのち、「峰の松目」を差す道標の下から上がって稜線に出ました。 その後、稜線上を硫黄岳山頂へ向かって歩く途中に「赤岩の頭」の道標に出会います。 もう一つ、樹林帯をそのままトラバースするトレースもありました。多分その先で赤岩の頭へ向かって稜線へ上がり、雪庇を乗り越えるかたちで稜線へ出るものと思われます。 この日は雪が締まっていたので、どちらから行ってもそんなに問題なさそうでした。 |
写真
感想
去年一緒に天狗岳へ行ったYマンと、今年はテントを背負って硫黄岳へ行ってきました。
とにかく荷物が重くて辛かったです…。
あと、林道歩きが長くてつまらないのが切なかったです。
硫黄岳という山自体は、あまり「登った」って感じのする山ではなくて残念でした。
(実際の山頂は爆裂火口付近にあって進入できず手前の広い場所が山頂っていう事になっているので、
頂に立った気分がちょっと薄い。)
雪と岩の混じった道をアイゼンで歩くのも初めてでちょっとドキドキでしたが、
思ったより歩きにくくなくてそんなに怖く無かったです。
赤岩の頭から山頂に向かう時にはちょうど追い風だったのですが、
とにかくお尻が冷たい!
お尻が凍傷になるなんて聞いたことありませんがちょっと心配になりました。
これがホントの「凍結(ケツ)」、なんちゃって♪(寒)。
…………。
さて、寒いと言えば、この日の夜、小屋前の温度計はマイナス17度だったようです。
(深夜12時半、トイレに出かけたYマンの目撃情報による)
テント内は一番低い時でマイナス14度でした。
私の寝袋はモンベルの3番を2枚重ね(化繊とダウン)。さらに今回初導入のシュラフカバー。
フリースとダウンを重ね着した上にアウタージャケットも羽織り、プラティパスで作った湯たんぽも使用。
足元はホッカイロを貼ってテントシューズを履き対応しました。
時々うっすら寒さを感じましたが、眠れないほどではないです。
自分としては、結構「枕」がキモだなーと思いました。
なんせ防寒着全部使ってるので、枕に出来るものが着替えぐらいしかないのです。
仕方ないから着替えと行動食を一まとめにして枕にしましたが、これがまた収まりが悪い。
さらに、寝袋のドローコード閉めまくって保温してるので、寝てる途中で「直したいな」と思っても、
手を出して枕を直すのもまた一苦労なのです。
面倒くさがって放置してたら、朝起きたら首がすっかり凝っていました。
ここは次回、反省点だなと思います。
ちなみに、地面からの冷えがつらいなーと思って寝ていたら、
朝マットを片付ける段階になって、エアマットのフタが開いていた事に気付きました(苦笑)。
そりゃー寒いよな…。
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