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Yamareco

記録ID: 2683560
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

中央分水嶺・茶臼山〜大棚入山1日目

2020年10月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
11:52
距離
12.3km
登り
1,558m
下り
298m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:36
休憩
2:16
合計
11:52
4:52
265
スタート地点
9:17
9:38
31
10:09
10:24
12
11:46
12:03
34
12:37
13:37
21
13:58
14:03
18
14:21
14:34
130
16:44
ゴール地点
04:51 スタート(0.00km) 04:51 - その他(7.53km) 09:18 - その他(8.20km) 10:10 - その他(9.94km) 12:54 - その他(10.75km) 14:19 - その他(11.19km) 16:13 - ゴール(11.27km) 16:44
天候 薄曇り
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
2泊3日の山行ですが、GPS機器の関連で、一日分ずつに分かれてUPされています。

近くの中央分水嶺を歩いていますが、
逃げ道の無いシンドい部分、茶臼山〜大棚入山を、
気合入れて、やっと実現しました。

私は足が遅いので、健脚の方には特に、
コースタイムなどは全く参考にならないと思います。
何しろ知人には、これを一日で済ませてしまう方も居られるくらいですから。

それよりむしろ、
【劣等生のアイツでも、気合入れたらこの難関をクリア出来た】
という点に注目してください。
『興味は有って行きたいんだが、自信が無くて迷っている』
・・・そういう方達の参考になれば幸いです。



●小黒川から駒ヶ岳への道は良く整備された一般登山道ですが、
 分岐し茶臼山までは、枝の張出など整備未熟なバリエーションルート。
 そしてそれ以外は藪山です。
 所々に踏み跡は有りますが、整備されてませんし、道標の類も皆無です。

●奈良井川林道からの登山道は一般登山道ですが、
 旧来のルートから変更になった様ですね。
 旧来ルートは、大看板の場所から入ったのですが、
 序盤の整備を放棄し、
 上に伸びた林道が交差する地点から、登山道中盤に乗る形となっていました。
 なので、旧来ルートの序盤部分は、少し荒れたままになっています。

●小黒川登山道は、全く良く整備された登山道です。

●小黒川登山道七合目からすぐ上に、茶臼山方面分岐の看板が有ります。
 そこからの道は、少し整備未熟なバリエーションルートです。
 良く踏まれていて迷う事はありませんが、
 道幅も狭く、手入れされていない枝の張出なども少し煩わしい。
 行者岩を越え、茶臼山までは、兎にも角にも登山道です。

●茶臼山以降は、逃げ道の無い藪山となりますので、
 一通りの覚悟はしておいてください。
 茶臼山三角点から暫くは、砂礫や低いハイマツの、何てことない尾根ですが、
 すぐに激しいハイマツ帯となります。
 背が高いハイマツなので、普通に歩けません。
 尾根筋の突破はかなり困難です。
 私の場合は分水嶺踏破が目的なので出来るだけ尾根筋を行きましたが、
 少し山腹を巻いて進むのが一般的な様です。

●本ログ(1/3)の最終地点周辺で、傾斜や藪密度は一旦落ち着きます。
 私の場合此処で時間切れ。 ツェルト泊と致しました。
 そこから下方にも、尾根筋には暫くは、泊に適した場所が有りません。
 非常時には、とにかく山腹巻き道へ逃げる事だと思います。 
奈良井川林道の、登山口大看板。
旧来の登山道取付きはこの看板の左からだったが、
登山道下段の整備を放棄し、
現在の登山道は、中段で、伸びた林道から合流する様だ。
私は旧来の登山道取付口で入山。
2020年10月25日 07:18撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 7:18
奈良井川林道の、登山口大看板。
旧来の登山道取付きはこの看板の左からだったが、
登山道下段の整備を放棄し、
現在の登山道は、中段で、伸びた林道から合流する様だ。
私は旧来の登山道取付口で入山。
登山道下段、旧来の廃道部分。

中段で林道と合流。
そこから、整備された登山道へ。
下山者が廃道となった下段への侵入を避ける為に、
トラロープが張られていた。
2020年10月25日 08:37撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 8:37
登山道下段、旧来の廃道部分。

中段で林道と合流。
そこから、整備された登山道へ。
下山者が廃道となった下段への侵入を避ける為に、
トラロープが張られていた。
小黒川登山道と合流。
良く整備された登山道。
2020年10月25日 09:18撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 9:18
小黒川登山道と合流。
良く整備された登山道。
大樽の避難小屋。
2020年10月25日 10:10撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 10:10
大樽の避難小屋。
西駒山荘が見える。
2020年10月25日 12:16撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 12:16
西駒山荘が見える。
茶臼山への分岐。
ここから、張出枝が煩わしい細入となる。
2020年10月25日 13:25撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 13:25
茶臼山への分岐。
ここから、張出枝が煩わしい細入となる。
行者岩。
2020年10月25日 14:00撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 14:00
行者岩。
茶臼山頂。
2020年10月25日 14:26撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 14:26
茶臼山頂。
茶臼山頂から、
2020年10月25日 14:28撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 14:28
茶臼山頂から、
激しいハイマツ尾根へ。
2020年10月25日 15:09撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 15:09
激しいハイマツ尾根へ。
撮影機器:

感想

付近の中央分水嶺踏破。
中でもこの、茶臼山〜大棚入山が難関でした。
なにしろ、行程が長い上に、適当なエスケープルートが無い。
一気に踏破するしかない。

茶臼山からは猛烈なハイマツ帯が続き、かなりハードでした。
【分水嶺・可能な限り尾根筋】という事に拘らなければ、
ある程度山腹を巻いて、トレースが有るようです。

藪山なので虫を避ける為この季節を選んだのですが、
大棚入方面だと丁度良い季節でしたが、
茶臼山周辺は既に初冬の様相。
茶臼山〜大棚入山を狙うなら、ベストは10月上旬〜中旬かも。

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